森博嗣のレビュー一覧

  • 冷たい密室と博士たち DOCTORS IN ISOLATED ROOM

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    10数年前に読んでいて、犯人を間違えて覚えてたから良いミスリーディングになった。
    実験設備やら、システムやらがイメージつかなかったり、古めかしかったりしてよくわからないところもあるけど、全般楽しく、解決シーンはトリック&動機ともにキレイな畳み方だった。
    ただ、犀川に心がないから犯人が最後ああいう結果になってしまった節があるし、解決の時に「みんなわからないの?」というトーンが鼻についた。こんなに嫌な人だったっけ。。

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    2026年10月09日
  • 勉強の価値

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    周りに勉強しろって言われるけどその意味がわからなくなってきたので読みました。
    親に勉強は楽しいぞ役に立つとか言われた時、そんなこと言われたくて学んでるわけじゃないんだよなって思ってたので少しスッキリしました。
    親の価値観の押し付けをうまく避けて、自分らしく学んでいきたいと思います。

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    2026年10月06日
  • 諦めの価値

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    諦めることは悪い事というイメージがあるけれど、この本を読んで諦める事は生きる上で必要な事と思えるようになった。また作者が本書の中で「諦めるべきがが悩む前に、具体的にここまでどんな行動したの?」と繰り返し問いかけてるシーンが印象的だ。夢や転職、移住etcを諦めるべきか悩む人多いけど、確かに、その実現に向けて、何したの?って言われるとネットで調べたりする位で結局何も具体的なアクションしてないじゃんってケースが自分自身にもある。
     他者に期待し過ぎるのも控えるようにする。勝手に期待し自分の思う通りにならないからって、勝手にイライラしたり幻滅したり諦める決心をする時に苦しくなる。
    現代人は正解や正解に辿り着く手段を見つけるのに取り憑かれているとも描かれている。コレはネットや生成AIで直ぐに情報を集めて正解(らしきもの)が出てくるからだろう。本当はもっと色々と失敗して遠回りして自分なりの正解を見つけるで良いんじゃないのって本を読む前から個人的に思ってたので、印象に残ってる。

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    2026年10月04日
  • 笑わない数学者 MATHEMATICAL GOODBYE

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    ネタバレ

    部屋自体が回転するトリックは最初の図を見た時点で思い浮かぶし、不粋な感想かもしれないけど終わり方もスッキリしない、連作の中ではイマイチかも…と思ってしまった

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    2026年10月04日
  • すべてがFになる THE PERFECT INSIDER

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    途中まで内容が理系すぎて難しかったけど、後半から手が止まらなくなった。VRとかコンピュータとの対話、チャットとか現代にあるものを30年前に想定して書かれてることに鳥肌でした。この世界観と発想を1996年に作った作者に感動…

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    2026年10月03日
  • 冷たい密室と博士たち DOCTORS IN ISOLATED ROOM

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    面白い!けれど自分がパソコン関係に疎すぎるのか時代なのかフロッピー?UNIX?と節々で想像することの出来ないものが登場して飲み込むのに時間がかかりもした。手元にある初版のものが1999年なので仕方なしとしたい。
    犀川創平と西之園萌絵の関係性が気になって2作目に手を出したところもあるので、節々で描かれるふたりの掛け合いには満足。犀川創平が格好良すぎるし西之園萌絵は最高にかわいい。赤いスポーツカーに乗っているのが良すぎる。殆どキャラ読みかもしれない。
    中でも最後のシーンがすごくすきだ。犀川創平の役に立たないものの方が楽しいという考えが美しい。人間だけが役立たないことを考え、内緒に出来る。

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    2026年10月03日
  • 詩的私的ジャック JACK THE POETICAL PRIVATE

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    ネタバレ

    S&Mシリーズの4作目。

    なんとなくだがシリーズの中で一番複雑で分かりにくいと思ってしまった。まぁ私の読解力と理解力が乏しいせいだが、、

    S&Mシリーズはずっと動機は考えず、犯行が可か不可かを考え推理をする。動機は後付けのようなもの。
    今回の動機であった「ノートを真っ白にしたかった」というものに少し共感してしまった。よくない意味での完璧主義者のような感覚か。

    密室を作った理由は密室を作る必要があったと思い込ませるため。なんとも身近で見落としがちなポイントだろうと思った。

    急に創平と萌絵の距離が縮んだ。
    もうプロポーズまでしちゃって。シリーズ10作目まであるけど6.7くらいでキスくらいしてそうだな()

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    2026年09月29日
  • キウイγは時計仕掛け KIWI γ IN CLOCKWORK

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    これでGシリーズ前半終了。

    これまで、目の前の事件がどこか中途半端でも、その背後に四季や宗教団体の存在が透けて見えることで、「本当に見るべきものはそちらなのだ」と思えていた。
    ところが今回は、その遠景すらよく見えない。

    『ジグβ』でようやくこのシリーズの見方がわかってきた気がしたのに、またわからなくなった。
    シリーズの一冊でなければ、かなり評価に困ったかも。

    『時計じかけのオレンジ』を思わせるタイトルも含めて、この「わからなさ」が後で何かにつながるのだろうか…とりあえず次はWシリーズでいいのかな?

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    2026年09月28日
  • ψの悲劇 The Tragedy of ψ

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    面白かった。
    意外な方向に話が進んで、そうきたかと驚いた。
    でも、これはミステリーではないなあ、、、。
    しつこい?

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    2026年09月27日
  • すべてがFになる THE PERFECT INSIDER

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    ネタバレ

    まだ殺人のヒントにすら辿り着くことすらできてないのに、また次の殺人が起きて…と、スピーディーな展開に飽きが来なかったです。
    天才がプログラムした「四重」の密室殺人には心惹かれるものがあります。
    そして、タイトルにもなっている「すべてがFになる」が事件を紐解くヒントになっており、のちに主人公がしっかり解説してくれます。ですが、ド文系の私には一文字も理解できませんでした。
    私が、私の予想通りの上振れない知能で悲しくなります。完璧に理解できる頭脳なら良かったのに…(悔)。この本自体は初版から28年経っている作品ですが、VRの描写が登場しています。数年前に読んでいたらもっと理解ができなかったと思います。今のタイミングで興味持てて良かった。
    話は上記のように面白かったです。
    ですが、登場する人物が全員アニメっぽいキャラクターなのが、どうしても受け付けませんでした。また、結局は本筋と関係なかったVRの場面の、細かすぎる情景描写などは、物語のノイズに感じました。
    本筋と関係ない所でモヤモヤしてしまったので3にしましたが、本当は3.5。

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    2026年09月27日
  • 目薬αで殺菌します DISINFECTANT α FOR THE EYES

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    現状の関係性を変えるため、踏み出した一歩

    Gシリーズは謎解きというよりも背景にある真賀田四季の影を感じながら読んでいく方が面白いのではないかと段々と思いつつある今、今作品も森博嗣さんらしい深掘りと心理描写がらされていた。

    一番私がすごいなと思うところは森博嗣さんは物語の核心部分を溜めて出すというよりは、さらっと自然に、登場人物達の雑談とか思考の中でさらっと描写しちゃうところ。おしゃれだなぁと思う。構成とか文章表現の中にあるトリックをさも日常にありふれた1ページのように描写するのは逆に読者の中に思考を促していていいなと思う。

    今回はなんとなく犯人はすぐに察しがつく。ただその犯人の内面の描写が丁寧にされているのは今までの犯人をある意味であまり深掘りしない森博嗣さんの作品群の中では意外性があるなと感じた。

    登場人物達の関係性にも変化が、特に海月さんと加部屋さんのやり取りと駆け引きと、そして一歩踏み出す姿にはもはやミステリーの謎なんて一回どうでも良くなっちゃうほどの読み応えがあり、西之園さんと犀川先生のあのS &Mでのやり取りを思い起こさせるようなトキメキがあった。Gシリーズにはなかなかなかったこの描写、読み手の私が一番求めていた描写かもしれない。

    赤柳さんの振る舞いも、どれだけの真相に迫っているかも気になる中でラストの一文には読み手としてもグッとくるものがある。シリーズを通して色々な人を徐々に好きになってくる作品だなと改めて感じた。

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    2026年09月26日
  • すべてがFになる THE PERFECT INSIDER

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    ネタバレ

    孤島の研究所で発見された密室状態の死体を理系教授の犀川とお嬢様生徒の西之園コンビが解き明かしていく、哲学的要素と科学的発想が光る本格ミステリー。

    1996年の作品だけあって、めっちゃタバコ吸うな!笑
    コンピュータ系の話が少し難解な部分もあり、理解していたら、皮肉な部分とかも少し楽しめたのかもしれないが、文系には少し楽しみが少なかった。ただ、難しすぎて読めないわけではない。

    人が中に入れない密室を、まさか、産まれるという点で解決してくるトリックは見事!
    プラスして入れ替わりトリック、被害者も協力者というのもあり、だいぶこんがらがって、混乱をきたす仕上がりだった。頭疲れた。

    ただまぁ納得感はあるし、そこまで変とも思わなかったので、よくできているなーと。

    天才、真賀田四季というキャラクターにいろいろと翻弄された。多重人格に加えて娘、妹と入れ替わるんだから、そりゃ分かるわけねぇわな。
    どちらかというと、ミステリーメインではなく、哲学的な話がメインなのかもしれない。

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    2026年09月26日
  • 夏のレプリカ REPLACEABLE SUMMER

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    面白かったんだけど腑に落ちない点がいくつかあって気になってしまった 東京なんて人がいくらでもいるのに容疑者と被害者の接点をうかがうとか ミスリードのためなのかもしれないけど人物像から想定できない人間関係をもってくるのがずるいというか それも含めてこの作品の良さなのだったらちょっと向かないのかもな〜と思いつつ読みやすくて読んでしまう

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    2026年09月26日
  • すべてがFになる THE PERFECT INSIDER

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    理系クローズドミステリーの金字塔。
    30年前の作品とは思えない先端技術の描写に驚いた。
    ただ、分からない専門用語などが多数出てくるため、読むのに少し手間取る。
    ストーリーは面白いとは思うけど、自分にはあまり合わなかったかなm(_ _)m

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    2026年09月26日
  • お金の減らし方

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    読書番組で、中野信子さんが森博嗣さんを推していた。脳科学者が推すのは脳に合理性がありそうな期待がある。森さんの名前は知っていたが「嗣」の文字のせいかむずかしそうな勝手な印象があって読んだことはなかった。中野さんはその推理小説群を推していたが、僕は自分が推理小説を読む段階にないと長らく思っている。エンタメ要素が強いと思っているからだ。
    そんな森博嗣さんの中で、興味深いタイトルがあって手に取った。日頃ラジオ日経を聞いている中で「増やした後の減らし方」というコーナーがあり、世間にはそういうニーズがあるのか、とも思っていたし、ダイウィズゼロも良く読まれているようだ(斜め読みはした)。
    とにかく森さんの人となりが分かってとても良かった。工学部出身同士、根底の価値観が似ているように思う。お子さんが赤ちゃんの頃、奥様のミシンが壊れて、森さんが修理しようと、更に再起不能の状態にして、奥様に大泣きされた、というくだりはとても理解できたし泣けてきた。
    森さんは「好きなことに使って減らす」主張で、その核は庭園鉄道みたいだ。それはそれなりにお金がかかるだろう。僕は好きなことはいくつかあるものの、物は減らしたい方針でもあるためか現実にはあまり使い途がない。欲しいものは技術や判断力が先ず挙がる。とりあえず読書で好きなことを探そう。推理小説もいずれ読みたい。

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    2026年09月26日
  • 新装版 スカイ・クロラ The Sky Crawlers

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    ネタバレ

    森博嗣さんらしい独特な世界観。
    永遠の命を持ち、生まれ変わりながら、戦争のなかで人を殺し続けるキルドレ。
    本作は良く分からない曖昧な表現が多く、なんか主人公であるカンナミはパイロットで、腕利きで、どこかと戦争してるっぽい、というなんとなくでストーリーが進んでいく。
    それは、キルドレが、永遠の命をいきるため一種の防衛本能として、記憶に靄をかけることから、そのような表現になっていたこと、カンナミは、前任者(クリタジンロウ)の生まれ変わりであり、だからクリタを知っていた登場人物はカンナミに対して、丁寧な説明をしなかったり、「僕」という一人称を使用したカンナミにたいして笑っていたこと、なとがラストで明らかになり、それらにはっと気付かされたとき、すごい快感だった。

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    2026年09月23日
  • 冷たい密室と博士たち DOCTORS IN ISOLATED ROOM

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    S&Mシリーズ2作目!

    犀川と萌絵のコンビのミステリー。キャラクターや掛け合いが独特で何気なく読んだ全てがFになるが面白くて読んでしまった。
    森博嗣の専門性に翻弄されつつ難しい専門用語も多々あったが、心理描写も上手で詳しく専門的なところが詳しくわかった訳でないが内容としては非常に読み応えがあった。

    次の作品も読みたい。

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    2026年09月23日
  • すべてがFになる THE PERFECT INSIDER

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    自分はエンジニアなので、たくさんそういった用語が出てきて楽しかった。

    ウェディングドレスを着て両手足を切断された遺体は、真賀田四季本人ではなく、彼女の娘(拡張された自己・遺伝子)でした。

    四季は研究室のシステム「レッドマジック」を利用して周囲を欺き、生きて島から脱出しました。

    プログラムのタイマーが最大値(16進数でFFF…など、限界値)に達したときのエラーや、すべてのデータが特定の値に収束する仕組みを示していました。

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    2026年09月21日
  • 森博嗣の道具箱 The Spirits of Tools

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    森博嗣の偏屈さは癖になる。元々好ましく思っていたという個人的な好みが多分に影響はしているのは認める。それを差し引いても、同意できることが多くて、あかべこのように首がゆれていた。効率重視、ガジェット好き、文具工具好きという自分の好みと重なる部分があるのを踏まえて、古くても新しくても好みではないデザインは欲しくならないし、逆に欲しいものは古いものが多いというのはなんでだとは思う。工具にせよ文房具にせよ道具は道具でなければできないわけではない。あると便利だ。それは今で言うところAIに近しいものかもしれない。

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    2026年09月21日
  • λに歯がない λ HAS NO TEETH

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    かつての悲劇を、あなたはどう捉え生きていくのか

    Gシリーズを読み進め、今作品はスタートから死体が四人分、しかも歯が抜かれているという猟奇的な引き込みからスタートし、主に西之園さんの視点から西之園さんの過去への捉え方も踏まえて話が進んでいく。

    トリックはそんなのありか!と思いくらいの大胆さ、ただ確かに伏線は貼られていたといったものであり、伏線が繋がった時は驚きと同時に納得をしてしまう自分がいた。作者の博士としての領域を活用したトリックだったなぁと感じた。

    Gシリーズはどちらかというとあまり被害者に深掘りがない。さらっとしているところが多く、なので探偵役たちの深入りのしていない感、あくまでも謎解きの部分のみに介入し、その後の展開からは手を引くといった部分が多い。思い直せばS &Mシリーズとかは毎回のように西之園さんピンチになってるヒロインムーブがあったなと感じた。

    それがなくなりあくまでも一歩引いた立場になりつつある西之園さんの成長は犀川先生の影響と存在があるが故。今作品は彼女の根幹の内面にも触れる、それを元に対話をするシーンがあるが、そのような考えに至り、その考えを共有したいと思える相手がいて、その考えを分かち合える自分たちがいるところが良きです。

    いつもの通り学生たちがある意味で賑やかしに止まっているところが少し残念で、新章はあくまでも今までのキャラクターをクロスさせて深掘りしていく話なのかなぁとも少し感じてしまっている。魅力的なところがまだ掴みきれてない。

    悲しみの捉え方が、その後の行動が、人生を大きく変える。私もいま30年少しの人生をあゆみ、その中でいろいろな出来事があった。残りはあと今の同じくらいと、あと少しくらい。そう思うと今の自分を創った今までの人生は長くもあり、そしてこれからの自分を創るこれからの人生は短くもある。逆もまた然り。

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    2026年09月21日