森博嗣のレビュー一覧

  • 相田家のグッドバイ Running in the Blood

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    森博嗣の自伝的私小説
    と評価されているようだけど、そんなに一致点は感じないなぁ
    これまでエッセイやら日記やらで語られてきたことと、若干の違いが見られる
    その辺の違いを自分の中でどう補完するかが大事

    僕もこの人達みたいに論理的に生きたいという願望がないわけでもない
    ただ、そこまで徹底してできる素養もないんだけどね


    読んでて一番膝を打つような部分は解説だったりする
    ま、奥さんに言いたかった一言というその考察すら森博嗣の手の中という可能性も否定しきれないけどね

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    2016年10月26日
  • εに誓って SWEARING ON SOLEMN ε

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    ネタバレ

    わかりそうでわからなかった描写トリック。
    導入のバス運転手のところは、正確ではない描写だったからずるいかなと思う。

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    2016年10月20日
  • 正直に語る100の講義

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    時間は金よりも労力よりも高い価値を持つ!!友達の多寡は人間の価値のほんの一部でしかない!!怒りはそれ自体平和ではない!!生きるための障害に抵抗し続ける!!こつこつと働いて、自由を目指す時間を楽しむ!!将来に不安があるからこそ努力し毎日働く、人間の最大の武器は将来を見据える思考力である!!できる範囲のことをこつこつ積み重ねる手法が人が成功する王道!!

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    2016年10月18日
  • 実験的経験 Experimental experience

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    エッセイなのか、小説なのか、ショートショートなのか分類不能
    原稿を受け取りに来る編集者と原稿ができていない作家さんというシチュエーションが大きな枠組の設定なんだろうけどね

    「あー、これはあの小説の事だな」とか「これは変問自在のことか」とか「作家辞める宣言の答えの答えかな?」とか自分の著作のセルフパロディみたいな面もあって
    元ネタがわかるとちょっと嬉しい

    森博嗣のちょっと変わった視点の会話が好きな人ならいいとおもう

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    2016年10月17日
  • 神様が殺してくれる

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    ネタバレ

    ノン・シリーズ、初長編森作品。まず装丁に目を奪われ、文体も流れるようで大変読みやすい。主人公・レナルドとそのパートナー・ミシェルの性別も文章の通りだと思い、解説を読んで『あっ!?』と・・(^^; 愛と美についての物語でした!

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    2016年10月15日
  • つぼねのカトリーヌ The cream of the notes 3

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    ネタバレ

    今回のエッセイもはっとさせられる言葉が転がっていた。何回読んでも発見がある。あとは考えて実行するのみ。
    また、解説が著者への嫉妬心むき出しで面白いので是非一読を。

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    2016年10月02日
  • 魔的

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    森先生の理論が最後までなかなか捉えられず、何を言わんとしている詩なのか分からないものがあった。しかし、生への切迫感を終始漂わせつつも、何か生への安堵感を感じる構成になっていた気がする。まだ感覚的にしか分からないが、読むと恥美的で、命を題材にした刹那的な美しさを感じた。スカイクロラシリーズのセリフの断片が、数編の詩に入ってたのが、学生時代ファンだった自分としては嬉しかった。この詩集をさらに「大人」になった数年後の自分が読んで理解が深まるかは謎だ。極めて限定的な層のみに理解できる作品な気がした。

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    2016年10月01日
  • 神様が殺してくれる

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    インターポールで働く主人公のレナルド・アンペールのもとにフランスの刑事がやってくる。
    殺人現場で両手を縛られた状態で発見された重要参考人リオンが「神様が殺した」、「神様の名前はレナルド・アンペールだ」と証言したと聞かされる。
    リオンは男性ながら女性以上に完璧で美しい容姿をしている。
    レナルドとリオンは大学時代に半年間だけ寮が一緒だっただけで特別親しい訳では無い。
    リオンの妄言だろうか。
    手がかりの無いままミラノで絞殺事件が発生。またしても現場にはリオンが拘束された状態で発見された。
    異常に美しいリオンを中心に起こる殺人の犯人は誰なのか。
    そんなお話。
    *
    簡単にいうと、女性にしては美しすぎる男性のリオンに心を奪われた人達の愛憎劇なんだけど、読み終わるとそれ以上の示唆を含む考えさせられる内容でした。
    (ネタバレしないために深くは言うまい。)
    *
    途中まで単なる推理もので退屈だったけど、まさかの叙述トリックでした。
    毎度毎度、予想外のトリックで楽しませてくれる森先生。
    叙述トリックも出来るとは…
    *
    読んでてゾクゾクしました。
    これだから読書は辞められない。
    *
    ちなみに、幻冬舎文庫のカバー外した表紙が無条件で好き。

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    2016年09月24日
  • 銀河不動産の超越 Transcendence of Ginga Estate Agency

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    不動産に就職した主人公とお金持ちの間宮さん。僕をとりまく環境の変化と僕がしたこと。
    指数関数的にながれる。
    電子書籍、蔵書

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    2016年10月13日
  • つぶやきのクリーム The cream of the notes

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    ネタバレ

    『すべてがFになる』だけ読んだことがあるのですが、あの作品が好きだったのでエッセイもと購入。理系ながらも芸術的なイメージがある人がでした。

    読んでみると、エッセイもTHE理系!考えが何とも合理的で、ズバズバ言う人でした。理論的に話をする人は好きなので、共感できることも多々ありましたが、人口は減らした方がいいとか、けっこう極端な考えも。

    こういう人が身近にいたら、こんなに合理的にはできないけど、ちょっと面白いだろうなぁ。私ももう少し考える力を付けたい。

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    2016年08月29日
  • 魔法の色を知っているか? What Color is the Magic?

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    ネタバレ

    Wシリーズ、第2弾。
    このシリーズ、好き。
    ハギリとウグイ、このやり取りが好きだ。


    シキブ くん
    名字はムラサキ。

    さすがです。

    こういうとこが好きなんだよなぁ。

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    2017年08月06日
  • 作家の収支

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    作家 森博嗣がこれまでに稼いだ収入を包み隠さず公開する。人気小説家ともなるとその時給は100万円にもなるのか。

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    2016年08月18日
  • 神様が殺してくれる

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    誰がなにを思い、どんなトリックが隠されているのか、どんな結末を迎えるのか、最後まで引き込まれて、あれ、あれれ、やられた。。。って感じ。
    そんな森氏が好きなんだな。

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    2016年08月12日
  • 風は青海を渡るのか? The Wind Across Qinghai Lake?

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    森の作品群の全体の見取り図が、また一つ、見えたような気になり、そしてまた別の謎が増えていくようでもある。

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    2018年10月14日
  • 赤目姫の潮解 LADY SCARLET EYES AND HER DELIQUESCENCE

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    実験的な、という雰囲気をまとっているが、森ワールドの全体から見れば、ロジックが通っているというふうに読むのだろう。

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    2018年10月14日
  • ジグβは神ですか JIG β KNOWS HEAVEN

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    Gシリーズ第8作。

    そろそろ物語も大詰めなんだろうか...。
    前作から3年経ち、海月以外はみんな社会人になったようだ。山吹が2年で学位取得というのには驚いたが...。国枝先生にさぞしごかれたことだろう。

    今回も事件は現実にありえないような状況で起こるのだが、作品を読み進めていくと、こんな事件もひょっとしたら現実に起こるのではないかと思ってしまうのがおそろしい。森ワールドの魔法なのか。

    今回は特に人間関係に興味をそそられ、またS&MシリーズやVシリーズを始めとする、過去の森作品を改めて読んでみたくなった。もしや、Gシリーズはこれまでのシリーズを読ませるための森博嗣の陰謀なのでは...などというくだらない妄想をしてしまったが。

    真賀田四季博士も色濃く感じたし、あのご婦人方二人がご対面と、なかなか楽しめる作品だった。解説の黒岩さんも冒頭で書いているが、最後のシーンは衝撃的。

    しかし、赤柳初郎の正体がますます興味深くなってきたな...。

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    2016年07月11日
  • 神様が殺してくれる

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    タイトルの奇抜さと、表紙の美しさに魅かれて衝動買い!

    森博嗣さんの本は、「すべたがFになる」シリーズを途中まで読んでますが、このシリーズ以外は初めてでした。

    海外が舞台なので登場人物の名前がカタカナ。しかも様々な国を渡り歩くので舞台も混乱し、必死で読みました(笑)・・・そういえば暫く日本のものばかり読んでたな私。

    主人公の語りでつづられていくので、主人公目線のため、彼が知らないことは、わからない。描かれない。
    これは、もやもやしたりイライラしたりするんだけど、そこが面白い。主人公になったつもりで謎ときをすることになるので、感情移入もしてしまう。

    ユニセックスで美しすぎるリオンの周りで起こる連続殺人事件に、学生時代たった半年ルームメイトとして過ごした主人公が巻きこまれ関わっていくことになる。

    多少の矛盾や無理くり感も無きにしも非ずだけれど、いいと思う。ミステリーとして十分楽しめたから。

    ラストは少し切ない。
    でも、このどんでん返しと裏切りは、なかなか面白かった。
    ただし、好き嫌いは分かれるかもしれない。
    私は好き。。。

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    2016年07月02日
  • 神様が殺してくれる

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    衝撃的な容姿の美しさをもつ男性が、主人公の後輩として登場する。フランスーイタリアードイツー日本と4か国でおこる殺人事件に、美しい後輩がからんでいることを知った主人公は、ほっとけずに謎を究明していく話。
    異常に美しい男の子とか、インターポールに勤めている主人公とか、現場の手掛かりが全くないとか、現実離れした要素が多くてこのままふわふわした感じのまま終わるんじゃないかと思ったが、結末で納得できたかなという感じ。
    このタイプの森ワールドも好きで楽しめるが、マジメおもしろい言葉の会話がもっととびだしてほしかったかも。

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    2016年06月24日
  • 探偵伯爵と僕 His name is Earl

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    ネタバレ

    やはり森博嗣さんは凄いね。

    物語そのものの複層構造も
    ニヒリスティックかつ
    ペシミスティックな
    小学生の独白で
    事件を語らせ
    それゆえに高まる
    緊迫感に読者を惹きこむ
    老練な筆運びも

    52冊目にして
    まだまだ読み足りないと
    感じる作家は
    森さんだけなのだ。

    中毒のように森作品を
    買い漁っていた頃から
    数年が経過した。
    そろそろまた…
    森博嗣の世界に戻りたくなった。

    子どもの純粋な心でとらえた
    殺人に対する倫理観には
    これまでとは少し違う
    森さんが見えたような気がする。

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    2016年06月27日
  • 人間はいろいろな問題についてどう考えていけば良いのか

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    印象に残ったキーワード・キーフレーズ
    1. 漠然と庭をいじっていて「あっ、ここいいな」と思う瞬間が見つかった
    目的が漠然としていても思考をこねくり回すことで良いものを発見する(アイデアを思いつく、目的に対する具体的な手段が見つかる)瞬間がある。重要なのは「こねくり回す」の部分。

    2. 他者を抽象化してもいいが、自分が他者をどう抽象化しているかは他の人に言わない方が良い
    はい。

    3. 文系の人は理系の人より論理的だと思う
    学校の勉強で論理でなく「発想」が必要になることがあるのは数学だけである。発想があるとすぐ解けるような問題は「エレガントな問題」と呼ばれるが、エレガントな問題は二度と同じような問題を出せないので滅多に出題されない、という記載が面白かった。
    私も理系の人が論理的だとはあまり思わない。法則から推測しているという点では文系も理系も変わらないし、研究職をやっていると「どの法則に則った答えが正しいのかが分からないまま推測(思い込み、賭け?)で研究している」という点などは確かに理系の方が論理的の度合いが低いような気もする。

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    2016年05月25日