森博嗣のレビュー一覧
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ネタバレ本書では、人生の目標は自分を満足させることだと述べられている。
そのため、お金も自分を満足させるために使うべきであり、ブランド品の購入など、承認欲求を満たすためだけに使うべきではないと感じた。
また、自分を満足させるものが分からない場合は、さまざまな経験を積むことが重要だと述べられている。私自身も若い頃は何をしているときが幸せなのか分からなかったが、年齢を重ねる中で、自分のご機嫌をとる方法が分かるようになってきた。
お金は自分の満足を満たすための手段として使うことが大切であり、ガソリンのような役割を持つものなのだという著者の意見。私も自分を満足させるものという基準でものを買ったり行動した -
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S&Mシリーズ第二作。
面白かった。
以前たぶん10年くらい前に第一作めを読んでて、そのときも面白いとは思ったんだけど、そのときにはトリックがふんわりとしか理解できなかった。
けど、今は仕事の関係でその当時にない知識を身につけたから、トリックがしっかり理解できて、面白さのレベルが飛躍的に向上した。
だからかな、難しくて読むのに時間かかるってこともなくて、二作目もすぐ読みたくなった。
二作目読むのは初めてで、予備知識もなしに読んだけどやっぱり面白かった。
最初ストーリーの流れが現在進行形じゃなく、事件の全容がわからずやきもきして、少しテンションあがらなかったけど、事件が起こってからは -
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ネタバレXか何かで本書のp.113のフレーズが目に留まり、手に取った。本シリーズは数多あるミステリー小説の中でも、主要な登場人物が研究者ということもあり、所々に哲学的な(ある種禅問答的な)フレーズが散りばめられているのが特徴。以下にも引用している「研究という行為自体が面白い」というのは、感覚としても分かる。何か面白くてたまらないテーマが明確にある訳ではなく、研究という行為を通じ、自分だからこそ投げかけられ得る視点を考えている時間が最も楽しい。
また、登場人物も少ないため(もしかすると大抵のミステリー小説はそうかもしれない)、夫々の立場/視点を逃すことなく、最後は新たな隠れた前提(例:篠崎が結城寛に抱い -
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【2026年48冊目】
少女から女性へと成長を遂げつつある真賀田四季。彼女の中に、ある感情が芽生え始める。誘拐された彼女は、それでも思考を止めることはない。そうしてある一つの決断を下す。その決断には少なからず瀬在丸紅子の存在があった。天才、真賀田四季の夏。
いいですね、これまでのシリーズのキャラクターも結構出てくる本作。ようやくはっきりと「そんな名前なのか」とわかった人もいたり、名前は出ないのに誰かわかる人もいたりして、楽しんで読めました。
天才も一人の人間、と思わされる一作ではありますが、それでも常人とは違う思考で事は進んでいきます。果たして残りの秋と冬で何が完成するのか。再読ですが、何 -
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【2026年47冊目】
天才・真賀田四季の幼少期のお話。最初はただ頭が良いだけの少女だと思われていた四季だが、幼少期より、その才能は異質さに秀でていた。四季と言葉を交わせる数少ない存在の「ぼく」と共に、幼少期の春を過ごす物語。
再読です、すっかり忘れていたので楽しく読めました。子どもであることのハンデは無限にあるやりたいことを実現するためには足りない体力と知識の不足だけ。その存在そのものが周囲を圧倒させる存在、それが真賀田四季、その人。
視点として語られる「ぼく」と共に、四季を追いかけるようなお話でした。途中からおや、と思ったのは再読だったからかもです、初見だと気づかなかったかも?
好き -
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ネタバレどこまでいっても博士が天才故なのか、自分の頭では博士の考えが理解できなかった
博士の考えを自分なりにまとめると、
1. 生きることはバグ=正常となる時に生命は終わりを迎える
2. 他人に干渉されることこそ愛されるということであり、それは人間の本能的欲求である
そして博士の言う他人の干渉というのが殺されることに値する。それはバグを修正する行為であり、自由へのイニシエーションであると考えている。
3. 正解であるかどうかというのは、その人がそうであると信ずるもの。つまり主観的なものであるとしている。
無情に見える博士でも、生を受けたからには愛されたいという欲求は確かにあった。
しかし、14の時に -
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正直、親子関係が複雑で、途中からついていくのを諦めていました。動機などもまだ納得がいっていません。
それで読んだ後に色々と考察を読んで、さらに不快な思いをしてしまいました。私はトリックを最後まで解けなかった一方で、どうやら多くの方がそのトリックに気付いてたみたいだからです。森さん自身も、わざと簡単にした、とコメントしていたようです。
私のプライドは、ズタボロです。
唯一の救いは、ビリヤードの問題を自力で解くことができたことくらいです。
24ゲームも惨敗ですし、最後の萌絵の問題がなんだったのかも理解できませんでした。
まだまだ、ミステリ小説の修行が足りないみたいです。
悔しい悔しい悔