森博嗣のレビュー一覧

  • レタス・フライ Lettuce Fry

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    短編集なのでさくっと読めるんですが、ひとつひとつがもやもやともやもやを呼んで読み終わると終わった気がしなくてまた開いてしまいます。何度読んでも私の頭では想像が完璧に出来ない話もありました。なかなか全てを理解するのは毎度のことながら難しいです。

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    2014年07月05日
  • 探偵伯爵と僕 His name is Earl

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    森さんのシリーズ外の小説です。
    タイトルと最初の数ページから受けた印象は、「少年と不思議なおじさんとの出会い、ちょっと不思議な事件、ひと夏の冒険と心温まる思い出」みたいなものだったんですが、読み進めてみると、心温まる話ではなかったです。
    子ども目線から見た誘拐事件で、文章からライトな印象を受けてしまうけど、実は全然ライトじゃなかったです。

    新太くんはかなりマセガキな感じでしたが、たぶん私も子どもの頃大人に対してこう思ってたことあったなーっていうことも結構ありました。
    文章は新太くんの日記ということになってるので、あれ?そういえばあれって結局なんだったんだろう?っていうところもありました。

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    2014年06月29日
  • 「思考」を育てる100の講義

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    思考を育てるかどうかは知らないけれど、考え方に幅を持った方がいいと思うようになったのは森博嗣氏のWEB日記やエッセイを読むようになってからではある。
    本編にもあるが、同氏が思想家というよりは人間って誰だって思想家だろう。

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    2014年06月06日
  • 墜ちていく僕たち

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    連作短編集。題材としてはよくある話だが、かなりひねりが効いていて面白い。但し、文章が散文的で自分としては読みにくいと感じた。

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    2014年05月30日
  • 小説家という職業

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    どのように森博嗣の作品ができたのかがわかる。ビジネス、職人。業界についても触れている。
    読後、もういちどシリーズを読み返したくなった。


    (すばるさんは小説マニア)
    蔵書、電子書籍

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    2016年02月23日
  • 虚空の逆マトリクス INVERSE OF VOID MATRIX

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    森さんの本を読むと将来は画面と向かい合うだけの生活で全てが進む日が本当に来るような気になります。画面の中にいる人間そのものに会う必要のない未来。そうなったら味気ないと思う反面そう思う人もその内いなくなっちゃうのかなとか考えたりします。メアリィが毎日同じ場所にいるとか、話好きにあたったとか、シンちゃんのやってしまったこととか、印象に残っていたけれど最後の犀川せんせと、萌絵ちゃんに全部もってかれちゃいました。もー可愛いよこの二人。いくつのやりとりなのそれ。

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    2014年05月21日
  • τになるまで待って PLEASE STAY UNTIL τ

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    『そういった、何故そうしたのか、という理由に立ち入ると、最初から数々の可能性が否定されてしまうことになるんじゃないかな。そうじゃなくて、物理的にどんな方法が現実にありうるのか、をまず問うべきだよ。理由というのは人間の気持ちの問題であって、そんな理由まで考慮していたら、結局は理論に曖昧性を持ち込むだけで、目標が霞んじゃうと思う。』

    ハウダニットの部分だけなので少し物足りないかも。やっぱ、ワイダニットもないとダメだなぁ〜。

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    2014年05月18日
  • 「思考」を育てる100の講義

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    ネタバレ

    この本とよく似たタイトルで、著者の「常識にとらわれない100の講義」という本があり読みました。タイトル・構成・コンセプトは、全く前回と同じだとバレバレですが、どうしても手に取り読んでしまいます。モノの見方の視点が、一般解とは違っていて面白い。面白いという感覚を持つのは、「私自身もそう考えたりすることがある」が、そこまで堂々と意見を表に出してくれてると嬉しいという感覚かもしれない。だから面白いというより共感なのかもしれない。著者の考え方の中心は「合理性と抽象性」だと思います。一見すると矛盾する2つの考え方ですが、これが両立しているところが不思議な思考の世界を創っているとも思えます。
    29番目の講

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    2014年05月18日
  • 工学部・水柿助教授の逡巡 The Hesitation of Dr.Mizukaki

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    「札幌かぁ…あそこはもう日本じゃないでしょう?」
    「そうでもないと思うよ」
    「だって、梅雨もないって言わない?」
    「ゴキブリもいないって」
    「あとほら、豚骨ラーメンもないらしいよ。早く独立すればいいのにね。沖縄みたいにさ」
    「沖縄も日本だよ」

    「あほら、一粒でレモン三十個分とかってキャンディあるでしょう?」
    「あるかな」
    「私、スーパでレモンを見るたびに、これってキャンディの三十分の一か、栄養ないなあって思うもの」

    『「面倒だよね。僕が口でプロットを話すから、君が書いたらどうかな」水柿君はこのあと、「君なら、毎日、暇でしょう?」という言葉を呑み込むのである。このようにして毎日呑み込んだ言葉

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    2014年05月12日
  • 魔的

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    森博嗣で初めて読んだんが詩集て。

    銀色夏生の詩集ぐらいしか日本人のものはまともに読んだことないです。

    詩集出すような作風だと思ってなかったから、むしろ興味本意の冷やかし読書。

    だけど後半の作品の盛り上がり方すごい。詩集や短編はどう考えても作品の順番が評価に大きく繋がるけど、これは成功してる。畳み掛けて、ちゃんと落ちる。強いて言うなら助走がながい、かなあ。

    でもぜひ小説も読みたいと思いました。


    「胸のうえに手をのせていると悪い夢をみるよ」

    「海の向こうにはなにがある?」「夜と粉と髭と泥」

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    2014年05月11日
  • 銀河不動産の超越 Transcendence of Ginga Estate Agency

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    ネタバレ

    通して読むのは三度目くらいかな?
    主人公の性質が他人とは思えないレベル。
    森博嗣特有の、現実的なんだか非現実的なんだか微妙な世界観はとても好きです。

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    2014年05月06日
  • レタス・フライ Lettuce Fry

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    森博嗣作品をコンプリートしていないと、この本の価値はわからんのだなあ。ここまでのシリーズ、短編を全部読んでいた僕でさえ、森さんの時空のトラップを忘れていた。

    刀乃津診療所の怪 は、本当に懐かしかった。Vシリーズと四季シリーズを読み終えて、以前の作品を再読したい、いやしなくてはと思いながらも先へ進んでいたけれど、こんなところで2人に出会えるとは!れんくんとしこさん!

    ライ麦畑で増幅して では保呂草さん。うーん、たまらん!


    率直な感想が浮かんだ。そう、人ってこんな複層構造で人生を送っているんだよね。

    普通の小説なら、そこに出てくる閉じられた人間関係で完結していて、たいした空間の広

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    2014年05月05日
  • θは遊んでくれたよ ANOTHER PLAYMATE θ

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    気づいたら私の書架は文字通り「森だくさん」になっている。

    見えているものに惑わされる…とは、見えてもいないものを見えているように錯覚させられてしまうことだろうか。ならば責任は惑わされる人間の方にある。今回の作品には論理矛盾など起こりそうもないくらい明快な事実だけが並んでいながら、事件に利害関係を持つ一人の人間のわずかな工作で、ほとんどの人間が見えているものの本質を信じようとしなくなり、自分たちが見てもいないものを事実だと信じ込んだ。

    理性的な言動とか、理知的な判断などというものは、それを常時可能にする脳細胞が存在していて、その持ち主にしかできないことなのだと知った。

    萌絵はおそらく未成熟

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    2014年04月29日
  • 工学部・水柿助教授の日常 The Ordinary of Dr.Mizukaki

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    Mシリーズの1作目です。
    エッセイ的要素を多分に含んだ小説なのかなって感じでした。
    水柿君がすごくおもしろくて、森さんも普段こんなこと考えてたりするのかなとか思いながら読みました。

    私的には1話と5話が好きなんです。
    どの話もいろんなエピソードが詰め込まれすぎてて、これはおもしろいっていうのもあれば、これはよく分からないなっていうのも。
    というかエピソードがありすぎて、特におもしろかったの以外はあまり覚えてません…。
    でもおもしろいところは思わず笑っちゃいながら読んでました。

    水柿君の人柄はとても好きになりました。
    にこにこっていうところとかすごくかわいいです。
    愛妻家なところも素敵。

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    2014年04月14日
  • つぼやきのテリーヌ The cream of the notes 2

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    前進する方向がわからないのか、自分がやりたくなくて進めないのか 謝り慣れた人間ほど、ミスが多く、同じ失敗を繰り返す。 反省よりも言い訳を重要視すべきだ エゴをまず全て吐き出す 自分の夢が実現できなかった理由は、自分に夢がなかったからだ クローン 真に新しい発想であれば、必ずいつかそれが価値を発揮する場面が来る。 アクセス権 残業手当ては、ルーチンワークを想定している たまたま高性能、低性能に生まれただけだ 中二病という言葉を使う人は、高二病にかかっていると考えられる 上位互換 子供の頃、若い頃の感覚を忘れないことは、大人の品格を支える 大衆を扇動して誰かが儲けるために行う宣伝 検索と模索 どう

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    2014年04月03日
  • 「思考」を育てる100の講義

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    1項目が見開き2ページずつでまとまっていてさっと読める。
    面白い。
    どきりとすることも書かれてあって反省しきりでございます。

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    2014年03月23日
  • どちらかが魔女 Which is the Witch? 森博嗣シリーズ短編集

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    シリーズキャラクターが活躍する短編を再収録したもの。キャラがあった方がミステリも面白みが増すと思うのですが、どうでしょうか

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    2014年03月22日
  • 今夜はパラシュート博物館へ THE LAST DIVE TO PARACHUTE MUSEUM

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    森博嗣さんの短編集です。
    今回は8つの話の中にS&Mシリーズの話が2つ、V×S&Mシリーズの話が3つもあります。
    初めてS&MシリーズとVシリーズの登場人物が同時に出てきました。
    嬉しい!

    S&Mシリーズは相変わらず面白いです。
    とくに『どちらかが魔女』が良かったです。
    まさか大御坊さんが!!
    最後の萌絵ちゃんと犀川先生の会話も良いです。
    S&M×Vの『ぶるぶる人形にうってつけの夜』は、なんかよく分からないけど面白かったです。
    練無ちゃんと萌絵ちゃんの掛け合い(?)が楽しい。

    シリーズ外の話の中では『卒業文集』が私は好きです。
    よく分からないんだけど

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    2014年02月09日
  • どきどきフェノメノン A phenomenon among students

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    ネタバレ

    大学院ドクターになると研究室に籠りぱなしになり人との交流もおろそかになる。自分も経験のあるそんな環境にいる女性を中心とした物語。すごく納得できるところも多々あり面白かった。

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    2014年02月06日
  • もえない Incombustibles

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    タイトルが秀逸。ぐぅっと心に残るラストだった。読み始めは森作品にしては珍しい登場人物の年齢設定で、青春もの?ちょっと異色??と思ってたけど、中盤から一気にいつものかんじに。ミステリーとしても面白かったけど、やっぱり人生観というか、そういうところにドキドキさせられる。確かに、もえないで残るものは、ある。

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    2014年01月28日