【感想・ネタバレ】三毛猫ホームズの推理のレビュー

あらすじ

体つきは優雅で上品、きりっとした顔立ちの三毛猫。手術で子宮をとったせいか、時々“物思い”にふける癖がある。だがひとたび事件がおこると、ユニークな推理と鋭い冴えで人間どもを翻弄する。その名も『ホームズ』。そして、コンビの片山は、血を見るのは大きらい、アルコールはダメ、女性恐怖症と三拍子そろった独身男性。“一応”刑事だ。売春、密室殺人、女子大生連続殺人事件と二人(?)のまわりには事件がいっぱい。ノッポで童顔の片山と名探偵ホームズのスリリングな活躍を描く、ベストセラー「三毛猫シリーズ」ついに電子化!!

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小学6年生の息子の夏休みの読書課題の一冊として読みました。私も三毛猫ホームズシリーズは35年ぶりに読みましたが、1作目が結構重めの内容でびっくりしました。でも片山刑事とホームズとの記念すべき出会いの場面を知ることが出来て良かった。
これに続いて、2作目、3作目も子供と一緒に読む予定です。

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2025年09月13日

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ネタバレ

文章が読みやすかった。犯人は割とわかりやすく書かれていたけど、トリックがダイナミックでそう来たかー!って感じだった。何よりも全部わかってて動いてるようなホームズがとにかく可愛くて、ホームズの動きを追ってるだけで楽しかった。

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2025年07月27日

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赤川次郎さんの作品は、名前は知ってだけど読んだことがありませんでした

大人になってから読むようになりました

なんだろう、推理小説界の寅さん?て感じですかね

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2024年11月23日

Posted by ブクログ

私が初めて小学生?の時に読んだミステリ小説。
それ以降、ずーっと大好きなシリーズです!
(小学生が読む本かどうかはおいておいて)
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女性恐怖症、高所恐怖症、幽霊恐怖症……。
あらゆる弱点を兼ね備えたダメダメ刑事である片山義太郎。
事件の中で出会った不思議な三毛猫(主人公)のおかげで、人生が変わっていく…!?
主人公の三毛猫が事件の謎解きへと導くミステリー小説!
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ミステリー小説の主人公が猫って奇抜ですよね。
刑事、お前じゃないんかーいっていう。
猫好きのきっかけもこの本です。

シリーズ一作目の本作は、
犯人はなんとなく予想はできましたが、
それプラスで結構驚かされました…まじで…
「あれ!この人!?」
「こっちか〜確かにそうだわ〜」
のオンパレード!(笑)

あと、めっちゃ人死ぬ〜!!!
し、晴美の件はあんまり納得いかない…
その後のシリーズの晴美を見てると、一作目の件って夢だったのでは?と思いますね。

とにかくホームズが可愛い作品です!

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2023年11月28日

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次々と起こる事件。密室殺人。猫のホームズがヒントをもたらす設定。推理小説好きでありながら、赤川次郎作品をはじめて読んだが、今まで何で読まなかったのかと思う気持ちと、これから沢山読むことができるというワクワクが押し寄せて、脳汁がブシャーです。

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2022年12月14日

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しばらく社会派ミステリーが続いたので
気分転換に

まだ小学生の時?に多分何度も読んだんだろうな、
ホント、細部までしっかり覚えてたから…

大人になってから、いろいろなミステリーを読んでみて思ったことは、世間では結構、赤川次郎作品は子供騙しだとかレベルが低いとか言われるけど、物語の構成もしっかりしてて、わかりやすく、トリックも結構手が込んでいて、個々のキャラクターもおもしろくて
何十年ぶりの再読なのに、赤川次郎先生がベストセラー作家なのが納得だなと

もうここまできたらシリーズすべて再読しちゃおうかって本気で思い始めてる…

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2021年11月10日

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面白すぎる!!!
お母さんが好きなシリーズで知ってはいたけど、結構前に出版されたものやし、内容難しいんかなあ、、とか思ってた
全然読みやすいし、主人公とホームズ、その周りでどんどん起こる事件が面白くて、読んでて飽きない。ミステリーも真新しくて面白い。
一見、関係ないと思われる事件が何個も起きるが、実は色々関係し合ってる感じが好き!
途中で犯人当てれたことがちょっと嬉しい笑
(謎は解けませんでした)
今でも続いてるシリーズやし、いっぱいあるのでどんどん読んでいきたい!

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2021年03月22日

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ネタバレ

三毛猫ホームズは初めて読んだ。赤川次郎自体3冊目くらいですが(笑)犯人はすぐにわかってしまいますが楽しめますな(笑)ホームズって女の子だったんですね(笑)意外な感じ(笑)なかなか面白かったのでシリーズを少しづつ読んでいこうかな~。

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2025年09月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

かなり昔に書かれた一冊なのに、色褪せない良さがある。トリックも面白いし、ヒロインも魅力的。ザミステリーだなと思わせられる。

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2025年07月25日

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再読です
久しぶりに赤川先生の三毛猫シリーズ読みました 少し?だいぶ?前の本なので携帯なども出てこず支払いも現金払いだったり時代を感じるところはあるものの懐かし、楽しく読み進めました
どんでん返しといえばどんでん返し 
難しいアリバイくずしもないので読みやすいです

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2025年04月10日

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三毛猫ホームズシリーズの第1弾

片山刑事と三毛猫ホームズの出会いが描かれた話。
とある女子大生が通り魔に殺された。
女子大生が通っていた女子大では売春組織による売春が行われている噂があり、
片山刑事は女子大で調査を行う。

三毛猫ホームズと出会い、ホームズの仕草や動作で事件のヒントに気づいていく・・。
ホームズがほんとに猫で、でも賢さを感じる。
ホームズが片山に協力するのは、前の主が殺されたときに片山のやさしさがあったあらだと思うが、人間と猫との信頼が見えてくるのがいい。
若干片山が馬鹿にされているのも読んでいて楽しい。

結構人間関係が入り組んでいる話だった。

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2025年02月11日

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三毛猫ホームズシリーズ第一作目。
血と女性が苦手な片山刑事。
父のように慕っている上司の三田村からの命を受け、女子大で発生した管理売春に関する殺人事件の張り込みをすることになった。
そこで出会ったホームズという名の三毛猫と、その飼主の森崎学部長。美しい大学生雪子。
売春と殺人事件を追う中で、森崎が殺されてしまう。しかも密室殺人。

前回読んだシリーズ終盤の作品よりも、しっかりミステリしていたな。
ちゃんとホームズが片山にヒントを出したり、推理に参加している。
ホームズが片山の相棒猫になったのは、元飼い主が殺されて・・・という経緯だったのか。
前作を読んだとき、「いつか三毛猫を飼うことがあったら、猫の名前がホームズだったら可愛いだろうな~」なんて思ったりしたけど、飼い主が殺されるという、結構不吉な名前だったんだ・・・と思ってしまった(ちなみに私は警察官ではないので、事件で三毛猫に出会うことはない・・・)。私が警察官なら、猫の名前がホームズでも良いのかもしれないね。

最後、怒涛の畳み掛けでしたね。
近年の小説は解決編が丁寧なので、勢いで押し切る!みたいな、昭和のパワーを感じた。
携帯電話もない、インターネットもない時代の話だから古さは感じるけど、概ね楽しく読めました。
密室トリックは全く予想外だったけど、犯人は「こいつあやしいの~」と思いながら、でも決めてに欠けるなと読み進め、あぁやっぱりね。という感じ。
しかし、登場人物ほぼすべてが犯罪関係者だから、犯人あてはあってないようなもの、かもしれない。オオトリの犯人は、もうその人しか残っていないんだもん。

ところで、片山の妹・晴美は、本作では事件の本筋にあまりかかわらないんだけど、最後かわいそうだったな。
私は、おせっかい叔母さんの「友達が見た話」というのを全く信用していなかったんだけど、叔母さんの友達が見たのはあながち間違っていなかったのか。
私(読者)と片山とホームズ事件を追っかけているアナザーサイドでは、晴美の身にそんなことが起こっていたのか・・・と、事件の結末がぶっ飛ぶくらい、私は悲しみを感じたのです。
両親を早くになくし、仕事をしながら兄を支えているこの健気な妹に、こんな不幸があって良いのかよ。
晴美、第一作からこんな不幸で、この先大丈夫なんだろうかって気がかり。
長期シリーズでは、登場人物たちへの「この登場人物たちの、この先が気になる」と読者に思われることは大事だよね。今後、このシリーズ読むときは、晴美を見る目が変わるんだろうな。
晴美がこれ以上不幸になりませんようにって思いながら、私は読むわ。

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2024年11月12日

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高校生の時に読みました。

赤川作品は何作も読みましたが、これだけが、秀逸ですね。

今も色褪せない名作です。

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2024年08月17日

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40年位の昔に流行していた時は、読む気にもならなかったのだけど、ひょんなことから読んでみました。面白い。

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2022年12月29日

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ネタバレ

ミステリー小説を初めて読んだ。

非常に読みやすく、頑張れば1日で読み切れるかもしれない。



主人公は片山。
そしてその相棒が名探偵である三毛猫のホームズである。

物語は女子大生殺人から始まり、その大学の学部長や片山が親しんでいた先輩まで殺されてしまう。

女子大生連続殺人、売春、学部長殺人、密室など多くの謎が散りばめられ、果たして全てを気持ちよく解決できるのか。見ものであった。

結果としては売春、学部長殺人、密室は伏線を回収してそれなりのオチを見せたが、女子大生連続殺人に関してはあまり腑に落ちない。

動機という動機がなく、そこに妹まで絡んでしまう。

決定的な動機と、読者を感嘆させるラストを求めてしまっていたが、それが赤川二郎なのだろうか。

また、終始怪しげであった雪子。
この女性が片山へ最後に告げた言葉が印象強い。

P.339
「私、捕まる前に、おいしいコーヒーが一杯飲みたいの。付き合ってよ」

喫茶店には警察が雪子を待ち、逮捕されると分かっていた。
片山が「逃げろ」と言い、逃げるチャンスもあった。
それでも最後は潔く、それでいて雪子らしい少し洒落た去り方であった。

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2022年05月18日

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時々、物思いにふける癖のある猫、ホームズ(メス)と、血とアルコールと女性が苦手な独身刑事・片山。二人の周りは事件が起こる。シリーズの第1作目はよりにもよって女子寮が舞台。張り込みをしていたら第2の被害者の飼い猫ホームズに懐かれてひきとったのだが、この猫、どうにも普通じゃなさそう。

猫が話したりする感じかな……そういうのは、ちょっと気分じゃないかな……と、謎の思い違いをして、なかなか読まないでいたのですが、ニャーとも鳴かないくらいホームズは静かでした。静かだけど、すごく賢い子です。
片山刑事は周りの人に捜査情報を話し過ぎて、途中から脳内ではコナンの高木刑事の姿で浮かんでいました。ほんと大丈夫なのか、たか……片山刑事。
トリックについては「いやいやいやいや、」と言ってしまいそうですが、面白くて好きです。

読みやすくてコミカルな印象さえ持つのですが、片山刑事の事を思うと、彼の人生に暗い影がさしそうな程、色々なことが起きていますね。そういった意味でも大丈夫なの、片山刑事。
面白かった!というのもあるけれど、片山刑事の今後が心配なあまり、続きが読みたくなってきました。

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2022年03月05日

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ちょっと頼りないけれど人間味があり、憎めない主人公「片山」と、人間顔負けの冴えた推理をする三毛猫「ホームズ」。
凄惨な事件が立て続けに起こる中、2人(?)の作り出すユニークな雰囲気が物語全体を暗くさせず、気持ちよく読み進めることができました。トリックの内容も面白かったです。
主人公たちには幸せになって欲しいなぁ、と思い、以降のシリーズも読んでみたくなりました。

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2022年01月15日

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小学生のころ、夢中になって読んでいたミステリーが赤川次郎さんの三毛猫ホームズシリーズと三姉妹探偵団シリーズだった
たまたま見かけて懐かしくなって手に取ってみたけれど、やっぱり読みやすくて面白い!
せっかくだからシリーズ2作目以降も読もうかな

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2021年09月06日

購入済み

エンターテイメントとして

読後の感覚としては舞台の演劇を見た後に似ている。そういう意味で、エンターテイメントとして十分に楽しめた。トリックや人間模様、驚き、ドキドキ感、コミカルな笑いなど、しっかりと読者をひきつける要素が満載である。三毛猫ホームズが一番いい味出していることは、期待を裏切られなかった。主人公にも好感が持てるし、人気があるのも納得した。
この作品では多くの人が亡くなり悲劇もあるが、以上の読了感から後味の悪さはない。「ひと時の非日常を体験できた」「亡くなる役の人も、打ち上げではカラオケ歌っているのではないかしら」と思えるほどの大胆なエンターテイメント性は流石である。

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2020年08月10日

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初めてのミステリー小説でした。
赤川次郎先生の名作を読む日が来るとは…。ご縁があり読むことになった1冊。

初めて読んだので登場人物の多さに最初はなかなか読み進められなかったが登場人物を整理しながら読み進めたら、スッと物語に入り込めるようになり、テンポよく読むことができました。
終盤の畳み掛けるような展開に一気に読み切ってしまいました。
トリックが大がかり過ぎて(現実味がなくて)少し思うところはありましたが、全体を通してはかなり読みやすく面白かったと思います。

ホームズと片山刑事のやりとりが好きだったので他のシリーズも読んでみたいです。

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2025年05月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

タイトルだけは知ってたけど読んだことなかった本

いまいちぱっとしない刑事が、猫の助けを得ながら事件を捜査していく物語
殺しあり、恋愛あり、自殺あり、猟奇殺人あり、飛び降りあり、飛び出しあり、自殺あり…人しにすぎ!

名前出てきた人半分以上しんでない?ってくらいバッタバッタと事件が起きてた

密室のトリックや事件の真相はなるほど!とおもったけど後味よくない

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2025年05月11日

Posted by ブクログ

何十年振りに再読。
色褪せないですねぇ。
トリックと犯人は覚えていたのですが、ストーリーはほぼ飛んでいたので、大変楽しく読めました。
トリック重厚。伏線も見事!
まぁ最近のものに比べればやや薄いかな。
あとちょっと人が◯にすぎ(笑)
機会があったら「シリーズ」再読してみようと思います。

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2025年03月13日

Posted by ブクログ

気の弱い刑事(片山)とその場の空気を読む三毛猫(ホームズ)が事件を解決する物語。

大変読みやすく、最初から最後まで一気に読み進めることができました。
テンポ良い展開が心地良く、物語に引き込まれ、非常に楽しむことができました。
特に、途中で犯人が分かったことで、自分にも推理力があるような錯覚も得られ、気分が良かったです。

ただ、森崎を殺害するトリックが大掛かり過ぎて、少々スマートさに欠けると感じました。
もっと知的で洗練されたトリックを期待していたため、そこが少し残念でした。

また、最後に雪子が死んだり、晴美が妊娠・中絶したエピソードは、物語の流れに必ずしも必要ではないと感じました。
このエピソードは、話が重たくなり、推理部分とのバランスが悪く感じました。
この部分を削除して、ホームズと片山のユーモアや推理の掛け合いに焦点を絞ったほうが、より軽快で読後感も良くなると思う。

全体的にキャラクタ(片山とホームズ)のバランスが良く、シリーズ化されてもほかの作品も読みたいと思わせる作品でした♪

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2025年01月02日

Posted by ブクログ

記念すべき三毛猫ホームズの1作目です。
1984年の作品ですが、古さは感じませんでした。
とにかく次から次に事件が起こります。
密室あり、連続殺人あり、恋愛ありとテンポよく進んでいきます。
巧妙に伏線が張られていたことに、読み終わってから気がつきました。

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2024年01月27日

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複数回のドラマ化もある人気シリーズ一作目。トリックなどに強引さは多少感じるけど、シリーズ化も納得の面白さであった。テレビドラマ版と違うところが多く「原作ではこうなってたのか」という発見があったのも面白かった。

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2024年02月02日

Posted by ブクログ

おそらく30年くらい前に読んで、久しぶりに読みたくなり再読。いやあ、ほとんど何も覚えていなかった(笑)。

現代と照らし合わせると、非常式なことばかりで、特にコンプラ上、ダメでしょうのオンパレード。でもサクサクと読めて、どんでん返しもあって、エンターテイメント性は顕在だなと。

これをきっかけにシリーズものを読んで現代までどう変わっていくのか、読み比べていきたい。

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2023年09月29日

Posted by ブクログ

読みやすい本格推理小説。
トリックに関しては考えつくもの。ただ、新本格ミステリの始まったばかりの時代を築いてきた1作なのはまちがいない。

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2023年01月30日

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三毛猫ホームズって何となくちょっと子供も読めるような話かと勝手に思っててびっくり。このシリーズこれから制覇しようかと思ってたけど無理かな

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2022年08月22日

Posted by ブクログ

ホームズかわいいし、軽く読めて面白かった。
ただ読んでて犯人分かっちゃったし、あんま意外性はなかった気がする。
話のテンポが良くてサクサク読めるので、良くも悪くもミステリとか読書初心者の人にオススメの作品だと思った。

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2022年02月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

三毛猫ホームズ1から読み直し。
読み始めるとハマってしまう。
依頼された教授が殺害された事がきっかけで、三毛猫ホームズとの出会い。
最後に雪子が飛び出して事故にあってしまう…悲恋。
朧げな記憶を呼び起こしました。

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2021年10月16日

Posted by ブクログ

読みやすくてよかったです。けっこうたくさん死んでるけど、全体的な印象がさわやかという不思議。登場人物のしゃべり方とかコミカルな部分の雰囲気に時代を感じますね。
トリックと連続殺人犯に途中で気づけてうれしい。

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2021年12月10日

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