【感想・ネタバレ】ふたりの恋人のレビュー

あらすじ

水田信一には恋人がふたりいる。金持ちの娘で何不自由なく暮らす関口麗子と、病気がちな母親のためにレストランで働く相川広美だ。ある日、麗子が乗った車が海辺で事故を起こし、麗子は死亡。事故死と思われたが、彼女の首には何者かに絞められた跡があった。知らせを聞いた真一は驚くが、彼の親友・柏木忠男から、広美が行方不明になっていることを知らされる。さらに、広美の母親は何者かに殺されていた。殺害された恋人と、姿を消した恋人。彼女たちに何があったのか。真一と忠男は事件解明に乗り出すが、重要人物として警察に目を付けられ、刑事に追われることに。さらにふたりの命を狙う謎の殺し屋まで現れて……。著者の代名詞、傑作ユーモアミステリー開幕!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

あらすじ

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女性関係にだらしないが何かといつもツイてる水田信一と、真面目な性格だがどっちかと言うとツイてない方の柏木忠男。信一が付き合っていた女性の1人が殺され、1人が失踪したことで物語が動きだす。途中、何者かに襲われながらも真相解明に向けて2人で(主に忠男)犯人を足取りを追っていく。

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感想

まず最初に出てきた感情としては、ただただ信一のいい加減な人間性にイライラしていた。私の周りにこんな人間がいないというか、無意識に寄せ付けていないと思う。だからこそ、物語が進む上で切っても切り離せない水田信一にイライラした。

物語全体としては、ところどころ怪しい部分が散りばめられており、登場人物もそれほど多くはなく、ミステリー作品素人としては推察しやすい、かつ読みやすい作品であった。

一つ気になっていることをあげるのなら、相川広美のバイト先に電話をしてきたのはおそらく関口麗子だと思うが、バレないのだろうか?いくら同年代の女性とはいえ、厳しいと思うが、、目を瞑っておこう。

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2025年05月05日

Posted by ブクログ

めちゃくちゃすぐ読み切れる。昔からよくある(?)話みたいな気がして、特に巧妙なトリックもなく至ってシンプル。と思ったら、この話が最初に書かれたのが1980年らしい。まさに主人公の水田信一はその昔の女たらしのイメージぴったりで、令和にこんな男が主人公ってなかなかないな〜と思った。

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2025年09月12日

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