森博嗣のレビュー一覧

  • 毎日は笑わない工学博士たち I Say Essay Everyday

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    書店の表紙でドラマ化を知り、フジテレビの正気を疑ったのですが、とりあえず森作品をよんどこうと、読み返し。
    実はS&Mシリーズは途中までしかよんでなく、(Vもですが)、何故か一番読み返してるのがこの本だったりします。

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    2014年10月20日
  • 工学部・水柿助教授の逡巡 The Hesitation of Dr.Mizukaki

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    前作同様、森ファンのみが楽しめるであろう自伝的作品。
    速筆の秘密が、依頼されたら納期までに仕上げなければいけないという社会人としての常識と、出版界の慣習のギャップにあったとは…
    書かれているエピソード類が真実かはさておき、森氏ならさもありなんと思わせる内容のオンパレードに愛情が深まります。

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    2014年10月13日
  • 銀河不動産の超越 Transcendence of Ginga Estate Agency

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    ごく普通の男の子が、新卒で銀河不動産という町の小さな不動産屋に就職して、そこで出会う人たちとの出来事が描かれた話。ほっとする作品。言葉の表現やタイミングや、登場人物のキャラクターが私のツボにハマる。

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    2014年10月11日
  • 工学部・水柿助教授の解脱 The Nirvana of Dr.Mizukaki

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    森氏のほぼ自伝っぽいフィクション小説(笑)もこれで完結。
    ラストのSF落ちはベタ過ぎて突っ込みを入れたい衝動にかられたけれど、そこも森氏…じゃなかったw 水柿君らしさがよく出ていて面白かった^^
    例え巨額の富を手に入れても、どこまでも己の信念を曲げない水柿君の生き方が、驚愕であり、羨ましくもあり、笑えるところが本作の良さ…かな?(笑)

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    2014年10月03日
  • 創るセンス 工作の思考

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    読むとなにか作りたくなります。今すぐできるのは折り紙かな。オリジナルまでは遠いけど。文章も敢えて紙に書くと、脳がミキミキと音を立てて稼働しはじめるのがわかります。手を動かす快感はクセになりますね。

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    2014年09月28日
  • どきどきフェノメノン A phenomenon among students

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    どきどきの探求。今までに読んだことのないヒロインで中々面白かった。森さんこんな物語も書けるんですね。

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    2014年09月25日
  • つぼやきのテリーヌ The cream of the notes 2

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    小説もそうだが、もはや自己啓発本の一種になると思う。
    それぐらい影響力が大きいし、考え改めさせられることが多い。

    同じ生き方をするには知識と意思が必要なので、一般人向けではない。その中でも真似できる部分は多々あるし、どう活かすかは自分次第。
    メディアを盲目に信じてはいけないし、子どもの育て方も仕事のやり方も立ち止まって考えてみる必要がある。
    しかし社会に組み込まれているサラリーマンはそうはいかないんだよなぁと。。。

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    2014年09月16日
  • どきどきフェノメノン A phenomenon among students

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    2度目。

    本に惹かれるのはどんなとき?
    表紙と題名でしょうねぇ。
    かぁいいよぅ。

    中身は独り言まっくす。
    頭の中がまるわかり。
    後半ほんと、くるから。
    どきどきどきどき。

    それがしたくって
    もっかい読んだよ。
    あの「!」ってシーンを
    もう一度みたくって、ね。

    ほぅら、お嬢さん。
    どきどきしてしまいんしゃい。

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    2014年09月11日
  • 探偵伯爵と僕 His name is Earl

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    表紙カバーが美しい。

    読み始めは児童書っぽいなぁと思ったけど、
    終わってみれば子供らしいハッピーエンドじゃなく殺人事件だし、森さんの持論が込められた文章にはいつも通り考えさせられた。

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    2014年09月08日
  • 工作少年の日々

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    【本の内容】
    理工系ミステリィ作家の毎日は工作の連続だ。

    掃除機を分解修理し、ミニチュア鉄道を庭に敷設し、さらなる工作生活の充実のためにガレージまで建てて、夜な夜な旋盤を回し、部品を削る―。

    手になじんだ工具への愛着、空を駆ける模型飛行機への憧れ、パーツを探した模型店の思い出などにふれつつ、小説の創り方や人生哲学もさらりと語る、「モノを作る幸せ」に充ちたエッセイ集。

    [ 目次 ]


    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

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    2014年08月23日
  • 素直に生きる100の講義

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    100の講義シリーズ第3弾

    相変わらずの森博嗣節という感じでよかった。
    心地よいということはほぼない。
    小気味いいというような感じだと思う。
    いろいろなまっとうさを見せつけられるのは、
    いやじゃないし、共感することももちろんあるし、自分の想像以上に多い気がする。

    67の講義が好き。
    良心というのでとてもひきつけられたし、
    最後の一文には、自分もしばしばあると思った。

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    2014年08月23日
  • 悪戯王子と猫の物語

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    ネタバレ

    最初みたとき絵本かと思った。
    薄いし挿絵もたくさん載っていたから。
    だけど読んでみると詩集だということがわかる。
    森博嗣の詩はどれも深いものばかりだった。
    その中でもピンッときたものだけ書いておく。
    『僕は一生懸命走った』
    弱虫ペダルに変換して読んだけど少し悲しくなる最後だった。
    「もう走っていないことが、少し寂しいんじゃないかな。」
    大人になって年をとって、走れなくなった時、みんなはこう思うんじゃないかな?
    『練習』
    面白いと思ったし深いとも思った。
    人生で練習なんてできない。一度間違えればもうそこで終わりじゃないか!と思った。
    『汚染』
    自殺をしようとしている男が先生と呼ぶ人に向けて送った手紙のような詩。この詩も深くて悲しい詩だった。
    『かぶり』
    猫をかぶるとか羊の皮をかぶった狼とか言うだろう、これはそういった詩だった。
    私ももう思い出せないほどにたくさんの皮をかぶった。だからドキッとしたし、面白いとも思った。

    最後のページの著者紹介がちょっと面白かった。
    一方は作家で一方はイラストレータなのにどちらもトーマという名の犬を飼っているとこだけ同じなのだ。

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    2014年08月13日
  • 探偵伯爵と僕 His name is Earl

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    さわやかに始まる。

    サクサクと読み進めていくと、だんだんゾクっと怖くなる。
    さわやかなまま終わるわけなかったよね、だって森さんだもの。


    あ~ネタばれになってしまいそうで詳しくレビューできません。

    とにかく、最後になるほどね、と納得。
    あの年頃特有の視点での観察眼だとか、大人びた物言い、これってこの結末だったら腑に落ちるわ。みたいな。
    そこまで表現してしまう森さんがやっぱりすごいな、と。

    若干、森さんの「今はもうない」の系統です。

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    2014年08月13日
  • 実験的経験 Experimental experience

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    「周辺というのは、近くという意味じゃありませんか?」
    「地球の周辺にある衛星といえば?」
    「月です」
    「三十八万キロも離れているのに、周辺じゃないですか。だったら、地球上のどこでもロンドンの周辺になりませんか。嘘ではないでしょう?」

    「あの辛い体験を彼女はすっかり忘れることができたって言うだろ」
    「それ、忘れてないでしょう? 忘れたなら、辛いなんてわからないじゃん」
    「あ、変だな。そうだよなぁ。忘れることができたなんて言うのは、つまり忘れてないからだよな」

    「僕、思うんですけど、小説って、読んで何かを得たり、読んで心に残すものなんでしょうか? それって、教科書とか聖書みたいですね。」

    『社会では、今回の事故で原発反対に回った方が多いことは知っています。それは、感情的には当然そうなるでしょう。しかし、今まで賛成して推進してきたものが、完全とはいえないまでも今までよりは安全になるのですから、私には今さら反対する理由が見つかりません。原発の安全性は、明らかに過去よりも将来の方が高いのですからね。この評価のどこが間違っているでしょうか?』

    『こんな長閑な生活が続いているのは、いったい誰のおかげでしょうか。誰に感謝すれば良いでしょう? 少なくとも神様のおかげではありませんね。神様ならば、もっと救うべき人たちが沢山いるでしょうから。』

    『エネルギィというのは、すなわち「価値」である。否、価値というものが、つまりエネルギィによって生産されるものだ、といった方がわかりやすい。もう少し単純な表現を試みるならば、エネルギィというのは金と交換ができる。それが「価値」だという意味、あるいは証拠である。』

    『僕は長生きをしたいなんて思っていない。大病を早期発見したいなんて思わないのである。病気になったら死ねば良いではないか。苦しさは同じだろう。
    生きていて痛くない間に、楽しもうと思っている。そういう生き方をしているのである。』

    「あれだけの事故を起こしたのだから、原子力発電はもういらないという意見が多いと思います。先生はどのようにお考えでしょうか?」
    「迷っています。でも、沢山の人が亡くなるような大事故が起きても、誰も鉄道を廃止しろとはいいませんね。どうしてでしょうか?」
    「それは、鉄道がなくなったらもの凄く不便なのとになるからではないでしょうか」
    「原発がなくなるとかなり不便になりますよ。地球温暖化の対策はどうするつもりでしょうか? この話は簡単には結論は出せないと思います」

    「ある人物はある人物に対して、いつも同じ口調で、同じ代名詞を使わなければならないとか、そういう校閲みたいな、TVのディレクタみたいな、わかりやすい単純観念を捨てましょう。リアリティとは、すなわち複雑差でもあるのです」

    「読解力という言葉も、よく使われますけれど、あれも不思議な表現ですね」
    「漢字や平仮名の列を読んで、それを頭の中で言葉に展開できる、という意味だと思われます。当たり前のことですね。さて、『内容がない』と並んで有効な表現として、『言いたいことがわからない』もなかなか使い勝手が良いので、皆さん、もし作品が気に入らなかったときには、是非使ってみましょう」
    「先生、『書いてあることがわからない』では駄目でしょうか?」
    「いえ、いけません。それでは自分が馬鹿に見えます。あくまでも、作家の表現力が不足していることにしなければなりません。これは感想文の鉄則です」

    『読者は、いつもと違う作品、自分が期待してなかった作風に出会うと、「この作家、どうしたの?」という言葉を発する。それに対する答は簡単だ、「自分の思うとおりにしたかっただけです。あなたの気持ちなどとは無関係に」。』

    『どんな突飛な創作よりも、人間の思考、そして感覚はさらにはるかに突飛です。文字にすることわ言葉にすることで、既に大半の発想は失われ、輝きは鈍化します。皆さんが読まされているのは、死んだ発想なのです。創作者は、発想を殺して、文字にするのですから。
    しかし、生きていたときの輝きを、どうか思い描いて下さい。死体を見ても、破壊された街を見ても、生きていたとき、活気があったときに思いを寄せることはできるはずです。土に埋まった化石や土器の欠片からも、原始の生態や太古の歴史を顧みることができるように。感性とは、この「想像」によって磨かれるし、その感性によってしか、創作の輝きを見ることはできないでしょう。』

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    2014年07月29日
  • 悪戯王子と猫の物語

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    森博嗣氏とささきすばる氏の作品。
    夫婦である両氏の作品で読んでみたいと考えていてようやく読めた。
    詩的な文章に独特の世界観をあらわす絵がすごく印象的。
    不思議な感じがおもしろく、そして一度読んだら消えてしまうという設定から丁寧に読んでしまう雰囲気があった。
    文字が溶けてしまうというのが、読むことで自分に溶け込んでいく。
    一度溶け込んでしまうと意識しようにも自分という主観でしかとらえられなくなるような、自分の一部になってしまって顕在化できないような、そんな意味で消えてしまうということなのかなとなんとなく感じた。

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    2014年07月28日
  • 実験的経験 Experimental experience

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    これはね、マジで面白かった!蟠り?というか、小説芸術創作の意図と受取側の期待とのギャップや矛盾を森博嗣流?につっこんでる。また森博嗣の創作態度をわかりやすく?感じられると思うw 俺は終始ニヤニヤしてたが、固定概念強い人は下らない本だって思うと思うw

    まぁ実際下らないけどそれだけじゃないって。
    本を読まない、勿論森博嗣全く知らない人に作中のタラちゃんのくだりを話したら「なんですかこれ、面白いですね!」って反応きた。
    それホントにどーでもいいくだりなんですけどね。気になる人は後悔覚悟で読んでください。

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    2014年07月28日
  • つぼやきのテリーヌ The cream of the notes 2

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    日常生活の中から、どうでも良いことを抽出して、じっくり考えるという遊びをするようになった。
    リバースエンジニアリングみたいな感じで、僕にとっては趣味みたいなものかもしれない。

    この本を読んでいると、読んでいる間に別のステレオタイプが構築されていく。
    世間のステレオタイプ、僕のステレオタイプと比べて、「あ、いいな」と思うとそれが新しい僕の常識みたいなものの原型になる。

    この行為によって拘りが増えていくのか、はたまた減っているのかはわからないけれども、少しずつ柵から解放されていくような気がする。
    そんな本だった。

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    2014年07月24日
  • 大学の話をしましょうか 最高学府のデバイスとポテンシャル

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    ネタバレ

    大学をテーマに作家で工学博士でもある森博嗣さんへのインタビューを取りまとめた一冊。中は文字も大きく内容もそこまでない。しかし森さんの独特の考えが示された良本であると思う。

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    2014年07月15日
  • 創るセンス 工作の思考

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    工作とそこから得られる人生の教訓。
    夏休みまえに読むのがタイミング的によい。継続するのがいちばんなのだけれど。

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    2014年07月11日
  • レタス・フライ Lettuce Fry

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    短編集なのでさくっと読めるんですが、ひとつひとつがもやもやともやもやを呼んで読み終わると終わった気がしなくてまた開いてしまいます。何度読んでも私の頭では想像が完璧に出来ない話もありました。なかなか全てを理解するのは毎度のことながら難しいです。

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    2014年07月05日