森博嗣のレビュー一覧

  • 道なき未知 Uncharted Unknown

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    森さんのエッセイを数冊読んでいると、感心するところと、反感をもつところがいろいろでてくる。

    「絶対に私は勝つ」とか「俺は絶対に失敗しない」とか、そういうセリフをドラマ以外でもし本気で言う人間がいたら、あまり近づかない方がよろしいだろう。
    これには同感。うさんくさい。
    森さんは嫉妬したことがない。と書かれている。
    これはちょっと違うなぁと感じました。
    本人の行動では認識していないと思うので。森さんの奥さんに聞いてみたいかも。

    0
    2019年05月16日
  • 探偵伯爵と僕 His name is Earl

    Posted by ブクログ

    児童書的な一人称かと思って、油断していました。
    理系文学。子どもの声を通して、いろいろ気づかされました。

    0
    2019年05月15日
  • 虚空の逆マトリクス INVERSE OF VOID MATRIX

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    講談社文庫短編集第四弾。
    S&Mシリーズのふたりも出ている、楽しみだ。

    この短編集、ひとつめの『トロイの木馬』。
    ちょーっと私には難しい。
    コンピュータに関する表述については、お手上げ状態。
    どちらが現実でどちらが現実ではないのか。
    相変わらず、惑わされまくってしまった。
    物語の最後の最後まで。

    S&Mシリーズのファンならば、短編集ラストの『いつ入れ替わった?』はきゅん、とするのでは。
    犀川先生と萌絵のやりとりは必読。

    拍子抜けさせられたり、感心させられたり、かと思えば切ないお話に胸がぐっときたり。
    やっぱり、森博嗣さんの作品は大好き。

    0
    2019年05月14日
  • φは壊れたね PATH CONNECTED φ BROKE

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ある日、山吹早月は友人、舟元繁樹のマンションに来訪中、ふとしたことから死体に出くわしてしまう。
    両腕をYの字に吊られ、背中には翼をつけた奇妙な死体、そして、密室状態の現場。
    さらに、死体発見の一部始終を録画した”Φは壊れたね”というタイトルがつけられたビデオの存在。
    大学院生、西之園萌絵が学生たちと事件解明に挑む!
    Gシリーズ第一弾。

    *****

    文庫が出たー!とうきうきしながら読みました。
    タイトルにギリシャ文字が入っていることから”Greek”(ギリシャ語、ギリシャの)の頭文字を取ったらしいGシリーズ。
    何と言っても、S&Mシリーズの萌絵が出ていること、森博嗣ファンにはたまらないのではないでしょうか。
    今までにS&Mを読んだことがない人はそういう意味ではもうひとつ楽しめないかも。

    大学院生になった萌絵、そして、助教授になった国枝先生。
    犀川先生がVシリーズ出演?に続き、電話だけの登場というのがまたもや残念。
    まぁ、本格的に犀川先生と萌絵が出てきてしまったらS&Mシリーズになってしまうので、しょうがないのですが。
    二人の仲はいい感じのようで、それはちょっとにやり、としてしまいました。

    死体発見時が一番ぞくりとしました。
    飾り付けられたかのような死体にVシリーズの『赤緑黒白』が思わず浮かぶ。
    謎が解明されてからは逆にあっさりしていたような。
    もともと森ミステリは犯人の動機などに突っ込んでいく、という作風でもないように感じているので、それでがっかり、ということはないけれど。

    学生たちのキャラクタも愛嬌があって和やか。
    海月くんが一歩飛び出ている?
    彼が一応、探偵役なのかな。

    0
    2019年05月07日
  • 科学的とはどういう意味か

    Posted by ブクログ

    科学によって得られるものとは人間の自由(^o^)/科学の存在理由、科学の目標とは人間の幸せである\(^_^)/

    0
    2019年05月06日
  • 悲観する力

    Posted by ブクログ

    悲観という観点から、批判的に箴言を与える良書だと思うが、「悲観」という言葉に強引につなげている感じもして、確かにそういう見方もできるが、ちょっと飛躍がないだろうか?と感じるところも散見されたような読後感が残る。

    0
    2019年05月05日
  • 悲観する力

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ここでの悲観は心配とか想定して備えるとか、未来への思考と洞察と準備のこと。
    そこにはモチベーションとか、やる気とか、楽しむとかの要素は無い。
    考え抜いて想定しつくして、やるべき事をやり備える。
    急がば廻れとか、必要な手順を踏むとかの実例も紹介されている。
    その通りと思うし、一つ一つは難しい話ではない。
    でも実践出来る人は少ないだろう。
    自分がやっている競技や仕事や投資や趣味に活かせる話で大変為になった。

    具体的には:
    1.AならばBといった決りごとが絶対ではない、と疑う。
    2.こうだと言い切るような発言に対して、例外を探す。
    3.見込める効果を小さめに評価し、それでも全体が成立するか検討する。
    4.多数意見を鵜呑みにしない。
    5.都合の悪い事態ほど優先して考える。
    6.できるだけ多数の視点に立って考える。
    7.自分の説明が相手に理解されないことを考慮しておく。
    8.周囲からの評価を期待しない。

    0
    2019年05月11日
  • 人間はいろいろな問題についてどう考えていけば良いのか

    Posted by ブクログ

    考える作業を続けるには抽象化しないと1つの具体にとらわれてしまうし、そもそも抽象化すること自体が考える事だったりする。

    0
    2019年04月30日
  • 人間のように泣いたのか? Did She Cry Humanly?

    Posted by ブクログ

    え?
    シリーズ完結。
    ウグイがどんどんチャーミングになっていって幸せだった。

    そして気づく。
    私は前巻の「天空の矢はどこへ?」をとばしたのではないか・・・w

    0
    2019年04月25日
  • キラレ×キラレ CUTTHROAT

    Posted by ブクログ

    Xシリーズの第2弾。
    事件が発生し、それを追跡する過程は本来なら緊張感があるはずなのに、何故かトボけたユニークさを感じてしまう魅力はVシリーズに通じるものがあります。

    0
    2019年04月12日
  • 道なき未知 Uncharted Unknown

    Posted by ブクログ

    森さんの本はエッセイばかり3冊目になるが今回も色々な示唆に富む話で雑誌の連載で特に20代女性の若い人向けに書いてあるそうだが40歳のおじさんが読んでも読み応えのある内容だった。『生きていく目的というのはむしろ自分の変化を楽しむ方にあると僕は感じる。駄目もとで仕方なく少しずつやっていると、そのうち面倒を面倒と感じない自分が出来てくる、自分が変化するのだ。これは本当に素晴らしい、仕事の結果よりもずっと価値がある。そしてこういった自分の変化の積み重ねるうちに、自分には出来ると思える「自信」というものが育つ。』『つい「道を探そうという姿勢」積極性は立派だが探すのではなす築くもの。ただ毎日こつこつと進む一歩によってしか近づけない。』『人によって能力に差があるとすればスピードの差だ。時間をかけようとせず自分には才能がないからとやらないのが大多数の凡人である。けっして時間をかけたことが偉いわけではない。ただ時間をかけた方が良いものができる確率がたかいということだ。』『「楽観は馬鹿でもできる」上手くいかないだろう、成功するなんて可能性は低いという見方を常にする。』「失敗の練習」でデータを積み重ねる。最近引退したイチローのコメントとも被る部分が多くある。参考にしよう。

    0
    2019年04月03日
  • 赤目姫の潮解 LADY SCARLET EYES AND HER DELIQUESCENCE

    Posted by ブクログ

    この世界の真理のようなものを哲学的かつ理論的な考察を用いて描いているSF作品です。
    読み終わり一言で言うと、「意味がわからない、混乱する」という感想になりました。

    でも、とても世界観の描写と表現が綺麗で情景が鮮明に思い描くことができます。色の描写がとても綺麗です。世界がコロコロと変わっていくはずなのに情景はすんなりと想像できました。

    私にはまず意味がわからない、理解するのがとても難しい作品でしたが、もう一度初めから短時間で読みたいとおもいます。(千年シリーズ最終作と書いてあるくせにこれから読んでしまったから混乱しているのかな…?と思ったり(笑))

    なぜ星4つかというと、
    単純に「意味がわからない」ではなく「複雑なパラドックスで出来上がっていて理解に苦しむ。けれど、理解したい、もう一度読んでみよう」という意欲を掻き立てる作品だとおもったからです。

    哲学や真理について考えることが好きな人にはオススメしたいですが、サラッと読める本が好きな方にはオススメできません、かなり理屈っぽいお話なので。。。

    0
    2019年03月28日
  • そして二人だけになった Until Death Do Us Part

    Posted by ブクログ

    もしかして昔読んだっけって思うことがしばしば。森さんの作品って異なる出版社からあたかも新刊のように出てるから。
    今回もそんな気がしてたけど、ただどんな結末か覚えてない上に、犯人が謎すぎて結局ラストまで一気読み。
    そしてまた、いい意味で裏切られるというか、すっごくうまい感じに丸め込まれたというか、そりゃわかんないよーという展開。
    でも、そんな森さん、嫌いになれないんだよな。

    0
    2019年03月23日
  • 悲観する力

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    民主主義は不満を分散するための仕組み、か。その通りだな。少しづつ個が我慢をすることで全体を押し上げる、結果的に個が受益する、と。

    そもそも、楽観のメリットは「考えない」、という省エネなのだ、なるほど、そういえばいいのか。

    0
    2019年03月09日
  • 笑わない数学者 MATHEMATICAL GOODBYE

    Posted by ブクログ

    森博嗣のS&Mシリーズ3作目。理系なミステリーで本格派なのがお気に入り。今回のオリオン像消失の謎は何となく解けて、殺人事件も同時に半分くらいは解けたけど、殺人の動機、人間関係が複雑で想定の範囲外。謎は解けてもロジカルに進むストーリーが圧巻。天王寺博士の考え方、話し方は非常に興味深く、天才建築家片山基生のぶっ飛び方もすごい。一気読みの快作でした。

    0
    2026年01月12日
  • 人間のように泣いたのか? Did She Cry Humanly?

    Posted by ブクログ

    森さんのWシリーズの最終巻。
    これは最初からきちんと読まないとな。。
    ロボットとロボットと人間の間の存在と人間の違いが何かを考えるきっかけになる良い本でした。

    0
    2019年03月02日
  • ジャイロモノレール

    Posted by ブクログ

    面白かったけど…~百年前、イギリスで開発された技術はアメリカ・ドイツも跡を追おうとしたが、二本線の鉄道が普及し、困難さも手伝って廃れた。埋もれた技術を掘り起こそうとした人が、工学研究者の森なら何とか出来るだろうと持ち込んだ話、最初はダメだろうと断ったが、模型と設計図を見て、ひょっとして出来るかもと取り組み始めた。ネットで公開すると、取り組む人が出て来たが、成功例は少ない。知識と技術が伴わないと出来そうもない技術で、列車には出来ないから実用性は少ないが、退職した元科学少年には楽しい研究だ~最後のhobbyを個人研究と訳したら良いだろう、ってのは要らなかったような

    0
    2019年03月01日
  • 人間のように泣いたのか? Did She Cry Humanly?

    Posted by ブクログ

    ついにWシリーズも完結。
    いろいろとマガタ博士の謎とかも残っているけど、
    そのあたりは読者が自分で考えるのがいいのかもしれない。
    このシリーズの間にも世の中では人工知能が
    ブームになっていて、ブームは何時か去るかもしれないけど、
    着実に人間の生活と接点が増えていくんだろうな、
    と思った。
    あと、ウグイがこのあとどうなってしまうのか、
    それが気になるところだ。

    0
    2019年02月26日
  • 今夜はパラシュート博物館へ THE LAST DIVE TO PARACHUTE MUSEUM

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    全部で8篇併録されている。
    S&Mシリーズから2篇、Vシリーズから1篇ある。
    この作品こそ、森博嗣自身の全容が分かる作品かなと感じる。
    ”素敵な模型屋さん”は自身の体験を基に作成された作品であろう。宝石箱のように収められた作品は、様々な光を放ち、見る人を魅了するような作品でした。

    0
    2019年01月29日
  • 夢の叶え方を知っていますか?

    Posted by ブクログ

    小説家・工学博士の森博嗣氏が語る「夢の叶え方」についてのエッセイです。読みやすく1時間くらいで読み終えました。とてもかいつまんで内容を書くと、自己満足を優先して楽しむことが大事。他者の評価は利用するものであって支配されてはいけないよ、というのが主たるメッセージだと思います。良書。

    0
    2019年01月25日