森博嗣のレビュー一覧
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ヴァーチャル国家・センタメリカが独立した。南米の国や北米の一部も加え一国とする構想で、リアル世界とは全く別の新国家になるという。リアルにおける格差の解消を期待し、移住希望者が殺到。国家間の勢力図も大きく塗り替えられることが予想された。
そんなニュースが報じられるなか、リアル世界で肉体が行方不明になりヴァーチャルから戻れない女性が、グアトに捜索を依頼する。
「KODANSHA」内容紹介より
急激にAIが浸透してきた昨今に読むと、すごくリアルに感じる.
何が良くて何がダメなのか、どこからが人間でどこからがヴァーチャルなのか、いろんなものの境界が最近どんどん曖昧になっている. -
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Gシリーズだときがつかずに、なんと10作目から手に取ってしまいました・・・。しかもほかのシリーズを読んでいたので内容が繋がってしまって中盤まで気が付かずものすごく楽しめてしまいました。とりあえず後期3部作の始まりと書いてあったので次にいってみよつうかと笑
今まで読んだ作品のなかでもトップクラスでNETの凄さを感じられました。極めれば何でも凄いけれどエンジニアか及ぼせる範囲の広さに自分のちっぽけさを感じました。
ちょっと人間味が薄い島田文子がとても魅力的。人間臭さを排してあれだけの魅力を醸せる文章力と文章全体の無機質感の融合が他では感じられない不思議な心地よさの魅力。 -
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私の身体の奥底に眠る、私を創る本質とは
シリーズものの二作目を最初に読んで、その後に五作目を読むというあまりない読書体験(なかなか順番通りに予約した本が届かず、、)ではあるが、読み進めた時のワクワク感、ラストになるにつれて止まらない指、読み終わった後の満足感どれも素晴らしいものがあった。
今回の事件は「密室殺人」。その「密室」も、関係者たちの「証言」も、事件が起こる「動機」にも全てのものが「WHO INSIDE」、つまり「中」では、「心中」では、「その人の視点」ではといった様々な観点に結びつき構成力が凄まじい作品であったと思う。言葉一つ一つの言い回しや、夢のような情景、託されている共有して -
Posted by ブクログ
人が生まれることも死ぬことも、現代社会では負担として認識されるけれど、どちらもいつか無くなるのなら、今のうちに苦しんでおくべきものなのかもしれない、なんて考えるのは当事者じゃ無いからかなあ、なんて。
私は悲観的なので最悪の事態に自分が放り込まれたらどうしよう、と具体的な不安がない時ほど考えてしまう。
助けてほしいと思う。だから追い込まれている人を今助けるべきなんじゃないか、なんて思う。
誰かが言っていた、副作用の問題が解決されていないワクチンを子供に打っていると。
ワクチンの打ちすぎで子孫繁栄しなくなる世界でもあり得る気がする。
引越しのごたごたで何気に待ち時間が多く、本ばかり読んでいる。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ今回の読書体験は、マジックをタネや仕掛けが気になりつつもエンターテイメントとして楽しむ自分にとっては非常に楽しいひとときでした。
結末を知ると、大切なことは誰がやったのかという犯人探しではないような気がします。なぜやったのかと言う動機も、人が理解をしたいがために知りたくなるものだと言うような事が書かれていますが、まさにその通り。
マジックのトリック自体は非常にシンプルだし、ストーリー展開も非常に面白い。
でも最後まで読んでしまうと、結末を知りたかったような知らなくても良かったような、そんな気持ちになりました。勿論、知らないままだったらモヤモヤしただろうが、知らないほうがいい事、知らなくてもいい -
Posted by ブクログ
ものすごく久しぶりに読み返しました。
十代の頃はわからなかったけれど、オバチャンになってから読むと萌絵ってかわいいなあと感じました。癖のあるところがまた魅力的な良いキャラクターです。
犀川先生も不器用で可愛らしいところがありますね。
トリックをほとんど忘れていたので楽しく読めました。館モノとしてもトリックがとてもよく出来ていると思います。
もちろん小説としても面白いのですが、大胆な仕掛けにもわくわくします。
作者の森博嗣先生が建築を学んでいる人なので、たぶん本当にできるのだろうと思わせてくれるところがいいです。
『封印再度』のトリックはファンの方たちが実際にミニチュアで実験したそうなので、そ