森博嗣のレビュー一覧

  • キウイγは時計仕掛け KIWI γ IN CLOCKWORK

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    「すべてがFになる」のS&Mシリーズから読んでいるが、いつも楽しめる。
    そしてシリーズが変わって、メインのキャストも様々で、どこまで広がるのだろうと。結末が楽しみでもあり、怖くも思える。
    今回は、四季は登場するのか!?
    多くの謎は残されたままである。
    個人的には、西之園さんに活躍して欲しいけど、シリーズが違うから。

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    2016年11月29日
  • 自分探しと楽しさについて

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    やはり、似た世界線で生きているような親近感を覚える。
    心と頭を同時にちがう方向へ働かせてしまう性質というか。自分と他人との絶対的な隔たりを本能で理解している感じというか。

    しかし私はきちんと甘やかされて育っているので、できれば周りからの評価がほしい。ここまでロジカルになれればなあ。

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    2016年11月23日
  • 少し変わった子あります

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    ひとりでしか入れない料亭で初対面のきれいな所作で食べる女性とごはんを食べる。
    流動的な思考。消えた後輩の謎。
    C0293

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    2016年11月22日
  • 小説家という職業

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    森博嗣の新書は安定して面白い。こりゃ小説も面白いだろう、と思わされる。まさに作者の思うつぼだ。

    小説家になりたい人はとにかく書け!というのが一貫した方法論。他には、創作物(ドラマ、映画、漫画)を見て創作するのは駄目。そこにはすでに他者の視点が入っているので、広くて自由な視野が阻害される、という。これは大変納得の意見だ。引っかかってくる作家は結構いると思う。

    個人的に、漢字・ひらがな・カタカナ・送り仮名の統一表を作ったが膨大な量になり放棄した、という話にホッとした。本のレビューを書く時も悩むのだ。自分にとって自然な文章を書くのが一番だ、という。その言葉が聞きたかった!という気分だ。

    時々「

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    2016年11月17日
  • 人間は考えるFになる

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    ネタバレ

     このスパーリングのような対談が、ある意味で最高レベルのパフォーマンスだと思ったのは、ここで語られている瑣末な話題の中に垣間見える論点が極めて哲学的であったから…

     森博嗣先生のことについては、おおよそ1年間かけて、著書を51冊読んできたので、それなりに知っているつもりです。でも、土屋賢二先生のことについては、まったく存じ上げない状態で読み始めました。

     最終章の「そこに論点があるか、あるいは何もないか」では、編集者らしき人物が二名登場し「テーマに沿ってお話をいただきたい」という発言もありますが、そもそもテーマらしきものの提示が認められず、最後までテーマが何か、それとも何もないか、解らない

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    2016年11月12日
  • 作家の収支

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    「人気作家の森博嗣に印税をあげたくないから」と彼の本のほとんどを中古で買い集めているのだが、そんな些末なことどうでもいいわ、とばかりに稼いでいて、何やら恥ずかしいばかり。

    しかも本作を読むと、「この本買っちゃおうかなぁ……」とか「森博嗣って意外と親しみやすい人?(あくまで人格の話)」とか思わされてしまい、まんまと戦略にはまっている気がしてならない。

    特に前半の「作家の収入という漠然としたイメージ」にはっきり数字を与えてくれる部分は嬉しく、目を覚まされる面白さがある。大変興味深い内容だった。

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    2016年11月17日
  • デボラ、眠っているのか? Deborah, Are You Sleeping?

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    ネタバレ

    Wシリーズ4作目。ハギリと他の登場人物との質疑応答が主な内容。人工細胞をもつ人間ともたない人間、ウォーカロン、人工知能、コンピュータ・・・と立場を整理しながら慎重に、時には一気に読み進めていった。マガタ・シキの存在の大きさよ。
    コーヒーをおいしいと思ったり生命の価値を考えたりするハギリの人間味を忘れずに次作も読めたらと思う。

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    2020年08月29日
  • 相田家のグッドバイ Running in the Blood

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    森博嗣の自伝的私小説
    と評価されているようだけど、そんなに一致点は感じないなぁ
    これまでエッセイやら日記やらで語られてきたことと、若干の違いが見られる
    その辺の違いを自分の中でどう補完するかが大事

    僕もこの人達みたいに論理的に生きたいという願望がないわけでもない
    ただ、そこまで徹底してできる素養もないんだけどね


    読んでて一番膝を打つような部分は解説だったりする
    ま、奥さんに言いたかった一言というその考察すら森博嗣の手の中という可能性も否定しきれないけどね

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    2016年10月26日
  • εに誓って SWEARING ON SOLEMN ε

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    ネタバレ

    わかりそうでわからなかった描写トリック。
    導入のバス運転手のところは、正確ではない描写だったからずるいかなと思う。

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    2016年10月20日
  • 正直に語る100の講義

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    時間は金よりも労力よりも高い価値を持つ!!友達の多寡は人間の価値のほんの一部でしかない!!怒りはそれ自体平和ではない!!生きるための障害に抵抗し続ける!!こつこつと働いて、自由を目指す時間を楽しむ!!将来に不安があるからこそ努力し毎日働く、人間の最大の武器は将来を見据える思考力である!!できる範囲のことをこつこつ積み重ねる手法が人が成功する王道!!

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    2016年10月18日
  • 実験的経験 Experimental experience

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    エッセイなのか、小説なのか、ショートショートなのか分類不能
    原稿を受け取りに来る編集者と原稿ができていない作家さんというシチュエーションが大きな枠組の設定なんだろうけどね

    「あー、これはあの小説の事だな」とか「これは変問自在のことか」とか「作家辞める宣言の答えの答えかな?」とか自分の著作のセルフパロディみたいな面もあって
    元ネタがわかるとちょっと嬉しい

    森博嗣のちょっと変わった視点の会話が好きな人ならいいとおもう

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    2016年10月17日
  • 神様が殺してくれる

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    ネタバレ

    ノン・シリーズ、初長編森作品。まず装丁に目を奪われ、文体も流れるようで大変読みやすい。主人公・レナルドとそのパートナー・ミシェルの性別も文章の通りだと思い、解説を読んで『あっ!?』と・・(^^; 愛と美についての物語でした!

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    2016年10月15日
  • つぼねのカトリーヌ The cream of the notes 3

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    ネタバレ

    今回のエッセイもはっとさせられる言葉が転がっていた。何回読んでも発見がある。あとは考えて実行するのみ。
    また、解説が著者への嫉妬心むき出しで面白いので是非一読を。

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    2016年10月02日
  • 魔的

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    森先生の理論が最後までなかなか捉えられず、何を言わんとしている詩なのか分からないものがあった。しかし、生への切迫感を終始漂わせつつも、何か生への安堵感を感じる構成になっていた気がする。まだ感覚的にしか分からないが、読むと恥美的で、命を題材にした刹那的な美しさを感じた。スカイクロラシリーズのセリフの断片が、数編の詩に入ってたのが、学生時代ファンだった自分としては嬉しかった。この詩集をさらに「大人」になった数年後の自分が読んで理解が深まるかは謎だ。極めて限定的な層のみに理解できる作品な気がした。

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    2016年10月01日
  • 神様が殺してくれる

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    インターポールで働く主人公のレナルド・アンペールのもとにフランスの刑事がやってくる。
    殺人現場で両手を縛られた状態で発見された重要参考人リオンが「神様が殺した」、「神様の名前はレナルド・アンペールだ」と証言したと聞かされる。
    リオンは男性ながら女性以上に完璧で美しい容姿をしている。
    レナルドとリオンは大学時代に半年間だけ寮が一緒だっただけで特別親しい訳では無い。
    リオンの妄言だろうか。
    手がかりの無いままミラノで絞殺事件が発生。またしても現場にはリオンが拘束された状態で発見された。
    異常に美しいリオンを中心に起こる殺人の犯人は誰なのか。
    そんなお話。
    *
    簡単にいうと、女性にしては美しすぎる男

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    2016年09月24日
  • 赤目姫の潮解 LADY SCARLET EYES AND HER DELIQUESCENCE

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    『ぼやりと思い描くイメージこそが、最も偉大な汎用の意思。その信号のデータ量こそが、人間というものが到達した高みといえる。』

    女王シリーズの第3弾にして、おそらく同シリーズの完結巻。人、ウォーカロン、命、意識、前2巻のメイントピックを、今回新たに登場した赤目姫を中枢に拵えつつ、旋回させ、潮解という形でイメージを作り上げる。ロイディに出会えなかった寂寞の念の代償として読者が得るのは、シリーズものという概念に抱いていた観念の反駁、そして、行間を只管埋めても到底到達し得ないイメージの深淵さ。

    それにしても、これほどレビューが難しい作品もそうないだろう。まさに人工知能が到達し得ない最後の聖域、そこを

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    2016年09月19日
  • 銀河不動産の超越 Transcendence of Ginga Estate Agency

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    不動産に就職した主人公とお金持ちの間宮さん。僕をとりまく環境の変化と僕がしたこと。
    指数関数的にながれる。
    電子書籍、蔵書

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    2016年10月13日
  • つぶやきのクリーム The cream of the notes

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    ネタバレ

    『すべてがFになる』だけ読んだことがあるのですが、あの作品が好きだったのでエッセイもと購入。理系ながらも芸術的なイメージがある人がでした。

    読んでみると、エッセイもTHE理系!考えが何とも合理的で、ズバズバ言う人でした。理論的に話をする人は好きなので、共感できることも多々ありましたが、人口は減らした方がいいとか、けっこう極端な考えも。

    こういう人が身近にいたら、こんなに合理的にはできないけど、ちょっと面白いだろうなぁ。私ももう少し考える力を付けたい。

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    2016年08月29日
  • 魔法の色を知っているか? What Color is the Magic?

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    ネタバレ

    Wシリーズ、第2弾。
    このシリーズ、好き。
    ハギリとウグイ、このやり取りが好きだ。


    シキブ くん
    名字はムラサキ。

    さすがです。

    こういうとこが好きなんだよなぁ。

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    2017年08月06日
  • 作家の収支

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    作家 森博嗣がこれまでに稼いだ収入を包み隠さず公開する。人気小説家ともなるとその時給は100万円にもなるのか。

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    2016年08月18日