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Posted by ブクログ
最初の亡くなるシーンは悲しい。
非の打ち所が無い(千鶴子)ような人でも、人には明かせない内面部分があるものだ。特に思春期には。
むしろそういう人こそ二面性があるのかもしれない。
誠実で家族想いのお父さんが単身赴任先で女性関係ができる その女が訪ねて来た。その女を誠実でいいお父さん(だったはず)が追いかけて行くシーンはMAX腹が立った。「なんだ オマエもかいっ!!」このお父さんもそうなのかい
そうなった感情に自分自身で気づく。
誠実でありたいという私の本質がそう思わせる。
ラスト お母さんが何事も無かったような言動をするのが凄いなぁと思う。
きっと 作者の意図と違う感情や感想を持った事で、
本は自分を知るツールだと思った。
Posted by ブクログ
若い頃はやっていた赤川次郎さんの作品。久しぶりに新聞書評欄の特集で名前を見て読んでみたくなった。
さすがベストセラー作家。読みやすい。飲み物のようにするすると読める。東野圭吾のような重さはないけれど、登場人物に起こる出来事はけっこう重い。目の前で姉が亡くなり、自分は強姦されそうになり、母が心を病み、父もまた...。でも亡くなった姉と頭の中で会話できるようになることがわかり、姉と二人三脚で日常を送るようになる。
最初は姉に頼り切りだった実加も、友人やボーイフレンド、両親とともに色々な体験をし、成長していく。
身の回りで色々な事件が起きすぎじゃない?というくらい盛りだくさんだけど、それを受け入れながら生きていく人間の強さのようなものを感じた。悲しくつらい経験をしたからこそ、同じような経験をした人の気持ちがわかるようになった実加の成長が感じられた。ラストの終わり方も良かった。
Posted by ブクログ
高2の千津子と中2の実加は、同じ私立の女子校に通っているふたり姉妹。
登校中のある朝、姉の千津子は交通事故に巻き込まれて亡くなってしまう。
娘の死を受け止められず始終ぼんやりとして、悲しみ落ち込んでしまう母治子。
お姉ちゃんが好きだったピアノは続けようと思った実加は、ピアノレッスンに向かう途中で男に襲われそうになる。
その時から、実加には、優秀でしっかり者だった姉千津子の囁き声が聴こえるようになる。
姉は実加のことをいつもそばで見守ってくれているのだ。
「千津子は、実加の中で、生きている。」
大島弓子さんのカバーイラストに惹かれて読んでみましたが、とても面白かったです。読み進めていくうちに懐かしさもこみ上げてきました。
赤川次郎さんを読むのはもう何十年ぶりでしょうか。
ミステリーだけでなく、このようなファンタジーも書かれていたとは知りませんでした。
姉を失った悲しみを乗り越えて成長していく実加の、波乱万丈な人生のゆくえは…。
続きが気になります。
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