森博嗣のレビュー一覧
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森博嗣が生徒の成績評価のために講義で質問を受け、その中から一部を抜粋して載せたもの。
答えの切れ味が鋭い。
質問の本質は何か?という事を気づかされる。
自分で調べればわかるものは調べればよい、どう思うかはほとんどが主観、言葉は定義によって縛られる等など、基本的な事。
答えの指針は下記の通りらしい
1.情報を問う質問には、情報が存在する範囲で答え、その情報を得る方法を教えれば良い。
2.意見を問う質問に関しては、意見を誇張してずばり答えるか、あるいは、その意見を問う理由、意見を一つに絞らなければならない理由、を問い返す。
3.人生相談、あるいは哲学的な質問に関しては、まず定義を問い返す。
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Posted by ブクログ
重要なことは「人間はそんなに単純なものではない」ということ。言動は時と場合によって変わる、考え方もタイプもずっと同じではない。揺れ動いているのが普通である。さらに、深い考えをする人間ほど、なかなか本心というものはわからない。どう見せようかという事を考えて行動しているため、言動から類推できることはあくまでも作り物、演じられている外交的な型でしかない。そういう人は、場合によって全く違うタイプになることがあって、あたかも多重人格者のようにも観察されるが、それは、こちらの見方が部分的だから起こること。
重要なのは「決めつけないこと」抽象的にぼんやりと捉えることで、決めつけないという基本的な姿勢を変 -
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ネタバレ<印象的な箇所のクリッピング>
・小説家もビジネス。小説書くのが好きなだけなら無料で作品配布すればいい。
・商売の基本は、新しいニーズを発掘してそこに商品を投入することの繰り返し。
・とにかく書き続ける。1個ヒット作出すより10個小さく当てる方が現実的。
・ユーザーのネットの感想を分析する。ネガティブ意見は貴重。何故そういう書き込みをするのか、ユーザーの心理を分析すると小説の次回作に役立てることができる。
・出版社のお客さんは読者ではなく書店さん。
・作家を将来にわたってプロモートするような出版社はない。作家は自分の作品をセルフマネジメントする必要がある。
・出版業界はビジネスの常識から見てお -
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ネタバレ懐かしい。
まだ森博嗣さんのファンになる前に、雑誌『ダ・ヴィンチ』で連載されていた作品。
あの時はあまり興味を感じていなかった…私が『ダ・ヴィンチ』を毎月読む習慣がつき始めた頃で、物語も途中だったから読まなかった…まさかこんなにはまる作家さんになるだなんて想像もしておらず。
コジマケンさんのイラストが可愛くて、お話の合間に出てくるイラストに和みつつ読む読む。
6人の登場人物の視点でお話が交互に(順番不同)進む。
視点が変わるたびに語り手の名前と併せてコジマケンさんによるキャラクタのイラストが。
それも毎回違うイラスト、素晴らしい。
イラストも一緒にストーリーを紡いでいて、和むだけでなく、ドキ -
Posted by ブクログ
ネタバレ探偵・赤柳初朗に雇われたアルバイトとして、山吹、加部谷、海月は超能力者・神居静哉の別荘”伽羅離館(がらりかん)”を訪れる。
同じく、彼を取材をしに来ていた記者とカメラマンと晩餐を共に終えた後、密室での殺人が起こる。
Gシリーズ第3作目。
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森作品…テンション出だしから上がりつつ、さらっと読み終えた。
Gシリーズは、やっぱり、というか、あまり謎に重きを置いていないんだなぁと感じる。
ミステリのメインテーマは「犯人は誰か」というところにある、というのが大半であるように考えているのだけれど、森作品、森ミステリを読むと、乱暴な言い方だけれど「そんなものくそくらえ」。
まぁ、正直、あまり理