森博嗣のレビュー一覧

  • ジャイロモノレール

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    面白かったけど…~百年前、イギリスで開発された技術はアメリカ・ドイツも跡を追おうとしたが、二本線の鉄道が普及し、困難さも手伝って廃れた。埋もれた技術を掘り起こそうとした人が、工学研究者の森なら何とか出来るだろうと持ち込んだ話、最初はダメだろうと断ったが、模型と設計図を見て、ひょっとして出来るかもと取り組み始めた。ネットで公開すると、取り組む人が出て来たが、成功例は少ない。知識と技術が伴わないと出来そうもない技術で、列車には出来ないから実用性は少ないが、退職した元科学少年には楽しい研究だ~最後のhobbyを個人研究と訳したら良いだろう、ってのは要らなかったような

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    2019年03月01日
  • 人間のように泣いたのか? Did She Cry Humanly?

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    ついにWシリーズも完結。
    いろいろとマガタ博士の謎とかも残っているけど、
    そのあたりは読者が自分で考えるのがいいのかもしれない。
    このシリーズの間にも世の中では人工知能が
    ブームになっていて、ブームは何時か去るかもしれないけど、
    着実に人間の生活と接点が増えていくんだろうな、
    と思った。
    あと、ウグイがこのあとどうなってしまうのか、
    それが気になるところだ。

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    2019年02月26日
  • ペガサスの解は虚栄か? Did Pegasus Answer the Vanity?

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    クローン。法律により禁じられている無性生殖による複製人間。
    研究者のハギリは、ペガサスというスーパ・コンピュータからパリの万国博覧会から逃亡したウォーカロンには、クローンを産む擬似受胎機能が搭載されていたのではないかという情報を得た。
    彼らを捜してインドへ赴いたハギリは、自分の三人目の子供について不審を抱く富豪と出会う。知性が喝破する虚構の物語。
    「講談社タイガ 内容紹介」より

    人間とウォーカロンの違いがますますわからなくなる.合理的でない情動からくる行動をとるのは人間と思うけれども.

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    2019年02月06日
  • 今夜はパラシュート博物館へ THE LAST DIVE TO PARACHUTE MUSEUM

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    ネタバレ

    全部で8篇併録されている。
    S&Mシリーズから2篇、Vシリーズから1篇ある。
    この作品こそ、森博嗣自身の全容が分かる作品かなと感じる。
    ”素敵な模型屋さん”は自身の体験を基に作成された作品であろう。宝石箱のように収められた作品は、様々な光を放ち、見る人を魅了するような作品でした。

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    2019年01月29日
  • 夢の叶え方を知っていますか?

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    小説家・工学博士の森博嗣氏が語る「夢の叶え方」についてのエッセイです。読みやすく1時間くらいで読み終えました。とてもかいつまんで内容を書くと、自己満足を優先して楽しむことが大事。他者の評価は利用するものであって支配されてはいけないよ、というのが主たるメッセージだと思います。良書。

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    2019年01月25日
  • 月夜のサラサーテ The cream of the notes 7

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    ネタバレ

    クリームシリーズ第7弾。森先生が、学生時代に創作漫画の同人誌を作っていたのは意外や意外。そういうことには興味ないようなイメージを勝手に持っていたので(笑)
    突飛な発言を繰り返すトランプ米大統領について、「おそらくAIの判断が重要視されている結果だろう、と想像できる」(P61)という行は、とある雑誌にも同様のことが書かれていたので、慧眼かもしれない。事実だとすれば空恐ろしさを感じる。
    不祥事が発覚した際に行われる謝罪会見とそれに対するマスコミ報道について、「無関係な大勢の感情を煽って、そこに「空気」を作ろうとしているように見える。それはまるで、ファシズムとかナチズムを思い出させるような異様さだ

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    2019年01月14日
  • 道なき未知 Uncharted Unknown

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    一所懸命になる必要はないが、誠実にものごとに向き合う姿勢は大切だと思う。誠実とは、簡単にいえば、「怠けない」ということである。

    ふぁー!厳しいことが色々と書かれております。
    上に書いたやつとか、考えろ!とかね!

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    2019年01月11日
  • 森博嗣の道具箱 The Spirits of Tools

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    今作は著者のエッセイである故に、彼の環境や考え方、物事(この場合は道具)に対する捉え方が1ページごとに記されていて、且つその都度写真もカラーで添付してあるため、読めば読むほど面白い。解説者(平岡幸三)も感動したように、森博嗣の言葉は道具(ツール)の説明から話がより深奥に変転していき、時に称賛、時に皮肉らしく人間の道具や物事に対する姿勢について楽しんでいる。この本を読むと思わず「ふふっほんとうになあ」と知的楽しさに駆られることだろう。

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    2019年01月06日
  • 人間のように泣いたのか? Did She Cry Humanly?

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    可愛いねぇ、ハギリもウグイも~キョートで国際会議が開かれることになり、会場係となったハギリはウグイとキョートに赴き、ホワイトとフスが発表する第一セッションの司会も行うことになったが、情報局のシモダ局長に呼び出され、発表を阻止するために、テロに見せ掛けて発表メンバーを拉致\拘束することを日本政府が決断したと知らされた。ウグイにだけは教えて、何故かを考えたが、推測だけを巡らし、当日を迎えた。15分前から始まった打ち合わせで、ガスが流れ、意識を取り戻した場所に、今までと違う姿のペガサスのサブセットが現れた。武器は返してもらったものの拘束が続き、脱出を決意する。不思議なホテルに入り、知り合いに暗号を託

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    2018年12月30日
  • もえない Incombustibles

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    ネタバレ

    推理小説というより、サスペンス小説かなと感じる。
    作品名が変わっているが、作中で燃える物は出てこない。
    ”もえない”とは、本作の主題を云っているのだろう。

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    2018年12月30日
  • 天空の矢はどこへ? Where is the Sky Arrow?

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    ネタバレ

    Wシリーズ9作目。
    あらすじやら、帯やら見ると、イシカワのチャーター便が行方不明にって所が前面に押し出されてるけど、いやいや、そこは問題じゃないって。イシカワのゴタゴタよりもあるけど、そこでもない。読んでて「この巻のメインは何だろう?」てずっと考えてた。登場人物(※人工知能やトランスファ含む)が増えてきて、整理しないといけない感じにもなってきたけど、要は、整理しなきゃいけないくらい、人間、ウォーカロン、トランスファ、人工知能の境目がわからなくなってきている。ポスト・インストールしていないウォーカロンや、クローンに焦点が当たっていて、倫理的な議論もなされてる。今の時代はどう考えても叩かれるし、W

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    2018年12月27日
  • 人間のように泣いたのか? Did She Cry Humanly?

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    ハギリが狙われてウグイ達が警護するという一番わかりやすくてハラハラする展開。人工知能をはじめ、理解が及ばない流れが多いこのシリーズがまさか最終的にニヤニヤさせられる恋愛小説で落ち着くとは思わなかった!

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    2018年12月26日
  • 血か、死か、無か? Is It Blood, Death or Null?

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    イマン。「人間を殺した最初の人工知能」と呼ばれる軍事用AI。電子空間でデボラらの対立勢力と通信の形跡があったイマンの解析に協力するため、ハギリはエジプトに赴く。だが遺跡の地下深くに設置されたイマンには、外部との通信手段はなかった。一方、蘇生に成功したナクチュの冷凍遺体が行方不明に。意識が戻らない「彼」を誘拐する理由とは。知性が抽出する輪環の物語。
    「講談社BOOK倶楽部」より

    いろんなところにつながる話.やっぱりこれまでの作品を読んでおくと2倍も3倍も楽しめる.早く続きが読みたくなる.

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    2018年12月15日
  • 自分探しと楽しさについて

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    抑制のとれた文体、内容で、「楽しく」よめた。

    何だかんだ言って、生きていることが肯定されるというか、自分探しについて考察した、特に序盤は目から鱗だった。

    「自分の人生を人任せにしない」(引用しない)という最近思索していたことを先に言われた!同じ考えの人がいた!という驚きだ。

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    2018年12月12日
  • 青白く輝く月を見たか? Did the Moon Shed a Pale Light?

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    人工知能が最終的な段階まで進化したら人間になるのだろうか。人間の友達を望む人工知能のオーロラ。ある意味、孤独感、喪失感が半端なかった。

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    2018年12月10日
  • 赤目姫の潮解 LADY SCARLET EYES AND HER DELIQUESCENCE

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    二年前に読んで以来の再読。
    常に曖昧模糊とした認識の中で話が進行するため、ふんわりとした印象のみを持っていたところで、再読の結果もまだ同じ感想に。感性が進化/変化していないらしい自身が少し嘆かわしい…
    また、些事に目が行きがちのため、色味が気になって仕方がない。

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    2018年12月07日
  • ジャイロモノレール

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    これをおもしろいと感じるかは人それぞれだろうが、自分には相当おもしろかった。特に興味のある分野だからというわけではない。楽しそうだと思ったから。
    自分は最近、老後にやりたいことを思いついて、楽しみで仕方なくなった。なのに、なぜか今やりたいことが思いつかない不可思議な状態である。

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    2018年11月30日
  • スカイ・イクリプス Sky Eclipse

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    ネタバレ

    シリーズ最終作。
    8篇併録されている短編集であり、時系列はバラバラ。すべての謎を解くカギはここにある!と銘打たれているが、新たに考察することに部分も出てくるだろう。
    刊行順に読んでも、時系列順に読んでも、感じるのは皆同じかもしれない。生と死の美しさ、そして一途に見つめる物。ハード・ボイルドの世界観を堪能できた。

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    2018年11月29日
  • 暗闇・キッス・それだけで Only the Darkness or Her Kiss

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    ネタバレ

    前作の「ゾラ・一撃・さようなら」の続編にあたるが、前作を読んでいなくても、支障はない。
    今回の作品に関しては、幾分ハードボイルドを満喫できたかなという印象である。
    ネットワーク空間でも、現実でも、2次元でも、人間関係というのは難しい。主人公の想いが手に取るように分かる。

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    2018年11月29日
  • 本質を見通す100の講義

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    100のテーマを各2ページで解説したエッセイ集第4弾
    世間で常識や一般論だと考えられていることを
    掘り下げて理解したり、時に痛烈に批判するが
    主張は首尾一貫していて小気味よい

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    2018年11月23日