赤川次郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
大手観光バス会社をリストラされた町田藍は超弱小“すずめバス”に再就職。
初仕事は何と幽霊を観に行く“怪奇ツアー”。
霊感体質の藍はやはり、霊に遭遇してしまう。
5つのツアーが綴られた、霊感バスガイドシリーズの第一弾。
イラストが南Q太さんなので、思わず。
菊川怜さん主演でドラマ化もされていた本作。
“霊”、という部分で怖くて、ドラマは観なかった。
幽霊が出てくるものの、怖いだけでなく、ユーモラス。
主人公の町田藍は「私は霊が見えます!」と自分から進んで霊感をアピールしているわけではなく、最初のツアーで遭遇したことをきっかけに続々と周囲から“霊”関係を押し付けられることに。
極めて、一般的な、常識人である。
その、ひとり、テンションが高すぎず、低すぎないところがいい。
“霊感がある”という部分を除くと、主人公が一番平凡でもある。
でも、特に“霊”に対して怯えて震える、ということもなく、生きている人間に対するふるまいと変わらず接することができるあたりは主人公らしく、カッコイイ。
解説で細谷正充さんが述べられていたように、作者のメッセージがひそんでいる部分には私も考えさせられた。
読みやすく、親しみが持てる赤川次郎作品。
でも、時折、きらりと鋭い部分も。 -
Posted by ブクログ
女社長に乾杯!も後半に入ると、いよいよ事件の解明にむけて話が進んでいきます。社長となった伸子は、その、みんなを想う気持ちが社員に伝わり、会社は徐々に業績を伸ばしていくが、間違えて社長となった伸子は運命が正しい方へ向いたとき、あっさりと社長のいすを返すことに。その潔さが、かえって社員たちの心を動かすけど・・。その一方で起こる殺人事件。最後は意外すぎる犯人にびっくりしてしまいますが、あとから考えると、なるほど~と想いました。伸子のような人が社長じゃなくても、上司だったら安心して仕事が出来ますよね。純子はもちろん同僚にするより、友達にしたいね。(同僚だと、上手に残業頼まれそう!)純子の母もいい味だしてます!