森博嗣のレビュー一覧
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ネタバレ二作目。
アリスワールドがシステムダウンしてしまう話。隕石による地球滅亡を予測した人工知能が警鐘を鳴らすが、人間の愚かさについて森博嗣は端的に綴っていてまさにその通りだと思う。
バーチャルに入れないものは自殺してしまったが、僕も向こうの世界で思い通りにできていたら、死ぬかもしれない。
メモリをリアエンジンの車(ポルシェ?)に隠し検問を突破するシーンはウォーカロンなら見破れそうだと思ったが…
グアトとロジの正体は明かされないが、ナイフをプレゼントのシーンで流石に確定とみていいだろう。
「yではなく、ineになっていた」
これはマーガリンちゃんですわ。
モリスとチェスをしていたのは恐らくアネバネ。
クラインの壷でも似たような内容があったかと思うが、後半の現実とバーチャルの混同はとても興味深い。何故かハラハラする。とても楽しめた。 -
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はー!!個人的にめっっちゃ面白かった!萌絵ちゃんが出てくるのはよく覚えていたんだけど、肝心のストーリーをあまり覚えていなかったので、初読の時と同じくらい(多分)萌絵ちゃんと保呂草さんのやり取りにワクワクして楽しかった〜!
これ、みんなの年齢を想像しながら読むのが楽しいよね。一度読んでるからこそできる楽しみ方というか。読者が一番ニヤニヤするやつ。
保呂草さん、一度は盗むの諦めてたんだなあ。萌絵ちゃんより一枚上手感の方ばっかり記憶に残るけど、本当に萌絵ちゃんが苦手そうで面白い。萌絵ちゃんと犀川先生の電話のやりとりを保呂草さんが書いたんだと思うと、どうしても笑っちゃう。全部分かった上で読んでもこんなに楽しい!!
メビウスの帯の建築、現実にあるなら一回見てみたいな〜。
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2007年の読書日記を追記。面白かったとこだけ抜粋してくと、ほぼ全部保呂草さんのことなんだよな…めっちゃ好きじゃん。
2007.05.23
まず登場人物を見て、フリーズ。練ちゃん…出ないの…か…。練ちゃん読みたさに本に手を出している私は一体どうしたら。ショック絶大。
で、かわりに萌絵ちゃんと(電話で)犀川先生。
久々の萌絵ちゃんの才女っぷりはうらやましくもあり可愛らしかった。つーか保呂草さんあやしいーー!前々回の好感度もドン引きよ!
やっぱ苦手…やっぱ好きじゃないと思った。せっかくエンジェル・マヌーヴァでてきたのに、これは保呂草さんを舞台に引きずり出すための単なる小道具。 -
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ネタバレ人類が体的には老いることがなく、死が遠くなった世界に良い印象が持てず、情報局が中心の話のせいかなんとなくディストピア感がwシリーズからありました。
コロナで仕事がほぼ在宅のリモートワークとなり、wシリーズ、wwシリーズの世界とちょっと近くなり、よりこの世界観へ没入できた気がします。
病気は怖いし、できれば老いたくない、リモートワークでもこれまでと変わりなく働けるからこのまま続けたいと思う私ですが、じゃああの世界に住みたいかというと嫌なんですよね。
その答えが今回のトレンメル兄弟に見えました。
百年超えても現役で生きがい持って歩める人もいると思いますが、私はどうかな。見失いそう。
細胞を変えて、肉体を捨ててバーチャルへ、その先になにがあるのかが分からない。
なので、wwシリーズの終わり方が気になります。
四季さんの思惑はまだ出てこないかな。
いろいろと考えながら読めた作品でした。 -
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クリームシリーズも9冊目。
今回は珍しく時事ネタが多く、新型コロナについて結構触れられている。
このシリーズに求めるのは、いわゆる「視点・視座・視野」の面白さである。
毎回100個のエッセイで構成されるのだが、新書形式で一つの事柄を長く語るタイプよりも好み。
ここまで結構な量の森博嗣の著作を読んできたので、流石にある程度予想の範疇のものも増えてきた。
それでも、やはり10から15個弱は自分では思いつかなかった発想があり、意見に納得はできなくても、その発想だけで面白い。
ただ、今回一番驚いたのは、発想ではなく「ヴォイド・シェイパ」シリーズが10巻構想だったこと。
自分が知っている界隈では割と評価が高かったため、それなりに売れていると思いこんでいた。
「小説を読む趣味を持っているのはごく一部に過ぎない」「評判が良いものは意外と売れていない」とは何度も語られていたのだが……。
好きなものについては、意識しないと視野が狭くなるものだと改めて実感させられた。 -
Posted by ブクログ
おもしろかった〜やっと読めた〜!!時間かかっちゃったけど、満足!
読み始めたあたりから、船の話なんてあったかしらって感じだったんだけど、綺麗に騙されていっそ清々しいくらい。
読みながら、これ保呂草さんだったかなあ〜くらいしか思い出さなかったよ。もう全然。
各務亜樹良と紅子さんのやり取りも面白い。紅子さん最高だな。最初の方はついつい大笛さんにシンクロして、読んでる自分までドキドキして楽しかったし。
最後に関根画伯に戻ってくるのもいいな。魔剣天翔とペアだと記憶してたの、このせいだったのね。
あんなに好きじゃないと思ってた保呂草さんをちょっと好きになる。6冊目にして。
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2007年の読書日記を追記。ほんと変わってなさすぎて笑える。そしてプロローグ邪険にしすぎ…ついでに言うとマイベストと言いながら全っ然覚えてないから余計に面白い -
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ネタバレ「死ぬ」=「いない」の言葉のトリック好き。
狼狽える犀川先生がいます。
「死ぬ」=「いない」の言葉のトリックが好きだった。
まさかの理系ミステリー小説で言葉のトリックが出てくるとは。
たしかに子どもの頃、言葉の意味や大人の不条理に疑問を持ったな〜
そんなことを思いながら。
祐介くんがヒーローもののアニメを観て、
「死ぬ」=「いない」の表現をしたこと、
ちょっと大人びた表現だと思って発したこと、すごく素敵だな〜
「悪者は もう いない」
あとやはり見どころは狼狽えまくる犀川先生。
いや、わたしも普通に騙されて、「そういえば今作が折り返し地点だからなあ…この先どうなるのかなぁ…」とか思ってたらまさかのエイプリルフール。
嬉しくてネタバレするのを躊躇う気持ちはあるけど、
犀川先生の行動にも驚いたなぁ〜。好き。
死の美しさを犀川先生に語っていた香山フミさんとのシーンも印象的。
欠けているからこそ美しい。
たしかに東洋的芸術センスな気がする。
美しいとビューティフルは同じ意味ではないかもしれない。