森博嗣のレビュー一覧

  • 孤独の価値

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    〈絆〉を売り物にする商売にのせられ過剰に他者とつながりたがって〈絆の肥満〉状態。

    ここに乗っかっていたのが自分だったと今は思えるようになれた。会社の飲み会も、某団体に所属していた時やボランティアに励んできた時も、ひとつのテーマを共有して仲間と一緒に生きていくのは大切と感じていた頃だったからだろうか。

    実際繋がっていたSNSもLINEも連絡先も全て消し去ってしまっても何ら問題はなく、絆やつながるということを中心にするとかえって疲れてしまうことに気づいた。とはいえ、全てを断ち切って仙人のような生活とはいかないので、程よい距離感で共生していくというのが今のところ一番良いと感じている。

    ソローの

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    2026年07月13日
  • 新版 お金の減らし方

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    この著者の本は初めて。面白いタイトルだったので、読んでみた。
    自分が著者と同じ境遇ならこれから先の印税は全額寄付するだろうなと思った。

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    2026年07月12日
  • 静かに生きて考える Thinking in Calm Life

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    タイトルと表紙に惹かれる。

    著者の考え方はとてもシンプル。
    納得し共感できる。

    孤独で自由な悠々自適の生活。
    自分の好きなことだけをして生きていけるのは素晴らしい。

    自分の居場所をつくる。
    他者に流されず自分の信念を貫く。
    大切にしたい。

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    2026年07月11日
  • すべてがFになる THE PERFECT INSIDER

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    初の森博嗣さんの作品。
    気になっていたので読めてよかった。

    頭の良い人が書いた小説というのが1番の感想。
    色々なミステリーを読んできたつもりだけれど、
    やっぱり密室となると一気に口角が上がりますよね(?)

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    2026年07月10日
  • どきどきフェノメノン A phenomenon among students

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    爽やか青年の後輩、人形オタクの後輩、ダンディな指導教官、謎の怪僧と女装のホームレス、決して多くないけれど個性豊かな登場人物たち。
    人生イロイロ、恋にドキドキ、お酒を飲むと記憶を喪失する主人公・窪居佳那の趣味は起き抜けのシャンプー。
    佳那を一番どきどき現象(フェノメノン)にさせるのは誰か?
    佳那を驚かせるような奇跡(フェノメノン)は起きるのか?
    一風変わった理系ラブコメディです。

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    2026年07月10日
  • すべてがFになる THE PERFECT INSIDER

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    ネタバレ

    真賀田四季博士ってちょっと人間臭い
    近親相姦も、不服従の娘を殺すのも、都合が悪くなって山根を殺すのも、全部が人間臭い
    読者が初めて相対した真賀田四季は機械的で、無機質な、まさしく天才の像だった
    そんな彼女が奇妙な死体となった時ですら、事件の異常性から真賀田四季の像は揺るがなかった
    しかし、ラストにかけて真相が判明していくにつれ、彼女の鋼鉄のメッキは剥がれていく
    彼女の天才的犯行が明るみになるほど、徐々に彼女が人間に見えてくるから不思議だ
    コンピュータ関係が時代的に古いものであるというのも大きいかもしれないが、数々の犯行は至ってシンプルで、そして若干の疑問点が残り、そして逃走劇すらも人間のそれで

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    2026年07月10日
  • MORI Magazine

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    《出版年月日 2017/07/23》
    そこまで自分の定義での雑誌という形態を感じなかったが、本当にどこから読んでも問題ない内容で、その点が雑誌だ。
    刊行物の数が半端ないこの作家を今から追いかけるのは非常に厳しい。その点、今までの趣向を幅広く網羅しているこの本はビギナーに最適だ。
    「100分deわかる森博嗣」みたいな感じ。
    一つのトピックが短いので適当に開いて時間を潰すのにも向いている。類いまれな理屈屋と向き合う貴重な体験や、深刻な相談をカジュアルに次々切り捨てるスピード感も楽しめる。「モノタロウなら知っています」は笑った。表紙が良い。

    著者によると小説とその他の刊行物の読者層は割と分かれてい

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    2026年07月06日
  • つくねもハンバーグ The cream of the notes 14

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    当たり前ですが、共感できるものもあればそうでないものもありました

    面白いです!
    ボヤーっと思ってたことをうまく言語化してくれます!

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    2026年07月01日
  • 暗闇・キッス・それだけで Only the Darkness or Her Kiss

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    シリーズ名はない(よね?)けれど『ゾラ〜』の続編。
    …なんていうのかな、他のシリーズもののミステリィたちとは違うね。途中まではGシリーズ(+ほんの一部のみZシリーズ)っぽい印象を受けたんだけど…帯の惹句通り瀟洒でビターな作品でした。事の真相や背景よりも「…えっ。森先生、最後にこれを持ってきますか?!」というまさかのオチに、事件やいろんなことがどっかに飛んでいきました。笑。星三つ半。

    (※読んだ"当時"の感想です)

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    2026年06月28日
  • 黒猫の三角 Delta in the Darkness

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    動機もトリックもパッとしない。ミステリーと思って読むと物足りなく感じた。これは個人的に事件の解決で納得するのが好みであるからだと思う。
    瀬在丸と保呂草のかけ合いやキャラの立ち方は気に入った。
    面白い、面白くないは置いておいてとりあえず次を読んでみようかな

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    2026年06月28日
  • すべてがFになる THE PERFECT INSIDER

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    読み返し

    超絶天才 対 天才とちょっと天才の話
    すべてがFになることは覚えてたんだけど、それ以外のからくりが曖昧だったので楽しんで読めた。

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    2026年06月26日
  • 封印再度 WHO INSIDE

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    ネタバレ

    萌絵の嘘は許されるものでは無い。
    犀川が最終的に許すのは良いとしても周囲の大人がそこについて何もしないのが理解できない。
    萌絵自身も賭けに勝ったとか考えていて反省もしていない。この部分だけでシリーズ読むのを辞めようかと思うレベル。
    すべてがfになるを読んで全巻購入した為、完走時に期待。

    事件やトリック(事象)?自体は誰でも知っているはずなのに気づけないという発想が面白く、最後のクリスマスの真相をオチに持ってくるのも微笑ましくはある。萌絵の嘘が無ければもっと評価が高くても良い作品。

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    2026年06月26日
  • 魔剣天翔 Cockpit on Knife Edge

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    不可能を可能へと導く、組み立てた机上の空論とは

    Vシリーズの今作品は空の上での密室殺人、空を飛んでいる二人乗り飛行機の一人が殺されるという状況の中で、いつ、どうやって、誰が殺人を行ったかを考えていく。

    殺したタイミングにばかり考えの殆どを持っていかれていた私でも、段々と読み進める中で物語の真相に関わる大切な関係性がわかると、それに続く真相も受け入れやすくはなったが、いかんせんその大きなトリックが大きすぎるが故に再現性はあるのかと考えてしまったところはある。

    一つ目の殺人と二つ目の殺人とがどのような意味合いでつながりがあるのか。そしてそのつながりを見出している関係性はどのような人物像に生じ

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    2026年06月25日
  • すべてがFになる THE PERFECT INSIDER

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    ストーリー ⚫︎⚫︎⚫︎⚪︎⚪︎
    キャラ   ⚫︎⚫︎⚫︎⚫︎⚪︎
    文章力   ⚫︎⚫︎⚫︎⚫︎⚪︎
    読みやすさ ⚫︎⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎
    トリック  ⚫︎⚫︎⚪︎⚪︎⚪︎

    天才vs天才。
    思いっきりエンタメに振った小説って感じ。

    王道のミステリーで、場面描写の書き方などもすごくわかりやすい。

    個人的にはもう少し現実味のあるキャラクターが出てくる作品の方が好みだが、
    印象に残ったセリフはめっちゃ多い。そしてカッコいい。

    犀川先生が謎に大きく近づくシーンの描写なども、天才って感じが伝わってきてすごい。

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    2026年06月23日
  • θは遊んでくれたよ ANOTHER PLAYMATE θ

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    不可解な事件と、理路整然とした謎解き。いうなれば背理法のように淡々と、かつ鮮やかに解を提示する森博嗣らしさ。一方で、はっきり言ってムダな登場人物が多い。事件の登場人物と同じだけ探偵側の人物がいるのは異常である。また、筆者のクセなのか言葉の綾を捉えたり揚げ足をとったりする描写も多く、まあある意味で理系の人間らしくはあるのだが、鼻につく。

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    2026年06月21日
  • 新装版 スカイ・クロラ The Sky Crawlers

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    クサナギが後半嫌いになる、破滅的で。世界観と達観してるキャラクター達が悩みすぎてなくていい。主人公の生立ち?が分かってくる辺りで楽しい。

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    2026年06月20日
  • すべてがFになる THE PERFECT INSIDER

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    ネタバレ

    全てがFになる
    最初の西之園萌とマガタ博士の無駄が無く緊張感のある分析的な会話
    犀川博士の厭世的で俗物と非合理を冷笑しながらタバコとコーヒーを嗜んだり、
    西之園萌の天才世間知らずお嬢様というコテコテのキャラが犀川に素直な恋心を抱いたり、
    自由人で個性的な研究所の面々、
    会話とキャラクターの個性が良かった
    村上春樹のセックス抜きをもう少しライトに現実的にしたような読後感
    会話にはエヴァンゲリオンのミサトさんとカジさん辺りの倦怠感のあるものを感じた

    孤島に15年間閉じ込められた博士が、自らの体を動かして親を刺させて来た叔父の子を出産し、それを自分の死体として偽造し逃げ遂せるという謎解き要素を破壊

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    2026年06月18日
  • 赤目姫の潮解 LADY SCARLET EYES AND HER DELIQUESCENCE

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    率直に言うと、何が何だかよく解らない。
    前作、前々作の百年シリーズとは趣が違いミチルやロイディは出て来ないので、前作までのファンは落胆してしまうかも知れない。
    ただ、今作に登場する人物(人形)たちは当然の事、世界観も魅力的なので一読の価値はあるかと思う。

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    2026年06月18日
  • つむじ風のスープ The cream of the notes 13

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    森さんのいい読者ではないが、考えが似ていて共感すること多し。

    そんな人たちは多いのではないか?

    成人式も大学の卒業式に出席しなかったのも同じ。
    成人式は、次の日に試験があったのを理由に行かなかった。一人暮らしをしていたので地元の人から電話はあったものの…。しかし、出ないからと言っていたが親が素敵な紬の着物を作っていてくれた。「二十歳」の記念を親に見せるのはすべきではなかったかと引っかかってはいる、成人式に出なくとも。

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    2026年06月15日
  • 月は幽咽のデバイス The sound Walks When the Moon Talks

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    我々はなぜ「偶然」に「意味」を見出そうとするのか

    Vシリーズ三作品目は何か屋敷ものを彷彿とさせるミステリであり、そこで起きた凄惨な事件に対してまた紅子さんが迫っていく。トリックについては伏線は張られていたとされているが紅子さんの専門性とも関連づいたある種奇天烈感を感じた。全ての現象にはそれが起こるきっかけやそれが起こったことによる結果があるが、我々はそこにある種の理由を求める。今作品は「動機」にフォーカスを当て、作品によっては賛否両論となる森ミステリの中でもよりその「動機」とは、「筋道」とは、といった「ミステリの骨格」に迫ったものであるように感じた。

    S &Mシリーズとの大きな違い

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    2026年06月13日