森博嗣のレビュー一覧

  • 天空の矢はどこへ? Where is the Sky Arrow?

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    人間と人工知能、ウォーカロン、その間にある谷が、どんどんなくなってきている。
    昨今、人工知能に仕事を奪われる可能性が論じられているけど、なんとなくそのことを思い出す話だった。
    ハギリ博士の虚しさに引っ張られたような感じ。
    でも、ハギリ博士を見てる限り、人間はペットにはならないんじゃないかなぁ…ハギリ博士が特別だというのもないとはいえないけど、人間が好意を持って生み出したモノなら、やっぱり人間とはいい関係を築けると思うのだけど…知能に差はあっても。

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    2019年05月25日
  • 血か、死か、無か? Is It Blood, Death or Null?

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    前作、それから百年シリーズを読んでから間があいている上に、百年シリーズも女王の百年密室以外未履修なせいで、せっかくの「ぞくっとポイント」が、「(ここは多分)ぞくっ(ってなるはずだぞ、私)ポイント」に…悔しい…
    それにしても、王子の生体が盗まれた理由、当事者の感情としては複雑なのだろうけど、割とあっさりしていたというか、まあ、理解できる範疇な気がする。
    それに対して、人工知能たちの行動動機が、一見論理的で明快なのだけど、その実、難解すぎる…
    それは、同民族だと顔の識別ができて、異民族だとできないのと同じように、参照データが少ないからなんだろうか。
    それは多分、人工知能側も同じことで、だからこそフ

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    2019年05月24日
  • χの悲劇 The Tragedy of χ

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    ノベルス版で既読。文庫化に伴い買い直し。
    再読してみると、仮想空間を迅速調査するシーンの、スピード感に驚く。

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    2019年05月18日
  • 道なき未知 Uncharted Unknown

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    ネタバレ

    森さんのエッセイを数冊読んでいると、感心するところと、反感をもつところがいろいろでてくる。

    「絶対に私は勝つ」とか「俺は絶対に失敗しない」とか、そういうセリフをドラマ以外でもし本気で言う人間がいたら、あまり近づかない方がよろしいだろう。
    これには同感。うさんくさい。
    森さんは嫉妬したことがない。と書かれている。
    これはちょっと違うなぁと感じました。
    本人の行動では認識していないと思うので。森さんの奥さんに聞いてみたいかも。

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    2019年05月16日
  • 探偵伯爵と僕 His name is Earl

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    児童書的な一人称かと思って、油断していました。
    理系文学。子どもの声を通して、いろいろ気づかされました。

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    2019年05月15日
  • 虚空の逆マトリクス INVERSE OF VOID MATRIX

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    ネタバレ

    講談社文庫短編集第四弾。
    S&Mシリーズのふたりも出ている、楽しみだ。

    この短編集、ひとつめの『トロイの木馬』。
    ちょーっと私には難しい。
    コンピュータに関する表述については、お手上げ状態。
    どちらが現実でどちらが現実ではないのか。
    相変わらず、惑わされまくってしまった。
    物語の最後の最後まで。

    S&Mシリーズのファンならば、短編集ラストの『いつ入れ替わった?』はきゅん、とするのでは。
    犀川先生と萌絵のやりとりは必読。

    拍子抜けさせられたり、感心させられたり、かと思えば切ないお話に胸がぐっときたり。
    やっぱり、森博嗣さんの作品は大好き。

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    2019年05月14日
  • φは壊れたね PATH CONNECTED φ BROKE

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    ネタバレ

    ある日、山吹早月は友人、舟元繁樹のマンションに来訪中、ふとしたことから死体に出くわしてしまう。
    両腕をYの字に吊られ、背中には翼をつけた奇妙な死体、そして、密室状態の現場。
    さらに、死体発見の一部始終を録画した”Φは壊れたね”というタイトルがつけられたビデオの存在。
    大学院生、西之園萌絵が学生たちと事件解明に挑む!
    Gシリーズ第一弾。

    *****

    文庫が出たー!とうきうきしながら読みました。
    タイトルにギリシャ文字が入っていることから”Greek”(ギリシャ語、ギリシャの)の頭文字を取ったらしいGシリーズ。
    何と言っても、S&Mシリーズの萌絵が出ていること、森博嗣ファンにはたまらないのでは

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    2019年05月07日
  • 科学的とはどういう意味か

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    科学によって得られるものとは人間の自由(^o^)/科学の存在理由、科学の目標とは人間の幸せである\(^_^)/

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    2019年05月06日
  • 悲観する力

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    悲観という観点から、批判的に箴言を与える良書だと思うが、「悲観」という言葉に強引につなげている感じもして、確かにそういう見方もできるが、ちょっと飛躍がないだろうか?と感じるところも散見されたような読後感が残る。

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    2019年05月05日
  • 悲観する力

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    ネタバレ

    ここでの悲観は心配とか想定して備えるとか、未来への思考と洞察と準備のこと。
    そこにはモチベーションとか、やる気とか、楽しむとかの要素は無い。
    考え抜いて想定しつくして、やるべき事をやり備える。
    急がば廻れとか、必要な手順を踏むとかの実例も紹介されている。
    その通りと思うし、一つ一つは難しい話ではない。
    でも実践出来る人は少ないだろう。
    自分がやっている競技や仕事や投資や趣味に活かせる話で大変為になった。

    具体的には:
    1.AならばBといった決りごとが絶対ではない、と疑う。
    2.こうだと言い切るような発言に対して、例外を探す。
    3.見込める効果を小さめに評価し、それでも全体が成立するか検討する

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    2019年05月11日
  • 人間はいろいろな問題についてどう考えていけば良いのか

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    考える作業を続けるには抽象化しないと1つの具体にとらわれてしまうし、そもそも抽象化すること自体が考える事だったりする。

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    2019年04月30日
  • 人間のように泣いたのか? Did She Cry Humanly?

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    え?
    シリーズ完結。
    ウグイがどんどんチャーミングになっていって幸せだった。

    そして気づく。
    私は前巻の「天空の矢はどこへ?」をとばしたのではないか・・・w

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    2019年04月25日
  • キラレ×キラレ CUTTHROAT

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    Xシリーズの第2弾。
    事件が発生し、それを追跡する過程は本来なら緊張感があるはずなのに、何故かトボけたユニークさを感じてしまう魅力はVシリーズに通じるものがあります。

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    2019年04月12日
  • 道なき未知 Uncharted Unknown

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    森さんの本はエッセイばかり3冊目になるが今回も色々な示唆に富む話で雑誌の連載で特に20代女性の若い人向けに書いてあるそうだが40歳のおじさんが読んでも読み応えのある内容だった。『生きていく目的というのはむしろ自分の変化を楽しむ方にあると僕は感じる。駄目もとで仕方なく少しずつやっていると、そのうち面倒を面倒と感じない自分が出来てくる、自分が変化するのだ。これは本当に素晴らしい、仕事の結果よりもずっと価値がある。そしてこういった自分の変化の積み重ねるうちに、自分には出来ると思える「自信」というものが育つ。』『つい「道を探そうという姿勢」積極性は立派だが探すのではなす築くもの。ただ毎日こつこつと進む

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    2019年04月03日
  • 赤目姫の潮解 LADY SCARLET EYES AND HER DELIQUESCENCE

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    この世界の真理のようなものを哲学的かつ理論的な考察を用いて描いているSF作品です。
    読み終わり一言で言うと、「意味がわからない、混乱する」という感想になりました。

    でも、とても世界観の描写と表現が綺麗で情景が鮮明に思い描くことができます。色の描写がとても綺麗です。世界がコロコロと変わっていくはずなのに情景はすんなりと想像できました。

    私にはまず意味がわからない、理解するのがとても難しい作品でしたが、もう一度初めから短時間で読みたいとおもいます。(千年シリーズ最終作と書いてあるくせにこれから読んでしまったから混乱しているのかな…?と思ったり(笑))

    なぜ星4つかというと、
    単純に「意味がわ

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    2019年03月28日
  • そして二人だけになった Until Death Do Us Part

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    もしかして昔読んだっけって思うことがしばしば。森さんの作品って異なる出版社からあたかも新刊のように出てるから。
    今回もそんな気がしてたけど、ただどんな結末か覚えてない上に、犯人が謎すぎて結局ラストまで一気読み。
    そしてまた、いい意味で裏切られるというか、すっごくうまい感じに丸め込まれたというか、そりゃわかんないよーという展開。
    でも、そんな森さん、嫌いになれないんだよな。

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    2019年03月23日
  • 悲観する力

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    ネタバレ

    民主主義は不満を分散するための仕組み、か。その通りだな。少しづつ個が我慢をすることで全体を押し上げる、結果的に個が受益する、と。

    そもそも、楽観のメリットは「考えない」、という省エネなのだ、なるほど、そういえばいいのか。

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    2019年03月09日
  • 笑わない数学者 MATHEMATICAL GOODBYE

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    森博嗣のS&Mシリーズ3作目。理系なミステリーで本格派なのがお気に入り。今回のオリオン像消失の謎は何となく解けて、殺人事件も同時に半分くらいは解けたけど、殺人の動機、人間関係が複雑で想定の範囲外。謎は解けてもロジカルに進むストーリーが圧巻。天王寺博士の考え方、話し方は非常に興味深く、天才建築家片山基生のぶっ飛び方もすごい。一気読みの快作でした。

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    2026年01月12日
  • 人間のように泣いたのか? Did She Cry Humanly?

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    森さんのWシリーズの最終巻。
    これは最初からきちんと読まないとな。。
    ロボットとロボットと人間の間の存在と人間の違いが何かを考えるきっかけになる良い本でした。

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    2019年03月02日
  • 道なき未知 Uncharted Unknown

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    道の先にあるものは未知だ。なにかがありそうな気がする。この予感が、人を心を温める。温かいことが、すなわち生きている証拠だ。したがって、行き着くことよりも、今歩いている状態にこそ価値がある。知識を得たことに価値があるのではなく、知ろうとする運動が、その人の価値を作っている。たとえば、人生という道だって、行き着く先は「死」なのだ。死ぬことがこの道を歩く目的、価値ではないことくらい、きっと誰でもわかっているだろう。
    本文P.250 より

    すごくシンプルな生き方をしている人なんだな、というのが読んだ後の印象.共感できるところ多数.道は未知だから面白い.我が道をゆくとき未知との遭遇を楽しめる自分であり

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    2019年03月01日