森博嗣のレビュー一覧
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ネタバレ収録作品
どちらかが魔女/双頭の鷲の旗の下に/ぶるぶる人形にうってつけの夜/ゲームの国/私の崖はこの夏のアウトライン/卒業文集/恋之坂ナイトグライド/素敵な模型屋さん
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講談社文庫刊、短編集第3弾。
解説が羽海野チカさん(『ハチミツとクローバー』)というのも何とも豪華。
S&Mシリーズ、Vシリーズの登場人物たちが出てくること、しかもそのふたつのシリーズの人間が絡む物語も含まれているという、森博嗣さんの読者ならちょっとした感動を得ることができてしまうこの短編集。
全くそのキャラクタを知らない方でも楽しむことはできるけれど、どうせならそのふたつのシリーズも読みつつ…読んで欲しいかな。
個人的には『素敵な模型屋さん』が懐かしい雰囲気を感じ、優しい気持ちになることができて好き。
どの作品もやはり森さんのカラクリ?があって、ひとつ解けて「ひっかからないぞ!」と思っていても他のところで引っ掛かってしまっていたりで、相変わらず森博嗣さんの手の中でジタバタしている。
でも、それが楽しかったりもする。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ水柿助教授シリーズ第二弾。
まるで、森先生自身のことについての面白エッセイのようだけれど、あくまでも”小説”である…らしい。
ミステリィ作家になり、お金が儲かるようになり…赤裸々に述べられていく生活。
「儲かっている」とちゃんと書いちゃうところが森先生らしい。
須磨子さんともなんだかんだで仲良しで、いつも楽しそうである。
きら~くにきら~くに読める森作品。
本格ミステリ、いつもの森ミステリを期待していると、肩透かしをくらいます。
ラスト、油断しきって読んでいたら、森作品にあるまじき(!)爽やかさで終わり、不覚にもぐっときてしまった。
ずるい。 -
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まず・・・
森博嗣先生は私の一番大好きな作家さんです。
先生の小説、エッセイが私に与えた影響は大きいです。
これは、webにも書かれている森先生の日記。
毎日、庭掃除をし、工作をし・・・時々小説家。
悠々自適の生活。
私は森先生が大好き。
それを前提として・・・
これは、おじいちゃんの愚痴でしょうか?
と思うことも。
もう、隔世、隠居したおじいちゃんが、
世の中を見て、最近の若者(若者に限らないけど)を憂う、という。
そういう構図が見えました。
尖ったことを言わないと「ふつー」だしね。
記憶に残るためには、こういう「尖り」も必要なんでしょう。
常々思うのは、森博嗣先生のエッセイを読んでいて、
私は日々、なんて思考せずに生きているんだ、ということ。
人の思想を読んで、
「ほー」と思うだけでなく、
自分で思考することが大事だと気づかされます。 -
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前作、それから百年シリーズを読んでから間があいている上に、百年シリーズも女王の百年密室以外未履修なせいで、せっかくの「ぞくっとポイント」が、「(ここは多分)ぞくっ(ってなるはずだぞ、私)ポイント」に…悔しい…
それにしても、王子の生体が盗まれた理由、当事者の感情としては複雑なのだろうけど、割とあっさりしていたというか、まあ、理解できる範疇な気がする。
それに対して、人工知能たちの行動動機が、一見論理的で明快なのだけど、その実、難解すぎる…
それは、同民族だと顔の識別ができて、異民族だとできないのと同じように、参照データが少ないからなんだろうか。
それは多分、人工知能側も同じことで、だからこそフレーム問題があるのかな… -
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ネタバレ講談社文庫短編集第四弾。
S&Mシリーズのふたりも出ている、楽しみだ。
この短編集、ひとつめの『トロイの木馬』。
ちょーっと私には難しい。
コンピュータに関する表述については、お手上げ状態。
どちらが現実でどちらが現実ではないのか。
相変わらず、惑わされまくってしまった。
物語の最後の最後まで。
S&Mシリーズのファンならば、短編集ラストの『いつ入れ替わった?』はきゅん、とするのでは。
犀川先生と萌絵のやりとりは必読。
拍子抜けさせられたり、感心させられたり、かと思えば切ないお話に胸がぐっときたり。
やっぱり、森博嗣さんの作品は大好き。 -
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ネタバレある日、山吹早月は友人、舟元繁樹のマンションに来訪中、ふとしたことから死体に出くわしてしまう。
両腕をYの字に吊られ、背中には翼をつけた奇妙な死体、そして、密室状態の現場。
さらに、死体発見の一部始終を録画した”Φは壊れたね”というタイトルがつけられたビデオの存在。
大学院生、西之園萌絵が学生たちと事件解明に挑む!
Gシリーズ第一弾。
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文庫が出たー!とうきうきしながら読みました。
タイトルにギリシャ文字が入っていることから”Greek”(ギリシャ語、ギリシャの)の頭文字を取ったらしいGシリーズ。
何と言っても、S&Mシリーズの萌絵が出ていること、森博嗣ファンにはたまらないのではないでしょうか。
今までにS&Mを読んだことがない人はそういう意味ではもうひとつ楽しめないかも。
大学院生になった萌絵、そして、助教授になった国枝先生。
犀川先生がVシリーズ出演?に続き、電話だけの登場というのがまたもや残念。
まぁ、本格的に犀川先生と萌絵が出てきてしまったらS&Mシリーズになってしまうので、しょうがないのですが。
二人の仲はいい感じのようで、それはちょっとにやり、としてしまいました。
死体発見時が一番ぞくりとしました。
飾り付けられたかのような死体にVシリーズの『赤緑黒白』が思わず浮かぶ。
謎が解明されてからは逆にあっさりしていたような。
もともと森ミステリは犯人の動機などに突っ込んでいく、という作風でもないように感じているので、それでがっかり、ということはないけれど。
学生たちのキャラクタも愛嬌があって和やか。
海月くんが一歩飛び出ている?
彼が一応、探偵役なのかな。 -
Posted by ブクログ
ネタバレここでの悲観は心配とか想定して備えるとか、未来への思考と洞察と準備のこと。
そこにはモチベーションとか、やる気とか、楽しむとかの要素は無い。
考え抜いて想定しつくして、やるべき事をやり備える。
急がば廻れとか、必要な手順を踏むとかの実例も紹介されている。
その通りと思うし、一つ一つは難しい話ではない。
でも実践出来る人は少ないだろう。
自分がやっている競技や仕事や投資や趣味に活かせる話で大変為になった。
具体的には:
1.AならばBといった決りごとが絶対ではない、と疑う。
2.こうだと言い切るような発言に対して、例外を探す。
3.見込める効果を小さめに評価し、それでも全体が成立するか検討する。
4.多数意見を鵜呑みにしない。
5.都合の悪い事態ほど優先して考える。
6.できるだけ多数の視点に立って考える。
7.自分の説明が相手に理解されないことを考慮しておく。
8.周囲からの評価を期待しない。