森博嗣のレビュー一覧
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まともに読んだのは20年ぶりだろうか。
森博嗣本人が1番気に入ってる短編集だと言っていた気がするが、私もこれが1番好きだ。気が合うね。
長編バージョンの『喜嶋先生の静かな世界』を読んで、オリジナルの短編集はどんなんだったっけ、と調べたらこれがヒットした。
というか、こんな初期の短編集にあったとは思わなくてビックリ。(てっきり地球儀のスライスか、パラシュート博物館に入ってるかと思ってた…人間の記憶なんてそんなもんすね)
さて、本書の全体の3割ほどを占める、わけわからない系のストーリーは苦手なのでここでは割愛。(笑)
・ミステリィ対戦の前夜
・誰もいなくなった
萌(と犀川たち)が登場する短編2 -
Posted by ブクログ
ネタバレ・虚空の黙祷者
読後が怖い 友人の父親を殺して失踪した夫?
その友人からのプロポーズ
会社の気になる男性 うまくいかない都会暮らし
ありきたりだけど、子供かわいそう
毒は本当?結局父親を殺したのは?友人が夫を殺したトラブルとは?すべてがガチっとハマって起きてしまったこと、黙っていたお金のこと
結婚で全てがどうなる?本当に結婚する?
・純白の女
何重人格ってこと?妻で少年で夫で14歳の少女で…それじゃここは施設なの?
謎謎の話が多い
・ミステリィ対戦の前夜
やっぱり好きじゃないんだな、萌絵が
あんなにはっきり色々言えて、それでも特別扱いされるのはとてもすごいことだけど
・誰もいなくなっ -
Posted by ブクログ
森博嗣作品「スカイ・クロラ」のみしか知らず、そちらに比べると、話のテンポはいいけど、説明不足で消化不良…。
双子を使うあたり入れ替わりものか?と推測
千春殺しについては五章の後半に解明文章があるけど他の伏線回収とかないから、鎮夫はいたの?とか、千鶴は男?妹と関係もったの?とか、わからないことが残される。
私が思うに、
閉じ込められてたのは千鶴で、千鶴は二重人格で(女の人格が千鶴で男の人格が鎮夫)体は両性具有かな?と。
描写で醜い、汚らわしい、呪わしい、恥ずかしい…とかあったし。最後らへん警察から男か女か教えてもらえなかったってあるし。
谷崎潤一郎を引用文に用いてるあたり性的なことを含むのか -
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ネタバレ本を読まなくなったので、リハビリしたいなと思って本棚を見たら買ったまま積んでいた本書を発見。タイトルに惹かれなかったから日常に忙殺される日々の中で読むのを忘れていたのかも…
主人公が亡くなった同級生の父親から金属製の栞らしきものを受け取るところから物語が展開します。それは火葬した後に残ったもので、棺に入れた本に栞として入っていたものではないかという説明だったのですが、なぜか主人公の名前が彫られていたところがミステリ。
章立てではないからかついつい読み進めてしまいますが、犯人が最後まで分からずドキドキしました。未消化が少なく最後まで楽しめました。 -
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遺伝子制御剤の開発の途中で突然生まれ
新薬につけられるはずだった名称がキルドレ
キルドレが生まれて20年ほど
大人のかわりに戦闘機に乗り出撃し
戦死しないかぎり死なない人間
歳をとらない永遠に生きつづける
日常は、とても忘れっぽくなって、夢を見ているような、ぼんやりとした感情が、精神を守っているらしい
昨日のことも、先月のことも、昨年のことも、全部区別がなく同じように思え、夢で見たことで、過去にあった現実を改ざんするらしい
死んだらもう一度、再生して、新しい記憶を植え付けてまた作られるらしい
何故戦闘機に乗るのかと質問されて、退屈凌ぎだ、たしかに、退屈凌ぎで戦っている。
でも⋯、
それ -
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まっちゃんの本!
読み応えあり!
コンクリートなぁ。
構造とか、ちょうど今勉強中だから、加速度とか出ると、うわ!嫌いなやつ!!!
って思ったりしながら読んでまして。
すごいよなぁ、さすが建築エキスパートなだけあって、すごい構造のシェルター。
実際に作れるような構造になってるんだろうなぁ。
わざと壊れるような構造にした。
っていうのも、
そうか、建築士は壊れないような構造の建築物を作るように工夫できるんだから、すぐに壊れるように、よくある揺れやその他の現象にものすごい弱い建築物を作ることもできるんだよな。
意図的に、、、、。
そして、ロンドン橋おちるーおちるーって歌、こんな歌だったんか!! -
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ネタバレs&mシリーズの9作目。
模型イベントの会場で首を切断された遺体が発見された。その現場は密室。さらにそこから近い大学の研究室で大学院生の遺体も見つかる。この部屋も密室。2つの事件の謎が絡み合う話。
約700ページあり読み応えがあった。
近い時間、近い場所で起こった2つの密室殺人でシチュエーションは結構自分好み。
今回は犯人が寺林だと分かった時かなり驚いた。出てきた時から多分こいつではないんだろうなぁって思ってたし、作中でも萌絵や三浦が寺林だと思ってない描写があったりで犯人候補から外してしまっていた。作中では普通に良い人というか常識人っぽく描かれていて気づけなかった。首を切断したり、上倉 -
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ネタバレs&mシリーズの7作目。
有里匠幻の事件と同時期に起きた蓑沢杜萌の事件について描かれた話。
これまでの作品とはややテイストが異なる感じがした。他作品と比べると理系要素はかなり薄めだと感じた。
事件自体がおまけというか、あまり事件にフォーカスした内容ではないと思った。どちらかというと杜萌の過去だったり杜萌自身について描かれていた。
杜萌が殺していたというのは分からなかったけど部屋に入ったのが赤松ではない事や恐らく杜萌の彼氏が関わっているという事は分かりやすかったと思う。
萌絵がチェスを通して杜萌が殺人を犯した事に気づくシーンは悲しかった。親友の犯罪をこんな形で知ってしまうっていうのは辛か -
Posted by ブクログ
20年来のライトな森読者です。
うーん、、、悪くないけど、これはもとの短編のほうが好きだなあ。
短編集『地球儀のスライス』か、『パラシュート博物館』に出てくる短編で、私はその短編集の中で『キシマ先生の静かな生活』(原題)が1、2を争うほど好きな作品だった、気がする。
(そもそも森博嗣の長編は私にはけっこう当たり外れがあって、というか、自分に対する適・不適があるのだけど、短編だと、その適・不適の落差がさらに大きくなるのです。でも私は『まどろみ消去』などの、初期長編のインターミッションに書かれた短編集がけっこう好きでした。)
元の短編集では、森博嗣にとっての神様である萩尾望都が解説を書いておら