森博嗣のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ講談社文庫短編集第四弾。
S&Mシリーズのふたりも出ている、楽しみだ。
この短編集、ひとつめの『トロイの木馬』。
ちょーっと私には難しい。
コンピュータに関する表述については、お手上げ状態。
どちらが現実でどちらが現実ではないのか。
相変わらず、惑わされまくってしまった。
物語の最後の最後まで。
S&Mシリーズのファンならば、短編集ラストの『いつ入れ替わった?』はきゅん、とするのでは。
犀川先生と萌絵のやりとりは必読。
拍子抜けさせられたり、感心させられたり、かと思えば切ないお話に胸がぐっときたり。
やっぱり、森博嗣さんの作品は大好き。 -
Posted by ブクログ
ネタバレある日、山吹早月は友人、舟元繁樹のマンションに来訪中、ふとしたことから死体に出くわしてしまう。
両腕をYの字に吊られ、背中には翼をつけた奇妙な死体、そして、密室状態の現場。
さらに、死体発見の一部始終を録画した”Φは壊れたね”というタイトルがつけられたビデオの存在。
大学院生、西之園萌絵が学生たちと事件解明に挑む!
Gシリーズ第一弾。
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文庫が出たー!とうきうきしながら読みました。
タイトルにギリシャ文字が入っていることから”Greek”(ギリシャ語、ギリシャの)の頭文字を取ったらしいGシリーズ。
何と言っても、S&Mシリーズの萌絵が出ていること、森博嗣ファンにはたまらないのではないでしょうか。
今までにS&Mを読んだことがない人はそういう意味ではもうひとつ楽しめないかも。
大学院生になった萌絵、そして、助教授になった国枝先生。
犀川先生がVシリーズ出演?に続き、電話だけの登場というのがまたもや残念。
まぁ、本格的に犀川先生と萌絵が出てきてしまったらS&Mシリーズになってしまうので、しょうがないのですが。
二人の仲はいい感じのようで、それはちょっとにやり、としてしまいました。
死体発見時が一番ぞくりとしました。
飾り付けられたかのような死体にVシリーズの『赤緑黒白』が思わず浮かぶ。
謎が解明されてからは逆にあっさりしていたような。
もともと森ミステリは犯人の動機などに突っ込んでいく、という作風でもないように感じているので、それでがっかり、ということはないけれど。
学生たちのキャラクタも愛嬌があって和やか。
海月くんが一歩飛び出ている?
彼が一応、探偵役なのかな。 -
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ネタバレここでの悲観は心配とか想定して備えるとか、未来への思考と洞察と準備のこと。
そこにはモチベーションとか、やる気とか、楽しむとかの要素は無い。
考え抜いて想定しつくして、やるべき事をやり備える。
急がば廻れとか、必要な手順を踏むとかの実例も紹介されている。
その通りと思うし、一つ一つは難しい話ではない。
でも実践出来る人は少ないだろう。
自分がやっている競技や仕事や投資や趣味に活かせる話で大変為になった。
具体的には:
1.AならばBといった決りごとが絶対ではない、と疑う。
2.こうだと言い切るような発言に対して、例外を探す。
3.見込める効果を小さめに評価し、それでも全体が成立するか検討する。
4.多数意見を鵜呑みにしない。
5.都合の悪い事態ほど優先して考える。
6.できるだけ多数の視点に立って考える。
7.自分の説明が相手に理解されないことを考慮しておく。
8.周囲からの評価を期待しない。 -
Posted by ブクログ
森さんの本はエッセイばかり3冊目になるが今回も色々な示唆に富む話で雑誌の連載で特に20代女性の若い人向けに書いてあるそうだが40歳のおじさんが読んでも読み応えのある内容だった。『生きていく目的というのはむしろ自分の変化を楽しむ方にあると僕は感じる。駄目もとで仕方なく少しずつやっていると、そのうち面倒を面倒と感じない自分が出来てくる、自分が変化するのだ。これは本当に素晴らしい、仕事の結果よりもずっと価値がある。そしてこういった自分の変化の積み重ねるうちに、自分には出来ると思える「自信」というものが育つ。』『つい「道を探そうという姿勢」積極性は立派だが探すのではなす築くもの。ただ毎日こつこつと進む一歩によってしか近づけない。』『人によって能力に差があるとすればスピードの差だ。時間をかけようとせず自分には才能がないからとやらないのが大多数の凡人である。けっして時間をかけたことが偉いわけではない。ただ時間をかけた方が良いものができる確率がたかいということだ。』『「楽観は馬鹿でもできる」上手くいかないだろう、成功するなんて可能性は低いという見方を常にする。』「失敗の練習」でデータを積み重ねる。最近引退したイチローのコメントとも被る部分が多くある。参考にしよう。
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Posted by ブクログ
この世界の真理のようなものを哲学的かつ理論的な考察を用いて描いているSF作品です。
読み終わり一言で言うと、「意味がわからない、混乱する」という感想になりました。
でも、とても世界観の描写と表現が綺麗で情景が鮮明に思い描くことができます。色の描写がとても綺麗です。世界がコロコロと変わっていくはずなのに情景はすんなりと想像できました。
私にはまず意味がわからない、理解するのがとても難しい作品でしたが、もう一度初めから短時間で読みたいとおもいます。(千年シリーズ最終作と書いてあるくせにこれから読んでしまったから混乱しているのかな…?と思ったり(笑))
なぜ星4つかというと、
単純に「意味がわからない」ではなく「複雑なパラドックスで出来上がっていて理解に苦しむ。けれど、理解したい、もう一度読んでみよう」という意欲を掻き立てる作品だとおもったからです。
哲学や真理について考えることが好きな人にはオススメしたいですが、サラッと読める本が好きな方にはオススメできません、かなり理屈っぽいお話なので。。。 -
Posted by ブクログ
面白かったけど…~百年前、イギリスで開発された技術はアメリカ・ドイツも跡を追おうとしたが、二本線の鉄道が普及し、困難さも手伝って廃れた。埋もれた技術を掘り起こそうとした人が、工学研究者の森なら何とか出来るだろうと持ち込んだ話、最初はダメだろうと断ったが、模型と設計図を見て、ひょっとして出来るかもと取り組み始めた。ネットで公開すると、取り組む人が出て来たが、成功例は少ない。知識と技術が伴わないと出来そうもない技術で、列車には出来ないから実用性は少ないが、退職した元科学少年には楽しい研究だ~最後のhobbyを個人研究と訳したら良いだろう、ってのは要らなかったような