森博嗣のレビュー一覧
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主人公・院生の窪井佳那と、彼女を取り巻く男性陣のお話。
彼らそれぞれに良いところ嫌なところがあり、最終的に佳那が選ぶ(というよりも、選ばれた?)人は…。
不覚にもラストにキュンとしてしまいました。
恋愛対象じゃなかった相手を何かの拍子に好きになってしまう、ってあるよね〜とも思ったし、ミステリィの巨匠・森博嗣 初のラブコメディに「どきどき」しながら読み進めました。
この作品の中で何よりも秀逸だったのは、森博嗣の言葉遊び。
入院中の眠れない夜に読んだのですが、思わず病室で吹き出してしまった程!
ラストも爽やかで、読んですっきりと気持ちよくなりました。 -
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ネタバレ昔からエッセイが好きだけど、小説家というよりは人生の先輩というか、その「人」についてもっと知りたいという気持ちでいくつも読んでいた気がする。
いまは小説読むほうが好きなのに、森さんの小説はなぜかあまり読んでなくてエッセイから入ってしまった。理系的な考え方が好きなんだと思う。
なるほど、と思うものもあるし、ちょっと違うなというのも勿論あるのだけど。
【なるほど】
「汚い言葉を話したり書いたりすれば、自然に汚い人間が出来上がる。」
→昔の子どもは言葉遣いから丁寧だったというのはよくわかる。いまは親と子の関係性も変わってきているからか。
「偉い人の話を聞いて、それをそのままブログに引用しても、 -
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Only the Darkness or Her Kiss~僕・頸城悦夫は元同棲相手の水谷優衣からの依頼で,IT長者・ウィリアム・ベックの本を書くためのインタビューで有名な避暑地の別荘にやってきた。友人の赤座都鹿からポルシェを借りた。広大な敷地にはヘリポートもあり,ウィリアムは急用で東京に出掛けており,息子のアンディもいない。妻のサリィとアンディの恋人・シャーロット・デインはいるらしいが,実際に言葉を交わしたのは家庭医のロジャ・ハイソンだけだ。ヘリコプターが帰ってきて,若い女性の悲鳴があがった。僕が会った直後に銃で撃たれたらしい。警察が来て取り調べが始まるが,凶器は見つからず,犯人が外に出た形
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こういう、エッセイ的なものを読むと、森博嗣という人は、やはりかなり論理的で、一本筋が通っていて、人と変わった物の考え方をする変人なんだなあということがよくわかる。
小説「S&Mシリーズ」の犀川先生の人格は彼自身が投影されているんだろうと思うけれど、それだけではなく、客観的に一般常識としての思考も理解していて、自分が変人だという自覚も持っているから、ああやって小説として書くことが出来るんだな。
100のテーマの中には、まったく意味がわからないものや、共感出来ないものもあるけれど、おおむね、ちょっと違ったひねくれた角度から物事を考えていて、なるほど!と気づかされることが多かった。
彼自身が -
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森博嗣さんと言えば理系ミステリ、という乏しいイメージから、理系の人の頭の中身を覗き見してみたいと思って読んでみた。
まず先に短い格言的な言葉があって、それに見開き1ページ分の補足文があるようなつくりの本。それが100個載っている。
全部通して読んでみて、共感できる項目とできない項目が6対4くらいだったかな、という印象。
でも最初から共感を求めて読んだ訳じゃないから、こういう物の考え方もあるんだな、と単純にその視点に感心したりした。
人と関わる生活をしていればいろんな考え方の人と出逢うし、全然違う考え方の人と話す機会も多いわけで、そういうときにいちいち目くじらを立てたりせずに「そういう考え方