森博嗣のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
"一度しか読むことができない物語を旅する悪戯王子と猫。彼らが出逢う20の物語は、ときには優しくときには残酷、ロマンティックでしかもリアリスティック。無垢と頽廃を同時に内在する、ささきすばるのイラストと、詩的な森博嗣の文章とが呼応し、次々と展開するイメージ。観念の世界を揺蕩う大人のための絵本。"
森博嗣・ささきすばる夫妻の初コラボレート作品。絵本というよりは、小説と詩の中間の文章に挿絵がついているといった印象です。文章とイラストが絶妙にマッチしており、2者が作品世界をより崇高なものにしています。物語の内容は哀愁を感じるものからクスッとくるものまで幅広くありますが、全体的に儚い -
Posted by ブクログ
ネタバレ読みながらリアルタイムに感想書いていこうという試み。
2/8
萌絵がナノクラフト社長と会ったところまで。
シードラゴン以外の事件は起きていないが、どんな事件が起きて、誰が死ぬんじゃろうか。
社長が犯人かと思ったが、四季がいるので、社長は被害者役だろうか。
タイトルの微小は、ナノクラフトのナノにかかっている?そういえば、パンという単語が出てきたような気もするが、気のせいだったかな?
R PGが絡んできたら個人的に嬉しい。
SM最終巻として、導入はとても期待。楽しみ。
2/9
萌絵がお酒&睡眠薬?で眠らされて、四季博士と会話するところまで。
これ、魔王四季が萌絵姫を攫って、主人公の勇者 -
Posted by ブクログ
“小説としては面白味のない技術的な手法”
と本文にあったように確かにその通りなんだけど、それが他のミステリと違って良い。
解説に
“森ミステリィの新しさの一つは犀川という〈探偵〉の存在形態に(それはすなわち〈犯人〉のあり方でもある)、そしてもう一つは殺人の〈動機〉に対する犀川の、というよりも作品自体の無関心にある”
(ネタバレ回避のため一部省略)
とあるのだが、激しく同意。
登場人物たちの一部には、人間性に欠いた自分ルールが在って、その整合性を保つための犯罪。
「理系」という型に当てはめて、そういう人間を描いているというわけではない。
言うなればその登場人物独自の「型」で、そこからはみ出さ