あらすじ
体つきは優雅で上品、きりっとした顔立ちの三毛猫。手術で子宮をとったせいか、時々“物思い”にふける癖がある。だがひとたび事件がおこると、ユニークな推理と鋭い冴えで人間どもを翻弄する。その名も『ホームズ』。そして、コンビの片山は、血を見るのは大きらい、アルコールはダメ、女性恐怖症と三拍子そろった独身男性。“一応”刑事だ。売春、密室殺人、女子大生連続殺人事件と二人(?)のまわりには事件がいっぱい。ノッポで童顔の片山と名探偵ホームズのスリリングな活躍を描く、ベストセラー「三毛猫シリーズ」ついに電子化!!
...続きを読む感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
文章が読みやすかった。犯人は割とわかりやすく書かれていたけど、トリックがダイナミックでそう来たかー!って感じだった。何よりも全部わかってて動いてるようなホームズがとにかく可愛くて、ホームズの動きを追ってるだけで楽しかった。
Posted by ブクログ
三毛猫ホームズは初めて読んだ。赤川次郎自体3冊目くらいですが(笑)犯人はすぐにわかってしまいますが楽しめますな(笑)ホームズって女の子だったんですね(笑)意外な感じ(笑)なかなか面白かったのでシリーズを少しづつ読んでいこうかな~。
Posted by ブクログ
ミステリー小説を初めて読んだ。
非常に読みやすく、頑張れば1日で読み切れるかもしれない。
主人公は片山。
そしてその相棒が名探偵である三毛猫のホームズである。
物語は女子大生殺人から始まり、その大学の学部長や片山が親しんでいた先輩まで殺されてしまう。
女子大生連続殺人、売春、学部長殺人、密室など多くの謎が散りばめられ、果たして全てを気持ちよく解決できるのか。見ものであった。
結果としては売春、学部長殺人、密室は伏線を回収してそれなりのオチを見せたが、女子大生連続殺人に関してはあまり腑に落ちない。
動機という動機がなく、そこに妹まで絡んでしまう。
決定的な動機と、読者を感嘆させるラストを求めてしまっていたが、それが赤川二郎なのだろうか。
また、終始怪しげであった雪子。
この女性が片山へ最後に告げた言葉が印象強い。
P.339
「私、捕まる前に、おいしいコーヒーが一杯飲みたいの。付き合ってよ」
喫茶店には警察が雪子を待ち、逮捕されると分かっていた。
片山が「逃げろ」と言い、逃げるチャンスもあった。
それでも最後は潔く、それでいて雪子らしい少し洒落た去り方であった。
Posted by ブクログ
タイトルだけは知ってたけど読んだことなかった本
いまいちぱっとしない刑事が、猫の助けを得ながら事件を捜査していく物語
殺しあり、恋愛あり、自殺あり、猟奇殺人あり、飛び降りあり、飛び出しあり、自殺あり…人しにすぎ!
名前出てきた人半分以上しんでない?ってくらいバッタバッタと事件が起きてた
密室のトリックや事件の真相はなるほど!とおもったけど後味よくない