赤川次郎のレビュー一覧

  • 三毛猫ホームズの十字路

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    友人が恋人に分かれを告げる場に付き合った晴美。しかし恋人は彼女の部屋に爆発物をしかけ巻き込まれた晴美は目が見えなくなってしまう。入院した病院にはかつて片山が逮捕した男が…。更に恋人の母親は晴美を狙い病院に侵入する。母親を追う片山のたどり着いた団地では、子供を狙った不可解な事件が多発し、爆破犯の姉が死体で発見される。

    とにかく事件が多い。終盤までは中々良い感じで進んで楽しく読めた。終盤はやっぱり事件や登場人物が多すぎて少し萎んでしまった印象。しかし恋人にフラレて爆破犯になるって展開は凄い(笑)

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    2025年09月19日
  • 三毛猫ホームズの茶話会

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    ネタバレ

    大企業〈BSグループ〉代表が事故死、その座を継いだ妻も毎月恒例の夕食会中に拳銃自殺。ドイツで貧乏暮らしをしていた代表の娘・咲帆が後を継ぐことに。しかし帰国早々何者かに襲われる。

    拳銃自殺とか急な展開は多いけど、色々気になる話も多く楽しく読める。この辺りの時期のシリーズはかなり色々な事件が詰め込まれていて、結構楽しく読める。

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    2025年09月19日
  • 怪談人恋坂

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    幽霊の恐怖を前面に押し出すのではなく、一つの家族に潜む“忌まわしい人間関係”を描いた作品です。
    家族の中に澱のように溜まった怨念が、やがては血縁を越えて周囲へも広がっていく。
    その連鎖は読む者にじわじわと迫る不気味さを感じさせます。
    ホラーであっても赤川さんらしいミステリ部分が
    最後まで不穏で不幸です。

    ここにあるのは単純な怪異の恐怖ではなく、「愛情や人恋しさ」の歪んだ形。
    赤川次郎らしい軽妙な語り口のなかで、逆にその情念の濃さが際立つ一冊です。
    “怪談”とは、必ずしも幽霊の出現ではなく、人間内に潜む闇でもあるのですね。

    解説は、先日レビューした『パラサイト・イブ』の著者・瀬名秀明氏による

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    2025年09月18日
  • さびしがり屋の死体

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    家の本棚を調べると赤川次郎本が6冊見つかった。赤川次郎の流行りが終わった頃に、頂き本で30冊以上は読んだ記憶はあるのだが...この手元に残った本は既読なのか未読なのかすら分からない。

    まずは1冊読んでみよう。5つの短編はそんな上手いこと話しが進むのかって、雑誌感覚でミステリーをパラパラめくる感じでやっぱり赤川次郎してる。

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    2025年09月12日
  • ふたりの恋人

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    めちゃくちゃすぐ読み切れる。昔からよくある(?)話みたいな気がして、特に巧妙なトリックもなく至ってシンプル。と思ったら、この話が最初に書かれたのが1980年らしい。まさに主人公の水田信一はその昔の女たらしのイメージぴったりで、令和にこんな男が主人公ってなかなかないな〜と思った。

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    2025年09月12日
  • 新しい法律ができた

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    『黒猫を飼い始めた』のシリーズ。「新しい法律ができた」で始まる掌編がたくさん入ってお得。

    圧倒的に面白かったのは白井智之「ぜんぶミステリのせい」
    こんなにソフトな話書いてここから入る人いたらどうするつもりなんだろう。この短さで犯人当てに挑戦してミステリに向き合ってて好き。
    大沼紀子「もう、ディストピア」も反転がうまくて面白かった。
    五十嵐律人「革命夜話」はさすが得意分野って感じでこれがラストで締まってよかった。

    退屈する話も特になく、各作者の色が出ていて軽く読むのによかった。赤川次郎の赤川次郎らしさたるや。
    『異セカイ系』の名倉編が参加してて嬉しかった。また長編書いてほしい……!

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    2025年09月09日
  • 新しい法律ができた

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    「新しい法律ができた」という同じ書き出しから始まるアンソロジー。作家によってさまざまなストーリーが生まれて興味深い。読んだことのない作家さんが今回はとくに多くて、新しい出会いがあったのがうれしい。とくに好きだったのは「ルパちゃん」「つるべを取られて」「虚法」「ネーミング」「もう、ディストピア」「ショートケーキの夜」かなあ。

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    2025年09月06日
  • 三毛猫ホームズの推理

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    売春を行なっていたと思われる女子大生が殺され、その後も次々と事件が起こる中、片山刑事と三毛猫のホームズが事件の謎を解き明かす、長寿シリーズの第一作。

    数十年ぶりの再読。
    今時、赤川次郎を読む人はなかなかいないのかもしれないが、初期作品は本当にびっくりするくらい良く出来ている。
    ほぼ全ての登場人物が事件の中で何らかの役割を果たしており、全てのピースがピタリとはまる解決はお見事。密室の謎解きもなかなかユニーク。

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    2025年09月05日
  • キネマの天使 レンズの奥の殺人者

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    赤川次郎は読みやすくてテンポよく読める。

    犯人がもっと動機が濃厚かと思ったけど、割と軽めだった点はあんまり腑に落ちなかった。
    アヤコのいい人だけど損をする性格が少し胸が痛い笑

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    2025年08月26日
  • 三毛猫ホームズの無人島

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    「三毛猫ホームズの放火」
    「三毛猫ホームズの無人島」
    「三毛猫ホームズの雪合戦」
    「三毛猫ホームズのキューピッド」

    短編集は長編よりもエライ展開になることが多いけど、この短編集は分かりやすいけど割りとちゃんとしている。片山、晴美、石津、ホームズのやり取りが楽しくて良い。

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    2025年08月21日
  • 新しい法律ができた

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    25人の短編。「新しい法律ができた」から始まる物語。奇抜な発想の話し、よくわからん話し、いろいろあったけど、「もうディストピア」殺人が許されていた日本に殺人罪ができてから、みんなが殺人を恐れなくなり言いたいことを言い始めた、と言う怖い話し、面白かった。

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    2025年08月21日
  • 暗殺

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    ネタバレ

    暗殺のタイトルに暗殺者にスポットがあたるスパイとかの話しを想像したが違った。最後は暗殺者も人間と思わせる場面がでてきて依頼者がいることを匂わせる。

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    2025年08月15日
  • マリオネットの罠

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    ネタバレ

    中学生の頃に赤川次郎さんの作品にはまり、ミステリを中心に毎月10冊ほど読んでいた。氏の読みやすく、冒険活劇を感じさせるほど目まぐるしく展開する作風が好きだった。今回約20年ぶりに、サスペンスの最高傑作とも評される(らしい)氏の本作を手に取った。結果としては、、、期待を下回った。
    「大して魅力がないのに出会う女性に次々好意をもたれて便宜を図られる男性キャラ」や、「やけにハツラツで一途で勇敢で誰にとっても魅力的な女性キャラ」の描写と存在に違和感を覚えて入り込めない。中学時代は気にしてなかったけど、氏の作品ってそういう様式美だったなあと思い出した。成人してから読むと、氏の願望が色濃く反映されているよ

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    2025年08月16日
  • 三毛猫ホームズの茶話会

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    BSグループ会長の笹林が事故死してから1ヶ月、その任を引き継いだ妻・彩子も自殺してしまった。笹林の遺言で新会長に就任したのは笹林が結婚前に他の女性との間にもうけた娘・川本咲帆だった。ドイツから帰国した咲帆が空港で何者かに襲われる…。

    登場人物が多く話も色々入り交じっている。相変わらず突っ込みどころばかりだし、真面目に読んでると色々腹が立ちそうだけど、なんとなく読んでいて楽しくてシリーズを続けて読んでしまう。

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    2025年08月13日
  • 余白の迷路

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    ネタバレ

    70才男性が主役。近所のベンチで殺されたホームレスは知り合いだった。ありそうで無さそうでありそう。事件を取り巻く人物と出会い昔を思い出しながら真相を探っていく。

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    2025年08月12日
  • 三毛猫ホームズの歌劇場

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    ピアノコンクールで1位をとった女性がウィーンで行方不明に。同じくウィーンにやって来ていたホームズ一行はまたもやトラブルに巻き込まれる。やがて片山らがオペラ観劇中に殺人事件が発生。被害者は行方不明になった女性の恋人だった。

    軽く楽しく読めるシリーズ。
    今回はあまり無茶苦茶な登場人物がいなかったので、その辺は物足りない。

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    2025年08月09日
  • 三毛猫ホームズの歌劇場

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    ネタバレ

    ピアノコンクールで1位をとった女性がウィーンで行方不明に。同じくウィーンにやって来ていたホームズ一行はまたもやトラブルに巻き込まれる。やがて片山らがオペラ観劇中に殺人事件が発生。被害者は行方不明になった女性の恋人だった。

    軽く楽しく読めるシリーズ。
    今回はあまり無茶苦茶な登場人物がいなかったので、その辺は物足りない。

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    2025年08月09日
  • マリオネットの罠

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    展開が多い。後半の時間を書かれているシーンは緊張感がある演出でよかった。事件を扱うドキュメンタリーのようだった。

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    2025年08月07日
  • 三毛猫ホームズの感傷旅行

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    三毛猫ホームズシリーズの第12弾。短編集。
    謎の女性に「いろいろお聞きにならいのね」に対し片山が「人はみな事情を抱えているので」という会話が印象に残った。
    一時このシリーズを沢山読んだが、今読んでみるとまた違った角度で楽しむことが出来た。

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    2025年08月02日
  • 新しい法律ができた

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    新しい法律ができた。の書き出しから始まる、数十人の著者のショートショート集。
    AIの発展に伴う近未来的な法律から、ラーメン禁止法など、多様で面白い。

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    2025年08月01日