あらすじ
孤島に建てられたハイテク研究所で起きた密室殺人。死体は、完全に隔離された部屋で研究していた天才工学博士・真賀田四季のものだった。両手両足を切断されたウエディングドレス姿の死体。「すべてがFになる」という謎のメッセージ。そして次々と起こる、第二・第三の殺人事件――。この不可思議な事件に名コンビ、N大教授・犀川創平と教え子の西之園萌絵が挑む! 本格ミステリィのコミカライズ。
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Posted by ブクログ
かなり面白かった。
タイトルがなぜそうなのか、理系の出身の私にとっては衝撃だった。
よく考え込まれた作品。
シリーズものらしいので、続きも読んでいきたい。
Posted by ブクログ
最後までハラハラドキドキです。
犯人予想もどんでん返しが続きます。
推理小説としては、いままで読んだことのないスタイルでした。コンピュータや数学の話題がわかると、さらに楽しめるでしょう。
Posted by ブクログ
小説版が大好きで、コミックも購入。
漫画家の浅田寅ヲは、相当原作を読み込んだのでは?
頭で描いてた通りの場面が続出で、ある意味恐ろしい。
主人公、犀川先生は若干男前になっていた...。
Posted by ブクログ
再読です。
時代がようやくこの小説に追いつき、思わぬ形で追い越していきつつあるのかな。
天才の特異な価値観に反感を抱くこともできない。
天才は非合理的な感情に左右されないだもんな。
私は普通の人間なので真相がいやだったな…
すごいトリックだというのはわかるけれども。
それを何年も前から用意していた犯人すごい。
頭いい人に昔ほど憧れを抱けなくなっているな。
Posted by ブクログ
森博嗣の代表作のマンガ化バージョン。ページ数やコマ割りの都合もあってか、端折らざるを得ない所が多くて、神聖なシーンも一コマとなるくらいのレベル感。ちょっと短いか。
ただ、筋は本当に面白い。今読んでも、しかも小説を読んでいる人にとっても、それでも楽しめるのだからすごい作品だ。示唆と可能性に富んだ原作を感じることができる。
Posted by ブクログ
ドラマ化を機に購入。
孤島の超ハイテク研究所に閉じ込められた天才少女という魅力あるテーマだけにまあまあ面白かった。でももう少し捻りがあったらな。90年代だかや仕方ないのか。ドラマは2話ではなく倍くらいでもっと丁寧に作ってほしかった。タイトルの作品だし。
Posted by ブクログ
読み始めの20ページ程は急激に引き込まれたが、そこから少しトーンダウンしてしまった感があった。真賀田四季という天才、最原最早との対決が見たくなるような人物像。
Posted by ブクログ
原作の大半を忘れてしまったので、こちらで復習。再読ですが、よくまとまっているとは思う・・・でもやはり映画の予告編みたいな感じで、これだけで理解は難しいですよね。絵はシャープすぎて苦手かな~。いずれまた原作を楽しもう。やはり原作あっての作品と実感。
Posted by ブクログ
本棚から再読。
孤島の研究所で起きた密室殺人。パソコンに残されていた「すべてがFになる」という謎のメッセージ。天才工学博士の死に居合わせた教授・犀川創平と大学生・西之園萌絵が事件を解き明かす。
スタイリッシュ。
元々原作の小説を読んでから漫画化されたこの作品を読んだので、漫画というよりイメージイラストが散りばめられている印象を受けた。良い意味で。
殺人の動機について考えを追いかけてみるけど何かもう果てしない。
あと、トリックは漫画だとわかりやすく説明されているけど、それだけにポカーン度が上がる気がする。専門的過ぎて理解できない。頭の良い人が考えることはわからん!
未知の才の前に為す術はない。天才の異質さに震え上がる話だなぁ、と改めて。
Posted by ブクログ
原作に興味が湧いたのですが、何となく難しそう…と躊躇して、まずは漫画で読んでみるか、と思い立った次第。――うん、難しいっ★(´Д`;) 結局、細かいリクツが何が何やらよくわからないまま、事件は解決してしまいました。すごい、とも思ったし、納得はできるんだけど、イマイチよく理解できてない。コンピュータとかプログラムとか明るくない自分にとっては、この謎は難解すぎました。漫画ではシロウト向けの説明が足りない気がする。もう1冊続きがあるようですが…もういいや。たぶんついてけない。原作は…気が向けば読んでみようかな、漫画で判断するのも気が引けるし。そもそもシリーズ化されて何冊も出てるみたいだし、それだけ支持されているということは、専門的なことも万人に分かるように易しく書かれているのではなかろうか、という目論見のもとで。でも…どっちにしろ私の苦手な分野であることには違いないけどね★(>_<)