あらすじ
ただもう一度、空に上がりたい――空に焦がれ、空を見上げながら地を這う「僕」。「僕」はまた飛べるのか。そして、「僕」は何者なのか。森博嗣が紡ぐ永遠の子供たちの物語、完結!
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Posted by ブクログ
「地面からは堕ちられない」
この章は地上のこと
逃げ出した“僕”は、もやもやの記憶の中でさまよう
地上はややこしい
自分ってなんだろう
目の前にある手や足や頭
確かに動かすことはできるが、それが自分ということ?
自分以外があるから自分がある?
だからややこしい
空はなにもないに
ここでやっと「スカイクロラ」とつながる
ここまでくると好きすぎて話にならない
なんで好きなのか、考える気にもさせないほど
「ブーメラン飛んでるか?」
Posted by ブクログ
見えるようで見えない。主人公は「僕」という一人称で呼ばれ、最後まで名前を明かされなかった。一体誰なのか? クリタかクサナギかそれとも他の誰かなのか......。 キルドレの確信に迫るものの、全ては明らかにされない。隣接に関わっている筈のフラッタ・リンツ・ライフと繋がっているのかも見えない。全てを読み終えた時に欝的な気持ちになるが、それがまた心地よい。全てを見せず・明らかにせず、読者に考察させるという書物に感じる。学者ならではの作品ではないだろうか。
Posted by ブクログ
じんろうの話その2・・・えーと。噂は嘘ではなかったらしい。けど正しくもい。っていうか、、、えぇ????混乱。やー、、あのひととあのヒトは・・・なのかな?とか思ってたんだけど、、あれ?
Posted by ブクログ
つまりはスカイクロラに出てくるクサナギな偽者ということだろうか。分からない。何かが欠けているような印象。けれどその欠落こそがキルドレの正体なのかもしれない。
発行順に従ってないからスカイクロラはまだ今からだけど、ここからどう終わりに導くのか、それとも終わらせずに結末を描くのか。妄想がどんどん膨らんで、中々次を読む気を起こさせてくれない。そういう意味での発行順だったのかなと今更思う。苦笑