森博嗣のレビュー一覧
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メフィスト賞受賞作家が好きな方にオススメな一冊。とりあえず15ページまで読むことをお勧めする。すると、次の文章にたどり着く。
『この「まえがき」を読んだだけで、本書がかなり「異端」であることがご理解いただけたはずである。自分にとって価値がありそうだ、と予感された人が本書を読まれることを期待する。その予感が正しかったとしたら、それは小さな幸運だろう。』
メフィスト賞受賞者には西尾維新さんや辻村深月さんらがいる。賞の受賞者にはコアなファンがつくとかつかないとか。そんな少し尖ったイメージのある賞。その賞の第一回受賞者・森博嗣氏の小説論。
これは小説の書き方のノウハウ本というよりは「ビジネスにお -
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「かつて子どもだったあなたと少年少女のためのミステリーランド」
というシリーズの中の1つらしい。
主人公は、こまっしゃくれた小学生の新太(あらた)。
奇矯な言動の伯爵と、理屈屋の新太。
探偵小説というよりは、冒険小説っぽい感じかな?
新太目線の物語だから、印象としては柔らかめなんだけど
そこで語られている事は結構残酷だったりします。
それを会話という形で社会の歪みというか物事の本質みたいなものを
改めて問いかけれらているような気がします。
あぁ~!だから「かつて子どもだったあなた・・・」なわけね。
物語の最後には、仕掛けが施されております。
そういうところが森博嗣なんだなぁ~と改めて思ってみた -
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本書はスカイ・クロラシリーズやS&Mシリーズの著作がある森さんのエッセイ集、第二弾です。
第一弾の「工学部・水柿助教授の日常」は以前読んだ事があったので、第二弾である本書も読んでみました。
内容の方は第一弾同様、筆が滑りまくった感じで冗長な部分が多い物となっており、最早これは著者の駄弁を楽しむ本と言えるでしょう。
それでも一応テーマらしきものはあり、それは著者のデビュー秘話とでも言うべきものです。
札幌で開かれた学会の為の出張に、珍しくついてきた奥さん。
札幌の夜、彼女のすすめに従いミステリィ小説を書く事に決めた著者。
出来上がった小説を最初は奥さんや信頼できる友人のみに見てもらった -
Posted by ブクログ
元名古屋大学助教授が書いた理論派のエッセイ。
少し毒舌で面白い。
女性見て美人だなあと思うには年寄りの方が多い。これは評価基準が下がったからではなく、これから見れる機会の差だろう。
若者は、いやまだ出会っていないに美人がいるに違いないと思うからだ…いや納得!
他にも、情報と広告は同じではないか、組み合わせると別のものになるものは非常に多い、自由を教えるにはまず支配すれば良い、芸術家は過去の仕事に価値が生じる、明日死ぬと思って行動し、永遠に生きられると思って考えろ、表現とは他者を説得できる行為、水が何で出来ているかを知っているのは重要。面白い。