森博嗣のレビュー一覧

  • つぶやきのクリーム The cream of the notes

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     不覚にも、読みかけの『地球儀のスライス』を家に忘れてしまったノー残業デー…手持無沙汰を紛らわすためにBookoff守谷松前店に寄って、急遽購入した『つぶやきのクリーム』…

     森先生のつぶやきは、確かに『臨機応答・変問自在』などに比べると、マイルドになっているようですが、クリームと表現するには滑らかさが足らない感じもします(クリームなのにコクとキレがある)。しかし、良く泡立てられていて美味(いつになく凡人にも解りやすい表現)なのは事実で、是非、諏訪野が淹れてくれたコーヒーにトッピングして味わいたい香りでした。

     まえがきの中で「呟くとき普段から気をつけているのは、やはり“抽象性の高さ”だ。

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    2016年05月28日
  • 毎日は笑わない工学博士たち I Say Essay Everyday

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    相変わらずまえがきから魅了されている。
    のんたくんかわいいよ。
    実は次作がどこにも売っていなくて困ってます。どうするかなぁ。

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    2016年04月05日
  • 目薬αで殺菌します DISINFECTANT α FOR THE EYES

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    このシリーズは、すっきり解決というよりは、謎を残したままで終わる傾向にあります。それはそれで何か現実味があります。

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    2016年04月05日
  • ηなのに夢のよう DREAMILY IN SPITE OF η

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    自分が知りたいことは、自分を納得させるために必要なものであるにすぎない。
    そんなことを感じさせる作品。

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    2016年03月30日
  • 作家の収支

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    よくわからなかった作家の金回りを明かしつつ、作家の成功の心得を語る。
    著者の小説は読んだことはないが、スカイクロラの映画のみ見た。
    印税は10%で、追加コストのかからない電子書籍では10−15%くらいのレンジで上昇。今後はより柔軟な価格契約も生まれるだろうとする。その他の収入では、映画やゲームなどの原作としての使用料、これが本も売れることになり非常に美味しい。講演も一回40万円著者は取るらしいが、悪くない。一方支出は一人でやっているぶん少なくて済む、というかほとんど元手はかからない。ただセルフプロデュースは必須であり、とくに多作でない限りすぐ忘れ去られてしまう。著者は年20冊以上は出していた(

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    2016年03月27日
  • 作家の収支

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    正直印税すげえ。しかも本を出すのは求められれば書けた分だけできるし(しかも1人で)増刷されれば昔の作品だろうが収入はいるし。
    目指そうとは思わないけどこんな仕事もあるって分かってよかった。

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    2016年03月26日
  • すべてがFになる -THE PERFECT INSIDER-(2)

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    萌絵や真賀田博士(のビジュアルイメージ)が可愛い美しいのは当たり前だけれど、犀川先生さらに山根さんまで見目麗しく!

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    2016年03月21日
  • 自由をつくる 自在に生きる

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    思ったより自由と言う物はない
    でもそれを自分で自覚出来るかどうかでまた色んな考え方が変わりそう
    考え方の本として面白く読み物としても面白い

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    2016年03月10日
  • εに誓って SWEARING ON SOLEMN ε

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    Gシリーズの4冊目ということで、加部谷、海月、山吹にもとても愛着が湧いてきました。
    森ミステリー(ミステリィ)といえば巷では理系ミステリーなんて言われていますが、Gシリーズでは本作も含め理系な要素は少なくなっています。

    主人公たちの乗ったバスがジャックされるというお話ですが、今回はとくに西之園や犀川、海月が活躍するわけではないので、s&m、V、四季、Gシリーズと読み進めて来た人には多少物足りなさがあるかもしれません。
    しかし、ジャックされたバスの中での加部谷と山吹のシュールな会話だけでも十分楽しむことが出来ました。

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    2016年03月10日
  • 人間はいろいろな問題についてどう考えていけば良いのか

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    抽象的思考。今まで持っていなかった考え方です。尊敬する人にこの本を頂き、世の中の見方が少し変化したように思います。

    ものごとを俯瞰してみて、共通点や本質を感じることはとても面白いことです。時たま読み直し、その都度の感想を楽しみたいと思います!

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    2016年03月06日
  • 自由をつくる 自在に生きる

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    まことにもっともな主張。常に自分を縛っているタガを意識するという。でも、これこそ大変なのだ。「自由の維持」ほど努力が必要なことはないから。

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    2016年03月01日
  • タカイ×タカイ CRUCIFIXION

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    ネタバレ

    Xシリーズ第3弾。
    今回は西之園萌絵も今まで以上に登場。
    マジシャン宅で起こった奇妙な事件に関する話。

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    2016年02月20日
  • キラレ×キラレ CUTTHROAT

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    ネタバレ

    Xシリーズ第2弾。
    電車内での斬りつけ事件。
    このシリーズは今までのシリーズのような明確な探偵役が一人ではなく小川、真鍋、鷹知で相談しながら解決していくスタイル。

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    2016年02月20日
  • 工学部・水柿助教授の解脱 The Nirvana of Dr.Mizukaki

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    シリーズ3巻目にして最終巻。

    小説家として成功し、一気に生活水準が上がった情景が描かれつつも、根本的な部分は変わらない。
    ふわふわと話が色々なところへ飛んで行き、いつの間にか戻ってきている。または、戻ってきたと錯覚させられている。
    そんな話。

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    2016年02月14日
  • カクレカラクリ An Automaton in Long Sleep

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    誰も死なないミステリー
    大学生がとある村に隠されたカクレカラクリを解き明かしていくミステリー
    前半がちょっともっさり。後半はどんどん引き込まれていく感じ。
    面白かった。

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    2016年02月13日
  • 工学部・水柿助教授の逡巡 The Hesitation of Dr.Mizukaki

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    水柿助教授シリーズ2巻。
    小説風エッセイなのか、エッセイ風小説なのか、自伝的小説なのか。本人曰くフィクションらしい。

    読んでいて度々思ったのだが、森博嗣はやはり読者にあえて間違った方向に想像させる文を作るのが巧い。
    この小説でもそういう表現が何度か出てくるのだけれど、反応を簡単に先読みされてしまった。

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    2016年02月09日
  • 探偵伯爵と僕 His name is Earl

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    解説に以下同文って感じです。
    最初子供文庫みたいな書きっぷりで油断させておいて、徐々に物語に引き込まれていく感じがとても良かったです。

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    2016年02月09日
  • 自分探しと楽しさについて

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    楽しさは、社会からもらえるものでも、他者から分けてもらえるものでもない。自分の内から生まれるものなのである。
    最近楽しいことないなあと漠然と考えていた。抽象論だったが、ごもっともと納得いく一冊。

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    2016年02月07日
  • 小説家という職業

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    最近、森博嗣の著作は新書の方が読みやすい。
    昔は小説も何冊か(「すべてがFになる」とか)読んだけれど、この間、久しぶりに新作「彼女は一人で歩くのか?」を読んだら、ちょっとついていけなかった。(ジャンルのせい?)

    個人的に小説家という職業に興味があって、この本も手にとった。こういう「小説家になろう」みたいな本は、以前にも別の著者のものを読んだことがあるが、それとはまったく別物な気がする。

    だいたい、こういう本は二つのパターンに分かれると思う。
    一つはまったく具体性のない、抽象的な話と精神論みたいな話が続くもの。もう一つは具体的に一から細かく説明がなされているもの。
    本作はそのどちらにも属さな

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    2016年02月05日
  • 銀河不動産の超越 Transcendence of Ginga Estate Agency

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    勝手に、もっと難しい硬い文章を書く方なのかと思っていました。
    初めて読んだこの作品は良い意味で期待を裏切られました。
    読みやすくユーモアのある文章力に思わずにやにや。
    やられたなぁと。一気読み。
    他の作品もどんどん読んでみます。

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    2016年02月05日