森博嗣のレビュー一覧

  • 魔剣天翔 Cockpit on Knife Edge

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    面白かったー!れんちゃんのこの話、てっきり次の巻だったと思ってた。タイトルのせいで。そうなると、いよいよ次の話は覚えてないな。

    これ、トリックが面白いな〜ほんと自分じゃ分かんない。そもそも、脅迫文の名前も全然分からない…調べるしかない…。
    保呂草さん視点と、祖父江さん視点で主に話が進んでいくところが新鮮。紅子さんの密室トリックも面白くて好き。れんちゃんとしこさんの関係、いいなあ〜!各務亜樹良も、そうか、この巻から出てくるのね。

    気づけばVシリーズ再読も折り返し!あと5冊か〜早いな〜!短編集をどこで挟むか悩みどころ。
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    2007年の読書日記が出てきたので、懐かしくてちょこっと追記!保呂草さんのこと、ほんとに嫌いだったんだな笑

    2007.05.02
    プロローグの保呂草さんの語りが、ちょっと小難しくて…率直に言ってウザったかったです。多分保呂草さん嫌いが大きい…と思うけど。
    (そのあと練ちゃんのこととか、しこさんのツッコミが好きとかいっぱい書いてある…なんも変わってない

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    2020年11月19日
  • 詩的私的ジャック JACK THE POETICAL PRIVATE

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    ネタバレ

    事件よりも犯人よりも、2人の関係性の変化と会話が気になる。
    4作目にしてこんなに距離が近くなってるのが嬉しい。
    そして2人の会話はもちろん、いろんな人と会話する犀川先生の言葉のチョイスがとても好き。

    気持ちなんて伝わらない。伝えたいものは言葉で言いなさい。
    という犀川先生のお言葉。
    恋愛感情目線で読むとめちゃくちゃ煽ってますよね?(笑)
    そのあとの萌絵ちゃんとのやり取りが最高に好きです。
    こんな煽られたらプロポーズするわ。

    これからの2人の関係性の変化が気になる……!!!

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    2026年10月04日
  • 夢・出逢い・魔性 You May Die in My Show

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    はー面白かった。やっぱりキャラ読みしてしまうな…VシリーズはS&Mよりメインの登場人物が超個性的だから、掛け合いとかほんと楽しく読める。
    これも犯人ほんとに覚えてなかった〜練ちゃんがスカウトされそうになるテレビの話ってしか覚えてなかった〜。
    ある人物を被るっていうの、宮部みゆきの火車を思い出すな。それにしても最後の紅子さんがサイコーにカッコ良かった!

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    2020年11月08日
  • 幽霊を創出したのは誰か? Who Created the Ghost?

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    ロジがスカートのドレスを着た時「オーロラみたいだ」と思ったけど、口にすれば果てる事になるだろう。とか、たまにふざけるグアト。
    「口にすれば果てる」は女王の百年密室だったかな?
    S&Mから始まるシリーズは全て真賀田四季が関わる同じ世界観の作品だというのを思い出すと、中々凄いスケールだなぁと思う。
    どこへ向かうのかなぁこのシリーズは。

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    2020年11月07日
  • 夢・出逢い・魔性 You May Die in My Show

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    ネタバレ

    今回は犯人分かったと思いましたがダメでした…
    ある程度早い段階で稲沢さんの性別を疑うことができたので、この叙述トリックに気が付けた所までは良かったです。
    しかーし、そのまま犯人だとは限らないんですね。
    紅子さんの最後の解説で真犯人が分かった時は驚きました。
    流石にこれは分かりません。
    完全にやられましたね

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    2020年11月06日
  • 四季 夏 Red Summer

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    四季の青春というか色恋沙汰というか、珍しいお話でした。葛藤する四季が可愛らしかったです。
    そして、各務が、、、林が、、、と盛り上がり要素が沢山あり、息つく間もなく、あのラストです。

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    2020年11月06日
  • 小説家という職業

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    いわゆる都合のいいノウハウとか読み心地のいい話は全く書いてない、だからこそのこの安心感というか信頼感。笑 グダグダ言ってる間にはよ書きなさいよ、と言う感じ。仰る通りです。笑

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    2020年11月01日
  • χの悲劇 The Tragedy of χ

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    ネタバレ

    3.5
    Gシリーズ10弾で、後期3部作1弾。日本科学大学から転職し香港で仕事する島田文子をメインとして話が進む。ホテルの置かれたχのカード。香港のトラムで起きた殺人事件。交換条件で日本の諜報局員の手伝いに。飛行機事故を逃れた小山田真一と各務アキラ。小山田は真賀田研究所の所員だったらしい。島田を助け出すχは小山田と各務の息子らしい。エピローグでの初老のχと89歳の島田のやりとり。χが海月。海月は親しい人はいるが結婚してないよう。雨宮?ダマシダマシでの加部谷の話も納得。シリーズ全体を通して謎が明らかになってきた感じ。大作。

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    2020年10月26日
  • ダマシ×ダマシ SWINDLER

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    ネタバレ

    3.5
    Xシリーズ6弾にして最終巻。再生と出発。結婚詐欺の依頼をメインにして話が進む。椙田と小川の出会いが描かれ、小川の前職の社長から、小川を頼むという言われたことを明かす。小川は、事務所を継ぐことに。真鍋と永田は結婚することに。椙田は高飛び。レタスフライのエピソード。午前がAM、午後がPM、背中合わせなので、AMP=アンプということらしい。分解すると、R.O.が彫ったリング。依頼人の上村恵子が一緒に働くことに。訪ねてきた萌絵と抱き合う。本名はメグミ。加部谷恵美らしい。おお。
    依頼人の上村恵子は、27歳で静岡で小学校の教員をやっていたが、半年前に出張で東京にやってきたときに、鳥坂大介と知り合い結婚の流れになったらしい。その間の加部谷の話が気になるところ。χの悲劇では、海月が登場するが、離れてしまったよう。

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    2020年10月26日
  • レタス・フライ Lettuce Fry

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    ネタバレ

    3.5
    短編集5弾。林の海外赴任の話、練無と紫子の萌絵の時代での後日譚、保呂草とXシリーズの小川令子の出会いが描かれており、シリーズ作品として読むと引っ張られている感もありとても興味深い。名前をストレートに出さないあたりが森っぽい。他には短い話も含めて数点。練無は白刀島で診療所をやっているよう。「刀のつPQR」「午前と午後が背中合わせ」。

    刀之津診療所の怪では、山吹と海月の出身である白刀島に渡った萌絵、睦子、山吹、加部谷、海月。そこで見つけた「刀のつPQR」の看板を出す診療所。横を向いているFGJを合わせて非対称なアルファベット。前々作からの伏線。フランソワ。グライダを飛ばしている「僕の身内」が紫子だろう。振袖の趣味。少林寺。徐々に分かるあたりがうまい。
    ライ麦畑で増幅してでは、保呂草こと椙田と小川の出会い。前職の社長秘書時代の小川が、愛していた社長が死んだ場面から椙田に誘われるまで。音が良いという想い出のアンプ。「午前と午後が背中合わせ。それが小川君のものだ。」Gシリーズへと続く謎。なかなか面白い。

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    2020年10月26日
  • 人間はいろいろな問題についてどう考えていけば良いのか

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    抽象思考の重要性、方法論についての本だった。
    物事を抽象的に捉えることでパーツ化され他の思いもよらないことと関連付いて全く新しい発想に繋がること。一朝一夕に役立てることは難しいけど心がけて身に付けたいと思った。
    庭の話、イングリッシュガーデンということで、なんとなく「裏庭」を思い出した。
    最後の一文が優しく、思わず微笑んでしまった。読破してよかった。

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    2020年10月25日
  • 朽ちる散る落ちる Rot off and Drop away

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    ネタバレ

    密室です。特殊すぎる部屋でした。
    わたしはてっきりあの部屋が宇宙船で、宇宙から地球へ不時着したので、中の人がぐちゃぐちゃになったのかと思いましたが全然ハズレでした。
    いやそうなると宇宙船の件はどうなったのでしょう?次作で出てくるのかな。

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    2020年10月24日
  • 地球儀のスライス A SLICE OF TERRESTRIAL GLOBE

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    「片方のピアス」「僕は秋子に借りがある」「石塔の屋根飾り」「マン島の蒸気鉄道」「僕に似た人」が特に好きです。
    「石塔~」と「マン島~」は西之園嬢と犀川先生、他S&Mシリーズからの登場人物が出てくるので必読です。
    そして、「僕に似た人」。
    このトリックに気がついた方はほんと凄いです。
    自分は意味がわからず解説を読んでやっと気がつきました…。
    この話だけはすぐにでも読み返したくなります。
    ミステリでありながら不思議な話、綺麗な話が多い、そんな印象です。

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    2020年10月22日
  • 捩れ屋敷の利鈍 The Riddle in Torsional Nest

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    Vシリーズに西野園と犀川が登場です。見たこともない構造の捩れ屋敷ですが、森博嗣氏の文章は恐ろしいもので、しっかりと脳内に屋敷が思い浮かびます。また西野園といえば密室。これも安心の方程式どおりです。

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    2020年10月20日
  • 六人の超音波科学者 Six Supersonic Scientists

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    面白かった。
    平面図です。それだけで嬉しいですね。今作ではピンチの描写が鮮烈です。息がつまります。
    そしてあの遺体の様。ある種の古典です。楽しかったです。

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    2020年10月20日
  • 面白いとは何か? 面白く生きるには?

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    本を読むようになってからかはわからないけど、「面白い」と思うことが多くなった。それは知らなかったことを知ることができたからなのだと思う。知ることを人は面白いと思う。
    人の動機はやっぱり面白いから。
    面白いから続けられるし、面白いことを知っているから、面白くなりたいとも思う。
    俺が面白いのはサッカーでゴールを決めて勝ったとき。そこを求めるための研究者になりたい。
    なんか色々変わるきっかけになる一冊になる気がする。

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    2020年10月14日
  • 面白いとは何か? 面白く生きるには?

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    森博嗣さんの本が久しぶりに読みたくなって購入。

    以前読んだことある言葉も結構あるし、森さん自身の半生を振り返る話も何度も目にしているのですが、相変わらずの森節全開で予想通り楽しめました。

    面白さの本質は自分で見つけなさい、という感じの結論ではありますが、自分自身が能動的に動かないと面白さって見つからないよな、と改めて感じたりしました。

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    2020年10月12日
  • 幽霊を創出したのは誰か? Who Created the Ghost?

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    WWシリーズの最新作。
    本作ももう4作目だ。

    Wシリーズの直接の続編としてシリーズは続いているのだが、本シリーズはテーマはどこにあるのだろうか?

    多分、人間は今後どうなっていくのかを突きつめようとしているのだろうな。森先生は。

    小説内で語られる人間の在り方はいちいちうなずかされる。

    ヴァーチャルの世界に人間の脳みそだけを送り込んでそこで暮らす。
    今のヴァーチャルの世界ならリアリティはほとんどすべて再現できるだろうし、いや、現実世界よりも素晴らしい世界を構築できるだろうね。

    そこで幸せに何百年も(脳が死ぬまで)暮らすというのもありだとは思う。

    でもこれって映画『マトリックス』の世界だよね。
    機械に支配された人間は機械のために『電池』の役割をさせられている。その代わりに人間たちは『マトリックス』と呼ばれる仮想現実のなかで生きているのだ(人間たちはそれを現実だと思っているのだが・・・)。
    ただ、それを自ら進んで人間がそれを選ぶってところが違いではあるのだが・・・。

    映画『マトリックス』の中で、エージェント・スミスがいうこんな感じのセリフを言う場面がある。
      最初のマトリックスは中につながれた人間は全員が豊かで人間にとって完璧な世界だったが、それは失敗した。人間は理想の世界を自ら拒絶し、最初のマトリックスにつながれた人間社会は崩壊した。それは人間の本能なのだろう。

    これは至言だろうな。
    人間は理想の世界では生きられないんだと思う。
    幸せな人がいて、不幸な人もいる。
    そういう不平等のなかにこそ、人間は生きている価値を見つけるのではないだろうか。

    人間というものはいかに矛盾をはらんだ生き物だろうか。
    僕もそれなりの時間を生きてきたが、「生きる意味はなんだ?」と聞かれたならば、まだ答えることはできない。深いな・・・。

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    2020年10月11日
  • 赤緑黒白 Red Green Black and White

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    再読。Vシリーズ第十弾にして最終巻。犯人は覚えていたものの細部までは覚えていなかったので新鮮な気持ちと驚きがあった。それにしても保呂草さんはキザだなぁ。ロマンティックともいうけど。今回は練無くんと紫子さんのいつもの漫才的やり取りは要所要所にはあるものの少なめかな。最後に出てきたあの子と紅子さんのやり取りは森博嗣ファンからすれば垂涎もの。今作の犯人の動機は明かされてみれば「なるほど」と頷けるものがあるけれどそれもS&Mシリーズという下地があってこそだと思った。

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    2020年10月07日
  • 恋恋蓮歩の演習 A Sea of Deceits

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    面白かった。
    文章がきれいで、とても良い余韻が残っています。どう育ったらこんな文が脳から出てくるのか、羨ましく思います。
    あと、保呂草は男前、紫子さんがんばってほしい。紅子と祖父江のやりとりがいつも楽しみです。

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    2020年10月06日