【感想・ネタバレ】さびしがり屋の死体のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

推理小説の傑作選

さびしがり屋の死体
長き眠りの果てに
死が二人を分かつまで
できごと
三人家族の殺人学

どれも趣向を凝らした話。

「さびしがり屋の死体」は、真犯人が明確にならないまま当事者が別れ別れになる話。
「長き眠りの果てに」は、本当の殺人者は、本人だったという話。
死が二人を分かつまで」は、夫が殺人者だと分かって警察に突き出すが、夫の帰りを待とうという話。
「できごと」は、高校の修学旅行で起きた事件の犯人は、当初の疑いとは別にあったが、その真犯人を捜したのが最初に疑われたうちの一人。
「三人家族の殺人学」は、殺人者どおしの夫婦の娘が、一番殺人に長けているという話。

どれも短編にふさわしい複雑さで、重さもある暗い話が多い。
いつも明るい話を書いている反動だろう。

暗い話をときどき書くことにより、明るい話も書けるように均衡を保っている作者の努力か、投げやりさを感じる。

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2011年09月04日

Posted by ブクログ


短編5作からなる小説

その中の一編
さびしがり屋の死体
岩本の恋人マリは岩本が死んだものと思い自殺してしまう。
しかし、岩本は生きている。
その岩本の周りで、いろいろな事件が起き始める・・
自分の側に予防としているような

もう一編
三人家族の殺人学は、実は夫婦はともに殺し屋という設定
なさそうでありそうな・・・
しかし、その娘が一番殺人に対しての才能を持っているという話。

短編がまとめてあるため、非常に読みやすい1冊。

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2018年10月28日

Posted by ブクログ

ミステリー短編集。全4編。

赤川次郎さんの短編も、阿刀田高さんに負けず劣らずおもしろい♪

・・・でも、この作品は、私好みのブラック・ユーモアが効いた作品ではなかったなぁ。単なるミステリーでした。でも、なか×2おもしろかったょ♪

『三人家族のための殺人学』は、オチもすぐ読めて、時折みかけるパターンなんだけど、それに赤川さんの絶妙な色があって好きだったなぁ★

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2009年10月04日

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