感情タグBEST3
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だいぶ前に映画も見て本も読んだ記憶が‥
続編が出たとのことで、もう一度読んでみました。
テンポよく読めました。
お姉ちゃんが強すぎる。
お姉ちゃんに助けられ大人になっていく主人公。
弱いお母さん‥
裏切るお父さん‥
友人に恵まれてよかった。
続編、楽しみ。
映画ももう一度見たいなぁ。
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続編「いもうと」が出版されることを知って、大林宣彦監督の映画は見ていたが原作を読んだかどうか不確かだったので読んでみた。小説の光景が映画の場面場面として浮き上がってきた、映画の出来がすこぶる良かったのだろう。先日横山秀夫の「影踏み」を読んだところで、兄弟姉妹の人格が宿るというテーマが同じで、テーマとしては赤川次郎の方が早そうであるが、こういうテーマは昔からあったのだろうか、現在でも同じような物語を散見する。近々続編「いもうと」を読む予定であり映画の方も再見したくなった。
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小学生の時に読んだ好きな本
大好きなお姉ちゃんを亡くした妹みかの中に生き続けるお姉ちゃん。お母さんが弱いから、みかは無理して辛い気持ちを見せないように、心の中にはお姉ちゃんがいるってことをパワーに、お姉ちゃんと一緒に色んなことを乗り越えていく。家族の大切さも改めて感じられ、感動する本でした。
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表紙が破れるまで何回も読みました。
最初はお姉ちゃんに頼りきりだった美加が色々な体験を通して強くなっていく。美加の色々な体験も色々ありすぎて凄く泣きました。泣きまくりです。
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中高生のときにドラマを見て小説を読んで大好きだった本。家にあったので読み返す。1日で読破。なかなか本が進まなかったここ数ヶ月、進まないなら合わないと割り切り次に進むことの大切さに気づいた。軽く読めてそれでいて心にグッと来る。重なる不幸に立ち向かう主人公に勇気をもらう。不朽の名作だと思う。
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すらすらと読みやすかった。
主人公の周りに起きる出来事が波乱すぎた。小説だからか、とも思うけど。
読み終わると少しの疲労感を感じたが、悪くない。
主人公はとても強いし、温かい。
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中高生時代に読んだのだと思う。しばらく新潮文庫の100冊に入っていた時期に手に取った記憶がある。古本で買ったからか、表紙がこれとは違っていたけど。
内容は忘れてしまったけど、淋しい話なのに心にじわっと染み入る良い本だった。
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昔、新潮文庫の夏の100選に選ばれていて、読んだことがあったのですが、再読してみました。
いやー、好き。
赤川次郎先生のお話は全て文体が軽くて、とても読みやすいのですが、このお話は軽いだけでなくて、透明感のようなものが文章から感じられます。
十代の女の子の繊細さ、しかしどこか若さというパワーで笑いながら乗り越えていく困難。
姉を亡くし、そして姉と共存しながら共に生きていく二人の姉妹の物語のなんて美しく繊細なこと。
私は死んでしまった姉が妹の身体を通して好きだった男性の姿を見ている描写がどちゃくそ性癖でした。
姉がいなくなった時、妹が鏡を見てその自分の姿を姉だと思う姿なんて心が震えました。
そしてこの物語は妹が姉のために残した記録なのだなという終わり方も凄く好きです。
初めて読んだのはかなり前の事ですが、やはり良い作品は時代を超えるのだなぁと思いました。
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何十年かぶりに読んでみる。
高校生当時に読んで、映画も見た。
赤川次郎は当時から軽い文体でそれほど好きではなかったが
本作は少し違うパターンで
映画も良かったので
ハードカバーで買って持っていたのだが
今回探したけど見つからなかった…
大人になって読み返してみると、かなりの読みやすさ。
ジュブナイルといってもいいくらいだ。
今だったらラノベ?
とはいえ
姉の死、母の心の病、帰り道での暴行未遂、学校でのいやがらせ、父の不倫など
かなりの不幸がふりかかる主人公、
なかなかの不遇っぷり。
映画はとても忠実に作られていたんだなと思う。
改変されていたのは
姉の想い人(尾美としのり)との関係くらいか。
頭の中で聞こえる、じゃなくて
実際に姿が見える、というのも映画ならでは。
ロケ地にも行ったが
姉(中嶋朋子)の事故現場には今も花が供えてあり、
ファンの多さがうかがわれた。
尾道に行かれる際はぜひ。
あの印象的な電柱もまだあります。
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死、失踪、いじめ、自殺、浮気
全編に重い出来事がちらばっている
赤川次郎さんは『三毛猫ホームズ』シリーズにハマっていたので
推理小説家という印象しかなかったけれど
談話室でこちらをみつけて、久しぶりに手に取りました^^*
文章の読み易さは変わってらっしゃらない
( *´艸`)ウフフ
しかし、涙ぐんでしまうので、通勤電車の中や仕事場の休憩時間に読むのはおすすめできないわ
(´;ω;`)
大林宣彦監督が映画化していたのね
そういえばうっすら思い出したかも・・・
大林宣彦監督の尾道映画とても好きだった♡
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15年ぶりに再読。当時高校生だった時分には、主人公の実加の成長物語ととらえていたのだけれど、今読むとなんと厳しい人生を感じさせるのか。
目の前で姉が亡くなるのもショックなのに、不安定な母の分も気張る実加。
ただ、それを支えるのが姉の千鶴子の存在であり、自分が知らなかった姉の姿や姉の視点を持って実加は成長していきます。
だんだんと友達やボーイフレンドといることが増え、姉の存在が薄らいでいくことに不安を覚える実加。
この辺で姉との再度の別れを想起させられるんですが、この後の家庭崩壊の様子がたまらない…。
ホント、大人がしっかりしろよ!としか。
演劇も先生がもっとしっかりしてれば…と思うし、父親の会社の上司もさぁ…娘死んでるの絶対知ってるでしょ。その部下を左遷するかね。
不倫相手も実加が言う通りの行動だし。不幸になれ!
小説って本当に読む側の視点で変わりますね…。
名作であることには変わりありませんが、どうしてもラストの淡白さに、もっと救いを!となります。
クラブも辞めないくらいだし、実加はきっと強かに生きていくと思いますけどね。
大人の情けなさが身に染みていたたまれなくなりますわ。そして、若者たちがんばれ!てなる。
完全に小説のテーマから離れてますね。
でもそんなことを思いました。
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原作も映画も共に名作です。
姉に比べ何もかも不器用な妹が
事故で姉を亡くし、その姉の幽霊と共に成長していく。
元々は大林監督の映画で知り、
気になって、若いころに読んだ。
数年経って、もう一度読み直したくて購入。
赤川さんてミステリーのイメージが強すぎるけれど
こういうハートフルな作品も良いね。
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中学生のころ読んだ本。
それまでは青い鳥文庫などの児童小説を読んでいたので人生初のふつうの小説という印象。
それでも読みやすく、おもしろかった思い出
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感動しました。というのも、私も姉妹だからリンクさせて読んでしまった。だからこそ感動。お姉ちゃん大事だなぁと思った。いなくなっちゃやだっていう気持ちが芽生えた。
姉妹愛って最強やね。
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姉を亡くした妹
いつまでも姉の死を引きづっている母
父は赴任先で秘密めいた行動
妹は頭の中に死んだ姉からの声で
成長していく
家族の絆 青春と話の展開に一気に読めました
赤川次郎は2冊目です
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初めての赤川次郎作品。最初から姉が交通事故で亡くなってしまうという展開には少々驚いたが、心の中での姉の声とともに成長する実加の姿に、完全に感情移入しながら読み進めた。
だが、実加の父親は出張先での部下と不倫、家族の仲に軋轢が生じ、父親は不倫相手と共に出ていってしまったのだろう。最後、姉の声が聞こえなくなってしまうシーンは本当に胸が傷んだ。
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高2の千津子と中2の実加は、同じ私立の女子校に通っているふたり姉妹。
登校中のある朝、姉の千津子は交通事故に巻き込まれて亡くなってしまう。
娘の死を受け止められず始終ぼんやりとして、悲しみ落ち込んでしまう母治子。
お姉ちゃんが好きだったピアノは続けようと思った実加は、ピアノレッスンに向かう途中で男に襲われそうになる。
その時から、実加には、優秀でしっかり者だった姉千津子の囁き声が聴こえるようになる。
姉は実加のことをいつもそばで見守ってくれているのだ。
「千津子は、実加の中で、生きている。」
大島弓子さんのカバーイラストに惹かれて読んでみましたが、とても面白かったです。読み進めていくうちに懐かしさもこみ上げてきました。
赤川次郎さんを読むのはもう何十年ぶりでしょうか。
ミステリーだけでなく、このようなファンタジーも書かれていたとは知りませんでした。
姉を失った悲しみを乗り越えて成長していく実加の、波乱万丈な人生のゆくえは…。
続きが気になります。
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前半は家族の成長物語を
楽しく読ませていただきました。
後半クライマックスは、
なんだか気分が悪くなる展開で
モヤっとする終わり方でしたが
巻末の書評で少し腑に落ちました。
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思いがけず続編が出たと言うことで、再読。
実加の青春、成長ものではあるのだけど、中学生の身に起こるにはあまりにも辛いことがある。
千津子の存在は、大きな支えではあるけれど。
シリアスな出来事の中でも、2人の掛け合いが楽しくて微笑ましい。
部活も、友人関係も、色んなことがあるけど。
お父さん!
なに、それ、まじなの?!
それでも、前向きに生きられる実加の姿が大きな救い。
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読み易い文章と構成でストレスなく読み切れた。
ブログの方から薦めていただいた30年?ぶりかの赤川次郎。面白かった。
一家族の荒波を主人公が姉とニ心一体で乗り越えていく。神永智也がチョイ役で終わったのが意外だった。
また、赤川次郎を読んでみようかと思う。
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物凄くひさしぶりに読んだ赤川さんの作品だった。悲しい出来事がこれでもかと続くのに実加ちゃんはたくましい。それに比べて出てくる大人がなんとも情けない。頭の中のお姉ちゃんの声は、実は実加ちゃん自身の声だったのかもなぁ。
続編が出てるということなのでそれも読もうっと。
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15年以上前の中学生だった頃一度読んだ本。
大人になって改めて再読したくなって手に取った。
相変わらず赤川さんは読みやすい。
だけど月日が経って感覚が変わったのか、
最後あれ?こんなんだったっけ?ってなった。
お姉ちゃんいなくなるのあっけなくない?
この家族は一体どうなるんだ…気になって終わった。
運命の歯車って自力じゃ止められないこともあるのね。
しかし不倫はいかんな。。
家族はバラバラにならんほうがいいな。
せめて子供が自立するまでは。
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ずいぶん前に赤川さんがブームだった頃に一度読みましたが、久しぶりに目に止まり二度目です。
題材は東野さんの秘密などと似ていますが、読みやすさは赤川さんならではです。
途中までは主人公の頑張りに応援したくなる思いでしたが、お父さんの単身赴任以降は切ない感じが強く、最後は後味が悪い感じでした。
ハッピーエンドとはいかずとも少し明るい終わりが良かったかと思いました。
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赤川次郎の作品は高校生ぶり?
まるでドラマみたいな展開や、平成を感じる登場人物の口調など、どうしても入り込めないというか、小説であることを意識せざるを得ない。。
それでも、ところどころ涙を浮かべながら読みました。
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実加が中学生の頃、高校二年生だった姉の千津子が交通事故で亡くなった。それから、千津子の声が実加の頭の中で聞こえるようになり、千津子は時には実加のピンチを救い、時にはアドバイスを送ったり、誰も知らないふたりの共同生活が始まった。時は流れ、いつしか千津子のいない家族の関係が変化していき…。
この軽やかさが著者の持ち味だということはよく分かりますが、どうしても、こんな事件頻繁に起きる?こんなテンプレみたいなこと次々と起こる?という穿った読み方を拭えなくて、純粋にお話に入り込めませんでした。色々な場面が転々と変わっていき、登場人物の心情を掘り下げる描写も、私には少し足りなくて、誰に対しても共感することも感情移入することもなく、ただただ事実に対して腹が立つ、それだけでした。
軽やかなものが読みたい時にはハマるだろうかとも考えましたが、そういう時はこんな重い事件が起こらないもっと軽いお話がきっと読みたくなるだろうと思うと、相性が良くないのだろうなという考えに至りました。
内容は重いのに書き方は非常に軽く感じる、解説にも飼いてありましたが、今の若い日本人(と言っても平成三年でしたが)はこの軽やかさを身につけているとあり、私は旧世代の人間なのだなとしみじみ思いました。
Posted by ブクログ
最初つまんないかと思ったら終盤であらあらあらあらとなって一気に読み終わった
お姉ちゃんが実加の中からいなくなった瞬間あまりにスッと話が終わるから元々続編作るつもりだったのかな?
何年越しの続編なんだろう…この間赤川次郎さんの中に実加と千津子がい続けたって考えるとそれもすごいロマンチックだなあ
それが文字となって外に出ていく時、実加と千津子はどんな風に新しく目の前に現れるんだろう
どんな風に語りかけてくるんだろう
作家ってロマンチックだなあ
大島弓子さんの絵がすごくよいね