森博嗣のレビュー一覧

  • 黒猫の三角 Delta in the Darkness

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    動機もトリックもパッとしない。ミステリーと思って読むと物足りなく感じた。これは個人的に事件の解決で納得するのが好みであるからだと思う。
    瀬在丸と保呂草のかけ合いやキャラの立ち方は気に入った。
    面白い、面白くないは置いておいてとりあえず次を読んでみようかな

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    2026年06月28日
  • すべてがFになる THE PERFECT INSIDER

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    読み返し

    超絶天才 対 天才とちょっと天才の話
    すべてがFになることは覚えてたんだけど、それ以外のからくりが曖昧だったので楽しんで読めた。

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    2026年06月26日
  • 封印再度 WHO INSIDE

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    ネタバレ

    萌絵の嘘は許されるものでは無い。
    犀川が最終的に許すのは良いとしても周囲の大人がそこについて何もしないのが理解できない。
    萌絵自身も賭けに勝ったとか考えていて反省もしていない。この部分だけでシリーズ読むのを辞めようかと思うレベル。
    すべてがfになるを読んで全巻購入した為、完走時に期待。

    事件やトリック(事象)?自体は誰でも知っているはずなのに気づけないという発想が面白く、最後のクリスマスの真相をオチに持ってくるのも微笑ましくはある。萌絵の嘘が無ければもっと評価が高くても良い作品。

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    2026年06月26日
  • 魔剣天翔 Cockpit on Knife Edge

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    不可能を可能へと導く、組み立てた机上の空論とは

    Vシリーズの今作品は空の上での密室殺人、空を飛んでいる二人乗り飛行機の一人が殺されるという状況の中で、いつ、どうやって、誰が殺人を行ったかを考えていく。

    殺したタイミングにばかり考えの殆どを持っていかれていた私でも、段々と読み進める中で物語の真相に関わる大切な関係性がわかると、それに続く真相も受け入れやすくはなったが、いかんせんその大きなトリックが大きすぎるが故に再現性はあるのかと考えてしまったところはある。

    一つ目の殺人と二つ目の殺人とがどのような意味合いでつながりがあるのか。そしてそのつながりを見出している関係性はどのような人物像に生じ

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    2026年06月25日
  • すべてがFになる THE PERFECT INSIDER

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    ストーリー ⚫︎⚫︎⚫︎⚪︎⚪︎
    キャラ   ⚫︎⚫︎⚫︎⚫︎⚪︎
    文章力   ⚫︎⚫︎⚫︎⚫︎⚪︎
    読みやすさ ⚫︎⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎
    トリック  ⚫︎⚫︎⚪︎⚪︎⚪︎

    天才vs天才。
    思いっきりエンタメに振った小説って感じ。

    王道のミステリーで、場面描写の書き方などもすごくわかりやすい。

    個人的にはもう少し現実味のあるキャラクターが出てくる作品の方が好みだが、
    印象に残ったセリフはめっちゃ多い。そしてカッコいい。

    犀川先生が謎に大きく近づくシーンの描写なども、天才って感じが伝わってきてすごい。

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    2026年06月23日
  • θは遊んでくれたよ ANOTHER PLAYMATE θ

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    不可解な事件と、理路整然とした謎解き。いうなれば背理法のように淡々と、かつ鮮やかに解を提示する森博嗣らしさ。一方で、はっきり言ってムダな登場人物が多い。事件の登場人物と同じだけ探偵側の人物がいるのは異常である。また、筆者のクセなのか言葉の綾を捉えたり揚げ足をとったりする描写も多く、まあある意味で理系の人間らしくはあるのだが、鼻につく。

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    2026年06月21日
  • 新装版 スカイ・クロラ The Sky Crawlers

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    クサナギが後半嫌いになる、破滅的で。世界観と達観してるキャラクター達が悩みすぎてなくていい。主人公の生立ち?が分かってくる辺りで楽しい。

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    2026年06月20日
  • すべてがFになる THE PERFECT INSIDER

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    ネタバレ

    全てがFになる
    最初の西之園萌とマガタ博士の無駄が無く緊張感のある分析的な会話
    犀川博士の厭世的で俗物と非合理を冷笑しながらタバコとコーヒーを嗜んだり、
    西之園萌の天才世間知らずお嬢様というコテコテのキャラが犀川に素直な恋心を抱いたり、
    自由人で個性的な研究所の面々、
    会話とキャラクターの個性が良かった
    村上春樹のセックス抜きをもう少しライトに現実的にしたような読後感
    会話にはエヴァンゲリオンのミサトさんとカジさん辺りの倦怠感のあるものを感じた

    孤島に15年間閉じ込められた博士が、自らの体を動かして親を刺させて来た叔父の子を出産し、それを自分の死体として偽造し逃げ遂せるという謎解き要素を破壊

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    2026年06月18日
  • 赤目姫の潮解 LADY SCARLET EYES AND HER DELIQUESCENCE

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    率直に言うと、何が何だかよく解らない。
    前作、前々作の百年シリーズとは趣が違いミチルやロイディは出て来ないので、前作までのファンは落胆してしまうかも知れない。
    ただ、今作に登場する人物(人形)たちは当然の事、世界観も魅力的なので一読の価値はあるかと思う。

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    2026年06月18日
  • つむじ風のスープ The cream of the notes 13

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    森さんのいい読者ではないが、考えが似ていて共感すること多し。

    そんな人たちは多いのではないか?

    成人式も大学の卒業式に出席しなかったのも同じ。
    成人式は、次の日に試験があったのを理由に行かなかった。一人暮らしをしていたので地元の人から電話はあったものの…。しかし、出ないからと言っていたが親が素敵な紬の着物を作っていてくれた。「二十歳」の記念を親に見せるのはすべきではなかったかと引っかかってはいる、成人式に出なくとも。

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    2026年06月15日
  • 月は幽咽のデバイス The sound Walks When the Moon Talks

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    我々はなぜ「偶然」に「意味」を見出そうとするのか

    Vシリーズ三作品目は何か屋敷ものを彷彿とさせるミステリであり、そこで起きた凄惨な事件に対してまた紅子さんが迫っていく。トリックについては伏線は張られていたとされているが紅子さんの専門性とも関連づいたある種奇天烈感を感じた。全ての現象にはそれが起こるきっかけやそれが起こったことによる結果があるが、我々はそこにある種の理由を求める。今作品は「動機」にフォーカスを当て、作品によっては賛否両論となる森ミステリの中でもよりその「動機」とは、「筋道」とは、といった「ミステリの骨格」に迫ったものであるように感じた。

    S &Mシリーズとの大きな違い

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    2026年06月13日
  • すべてがFになる THE PERFECT INSIDER

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    うーん。謎が多くてトリックなどは良いんだけど、自分に娘がいるからかそれはないよな、と思ってしまって、どうしても面白いと思えなかった。
    前評判が高かったのに残念。
    独身のうちに読めたらもう少し楽しめたのかもな。

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    2026年06月12日
  • つむじ風のスープ The cream of the notes 13

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    25 大人たちが支配されている観念が覆ると
    こどもたちは大人を見放すことになる。
    戦時中は戦う人が偉い、経済成長期は働く人が偉い、
    現代は人の絆、友達の輪を大事にする人が偉い、と
    価値観が時代ごとに大きく変わっている。
    そしてこの価値観が崩壊したとき、こどもたちは
    今の世代の大人を信用しなくなるかもしれない。

    下の世代と意見が合わなくても、こちらの価値観を
    押し付けすぎないように気をつけよう。


    31「やっていけない」と「やってはいけない」の
    微妙な違いについて。
    32「鉄道模型」と「模型飛行機」、前後関係に意味が?
    名詞が並んで複合された言葉は、一般に、前の語が
    形容で、後ろの語がその本

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    2026年06月08日
  • 人形式モナリザ Shape of Things Human

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    私を操る、見えざる糸とは

    Vシリーズの2作品目はミステリ作品にありがちな伝統文化のお家騒動。操り人形の舞台で起こった連続殺人の謎を追いつつも、作品全体に流れる悪魔じみたオカルトの世界観にも触れていた。

    作品としてのトリックはシンプルで事件が進むにつれて誰が犯人なのか、どのように犯行に及んだのかは分かり易い。ただこの作品の本質はそこでは無いような気もする。それが最後の一行に込められた「見えざる糸」の種明かしなのかなとも思いつつ、もうここまで来るとそれはどちらかというと読み手を驚かせる衝撃を超えたオカルトとかそちらのゾワっと感の強さを感じてしまった。

    登場人物の深掘りも段々とされていく中で未

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    2026年06月07日
  • すべてがFになる THE PERFECT INSIDER

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    天才×理系(情報系)×密室ミステリー
    分厚くて展開がなかなか進まなかったが、クライマックスはなかなかの盛り上がりだった

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    2026年05月30日
  • 新版 お金の減らし方

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    必要なことではなくて、欲しいものにお金使おう。
    周りの人の評価は関係なく、自分がやりたいことにお金使おうね。

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    2026年05月27日
  • 静かに生きて考える Thinking in Calm Life

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    表紙のきれいな写真に惹かれて手に取りました。
    工学博士の著者が、森の中の静かなお家で自分の好きなことだけして過ごす日々と、世の中や人生についての考えなどを語る随筆集。
    合理的で共感できる部分もたくさんあった。ちょうど世の中の同調圧力(圧をかけている方は気付いてないけど)に疲れていたので、そんなの知らんがな!やめたらええやん!的な論調は(著者にそんなこと言ってないって怒られそう)スカっとすることもあった。
    ただ、そんなに頑なに拒否らなくても…もうちょっと寄り添ってもいいんじゃ?と思う箇所もあり。
    でも飼い犬がとても懐いているし、奥様を大切にされてるし、良い人なんだなあと思いました。
    小説を書かれ

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    2026年05月27日
  • 今はもうない SWITCH BACK

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    森さんの作品は初めて読んだが、なかなか読み応えがあり、飽きずに読めた。理屈のくだりはなかなかコテコテで、頭に入らなかったけれど…

    作品内とは関係ないが、土屋さんの後書きが面白かった。笑

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    2026年05月17日
  • つむじ風のスープ The cream of the notes 13

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    ネタバレ

    p42-43
    11文章を書き写すことが作文ではないように、
     人の観察を観察しても意味がない

    絵でも文章でも、何故そんなものを描いたのか、という点に作者のオリジナリティがあり、作者の創造力が宿っている。
     つまり、人の目を通したものでは、「着眼」という最も大事な行為が抜けている、ということ。

    p131
    55 好きでやっているわけではない、
    ということが理解してもらえないけれど……。

    好きとか嫌いとか決めない、が一番僕の状態を示している。

    p153
    66小説を書く以前に、何冊か本を書いた。
    コンピュータと力学に関するものだった。

    「AI」と「文系」をテーマにすると良い

     コンピュータ

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    2026年05月17日
  • 読書の価値

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    子供のころからの読書体験を綴って、所々に読書についての考えを入れている。したがって、読み物としては面白い。小説家だからであろう、文章もうまい。著者がどのような人物かわかる。ほとんどの物書きは、たくさんの本を読んでいるものだが、著者の森氏はほとんど読んでいないようだ。35歳を過ぎてから読書をする時間が増えたといい、それでも毎月1冊か2冊だという。これには驚いた。

    ただし、実践的な読書術、選書術など、何かしらのテクニックを得たいのなら参考になるところはほとんどない。著者の考え方はユニークで、一般化できるものではないからだ。

    本で一度読んだことは、ほとんど忘れない。二回読むことはない。一度読めば

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    2026年05月16日