赤川次郎のレビュー一覧

  • 三毛猫ホームズの失楽園

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    美術品を専門に狙う怪盗“チェシャ猫”。その怪盗からの犯行予告を受け取った画壇の重鎮・野上。野上が主催するコンクールの会場で殺人事件が…。画壇に君臨する暴君・野上、妻、娘、弟子など様々な利害を持った面々が集まった現場。

    登場人物たちがクソ過ぎて…。師匠に彼女を献上する弟子とか、薬飲ませて暴行して彼氏とくだらない別れさせる為とか、細かいことは気にしないシリーズにしても、今回はちょっと…。

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    2025年09月19日
  • 三毛猫ホームズの四捨五入

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    N女子学園に時期外れの転校生・棚原弥生がやってきた。
    担任の竜野は20年前死んだ恋人そっくりな弥生に衝撃を受ける。弥生の父は4ヶ月前に片山を狙った銃弾で不慮の死を遂げていた。女子学園での不穏な情報を得た片山は弥生と再会。その後、弥生の周囲で次々と事件が…。

    片山刑事が色々ハメられたり、権力を持った相手が見え隠れしたりするけど、爪が甘い…。お互いに…。

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    2025年09月19日
  • 三毛猫ホームズの大改装

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    夜の盛り場で16歳の少女・立石千恵と出会った片山。その日を境に改心した千恵は片山の「彼女」になると宣言する。一方、彼女の父で売れない漫画家だったみつぐは、マンション改装計画推進に利用されようとしていた。

    千恵以外の登場人物たちが基本的にろくでもない…。
    心中の現場を取材する雑誌編集者とか、地上げとか…。そしてみんな記憶力ないのかな?ってくらい、アッサリ色んな事を許してまとまる…。さすがに突っ込みどころが多いな〜。ただ地上げとか時代を感じてちょっと懐かしい。

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    2025年09月19日
  • 三毛猫ホームズの危険な火遊び

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    殺人容疑者の兄の弁護士費用を捻出しようと、兄の弟分・克夫と偽装誘拐を計画した妹の美咲。しかし、克夫は別人を誘拐してしまう。被害者は国会議員の愛人・氷室エミ。事情を知ったエミは2人に協力を申し出、身代金を引き出そうとするが…。

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    2025年09月19日
  • 三毛猫ホームズの裁きの日

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    片山たちの眼の前で起きた一家心中。浜中美咲という少女を助け出すが、彼女は家族を死なせた人たちに仕返しをすると書き置きを残し姿を消す。そんな中、美咲の父を追い込んだ上司・室田の不倫相手が殺され、室田が逃亡を始める。

    展開が早く読みやすい。細かく色んな事を考えたりしたら突っ込みどころがありすぎて、きりが無いけど、何も考えないで読むには楽しくて良い。

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    2025年09月19日
  • 三毛猫ホームズの追跡

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    晴美が勤める教養センターに全講座の受講を申し込みに来た金崎沢子。彼女が講座を申し込んだ途端、講師たちが次々と殺される。しかも彼女は2年前に殺害され、事件は未解決のまま。片山刑事は沢子の妹と知り合いになるが、彼女も何者かに殺害される…。

    石津刑事初登場。片山の女性恐怖症、血が怖いとかもそうだけど、石津の猫恐怖症とか大食い、映画好きとちょっとキャラが渋滞しすぎ…。軽い感じのシリーズだけど、事件の内容がちょっと辛すぎて読むのがしんどい。

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    2025年09月19日
  • 三毛猫ホームズの狂死曲

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    ヴァイオリン・コンクールの決勝に進出した桜井マリにかかった脅迫電話。更に何者かに襲われるマリ。
    コンクールの最終選考に残った7人は東京郊外の別荘で外部との連絡を絶たれ、課題曲に向き合うことになる。マリの護衛の為に別荘に泊まり込む片山。別荘外では殺人に主催者の屋敷での不審な死、放火など事件が起き、別荘でも事件が…。


    都合が良かったり、突っ込みたくなる部分はあるけど、初期の作品の方がやっぱりちゃんとしてる気がする。片山とマリの話とかちゃんと面白かった。

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    2025年09月19日
  • 三毛猫ホームズの世紀末

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    有名詩人・白鳥聖人。彼に告白された石津の姪・雪子の前に現れた謎の女。テレビスタジオで聖人を刺そうとした女の自殺。自殺前に女は「あの男は悪魔よ」と雪子に告げていた。聖人の周囲で連続して起きる事件。女子大での犯罪。

    色々詰め込まれている気はするけど、テンポが良く楽しく読めた。

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    2025年09月19日
  • 三姉妹探偵団(1)

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    父親が出張中に佐々本家三姉妹の自宅が火事に…。しかも焼け跡からは何者かに殺害された女性の死体が…。更に出張しているはずの父は休暇で行方をくらませていた。父にかかった容疑を晴らすために三姉妹は調査を開始する。

    手元に三毛猫ホームズが無くなったので『三姉妹探偵団』。
    「三毛猫ホームズ」も「吸血鬼」も最初の作品は面白い。ちょうど綾子のキャラと行動が微妙だけど、シリーズを読んでいけばなれるかな。

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    2025年09月19日
  • 三毛猫ホームズの戦争と平和

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    「三毛猫ホームズのお節介」
    「三毛猫ホームズと永遠の恋人」
    「三毛猫ホームズの瓜二つ」
    「三毛猫ホームズの遺失物」
    「三毛猫ホームズの戦争と平和」
    「三毛猫ホームズの引越し」

    「戦争と平和」はハチャメチャ…。タイムスリップしたのか?って作品。短編は基本的に駆け足な感じだけど、「永遠の恋人」と「瓜二つ」は長編にしても面白いかも。「引越し」は内部告発。割と書かれた当時の時事が反映されたりしてるのか。

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    2025年09月19日
  • 三毛猫ホームズの十字路

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    友人が恋人に分かれを告げる場に付き合った晴美。しかし恋人は彼女の部屋に爆発物をしかけ巻き込まれた晴美は目が見えなくなってしまう。入院した病院にはかつて片山が逮捕した男が…。更に恋人の母親は晴美を狙い病院に侵入する。母親を追う片山のたどり着いた団地では、子供を狙った不可解な事件が多発し、爆破犯の姉が死体で発見される。

    とにかく事件が多い。終盤までは中々良い感じで進んで楽しく読めた。終盤はやっぱり事件や登場人物が多すぎて少し萎んでしまった印象。しかし恋人にフラレて爆破犯になるって展開は凄い(笑)

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    2025年09月19日
  • 三毛猫ホームズの茶話会

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    大企業〈BSグループ〉代表が事故死、その座を継いだ妻も毎月恒例の夕食会中に拳銃自殺。ドイツで貧乏暮らしをしていた代表の娘・咲帆が後を継ぐことに。しかし帰国早々何者かに襲われる。

    拳銃自殺とか急な展開は多いけど、色々気になる話も多く楽しく読める。この辺りの時期のシリーズはかなり色々な事件が詰め込まれていて、結構楽しく読める。

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    2025年09月19日
  • 怪談人恋坂

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    幽霊の恐怖を前面に押し出すのではなく、一つの家族に潜む“忌まわしい人間関係”を描いた作品です。
    家族の中に澱のように溜まった怨念が、やがては血縁を越えて周囲へも広がっていく。
    その連鎖は読む者にじわじわと迫る不気味さを感じさせます。
    ホラーであっても赤川さんらしいミステリ部分が
    最後まで不穏で不幸です。

    ここにあるのは単純な怪異の恐怖ではなく、「愛情や人恋しさ」の歪んだ形。
    赤川次郎らしい軽妙な語り口のなかで、逆にその情念の濃さが際立つ一冊です。
    “怪談”とは、必ずしも幽霊の出現ではなく、人間内に潜む闇でもあるのですね。

    解説は、先日レビューした『パラサイト・イブ』の著者・瀬名秀明氏による

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    2025年09月18日
  • さびしがり屋の死体

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    家の本棚を調べると赤川次郎本が6冊見つかった。赤川次郎の流行りが終わった頃に、頂き本で30冊以上は読んだ記憶はあるのだが...この手元に残った本は既読なのか未読なのかすら分からない。

    まずは1冊読んでみよう。5つの短編はそんな上手いこと話しが進むのかって、雑誌感覚でミステリーをパラパラめくる感じでやっぱり赤川次郎してる。

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    2025年09月12日
  • ふたりの恋人

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    めちゃくちゃすぐ読み切れる。昔からよくある(?)話みたいな気がして、特に巧妙なトリックもなく至ってシンプル。と思ったら、この話が最初に書かれたのが1980年らしい。まさに主人公の水田信一はその昔の女たらしのイメージぴったりで、令和にこんな男が主人公ってなかなかないな〜と思った。

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    2025年09月12日
  • 新しい法律ができた

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    『黒猫を飼い始めた』のシリーズ。「新しい法律ができた」で始まる掌編がたくさん入ってお得。

    圧倒的に面白かったのは白井智之「ぜんぶミステリのせい」
    こんなにソフトな話書いてここから入る人いたらどうするつもりなんだろう。この短さで犯人当てに挑戦してミステリに向き合ってて好き。
    大沼紀子「もう、ディストピア」も反転がうまくて面白かった。
    五十嵐律人「革命夜話」はさすが得意分野って感じでこれがラストで締まってよかった。

    退屈する話も特になく、各作者の色が出ていて軽く読むのによかった。赤川次郎の赤川次郎らしさたるや。
    『異セカイ系』の名倉編が参加してて嬉しかった。また長編書いてほしい……!

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    2025年09月09日
  • 新しい法律ができた

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    「新しい法律ができた」という同じ書き出しから始まるアンソロジー。作家によってさまざまなストーリーが生まれて興味深い。読んだことのない作家さんが今回はとくに多くて、新しい出会いがあったのがうれしい。とくに好きだったのは「ルパちゃん」「つるべを取られて」「虚法」「ネーミング」「もう、ディストピア」「ショートケーキの夜」かなあ。

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    2025年09月06日
  • 三毛猫ホームズの推理

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    売春を行なっていたと思われる女子大生が殺され、その後も次々と事件が起こる中、片山刑事と三毛猫のホームズが事件の謎を解き明かす、長寿シリーズの第一作。

    数十年ぶりの再読。
    今時、赤川次郎を読む人はなかなかいないのかもしれないが、初期作品は本当にびっくりするくらい良く出来ている。
    ほぼ全ての登場人物が事件の中で何らかの役割を果たしており、全てのピースがピタリとはまる解決はお見事。密室の謎解きもなかなかユニーク。

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    2025年09月05日
  • キネマの天使 レンズの奥の殺人者

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    赤川次郎は読みやすくてテンポよく読める。

    犯人がもっと動機が濃厚かと思ったけど、割と軽めだった点はあんまり腑に落ちなかった。
    アヤコのいい人だけど損をする性格が少し胸が痛い笑

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    2025年08月26日
  • 三毛猫ホームズの無人島

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    「三毛猫ホームズの放火」
    「三毛猫ホームズの無人島」
    「三毛猫ホームズの雪合戦」
    「三毛猫ホームズのキューピッド」

    短編集は長編よりもエライ展開になることが多いけど、この短編集は分かりやすいけど割りとちゃんとしている。片山、晴美、石津、ホームズのやり取りが楽しくて良い。

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    2025年08月21日