森博嗣のレビュー一覧

  • 森博嗣のミステリィ工作室

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    著者が影響を受けた本と、その解説を読むことができる一冊です。自作の解説や対談も収録されていますので、ファンには堪らない一冊です。
    第一部の「森博嗣のルーツ・ミステリィ100」は、ミステリー読み始めて間もない頃、非常に参考になりました。今でも「ミステリーのガイドブック」として何度も読み返しています。ミステリーのどの本を読んだらいいか迷っている人は、本書を参考にしてみてはいかがでしょうか。

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    2014年07月10日
  • 臨機応答・変問自在 ―森助教授vs理系大学生―

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    森博嗣が生徒の成績評価のために講義で質問を受け、その中から一部を抜粋して載せたもの。

    答えの切れ味が鋭い。
    質問の本質は何か?という事を気づかされる。
    自分で調べればわかるものは調べればよい、どう思うかはほとんどが主観、言葉は定義によって縛られる等など、基本的な事。

    答えの指針は下記の通りらしい

    1.情報を問う質問には、情報が存在する範囲で答え、その情報を得る方法を教えれば良い。
    2.意見を問う質問に関しては、意見を誇張してずばり答えるか、あるいは、その意見を問う理由、意見を一つに絞らなければならない理由、を問い返す。
    3.人生相談、あるいは哲学的な質問に関しては、まず定義を問い返す。

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    2019年11月01日
  • 大学の話をしましょうか 最高学府のデバイスとポテンシャル

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    森博嗣が大学についてQ&A形式で答えていく

    ただ、言っている内容は大学の研究室でボスが言っていた事とそんなに変わらないので、個人的にはそんなに目新しさはなかった
    ただ、世間一般的な人からすると意外な事実なのかもしれない

    大学で研究したことがない人や高校生が読むべき本

    大学は研究機関であって、教育機関ではない
    研究のスタートラインにたたせるための教育はするが、それが主管業務ではない
    なのに、ポストが上にあがっていくにつれて研究への配分が下がっていくジレンマ
    いびつな構造をなんとかしないといけないんでしょうけど、なかなか難しいでしょうねぇ

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    2013年08月04日
  • 人間はいろいろな問題についてどう考えていけば良いのか

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    重要なことは「人間はそんなに単純なものではない」ということ。言動は時と場合によって変わる、考え方もタイプもずっと同じではない。揺れ動いているのが普通である。さらに、深い考えをする人間ほど、なかなか本心というものはわからない。どう見せようかという事を考えて行動しているため、言動から類推できることはあくまでも作り物、演じられている外交的な型でしかない。そういう人は、場合によって全く違うタイプになることがあって、あたかも多重人格者のようにも観察されるが、それは、こちらの見方が部分的だから起こること。

    重要なのは「決めつけないこと」抽象的にぼんやりと捉えることで、決めつけないという基本的な姿勢を変

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    2018年11月12日
  • 小説家という職業

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    ネタバレ

    <印象的な箇所のクリッピング>
    ・小説家もビジネス。小説書くのが好きなだけなら無料で作品配布すればいい。
    ・商売の基本は、新しいニーズを発掘してそこに商品を投入することの繰り返し。
    ・とにかく書き続ける。1個ヒット作出すより10個小さく当てる方が現実的。
    ・ユーザーのネットの感想を分析する。ネガティブ意見は貴重。何故そういう書き込みをするのか、ユーザーの心理を分析すると小説の次回作に役立てることができる。
    ・出版社のお客さんは読者ではなく書店さん。
    ・作家を将来にわたってプロモートするような出版社はない。作家は自分の作品をセルフマネジメントする必要がある。
    ・出版業界はビジネスの常識から見てお

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    2015年10月13日
  • 工作少年の日々

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    森さんの工作エッセイ
    工作に対するアツい想いが詰まってたり
    そうじゃなかったり…?

    趣味の飛行機、機関車の模型作りのために
    小説を書き始め、そのお金を基に
    ガレージ、工作機、線路に蒸気機関など
    様々作って楽しむ毎日。
    この人の様な人生を送ってみたいと思いました。

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    2013年07月27日
  • 探偵伯爵と僕 His name is Earl

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    僕が夏休みに出会った不思議なおじさんは伯爵と名乗った。

    国語が苦手な僕・新太が書き始めた日記。何気ない日常は、友だちが行方不明になったことで、徐々に不穏な空気を醸し出していく。
    子どもの読者を意識してか、かなり読みやすい文章になっている。しかしなかなか侮れない。さすがとしか言いようがない。
    ラストで驚きの事実が待っている。人によってとらえ方が違うので、結局どういこと?どうしてそうだったの?という部分はあるものの、最初にあるとおり、これは僕・新太が書いているということで納得できる気がする。

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    2013年07月27日
  • 工学部・水柿助教授の解脱 The Nirvana of Dr.Mizukaki

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    本人は否定しているけど、ほとんどが事実をモチーフにしたエッセイに思える
    実際と違うところは子供がいたり、パスカルは2代目だったり、大学も辞めてたりするけど、そんなところはメインには影響しない

    最後は森小説らしいオチがついている
    ある意味でサービスなのかもしれないけど、受け入れられない人も多かろう

    日常系とも違う、新たなジャンルかも
    まぁ、それが成立するのは森博嗣だからこそでしょうけど

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    2013年07月26日
  • ZOKURANGER

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    Zシリーズはアレゲなお話しがリアルだったらどうなるかというシミュレーション
    今回は戦隊モノだけど、前の2作ほど存在意義の説明がないなぁ
    あと、登場人物の性格も前の2作とは結構違うところが多い
    ま、作品同士のつながりはないんだけどね(ところがどっこい繋がってました!なんて事が数年後にわかるのが森博嗣ですがww)

    ほとんどが大学教員の愚痴レベルの内容だけど
    うちのボスもいつも愚痴ってたのでかなりリアリティあるなぁ

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    2013年07月26日
  • 的を射る言葉 Gathering the Pointed Wits

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    至言である

    「そう言えば、こんな事書いてたねぇ」という懐かしさ
    あと、考えてみると確かにそうだよなぁと思ってしまう説得力
    虚をつかれる発想力

    森博嗣の言葉はやはりいいなぁ

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    2013年07月26日
  • 森博嗣の半熟セミナ 博士、質問があります!

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    科学的なネタわかりやすく説明しているエッセイ
    博士と助手の対話形式でので読みやすい

    ただ、会話の面白さは浮遊研究室にはおよばない
    ネタへの切り口もMORI LOG ACHADEMYの方が鋭い

    あと、他の著作で言っているのとかぶっているところが多いので、特に目新しい事は言っていない
    ただ、すばる氏の絵が図説になっているのでわかりやすくなっている(ま、誰が下書きしているかは別として・・・)

    初見の人にとってはとても面白く感じるかも

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    2013年07月26日
  • 銀河不動産の超越 Transcendence of Ginga Estate Agency

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    森作品にしてはほのぼの系作品です。
    個人的にはかなり好きです。
    おもしろいというより好きです。こういうの。

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    2013年07月24日
  • ゾラ・一撃・さようなら

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    他のシリーズのアノ人が?!
    とか思ったものですが・・・

    ま、短くまとまっていて良いとは思いますが
    なんとなく矛盾がないか?
    ま、暇なときにもう一回読み返してみようかと思うレベル

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    2013年07月23日
  • カクレカラクリ An Automaton in Long Sleep

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    森博嗣にしてはキレのない謎
    暗号なんかも初見でわかる
    あと、郡司と栗城のキャラクタがいまいち区別がつかないかな

    カラクリの仕掛けが散々議論してたはずなのに、それ?って感じ
    実際にそんなカラクリを作れるのかなぁ?
    ま、それはそうとしてミステリ要素もあるし、面白く読めた

    エピローグの最後、太一のセリフは秀逸
    犀川先生チックだな

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    2013年07月19日
  • 工作少年の日々

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     物作りの楽しさを書き綴った森博嗣さんの工作エッセイ。
     機関車、飛行機、ガレージ、もちろん小説についても書かれています。
     読んでいてなにが楽しいって、よく奥さんが許してくれるな、と。
     頭がよくて、稼ぎもよくて、しかし趣味のためなら家族との時間をも削る──らしいのだが、文章の端々から家族への愛情が伝わってくる(気のせいかも知れないけど)。

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    2013年07月13日
  • 奥様はネットワーカ

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    最後のどんでんがえしでは「まじか。」と
    声をあげてしまいました。

    でもどこか矛盾があるような気がするんだよなぁ・・

    人物意外にフォーカスをあてている部分では、
    つらつらと言葉がつづられており
    これが森さんかと感じた

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    2013年06月29日
  • もえない Incombustibles

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    思ったより軽いけどそこはしっかり森ミステリかな。
    最後までまんまと引っ張られ、あちこち疑いながら読めました。
    ちょっと冷めた、それでいてなんか種火は消えてない、そんな文章があちこちに感じられるから彼の作品は好き。
    ホント、何度も書いちゃうけど理系の人って悔しいけど文学的。

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    2013年05月24日
  • 奥様はネットワーカ

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    ネタバレ

    懐かしい。
    まだ森博嗣さんのファンになる前に、雑誌『ダ・ヴィンチ』で連載されていた作品。
    あの時はあまり興味を感じていなかった…私が『ダ・ヴィンチ』を毎月読む習慣がつき始めた頃で、物語も途中だったから読まなかった…まさかこんなにはまる作家さんになるだなんて想像もしておらず。

    コジマケンさんのイラストが可愛くて、お話の合間に出てくるイラストに和みつつ読む読む。
    6人の登場人物の視点でお話が交互に(順番不同)進む。
    視点が変わるたびに語り手の名前と併せてコジマケンさんによるキャラクタのイラストが。
    それも毎回違うイラスト、素晴らしい。
    イラストも一緒にストーリーを紡いでいて、和むだけでなく、ドキ

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    2013年05月16日
  • τになるまで待って PLEASE STAY UNTIL τ

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    ネタバレ

    探偵・赤柳初朗に雇われたアルバイトとして、山吹、加部谷、海月は超能力者・神居静哉の別荘”伽羅離館(がらりかん)”を訪れる。
    同じく、彼を取材をしに来ていた記者とカメラマンと晩餐を共に終えた後、密室での殺人が起こる。
    Gシリーズ第3作目。

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    森作品…テンション出だしから上がりつつ、さらっと読み終えた。
    Gシリーズは、やっぱり、というか、あまり謎に重きを置いていないんだなぁと感じる。
    ミステリのメインテーマは「犯人は誰か」というところにある、というのが大半であるように考えているのだけれど、森作品、森ミステリを読むと、乱暴な言い方だけれど「そんなものくそくらえ」。
    まぁ、正直、あまり理

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    2013年05月16日
  • どきどきフェノメノン A phenomenon among students

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    どきどき。どきどき。

    大学院でドクターコースに通う主人公・佳那の目を通して綴られる、スーパー理系少女のそれなりに波乱で万丈な日常ラブコメ。
    笑えるかどうかは人を選んでしまうかもしれないけれど。
    普段感じている日常のどきどきを、森博嗣が書くとこんな感じになるのかとにやにやしながら読んでしまった。

    愛とか恋とか数字で弾き出せない良質などきどき、有限要素法で解析できない様々な気持ちが、この本には詰まっている。

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    2013年05月16日