あらすじ
スクリプター・東風亜矢子。
ベテランの多い映画業界ではまだまだ若手。
人気映画監督が率いるチーム-正木組-で、現場全体を冷静に眺めることができるスクリプターゆえに、トラブル解決に奔走する日々だ。
職人気質のスタッフたちと、強烈な個性をもった役者たちと共に取り組む新作撮影もこれからが佳境――という最中、アクションシーンに欠かせないスタントマンが刺殺されてしまう。
一体誰が、何のために!?
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
スタントマンの安井が殺される所から始まる。主人公は映画監督の女房役と言われるスクリプターの東風亜矢子。
映画の関係者として亜矢子は何度も危険な目に合うことに。
赤川次郎さんの作品は派手さはないけど、物語も分かりやすく読みやすいので、ついつい手にとってしまう。
赤川次郎さんの作品に登場する女性は、好奇心旺盛な魅力的な女性が多いなと感じます。
Posted by ブクログ
赤川次郎は読みやすくてテンポよく読める。
犯人がもっと動機が濃厚かと思ったけど、割と軽めだった点はあんまり腑に落ちなかった。
アヤコのいい人だけど損をする性格が少し胸が痛い笑
Posted by ブクログ
他の方が書いた通り、人が殺されたのに終始軽快な感じで撮影現場の様々なトラブルをスクリプターの亜矢子が解決していくストーリー、ミステリーよりも仕事小説?的な感じでした。肝心な犯人を明かすところも何故か全く緊張感がなく、これで終わり?とハテナだらけ。監督正木の亜矢子への態度とか大和田さんの女好きのくだりも昭和くさくてあまり好きではなかった。
でもスクリプターの仕事と撮影現場について知りたい方には読み応えがあるかも。