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お姉ちゃんは高校二年までしか生きなかった。でも、私が来年高校一年になり、二年になり、三年になったら、私はお姉ちゃんの歳を追い越してしまう。それでもお姉ちゃんは、ずっと私の中にいてくれる? 死んだはずの姉の声が、突然、頭の中に聞こえてきた時から、千津子と実加の奇妙な共同生活が始まった……。妹と17歳で時の止まった姉。絶対泣ける、二人の姉妹のほろ苦い青春ファンタジー。
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Posted by ブクログ
続編「いもうと」が出版されることを知って、大林宣彦監督の映画は見ていたが原作を読んだかどうか不確かだったので読んでみた。小説の光景が映画の場面場面として浮き上がってきた、映画の出来がすこぶる良かったのだろう。先日横山秀夫の「影踏み」を読んだところで、兄弟姉妹の人格が宿るというテーマが同じで、テーマと...続きを読むしては赤川次郎の方が早そうであるが、こういうテーマは昔からあったのだろうか、現在でも同じような物語を散見する。近々続編「いもうと」を読む予定であり映画の方も再見したくなった。
すらすらと読みやすかった。 主人公の周りに起きる出来事が波乱すぎた。小説だからか、とも思うけど。 読み終わると少しの疲労感を感じたが、悪くない。 主人公はとても強いし、温かい。
中高生時代に読んだのだと思う。しばらく新潮文庫の100冊に入っていた時期に手に取った記憶がある。古本で買ったからか、表紙がこれとは違っていたけど。 内容は忘れてしまったけど、淋しい話なのに心にじわっと染み入る良い本だった。
何十年かぶりに読んでみる。 高校生当時に読んで、映画も見た。 赤川次郎は当時から軽い文体でそれほど好きではなかったが 本作は少し違うパターンで 映画も良かったので ハードカバーで買って持っていたのだが 今回探したけど見つからなかった… 大人になって読み返してみると、かなりの読みやすさ。 ジュブ...続きを読むナイルといってもいいくらいだ。 今だったらラノベ? とはいえ 姉の死、母の心の病、帰り道での暴行未遂、学校でのいやがらせ、父の不倫など かなりの不幸がふりかかる主人公、 なかなかの不遇っぷり。 映画はとても忠実に作られていたんだなと思う。 改変されていたのは 姉の想い人(尾美としのり)との関係くらいか。 頭の中で聞こえる、じゃなくて 実際に姿が見える、というのも映画ならでは。 ロケ地にも行ったが 姉(中嶋朋子)の事故現場には今も花が供えてあり、 ファンの多さがうかがわれた。 尾道に行かれる際はぜひ。 あの印象的な電柱もまだあります。
死、失踪、いじめ、自殺、浮気 全編に重い出来事がちらばっている 赤川次郎さんは『三毛猫ホームズ』シリーズにハマっていたので 推理小説家という印象しかなかったけれど 談話室でこちらをみつけて、久しぶりに手に取りました^^* 文章の読み易さは変わってらっしゃらない ( *´艸`)ウフフ しかし、涙ぐん...続きを読むでしまうので、通勤電車の中や仕事場の休憩時間に読むのはおすすめできないわ (´;ω;`) 大林宣彦監督が映画化していたのね そういえばうっすら思い出したかも・・・ 大林宣彦監督の尾道映画とても好きだった♡
原作も映画も共に名作です。 姉に比べ何もかも不器用な妹が 事故で姉を亡くし、その姉の幽霊と共に成長していく。 元々は大林監督の映画で知り、 気になって、若いころに読んだ。 数年経って、もう一度読み直したくて購入。 赤川さんてミステリーのイメージが強すぎるけれど こういうハートフルな作品も良いね。
とんでもない設定だけど軽いテンポで話しが進むので流れるように読めます。 自分語りが苦手な人には読むのがつらいかも。 内容は交通事故で亡くなった姉との交流で妹が成長を遂げていく姿を描き、最初に読んだときは中学生だったため感情移入してときめいたり泣いたり共感も多かったです。 娘がそんな年頃になり再読し...続きを読むてみると、危なっかしいしギョッとする展開もあり、印象がとても変わりました。
姉を亡くした妹 いつまでも姉の死を引きづっている母 父は赴任先で秘密めいた行動 妹は頭の中に死んだ姉からの声で 成長していく 家族の絆 青春と話の展開に一気に読めました 赤川次郎は2冊目です
初めての赤川次郎作品。最初から姉が交通事故で亡くなってしまうという展開には少々驚いたが、心の中での姉の声とともに成長する実加の姿に、完全に感情移入しながら読み進めた。 だが、実加の父親は出張先での部下と不倫、家族の仲に軋轢が生じ、父親は不倫相手と共に出ていってしまったのだろう。最後、姉の声が聞こえな...続きを読むくなってしまうシーンは本当に胸が傷んだ。
高2の千津子と中2の実加は、同じ私立の女子校に通っているふたり姉妹。 登校中のある朝、姉の千津子は交通事故に巻き込まれて亡くなってしまう。 娘の死を受け止められず始終ぼんやりとして、悲しみ落ち込んでしまう母治子。 お姉ちゃんが好きだったピアノは続けようと思った実加は、ピアノレッスンに向かう途中で男に...続きを読む襲われそうになる。 その時から、実加には、優秀でしっかり者だった姉千津子の囁き声が聴こえるようになる。 姉は実加のことをいつもそばで見守ってくれているのだ。 「千津子は、実加の中で、生きている。」 大島弓子さんのカバーイラストに惹かれて読んでみましたが、とても面白かったです。読み進めていくうちに懐かしさもこみ上げてきました。 赤川次郎さんを読むのはもう何十年ぶりでしょうか。 ミステリーだけでなく、このようなファンタジーも書かれていたとは知りませんでした。 姉を失った悲しみを乗り越えて成長していく実加の、波乱万丈な人生のゆくえは…。 続きが気になります。
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