森博嗣のレビュー一覧

  • λに歯がない λ HAS NO TEETH

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    密室状態の研究所で発見された身元不明の4人の銃殺体。
    それぞれのポケットには「λに歯がない」と書かれたカード。
    そして死体は、歯が抜かれていた。

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    2018年08月05日
  • 天空の矢はどこへ? Where is the Sky Arrow?

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    Wシリーズも9作目。
    次巻で終わりの予定だとか。

    ウォーカロンメーカ・イシカワの幹部が乗った飛行機が行方不明になり、イシカワの工場では武装勢力による立てこもり事件が発生した。
    飛行機は見つからず、武装勢力はなんの要求も出さず静かに物語は進行していく。
    工場内に多数の人質がいるとされるが、彼らの安否は?
    武装勢力の目的も行方不明になった飛行機の関連も不明。
    警察は工場にロボット部隊を潜入させたが、帰ってこない。

    人間とウォーカロンと人工知能がお互いに近づきつつあり、その先にどのような世界が待っているのか?

    真賀田四季博士が構築しようとしている「共通思考」とは何か。

    終わって欲しくない、で

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    2018年08月05日
  • レタス・フライ Lettuce Fry

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    ネタバレ

    森博嗣のショートショート,好きです。世界観に入れそうっていうところで結末を迎えてしまって自分がまだまだ至らないのだと痛感させられた。
    何の先入観もなく読み始めた主人公がまさかの林さんで,この人視点の物語展開ってあまりなかったから新鮮だった。なんだかVシリーズで感じていた林さんよりもちょっと女々しい印象。
    Gシリーズのプロローグ的な『刀乃津診療所の怪』は,まさかの登場人物(明言はされないけど)に「くぅぅ〜これが短編の醍醐味!」と興奮してしまった。少林寺に女装,美女×背の高いボーイッシュ…はぁ〜シリーズが終わってもこうやって楽しませてくれるから森博嗣ファンはやめられないんです。

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    2018年08月03日
  • 天空の矢はどこへ? Where is the Sky Arrow?

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    ミチルとロイディの秘密が明らかに!?     
    人工知能だって宇宙に行きたい!     

    そんなお話。    

    次巻で終わってしまうのん??

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    2018年07月29日
  • 天空の矢はどこへ? Where is the Sky Arrow?

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    今さらだけど。何シリーズも交錯して。XとWなんてリアルタイムで読むからこその相互干渉がある気がして。そのために刊行時期もコントロールされてる気がして。凄すぎない?と改めて思う9巻。

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    2018年07月29日
  • つぼねのカトリーヌ The cream of the notes 3

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    森博嗣氏の小説はいまだ読んだ事がないが、これはエッセイであります。
    とても考え方が斬新というか視点が普通じゃないというか。こんな考えもあるのかと思わせてくれて面白かった。

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    2018年07月23日
  • キラレ×キラレ CUTTHROAT

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    ネタバレ

    鷹知さんから頼まれて、電車内で起きた連続切り裂き魔の調査をすることになる小川さん。
    正直中野さんの殺人は本当に彼女なのか疑問点が残るくらい鮮やかです。
    自意識過剰がここまでいくとカウンセリングのレベルではもうないですね。カウンセラーも考えてること全てがわかるわけはないですし。
    私も多少自意識過剰になるときが全くないわけではないですが、ひとは見ているようで見ていないという呪文を胸に過ごしています。

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    2018年07月09日
  • 血か、死か、無か? Is It Blood, Death or Null?

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    ネタバレ

    帯に「人間を殺した最初の人工知能、イマン」とあった。このWシリーズは人間の登場人物よりも、人間以外の登場人物(人物とは言わないかもだけど)が多くなってきているのではないか。

    帯に大々的に書かれた内容は、本書ではあまりキーポイントにならなかった気がする。イマン以外にクリスティナという人工知能の登場したが、こちらもキーマン(マンじゃないけど)ではなかった。むしろ、こんなにガッツリと百年シリーズとリンクするとは……。名前は懐かしいが、もうストーリィを覚えてないから、読み返そうかな。
    そしてまたこれもね、最後の一言がね。あぁ!いたいた、その人!って感じで。うん、百年シリーズを読み返すしかないな。

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    2018年06月28日
  • ジグβは神ですか JIG β KNOWS HEAVEN

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    ネタバレ

    時間が経ったなーみんなもう働いてる時間軸に飛んでいる
    赤柳さんマジか笑
    そして真賀田四季、最初に館長の名前出てきたときにもしやと思ったけども
    後半は真賀田四季出てきそうでハラハラした

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    2018年06月26日
  • 四季 冬 Black Winter

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    四季シリーズはS& MシリーズとVシリーズを読んでいないとわからないでしょうが、読んだ人にとっては、次のシリーズを匂わせる絶妙な展開でした。ファンにとってはオールスター作品ですね。

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    2018年06月23日
  • 夢の叶え方を知っていますか?

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    自分の夢に他者を介入させない。人の夢を自分の夢と錯覚しない。常に自分が自由であることをモットーに生きることを再確認できた。

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    2018年06月14日
  • 血か、死か、無か? Is It Blood, Death or Null?

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    ネタバレ

    Wシリーズ第8冊~ヴォッシュ教授に呼ばれエジプトに赴き、ネガティブピラミッドで見たAIイマンはがっかりな姿。「人間を殺した最初の人工知能」と呼ばれ、反政府主義者に使われていたが、その会話が漏れてネットに流出した。漏らしたのは誰か。ケースには「血か、死か、無か?」と彫られていた。一方、蘇生に成功したナクチュの冷凍遺体が盗み出された。急遽帰国するが、イマンが盛んに情報交換していたAIが南極にあると連絡が来て、ヴォッシュと訪ねるとイマンと同じ小さなコンピュータが呼びを含めて144台。これがAIかと驚いていると、死んだはずのフランスの富豪・モレル氏も隠れていた。自己防衛のためにロボットを使い、二人の護

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    2018年06月12日
  • 血か、死か、無か? Is It Blood, Death or Null?

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    ネタバレ

    知らないで読んだけど、百年シリーズと繋がってる。でもいまいちどのくらい時間経過があるのかよくわからなかった。女王四季だったのか。このシリーズは初めて読んだけど、ミチルが京都で殺されたとか、ロイディが…前のも読まないと。デボラってすべてがFになるの四季の研究所の?

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    2018年06月09日
  • 自分探しと楽しさについて

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    ネタバレ

    気になったところをメモ

    自分の楽しみとは
    他者との比較ではない楽しさへ
    楽しみに勝ち負けの楽しさだけに明け暮れると精神が貧しくなる。比較したければ過去の自分との比較すべし。

    今が楽しくないのは、以前に楽しさの種を蒔かなかったせいだ。楽しさを育てなかった、その結果が今なのだ。

    金は楽しさを生まない。
    逆に楽しさを求めれば、金は入ってくる。
    真剣に楽しみを実現したいと思う人は、自然に金持ちになっている。

    楽しさは恵まれるものではない。

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    2020年03月17日
  • 夢の叶え方を知っていますか?

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    夢とは何か?
    何かを作り上げること。
    森氏の場合は工作だった。

    夢は昼寝とかグダグダする暮らしの実現とは異なる。
    何かを作り続ける。
    日々夢の実現に何かアクションを起こす。

    夢は他人に見せびらかしたり人を巻き込むことではない。
    自己満足こそ目指すべきこと。

    夢に向かっていれば日々の労働も夢の実現のための資金作りと考えられる。

    そんな感じ。

    自分では夢を意識したことがあまり無かったけど、
    何かになりたい、実現したい、○○を入手して◎◎をしたい、ということ位しか考えてこなかった。
    世間一般の人たちもそんな感じで、著者がこの本を書くにあたって編集部で取ったアンケートでも、金持ちになりたいけ

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    2020年05月10日
  • 四季 夏 Red Summer

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    保呂草と各務, 紅子とへっくん(犀川先生)と喜多先生, 林と七夏。
    なんて豪華な四季シリーズ。

    真の天才たる四季に人間らしさを一瞬だけ感じた暑い暑い夏。
    なるほど, これが「すべてがFになる」の前置きだとすると, どれだけ練りに練られた作品なんだ…圧倒される。
    「すべてがFになる」の再読のタイミングを決めかねちゃう。

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    2018年05月17日
  • 銀河不動産の超越 Transcendence of Ginga Estate Agency

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    ネタバレ

    高橋くんはおちこぼれ大学生で、就活もうまくいかず最後の手段で用意されている不動産屋へ就職。
    少数精鋭のようなひまな職場で日々働いて、ひょんなことから変わったお客さんの対応をしたことで自分が引っ越すことになり、その引っ越し先がとても変わった場所のおかげでいろんな人とつながり、流されるままに結婚まで。はては社長、多角経営で大成功。でもとてもそうなるようには見えないとても大人しそうな主人公。人柄と運が彼をここまでにさせたのか。
    人生ってわからないのかも、と思わせてくれる本でした。

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    2018年05月16日
  • タカイ×タカイ CRUCIFIXION

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    2018/5/6。
    数年ぶりに文庫本にて再読。ミステリー的なトリックというより、犯罪心理学的(この表現が正しいかは微妙だが)な動機に関連するテーマ性が強いシリーズだと感じた。
    その人にとっての行動の理由である「なぜ」は究極的に個人的な事情に左右されるということか。

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    2018年05月06日
  • ペガサスの解は虚栄か? Did Pegasus Answer the Vanity?

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    ウォーカロンシリーズ

    パリの博覧会から逃亡したウォーカロンの中には
    疑似受胎機能を持ったものがいたのでは?

    インドの富豪の家に生まれた赤ん坊は
    いったい誰の子供なのか

    人間とウォーカロン、そして人工知能
    さいごはみなひとつになるのだろうか

    ウグイがちゃんと出てきてよかった♪

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    2018年05月04日
  • ペガサスの解は虚栄か? Did Pegasus Answer the Vanity?

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    あーもう、相変わらず森作品はタイトルが秀逸ですね。
    「虚栄」・・・色々な虚栄が、なんというか、
    パットした光の元では見えず、
    しかし、心の奥底に抱えている、そんな気がしました。

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    2018年05月02日