赤川次郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
明示されてはいないが、「魔女たちのたそがれ」の続編。
狂気に支配される恐怖、みたいなものがテーマだと思っていたのだが、
それが「吸血鬼」という半ばファンタジー的要素に落とし込まれたので、
急にお話が絵空事のように思えてきた。
終盤、誘拐という事案が発生するのだが、
「いや、その相性では長距離移動はできななくない?」
「っていうか、そんな都合よく『切り札』が登場するか?」
みたいな、前作同様行き当たりばったりな展開がチラホラ。
モヤモヤさすだけで、詳しいことは有耶無耶にしとこ、みたいな。
なんだか続編を示唆する終わり方だが、
最後もそうやってモヤモヤさせるだけの最後。
すっきりしないなぁ。