森博嗣のレビュー一覧

  • 数奇にして模型 NUMERICAL MODELS

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    なぜ寺林の理想が明日香だと勘違いしたのだろう、と冒頭を読み返した。なるほど、これかわかったが、いささかフェアではない表現のように感じた。また、意味のないミスリードや設定が多すぎやしないか?大御坊安朋が犯人だと思って読んでいた。長編の割に、あまりスッキリしない読書体験だった。
    あと、まったくどうでもいいのだけれど、大御坊安朋のビジュアルは、脳内で勝手に、FGOのスカンジナビア・ペペロンチーノに変換されていた。

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    2026年01月04日
  • ω城の惨劇 SAIKAWA Sohei’s Last Case

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    うーん、舞台設定といい、招待状といい、帯の煽り文句といい、側だけ立派で中身は期待していたほどのものではなかった。「Fの衝撃再び」はさすがに期待させすぎており、真相がそれに応えられていたとは到底思えない。

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    2026年01月04日
  • 夏のレプリカ REPLACEABLE SUMMER

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    娯楽としての読書をしたくなって読んだ久しぶりの森博嗣。S&Mシリーズ7作目。(シリーズ1作目の「すべてがFになる」で森博嗣にハマった。)相変わらず登場人物の言葉や思想に森博嗣感が出てる。多分私は森博嗣作品のそこが好きなんだろうと思う。謎解きは苦手。犯人はまったく予想外だったけど、言われてみれば、と思うことが何点かあった。
    最後えっ?っという出来事があって、読み終わったあとも、その事がずっと後を引いている。

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    2026年01月03日
  • すべてがFになる THE PERFECT INSIDER

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    96年に刊行された作品にも関わらず、作品内に出てくる仮想空間は今の世界を描いているかのようで感嘆してしまいました。ミステリー作品としてもコンピュータを使用したトリックが素晴らしい作品です。

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    2026年01月01日
  • すべてがFになる

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    原作も読んでいますが、コミックス版の方が読みやすかったです。コンピューターの専門用語や、難しい計算はすっ飛ばして読みました。そこも分かれば、この事件のトリックの完成度にもっと唸れるのかな。
    真賀田博士はこういう見た目なんだな、と楽しめました。

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    2025年12月31日
  • 冷たい密室と博士たち

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    S&Mシリーズ「すべてがFになる」に続いて2作目のコミカライズ作品。
    相変わらずスタイリッシュな犀川が拝めます。前作のコミカライズ読んでないと分かりづらい表現があるのは御愛嬌。
    事件自体は前作と比較すると非常にオーソドックス…というか地味。解説でもあるように9作目のコミカライズ化の方が良かった…

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    2025年12月31日
  • 冷たい密室と博士たち

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    このシリーズの漫画版を初めて読みました。原作は未読。

    一言で言うと、悲しい話だなと。真相が分かってスッキリ!というより、犯人が気の毒でした。
    犀川先生が突然2人出てくる?表現は、すべてがFになる、を読んでいないと意味分からなかったな、と思いました。

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    2025年12月31日
  • 詩的私的ジャック JACK THE POETICAL PRIVATE

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    シリーズ4作目。

    トリックそのものはわかりやすかった前作と違い、難しかった。犀川先生が出張を繰り返すのもあり、なかなか思考を前に進ませてもらえず、ラストで一気に真相がわかる展開。

    このシリーズ、動機が理解の範疇を超えることが多くて、尚更犯人の予想が立てづらいんですよね。それが面白さでもあるんですが。

    しかし、犀川先生が悠長に構えた結果、西之園さんが危険に陥る展開再びだったけど(首突っ込みすぎる西之園さんもアレなのですが)、犀川先生の思考回路も結構不明瞭なのが、今後も気になるところです。

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    2025年12月31日
  • 六人の超音波科学者 Six Supersonic Scientists

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    【2025年162冊目】
    六人の超音波科学者の研究所に招かれた瀬在丸紅子と小鳥遊練無。送迎ついでにやってきた保呂草潤平と香具山紫子は、陸の孤島となった館に閉じ込められてしまう。幸か不幸か、館に警察官である祖父江七夏が辿り着くものの、すでに殺人事件が発生していて――Vシリーズ第7弾。

    面白かったです!館の見取り図があったのもありがたかった、これでかなり理解が進みました。あわよくば博士たちの自画像も見たいところでしたが、そこまでの贅沢は言うまいといったところです。

    まさかのいつメンが大ピンチだったのでちょっとハラハラしました。退場しないだろうと思ってるキャラが退場するのは結構ありますからね、油

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    2025年12月31日
  • それでもデミアンは一人なのか? Still Does Demian Have Only One Brain?

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    Wシリーズが終わって寂しく思っていたら、馴染みの面々が登場して「これこれ!!」となりました。
    しかし、この広い風呂敷、何があったか記憶が…とにかく読みます…

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    2025年12月30日
  • 恋恋蓮歩の演習 A Sea of Deceits

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    【2025年161冊目】
    豪華客船に乗り込むことになった保呂草と香具山紫子。仕事とはいえ二人っきりの旅ではしゃぐ紫子だったが、なぜか練無と紅子も揃ってしまい、いつものメンバーに。一方船の中では一人の男と一枚の絵が消失する事件が発生していて――Vシリーズ第6弾。

    見事に騙されました。いや、最後の最後ではちょっと予想できたんですけど、時すでに遅しって感じでしたね。そして保呂草さんのことがちょっと好きになってしまう回でした。その一世一代のプレゼントはずるいでしょう笑

    林さんのことは回を追うごとに嫌いになっていっている気がします。お前、お前さ、男としては罪深すぎるだろ。逆に祖父江さんのことは好きに

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    2025年12月29日
  • 日常のフローチャート Daily Flowchart

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    森博嗣の物の考え方は好きだ。シンプルだし、主点が「森博嗣本人」にある。社会には便利と不便が混在していて、愉快なこともあれば不愉快なこともある。不便や不愉快を受け入れる文句を言いながら暮らすか、いっそ人里離れた場所に住居を構え、心ゆくまで趣味と仕事に没頭するか、どちらがいいか。私は後者でいたい。そもそも大勢の人間のいるところが苦手だ。その理由が何なのか、これを読んでいるとそうだったかと思うこともある。ちょっと違うとか、偏屈だなと思うところもあるけれど、森博嗣らしいとも思う。とりあえずシェルティはかわいい。

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    2025年12月28日
  • 魔剣天翔 Cockpit on Knife Edge

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    【2025年160冊目】
    小鳥遊練無の先輩である関根杏奈から招待券をもらい、飛行機のフライトショーを見に来たいつものメンバー。ところがある目的を抱えた保呂草は現れず、挙句の果てには飛行機事故が起こり、死人が出てしまい――?空中においての死因は銃?Vシリーズ第5弾。

    犯人ではないとは思いつつも、「いやもしかしたら」と思わされながら読みました。紅子さんの鋭さに痺れますね、酔ってる時にできる機転じゃないと思うな…!それはそうと、脅迫状に名前が入っていたのはなぜだったんですかね、気になる、読み取れず。そして切ない結末だったりして。

    保呂草さんは微妙なバランスのキャラだなと思ってるんですが、悪人では

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    2025年12月27日
  • すべてがFになる THE PERFECT INSIDER

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    いつでもどこでもタバコを吸ってて時代を感じた

    ITをかじっているおかげで、プログラム,OS等の表現がすぐ脳内イメージできた。得した気分!

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    2025年12月27日
  • 創るセンス 工作の思考

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    小説家としてしか存じ上げなかったけど、めっちゃ多趣味な方。そして昭和の小学生はそんなすごいものを作っていたのか、という素朴な驚き。

    工作体験が減るなか、「作ってもうまくいかないのが当たり前」という常識、意識が薄れているのではという指摘には、深く頷く。もちろんこの世代の方の足元にも及ばないけど、ほんとそんな気がするわー子どもとか見てると。うまくいかないとすぐ諦めるし…どうしたものか。まあ書かれている通り、親が自ら楽しんでモノづくりをしていると興味をひかれるかもね、てくらいかな。それで興味持たなければ、もう仕方ない。

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    2025年12月26日
  • 幻惑の死と使途 ILLUSION ACTS LIKE MAGIC

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    間違えて家に2つある一冊。いや2冊。

    マジシャン複数と取巻きの殺人ミステリーなのですが、なんとなく名作『すべF』から始まるシリーズとしては異色に感じたというか何というか。

    好きだしシリーズは全て集めますけど。

    たまに2冊。


    一旦短い本読も。

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    2025年12月25日
  • 馬鹿と嘘の弓 Fool Lie Bow

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    XXシリーズ始めました˙ᴥ˙

    匿名の依頼でホームレス男性、柚原典之の調査を進める二人。
    寡黙で知的な雰囲気の柚原にかつての海月くんの面影を感じたのか、近づく加部谷。

    Xの小川玲子とGの加部谷恵美が中心の新シリーズ。大人になっても加部谷ちゃんは加部谷ちゃんのままだったのが嬉しい。

    最終章で急に雰囲気が変わってびびる|ω・*)
    重たいテーマなのかな。
    社会不適合者に対する尊厳をどう考えるか、みたいな。

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    2025年12月23日
  • 黒猫の三角 Delta in the Darkness

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    トリックや証言など少し強引ではないか?と思いつつも、キャラクターの個性や掛け合いを楽しむ作品という印象でした。

    犯人も読み進めれば目星はつくはず。

    シリーズ物でけっこう巻数は出てるみたいなのでちょくちょく読みたい。

    ちなみに3巻までは積読してます。

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    2025年12月23日
  • 月は幽咽のデバイス The sound Walks When the Moon Talks

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    【2025年158冊目】
    薔薇屋敷、月夜邸、あるいは黒竹御殿と呼ばれる篠塚邸は閑静な住宅街にある豪邸である。娘の篠塚莉英の婚約発表に合わせて行われるパーティに招待された瀬在丸と保呂草は、密室で死体を発見する。ぐちゃぐちゃに引き裂かれた死体はまるで、オオカミ男による仕業のようで――Vシリーズ第三弾。

    確か同じようなトリックがS&Mシリーズにもあったような気がします。あれはもっと大掛かりでしたが、こっちも大掛かりといえば大掛かり。そして、相変わらず煙に巻くようなところはこのシリーズの大いなる特徴なのかもしれません。ここらへんで挫折する人も出てきそうな⋯だってありえない!とはいえ、登場人物

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    2025年12月22日
  • 人形式モナリザ Shape of Things Human

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    【2025年157冊目】
    小鳥遊練無がアルバイトするペンションで避暑を決め込むことにした保呂草、瀬在丸、香具山の三人。近くにあるのはペンションのオーナーの妻の縁である人形の館。観光がてら館を訪れた三人は、舞台上での殺人事件を目撃してしまい――Vシリーズ第二弾。

    最後の一文の意味を誰か教えてくれ〜!となった今作。マジでどういうことですか、ずるくない?それまでの話の展開はほぼほぼ納得いく内容だっただけに、そこでひっくり返す?!みたいな。

    例のごとく(?)酒を飲みながら読んでましたが、その点ではめちゃくちゃ良かった。酒を飲みながら読むミステリーとしてはピカイチじゃないかと。嫌味とかではなく、素面

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    2025年12月22日