森博嗣のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「小鳥の恩返し」、「片方のピアス」、「素敵な日記」、「僕に似た人」、「石塔の屋根飾り」、「マン島の蒸気鉄道」、「有限要素魔術」、「河童」、「気さくなお人形、19歳」、「僕は秋子に借りがある」
短編集です。私の好きな「最後にハッとする」短編集。素敵。二作がSMシリーズ、一作がVシリーズ。れんちゃんや、犀川先生たちの短編が見れるなんて嬉しい。
お気に入りは
「片方のピアス」。付き合っている彼の双y子の兄弟に恋をしてしまう。「先にあなたに会っていれば善かったのに」。最後の2Pにゾワゾワした。
「石塔…」「マン島…」諏訪野かわいいよ、諏訪野。
「素敵な日記」、どこか星新一を感じるどんでん返し。
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Posted by ブクログ
【本の内容】
理工系ミステリィ作家の毎日は工作の連続だ。
掃除機を分解修理し、ミニチュア鉄道を庭に敷設し、さらなる工作生活の充実のためにガレージまで建てて、夜な夜な旋盤を回し、部品を削る―。
手になじんだ工具への愛着、空を駆ける模型飛行機への憧れ、パーツを探した模型店の思い出などにふれつつ、小説の創り方や人生哲学もさらりと語る、「モノを作る幸せ」に充ちたエッセイ集。
[ 目次 ]
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満 -
Posted by ブクログ
ネタバレ最初みたとき絵本かと思った。
薄いし挿絵もたくさん載っていたから。
だけど読んでみると詩集だということがわかる。
森博嗣の詩はどれも深いものばかりだった。
その中でもピンッときたものだけ書いておく。
『僕は一生懸命走った』
弱虫ペダルに変換して読んだけど少し悲しくなる最後だった。
「もう走っていないことが、少し寂しいんじゃないかな。」
大人になって年をとって、走れなくなった時、みんなはこう思うんじゃないかな?
『練習』
面白いと思ったし深いとも思った。
人生で練習なんてできない。一度間違えればもうそこで終わりじゃないか!と思った。
『汚染』
自殺をしようとしている男が先生と呼ぶ人に向けて送った