【感想・ネタバレ】三毛猫ホームズの四捨五入のレビュー

あらすじ

N女子学園にやってきた、時期はずれの編入生、棚原弥生を見て、担任の竜野は激しい衝撃を受けた。その仕草や表情が、20年前の彼女に似ていたから……。弥生に両親はいない。母は5年前に他界し、そして父は4ヶ月前、あの片山刑事を狙った銃弾で不慮の死を遂げていた──。N女子学園での不穏な情報を得た片山は、弥生と再会する。弥生の周辺で次々と起こる事件に、三毛猫ホームズの面々が立ち向かう! シリーズ第32弾。

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ネタバレ

試験の点数が4で切り捨てられ、年齢が5できりあがる。
四捨五入のねたは、最初と最後に現れます。

登場人物

竜野康夫
賀川涼子
伊東清美
萩野啓子
棚原弥生
弓削春夫
棚原薫
清川昌子
倉田靖子
弓削貞子
竜野信代
(倉田千草)
中村克士

片山晴美
片山義太郎
石津 刑事
児島光枝
栗原 課長

話はそれなりに読み進めれました。
いったい、誰が誰を殺したか。
何が死因か。
読み終わって、すぐには思い出せなかった。

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2011年08月07日

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ネタバレ

三毛猫ホームズシリーズ第32弾
女子学園で殺人計画の情報を受け、片山刑事が担当となった。
学園の理事長が殺され、事件を調べる片山や晴美にも危険が及ぶ。

何作かこれまでに読んだが、女子学生の売春とか愛人とかそういう話が多いなとおもった。時代なのかなという感じ。
最近の赤川次郎先生の本も読んでみたい。

理事長が悪いやつだった。そんなことしてたら恨まれるだろという感じ。
思わぬ親子関係もあり、結末はおもしろかった。

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2025年03月22日

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定期的にホームズと片山さんに会いたくなってしまう。

ストーリーは政界を巻き込んだ壮大なサスペンスなんだけど
その物語を楽しむというよりかは
片山家・石津さんのわちゃわちゃが欲しくて。

ストーリーは面白いんだけど
メインのキャラ立ちのほうが目立ってしまう。それが赤川次郎。

またたまにホームズに会おっと!

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2023年06月07日

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この作品を初めて読んだのは小学生の頃だったのですが、教師との駈落ちストーリーに当時ドキドキしていたのを覚えています。

テンポの良さと、適度なミステリーと、コミカルな片山と晴美の掛け合いが面白くて読みやすかったです。

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2022年06月09日

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この話、他の作家さんが書いたらもっと後味の悪いラストになったんじゃないでしょうか。作家さんによるけど。要約するとロリコン野郎が保身のために殺人を犯していたわけですが、赤川さんだからギリギリで爽やかな終わり方ができたんだろうと思います。さくさく読める分、描写が薄いのが残念です。有能な女性キャラがみんな似たような感じだし。たまにはこってりな三毛猫読みたいな。

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2013年02月09日

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ネタバレ

N女子学園に時期外れの転校生・棚原弥生がやってきた。
担任の竜野は20年前死んだ恋人そっくりな弥生に衝撃を受ける。弥生の父は4ヶ月前に片山を狙った銃弾で不慮の死を遂げていた。女子学園での不穏な情報を得た片山は弥生と再会。その後、弥生の周囲で次々と事件が…。

片山刑事が色々ハメられたり、権力を持った相手が見え隠れしたりするけど、爪が甘い…。お互いに…。

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2025年09月19日

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ネタバレ

友達が貸してくれた。

するすると読めるけれど、私には難易度が高い本だった。内容は理解できるけれど、人がたくさん死んでいくグロテスクな物語だ。それに加えて大人な描写が多めなので、少し読みづらかった。

私は弥生ちゃんが好きだけれど、貞子や信代が辛く当たるのが可哀想だった。それぞれにちゃんとした理由はあるのだけれど、それでも子供の弥生ちゃんに当たるのは間違っている。言いたいことがあるなら真正面から言うべきだ。

竜野先生と弥生ちゃんが最後逃走し、展開にドキドキしたけれど、微笑めるハッピーエンドで幕が閉じられた。

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2023年07月10日

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読みやすいミステリー。
2時間ドラマ的な。見終わった瞬間忘れるような。
でも犯人が気になって一気読み。

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2020年07月29日

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親を亡くした中学生の女の子が学校の理事長の元で暮らし始めたら、いろんな人が死んでしまう…。

動機といい、選択といい、後先考えてない登場人物ばっかりでした。理性がない、自分勝手な印象。苦手なタイプばかり。
そんな中の清涼剤がホームズです。ホームズの仕草を想像しながらニヤニヤしました。

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2012年11月08日

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N女子学園に編入してきた弥生に会い、クラス担当の竜野は20年前に引き戻されるような眩暈に襲われた。弥生は竜野が恋した女性にそっくりだったのだ!一方N女子学園で殺人計画があるとの情報を受けて、駆けつけた童顔刑事片山は弥生と出会うが、その出会いは初めてでは無かった。そして弥生をめぐり事件が次々に発生する!三毛猫ホームズ第32弾。


三毛猫ホームズの四捨五入
舞台はN女子学園でキーマンは弥生。彼女をめぐり様々な事件が発生、片山&ホームズが事件の真相追及に挑みます。しかしこの事件の前に弥生と片山は出会っています。出会いはおせっかいなあの人の強引なお見合い、ですがそのお見合い相手は弥生では無く、彼女の父薫でした!そしてこのお見合いから全てが始まっています。


今回の事件はただの殺人事件と思われましたが、次第にその背後にある闇に大きな悪が存在していることが分かってきます。女性の嫉妬、人間の悪、傲慢さ、固執、様々な負の要素が出てくる今回はなかなかヘビー寄りでした。


また個人的には何故四捨五入が題名なのだろうか?と感じました。序盤に竜野と生徒の会話で四捨五入すれば成績Bだと言うところが出て、最後に15歳は四捨五入すれば20歳という台詞で終わるのですが、この四捨五入がどういう意味があったのかを感じ取ることが私には難しかったです。


それにしてもいくら昔の恋人に弥生がそっくりであるとしても、15歳相手と肉体関係になるもんなんですかねw?意外と三毛猫シリーズではこう簡単になるかね?という恋愛模様が多い気がします。

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2012年10月21日

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「三毛猫ホームズの四捨五入」3

著者 赤川次郎
出版 角川文庫

p277より引用
“ひとりひとりの人間は、けっして四捨五入される存在ではあり
ません。”

 頭のいい三毛猫が活躍する、長編ミステリー小説。
いまいち頼りない刑事としっかり者の妹が、相棒の三毛猫ホーム
ズと殺人事件を解決します。

 上記の引用は、解説の中の一文。
どちらかと言うと切り捨てられる側に近いであろう私としては、
そのような世の中になるように祈るばかりです。
 殺人事件が扱われていますが、登場人物達の気楽な感じのお陰
であまり深刻な感じがせず、するすると読みやすいです。

ーーーーー

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2012年10月18日

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とても読みやすい!
だけど、とてもシンプルな物を
読んでる感じがする。
推理小説のワクワク感が無い様な
そっちなのか!?という
う~ん微妙な?展開はありました!
面白いとはいえないが、面白くないともいえない。
至って普通の小説でした。

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2012年07月07日

Posted by ブクログ

至って普通です。
三毛猫ホームズシリーズお決まりの、推理はほぼないパターン。
果たしてこれは推理小説と言えるのでしょうか。

結構生臭い動機でした。

私は結構最後の方まで、犯人は弥生ちゃんだと思っていたのだけれど…。
まぁどんでん返しは、弥生ちゃんと竜野先生がくっついたこと。
うん、あり得ない。
先生、犯罪だよ。

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2011年10月18日

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複雑な人間関係ながら、赤川さんらしい読みやすさも手伝い一気に読めます。サスペンスらしい意外な真相が浮かび上がってきて面白かったです。若干伏線らしい描写がほったらかしだったのが少し残念。

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2011年04月03日

Posted by ブクログ

この本は私が監禁されていた時に読んでいたシリーズの本です。

著者の赤川次郎はとても読みやすい本をたくさん書いており、
これもまたすごく読みやすく、とても好きな本の一つです。

主人公が何かの事件に巻き込まれて推理していくミステリー系の小説です。

ぜひ読んでみてください。

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2009年10月04日

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