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Posted by ブクログ
何十年ぶりに読んだ三毛猫ホームズの一作め。改めて読むと、全然シリーズ化を意識していないのがハッキリとわかる。密室トリックや、女子大での人間関係から二重三重に張り巡らされた伏線による意外な犯人。そして、一匹の猫が主人公の刑事をさりげなく手助けをしまうことになるストーリーは今読んでも思いがけないもので、本格的なミステリーにちゃんとなっているのがとてもいい。片山刑事のちょっと頼りなくお人好しなところにホームズが助けに入る余地があって、そこが良いコンビとして生きている。シリーズ化になるのも頷ける。ユーモア・ミステリーという新境地を切り開いた赤川次郎作品の中でも絶対に外せない一冊だと思う。これを機会に最新作と交互に古いものも読み直していきたい。それと、本シリーズは光文社と角川から文庫が出版されているが、やはり光文社が本家のはず。カバーも永田力さんの初期のイラスト、新装版では岩合光昭さんの猫の写真、こちらで揃えたいと感じるのは私だけてはないと思いたい。
Posted by ブクログ
<あらすじ>
女性が苦手・血が恐いの片山刑事は上司の頼みでとある女子大へ。
そこの女子寮で起きた殺人事件に関係している「売春」のことについて気になることがあるという、教授・森崎の話を聞きに行くことが目的である。
猫のホームズを従えている森崎と話した後、彼は女子寮の張り込みをすることになるのだが・・・。
とにかく。
ホームズが可愛い!!!
この小説は少しファンタジーの要素が入っていて・・・という勘違いをしていたのですが、ホームズって・・・猫なんですねぇ…喋りだしたりするものかとばかり。
最近猫を飼いたい!いっしょに暮らしたい!と憧れている私にはかなり胸キュンでした。
肩に乗ってくれる猫が欲しいです。
この小説、確かに『三毛猫ホームズの~』で間違いナシです。
一体どうやって育てられて、この子はこんなに賢くなったのでしょう??
面白かったです。
でも、正直最後の章でちょっと拍子抜け?してしまったところが。
すごく面白くなってきていたのに、「え~??」という気分になってしまったんです。
以前、赤川次郎さんの本を一度読み、他のミステリー小説にはないコミカルな作風にびっくりしたのですが、このひとの本って頭があんまり疲れないので、ちょっとお気に入り。
勿論トリックや内容がくだらない、ということでは全くなくって。
警察のひとたちの少し抜けた一面だとかが出てくるのって、他の作品には(私が今まで好んで読んだものの中には少なくとも)なかったんです。
気持ちが少しだるいなぁ、でも、ミステリー読みたい・・・な時にはまさしくうってつけ。
読みやすくって、楽しめました。
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小説・文芸
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