赤川次郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
赤川次郎の最高傑作で、多くの人が名作として挙げるのはシリーズの第1作目『三毛猫ホームズの推理』なのだとか。今回はシリーズ5作目の『三毛猫ホームズの駈落ち』を読んでみた。サラリーマンのユーモア小説を描いた源氏鶏太を推理小説風にアレンジすると赤川次郎になる。血なまぐさく緊張感のある殺人事件もユーモアで面白く読ませるのが上手い。
内容は、12年前に駆け落ちした二人の周りに起こる殺人事件を三毛猫ホームズとその同居人たちが解決するお話。三毛猫ホームズの主な活躍は2つあって、ウイスキーのラベルの端を咥えてきたこと、全身で赤ちゃんの落下を止めたこと、それだけでも三毛猫のキャラが立ってるのでこのシリーズは成功したのかもしれない。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ郊外の古い団地の7号棟の一室で起こった殺人事件。殺害されたのは主人公の彩乃の祖母に当たる厚木邦子。
役者の道を諦め、中原真知子の付き人となることを決意した彩乃はかつての事件現場である「7番街」へと足を運ぶ。
ロケ地の工事により急遽「7番街」が撮影現場となったことから、彩乃はどんどん事件に深入りしていく。
「余計なことを!」
主人公の彩乃は19歳ということもあり、恋多き女性。
さっぱりとした恋愛感を持っているのか、移り気な側面も少し垣間見れる。
若さによる蛮勇、危険な好奇心により21年前の事件は意外な展開を繰り広げていく。
ところどころ挟まる男女のもつれによる復讐劇にはなんの意味があるのだろうか。
彩乃を取り巻く男たちはまあまあ情けない。
父親の勇介は妻の佑香が急病で倒れた際にも他所の女性と子どもができたことを理由に蒸発。結局娘のツテで仕事を紹介してもらう。浮気相手との娘は「あやな」で「あやの」と一字違い。
以前所属する劇団<風祭>の代表であり、彩乃(当時19歳)と恋仲である只野公市(48歳)。
彩乃が母が病床、父は蒸発、自分は夢を諦めるという苦難を抱える中で最後に強引に関係を迫る。役者仲間の鈴木由樹の公演で再会したときには「もし—気が変わったら、連絡してくれ」と。
主人公は今田美桜さんで脳内再生されました。