森博嗣のレビュー一覧

  • 工学部・水柿助教授の解脱 The Nirvana of Dr.Mizukaki

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    本人は否定しているけど、ほとんどが事実をモチーフにしたエッセイに思える
    実際と違うところは子供がいたり、パスカルは2代目だったり、大学も辞めてたりするけど、そんなところはメインには影響しない

    最後は森小説らしいオチがついている
    ある意味でサービスなのかもしれないけど、受け入れられない人も多かろう

    日常系とも違う、新たなジャンルかも
    まぁ、それが成立するのは森博嗣だからこそでしょうけど

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    2013年07月26日
  • ZOKURANGER

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    Zシリーズはアレゲなお話しがリアルだったらどうなるかというシミュレーション
    今回は戦隊モノだけど、前の2作ほど存在意義の説明がないなぁ
    あと、登場人物の性格も前の2作とは結構違うところが多い
    ま、作品同士のつながりはないんだけどね(ところがどっこい繋がってました!なんて事が数年後にわかるのが森博嗣ですがww)

    ほとんどが大学教員の愚痴レベルの内容だけど
    うちのボスもいつも愚痴ってたのでかなりリアリティあるなぁ

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    2013年07月26日
  • 的を射る言葉 Gathering the Pointed Wits

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    至言である

    「そう言えば、こんな事書いてたねぇ」という懐かしさ
    あと、考えてみると確かにそうだよなぁと思ってしまう説得力
    虚をつかれる発想力

    森博嗣の言葉はやはりいいなぁ

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    2013年07月26日
  • 森博嗣の半熟セミナ 博士、質問があります!

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    科学的なネタわかりやすく説明しているエッセイ
    博士と助手の対話形式でので読みやすい

    ただ、会話の面白さは浮遊研究室にはおよばない
    ネタへの切り口もMORI LOG ACHADEMYの方が鋭い

    あと、他の著作で言っているのとかぶっているところが多いので、特に目新しい事は言っていない
    ただ、すばる氏の絵が図説になっているのでわかりやすくなっている(ま、誰が下書きしているかは別として・・・)

    初見の人にとってはとても面白く感じるかも

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    2013年07月26日
  • 銀河不動産の超越 Transcendence of Ginga Estate Agency

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    森作品にしてはほのぼの系作品です。
    個人的にはかなり好きです。
    おもしろいというより好きです。こういうの。

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    2013年07月24日
  • ゾラ・一撃・さようなら

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    他のシリーズのアノ人が?!
    とか思ったものですが・・・

    ま、短くまとまっていて良いとは思いますが
    なんとなく矛盾がないか?
    ま、暇なときにもう一回読み返してみようかと思うレベル

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    2013年07月23日
  • カクレカラクリ An Automaton in Long Sleep

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    森博嗣にしてはキレのない謎
    暗号なんかも初見でわかる
    あと、郡司と栗城のキャラクタがいまいち区別がつかないかな

    カラクリの仕掛けが散々議論してたはずなのに、それ?って感じ
    実際にそんなカラクリを作れるのかなぁ?
    ま、それはそうとしてミステリ要素もあるし、面白く読めた

    エピローグの最後、太一のセリフは秀逸
    犀川先生チックだな

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    2013年07月19日
  • 工作少年の日々

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     物作りの楽しさを書き綴った森博嗣さんの工作エッセイ。
     機関車、飛行機、ガレージ、もちろん小説についても書かれています。
     読んでいてなにが楽しいって、よく奥さんが許してくれるな、と。
     頭がよくて、稼ぎもよくて、しかし趣味のためなら家族との時間をも削る──らしいのだが、文章の端々から家族への愛情が伝わってくる(気のせいかも知れないけど)。

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    2013年07月13日
  • 奥様はネットワーカ

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    最後のどんでんがえしでは「まじか。」と
    声をあげてしまいました。

    でもどこか矛盾があるような気がするんだよなぁ・・

    人物意外にフォーカスをあてている部分では、
    つらつらと言葉がつづられており
    これが森さんかと感じた

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    2013年06月29日
  • もえない Incombustibles

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    思ったより軽いけどそこはしっかり森ミステリかな。
    最後までまんまと引っ張られ、あちこち疑いながら読めました。
    ちょっと冷めた、それでいてなんか種火は消えてない、そんな文章があちこちに感じられるから彼の作品は好き。
    ホント、何度も書いちゃうけど理系の人って悔しいけど文学的。

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    2013年05月24日
  • 奥様はネットワーカ

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    ネタバレ

    懐かしい。
    まだ森博嗣さんのファンになる前に、雑誌『ダ・ヴィンチ』で連載されていた作品。
    あの時はあまり興味を感じていなかった…私が『ダ・ヴィンチ』を毎月読む習慣がつき始めた頃で、物語も途中だったから読まなかった…まさかこんなにはまる作家さんになるだなんて想像もしておらず。

    コジマケンさんのイラストが可愛くて、お話の合間に出てくるイラストに和みつつ読む読む。
    6人の登場人物の視点でお話が交互に(順番不同)進む。
    視点が変わるたびに語り手の名前と併せてコジマケンさんによるキャラクタのイラストが。
    それも毎回違うイラスト、素晴らしい。
    イラストも一緒にストーリーを紡いでいて、和むだけでなく、ドキ

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    2013年05月16日
  • τになるまで待って PLEASE STAY UNTIL τ

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    ネタバレ

    探偵・赤柳初朗に雇われたアルバイトとして、山吹、加部谷、海月は超能力者・神居静哉の別荘”伽羅離館(がらりかん)”を訪れる。
    同じく、彼を取材をしに来ていた記者とカメラマンと晩餐を共に終えた後、密室での殺人が起こる。
    Gシリーズ第3作目。

    *****

    森作品…テンション出だしから上がりつつ、さらっと読み終えた。
    Gシリーズは、やっぱり、というか、あまり謎に重きを置いていないんだなぁと感じる。
    ミステリのメインテーマは「犯人は誰か」というところにある、というのが大半であるように考えているのだけれど、森作品、森ミステリを読むと、乱暴な言い方だけれど「そんなものくそくらえ」。
    まぁ、正直、あまり理

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    2013年05月16日
  • どきどきフェノメノン A phenomenon among students

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    どきどき。どきどき。

    大学院でドクターコースに通う主人公・佳那の目を通して綴られる、スーパー理系少女のそれなりに波乱で万丈な日常ラブコメ。
    笑えるかどうかは人を選んでしまうかもしれないけれど。
    普段感じている日常のどきどきを、森博嗣が書くとこんな感じになるのかとにやにやしながら読んでしまった。

    愛とか恋とか数字で弾き出せない良質などきどき、有限要素法で解析できない様々な気持ちが、この本には詰まっている。

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    2013年05月16日
  • 探偵伯爵と僕 His name is Earl

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    ネタバレ

    ミステリーランド版が出た時から気になりつつ、文庫化を待っていた1冊。
    主人公は小学生。
    文体はいつものように難しい理系用語などは出てこない。

    ある日、主人公は“伯爵”と名乗る男に出会う。
    謎めいた伯爵とひょんなことで友達になる。
    そんな中、主人公の学友が1人、いなくなった。
    神隠し?誘拐?
    -いや、殺人。
    徐々に姿を現す事件の暗い形相。
    やさしい作品に見えていた、いきなり、すぅっと空気が変わる。
    小学生と、殺人事件が交錯する。
    伯爵は何時の間にやら色々と調べており、主人公もいつの間にか事件の核に触れようとしていた。

    そして、事件の終末。
    明かされる、伯爵の素性、思わず、ほろっときた。

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    2013年05月15日
  • 議論の余地しかない A Space under Discussion

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    森博嗣のフォトエッセイ。自身の著作からの引用文と短い解説がついていて、読んだことのあるものもそうでないものも楽しめる。ぐさっとくる言葉やあまり理解できない言葉もあった…持っていたい一冊。

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    2013年05月12日
  • ゾラ・一撃・さようなら

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    森博嗣氏ってもっと無機質で概念的な作品しか書かないと思っていたのに、よい意味で予想を裏切るカジュアルなハードボイルド的内容だった。
    一気読みできるぐらい面白かったけど、主人公が必要以上にもてすぎるのはちょっといただけない。

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    2013年04月13日
  • どきどきフェノメノン A phenomenon among students

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    あの森博嗣さんが描く恋愛ものって!?と興味津々で読みはじめましたが、これがなかなか。
    研究のことしか頭にない理系女子ってのは森さんの小説では頻繁に出てくるけど、それがラブコメのヒロインになるだけでこうも面白いとは!
    何に対しても分析癖(?)のある主人公の思考が面白い。特に後半の思考の乱れっぷりはクスリと笑える。

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    2013年04月08日
  • 探偵伯爵と僕 His name is Earl

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    ネタバレ

    伯爵が何者なのか気になって、飛ばし読みしそうになりました。僕が友達に対する感情があっさりしていて、小学生ってそんなものなのかなと思ったけれど、最後の逆転から見てそうではないのかも。淡々と書き記してるだけで。。

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    2013年04月03日
  • もえない Incombustibles

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    たいして親しくない高校の同期が突然、死んだ。
    何故か事件に巻き込まれていく主人公。
    面白いです。

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    2013年03月29日
  • すべてがFになる THE PERFECT INSIDER

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    ラノベっぽい香りがするのはいただけないけども、夢中になりました

    13年ぶりに読んで、おそらく以前よりも面白く読めた。星3つ→4つ

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    2025年11月28日