【感想・ネタバレ】工作少年の日々のレビュー

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Posted by ブクログ 2011年03月10日

2011.03.10

『リプレイ』を読み終わって、あまりの壮大さになんとも言えない余韻が続き、次読む本は軽いものがいいと思った。何かないか何かないかと本棚を探しながら、こういうときは土屋先生の本がぴったりなのだけれど、既読のものばかりだった。
ふと手に取った『工作少年の日々』。数ページ読むと所々で...続きを読むくすっと笑える。これはなかなか・・・!と思い読み始めた。

しかし、軽い部分があるものの、途中で手を止めて考えることもしばしばだった。

- 僕から見ると、世間の多くの人たちは、とても複雑な生活をしているように観察される。いろいろな例外を作り、いろいろなしがらみに囚われる。そういった雑多なことに対して、丁寧に一つずつ対処していると、だんだん生活が重くなって、最後には自分が飛べなくなるんじゃないだろうか。 -

なんだかなー。

私にとって、森さんのエッセイって、読むといい。
村上春樹の小説みたいに落ち着く瞬間がある。

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Posted by ブクログ 2010年09月29日

 理工系ミステリィ作家森 博嗣さんの、まさにタイトルどおりの内容のエッセイ。
 白状すると私は彼の表記ルールになじめずに(ミステリー→ミステリィ)、なかなか著作に手が伸びないのだけれども、これは随筆のためかさらりと読めた。

 モノ作りはとても楽しい。ちょっとお金がかかるけど、でも、お金と時間をかけ...続きを読むてすることはとても楽しい。そんな当たり前のことを再確認しつつ、でもこの人ってやっぱり変人だよね(笑)

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Posted by ブクログ 2015年08月22日

自分は自動車部品会社の一員から、森氏の工作への執念はシミジミわかる気がする。同時にあんな素敵な奥様を貰えるなんてね~

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Posted by ブクログ 2015年07月15日

エッセイ。飛行機や、自身の子供時代の事、奥さまの事など。たまに格好いい事が書いてあって痺れる。
子供に生きざまを見せるのが、親。

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Posted by ブクログ 2014年08月23日

【本の内容】
理工系ミステリィ作家の毎日は工作の連続だ。

掃除機を分解修理し、ミニチュア鉄道を庭に敷設し、さらなる工作生活の充実のためにガレージまで建てて、夜な夜な旋盤を回し、部品を削る―。

手になじんだ工具への愛着、空を駆ける模型飛行機への憧れ、パーツを探した模型店の思い出などにふれつつ、小説...続きを読むの創り方や人生哲学もさらりと語る、「モノを作る幸せ」に充ちたエッセイ集。

[ 目次 ]


[ POP ]


[ おすすめ度 ]

☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

[ 関連図書 ]


[ 参考となる書評 ]

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Posted by ブクログ 2013年07月27日

森さんの工作エッセイ
工作に対するアツい想いが詰まってたり
そうじゃなかったり…?

趣味の飛行機、機関車の模型作りのために
小説を書き始め、そのお金を基に
ガレージ、工作機、線路に蒸気機関など
様々作って楽しむ毎日。
この人の様な人生を送ってみたいと思いました。

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Posted by ブクログ 2013年07月13日

 物作りの楽しさを書き綴った森博嗣さんの工作エッセイ。
 機関車、飛行機、ガレージ、もちろん小説についても書かれています。
 読んでいてなにが楽しいって、よく奥さんが許してくれるな、と。
 頭がよくて、稼ぎもよくて、しかし趣味のためなら家族との時間をも削る──らしいのだが、文章の端々から家族への愛情...続きを読むが伝わってくる(気のせいかも知れないけど)。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

 理系ミステリー作家、森博嗣。ここではエッセイストとしての森氏を楽しめる。
 思った。「やっぱり森博嗣は変人だ。」発想の着眼点が抜きんでている。それでいて、言葉は論理性とユーモアに溢れて実に面白い。彼がなぜ小説を書くのか、工作少年はどうやって育ったか。
 小説ではなく、こちらから森氏に入るのも面...続きを読む白いかもしれない。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

初めて読む作家。推理作家で工学博士。小説すばるに連載されたエッセイ本。
趣味の工作について書かれているが、ここまで本格的というかマニアック的になると趣味を通り越している。ある程度のお金と場所とがないと出来ないなと感じた。凄いと思う反面、ついていけないかなとも思った。そういう意味で、他人の評価や思いを...続きを読む気にしない。自己満足の世界。それでも、満足度に完結はない。まさに趣味の極みを感じ取れる事が出来た。

小学生の頃に買ってもらったドイツ製の道具が今なお使かっているという所は、作者の物選びや物の本質に対する深いこだわりを感じられた。

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