森博嗣のレビュー一覧
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"一度しか読むことができない物語を旅する悪戯王子と猫。彼らが出逢う20の物語は、ときには優しくときには残酷、ロマンティックでしかもリアリスティック。無垢と頽廃を同時に内在する、ささきすばるのイラストと、詩的な森博嗣の文章とが呼応し、次々と展開するイメージ。観念の世界を揺蕩う大人のための絵本。"
森博嗣・ささきすばる夫妻の初コラボレート作品。絵本というよりは、小説と詩の中間の文章に挿絵がついているといった印象です。文章とイラストが絶妙にマッチしており、2者が作品世界をより崇高なものにしています。物語の内容は哀愁を感じるものからクスッとくるものまで幅広くありますが、全体的に儚い -
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頭がいい人の本でさ。
頭がいい人の頭の中の記述があるんだけども、
理解できないけど、めっちゃ頭よ!ってのと、読めちゃう、読ませちゃうセンス!
それが森博嗣の才能のすごいところ。
わかんないのよ。
頭いい人の頭ん中なんて。
でも、読めんの。
なんだかね、サラーって読めるのよ。
これ、ね。
書き方のセンスと思う。
本当、本を書くセンス。
意味不明なことを文字に起こしてそして、人に読ませるセンス!
中身もぶっちゃけあんまよくわからんかったさ。
でも、あぁ、楽しかった。なんだこれ。いやぁ、すげぇや。
って思うのよ。
意味わかんないとこたくさんあったのに。
それすごいよね。
なんだか分からん -
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四季シリーズ完結編。これまでの 3冊とは、ガラッと作風の異なる作品。いつの話なのかはっきりわからないが、どうやら『F』から100年くらい経った未来らしい。
ウォーカロンというヒト型ロボットがいたり、四季さんがコールドスリープしてた?のか、まだ健在だったり。そして、四季さんにスカウトand拉致されたG・Aなる人物はどうなったのか。この間の物語は後続のシリーズを読めばわかるのだろうか…
事件らしいことも起きるが、作品を通して、四季の生と死や人間とは何かといった哲学的な思考の記述が多く、最後に謎が多く残ったままシリーズが終わってしまったなという感覚。 -
Posted by ブクログ
自由をつくる自在に生きる
自由を手に入れるということは、できる自分を作り上げることであり、自分の変化を積極的に推し進めること
自由というものに向き合うことの難しさ
自由は楽なものではない
自分で考え
自分の力で進まなければならない
目指すものは自分で決めなければ今がない
自由の虜になる
自由の価値は、過去の自分よりも今の自分、将来の自分がより自由になっていく変化を感じること。
常に自由に向かって進む、その姿勢こそが、自由の本質。目指す姿勢も自由。この不思議な連鎖が自由の特性。
大切なのは、まず気づくこと。
支配されていることを自覚すること。
そこからの自由な発想。自在な行動
自由のた -
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ネタバレVシリーズ3作目、フヅクエで一気読み
床が地下に降下する仕掛けで頭から落ちて死んだのも、死体が死後血だらけで引き摺り回されていたのも、トリックとしては一応納得したものの、狼に引き摺り回されたのなら足跡で分かりそうなものだけどなと思ったのが心残り。(狼かも厳密には言及していない?)
大筋のトリックは示した上で、本当の殺害経緯や保呂草さんの怪盗活動の最後のところなど、結局のところはぼかしている感じ。余地を残してる、とも言えるけど、個人的にはそこまで読み込めてないのもありスッキリ説明してくれてもいいのに派。
SMシリーズのほうが魅力的に感じるのは、トリック云々以上に犀川先生の思考(キャラクター)によ