感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2011年07月18日
三毛猫ホームズのシリーズは、最初のうち、登場人物が次々現れてくる。
いつものようにこみいった人間関係。
危険な話も、語り口が穏やかなのと、片山刑事、晴美さん、石津刑事、三毛猫ホームズの
ほんわかした雰囲気のもと、オブラートでつつまれるので読み進むことができる。
Posted by ブクログ 2017年03月13日
掏られた手帳。身代金誘拐。そして殺人。
片山たちの推理も迷走し、交錯した人間模様がさらに事態を複雑にしていく。
人の痛みをわかることは難しい。
けれど、最初から人の痛みなんてわかろうともしない人たちもいる。
良二が殺してしまった被害者もそうだ。
本当に愛情があったとしたら、やってはいけない一線が必ず...続きを読むあったはずなのだから。
エミを愛人にしていた政治家も同じだ。
好きだから、大切にしているから。それは身勝手な押しつけでしかない。
相手の痛みを知る。
簡単なようで、本当に相手の立場にたって思いやることは難しい。
生半可な人間よりもホームズは人の機微がよくわかる猫だ。
最後にホームズが見せた優しさが嬉しかった。
Posted by ブクログ 2014年03月16日
ひっさびさの赤川次郎。ひっさびさの三毛猫ホームズ。
学生の時に読んだ以来だと思う。
うおー!シリーズ42弾!!すごい!!!
片山刑事もホームズも元気でよかった。
何の文句もありません。
だって赤川次郎ですから。
だってだって三毛猫ホームズですから~♪
Posted by ブクログ 2014年01月16日
読書録「三毛猫ホームズの危険な火遊び」3
著者 赤川次郎
出版 光文社
P154より引用
“しかし、政治の世界も「金と女」だけではあまりに古くさく
なってしまった。
今はオペラやバレエに足を運ぶ方が「知的な政治家」というイ
メージを与えるのだ。”
目次から抜粋引用
“突き当たった男
妹
...続きを読む 陰謀
消失
別荘”
警視庁捜査一課の刑事とその妹、そして三毛猫ホームズの3人家
族を主人公とした、長編ミステリー小説。人気シリーズ第42弾。
入店して5分でうんざりする程の、人出にあふれるデパートの閉
店セールに来ていた主人公たち。少し休憩している時に偶然出
会った晴美の高校の友人は、一目では気づかないくらい変わって
いた…。
上記の引用は、ある大物政治家についての一文。
好きでもないのに見に行ったところで、表情に表れてしまって、
イメージは良くならないような気がしますが…。ここで内心とは
裏腹に、本当に好きであるかのような顔が出来るようでなければ、
政治の世界では上に行けないのかもしれませんね。
巻末に2009年2月28日時点での三毛猫ホームズシリーズ作品リス
トがついており、過去作を購入するのに便利そうです。
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Posted by ブクログ 2012年11月19日
若造がお金が必要になって狂言誘拐をしようとするお話。
お金が必要な理由は同情を感じるものでした。それはさておき、ホームズが全然活躍していません。ホームズの動向が気になってこの作品を読んでいるのに。
あと、晴美の友達は訳ありが多すぎる気がします。平凡に幸せに暮らしてる友人は居ないのかな?
作品自体はサ...続きを読むクッと1日で読み終わりました。
Posted by ブクログ 2010年04月30日
とりあえず活字を追いたくなって1冊。
晴美さんが石津刑事を
「付き合っているみたいな関係」と認めていて
おやっと思ったのですが
あのふたり付き合っているんでしたっけ^^
秘密の女殺し屋をひっぱるだけで
1冊書けそうですよね。
和製スミス夫婦みたいな。
そんなことを感じたりもしました。