赤川次郎のレビュー一覧

  • 鼠、闇に跳ぶ

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    こんな時代小説も書いてたなんて!知らなかった!面白かったよ〜
    読みやすいし、鼠は良い泥棒だし、勧善懲悪は好き。
    短編集なのも読みやすかった

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    2026年10月04日
  • 一日だけの殺し屋

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    パーティがやたら開かれてるのは当時の時代背景か。
    単に今が貧しいだけか。
    華やかな映像が容易に浮かび、とても面白く読み進められた。短編集で、それぞれドラマ化されてもおかしくないテンポの良さで読みやすかった。さすが

    若い時に読んだ記憶をうっすら辿りながら、今読んでも本当に面白い。
    電子書籍で赤川次郎読み放題キャンペーンで貪り読んでる(^^)

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    2026年10月04日
  • 白い夜のセレナーデ~杉原爽香五十三歳の冬~

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    ヒロイン爽香が1年に1歳ずつ年齢を重ねるこのシリーズ、爽香が53歳に。
    シリーズ開始時は15歳だったのだから、なんとも息の長いシリーズ。毎年、今年は爽香がどんな事件に巻き込まれて、どんな活躍をするのか楽しみにしている。
    それにしても、勤務する会社の社長夫人に目の敵にされるというのは辛いところ。でも、爽香を知っている人は、ちゃんと分かっているからね。
    お年を重ねて健在の大女優も頼もしい。
    来年も元気な活躍を見せてくれることを期待。

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    2026年09月22日
  • 白い夜のセレナーデ~杉原爽香五十三歳の冬~

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    ネタバレ

    杉原爽香53歳!
    シリーズ開始が15歳なので、40周年まであと2年……。
    なんとか作者に頑張ってもらいたい。
    (まだまだ元気そうだが)

    しかし、田端の息子があんなクズ息子に育つとは……。
    3代目が会社を潰す、あれ、良久はもしや3代目では・・・?
    前の社長は田端の伯父だったけど。
    今更ながら真保がいないことが悔やまれる。

    そして祐子……。
    当初から一貫していけ好かないキャラではあったけど、それでもシリーズ初期からいるキャラだしそれなりに感慨はあるが、ついに堕ちるところまで堕ちてしまった。
    犯罪やぞ。
    祐子としては、元カレを切って新卒で入った会社の社長の甥とうまいこと結婚して社長夫人になったのに、憎き恋敵の爽香は自分が捨てた元カレと結婚して、私の方が格上!と思ってたのに、なんで爽香の方が幸せなの!?みたいな気持ちなんだろうな。
    まあ、大学生の祐子にとって(しかも美人でモテたろうに)、彼氏が10歳くらい?年上の人妻に寝取られるというのは屈辱だっただろう、とは思うけど。
    で、心機一転玉の輿にのったのに、爽香が夫の会社の社員になるのは想定外だったろうな。
    その辺で性格が歪んでしまったんだろうか。

    30年以上主要キャラの一人ではあったので、次作で完全に堕ちきってしまうのか、踏みとどまるのか……。

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    2026年09月09日
  • 僕らの課外授業

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    あらすじ
    ごく平凡な男子中学生が、密かに心を寄せる同級生の女子生徒をめぐる奇妙な事件に巻き込まれていく青春サスペンス。主人公は、憧れの彼女の周囲で次々と巻き起こる不穏な出来事や危険な影にハラハラしながらも、なんとか彼女を守り、真相を突き止めようと背伸びをして奔走する。少年少女の淡く瑞々しい恋心を描く学園ドラマとして幕を開けながら、事態は誘拐や陰謀が絡む本格的なサスペンス劇の様相を呈していく。しかし、読者が「中学生の日常でこんなことが起きるはずがない」と息を呑んだ矢先、巧妙に仕組まれていた舞台裏のカラクリ――劇団員たちが周到に演じていた壮大な虚構の幕が明かされ、鮮やかな驚きと爽快な余韻とともに事件は着地する。

    所感・深掘り
    中学生のころにページをめくりながら胸を高鳴らせたあの独特の疾走感と、虚構と現実が軽やかに反転する赤川ミステリーの醍醐味が、今なお鮮烈な記憶として蘇る記念碑的一作だ。

    特に心に残るのは、気になる女の子への純粋な想いと、背伸びした冒険心の眩しさだ。大人から見れば他愛のない日常の風景も、思春期の真っ只中にある少年少女にとっては世界のすべてであり、好きな子の些細な仕草や危機に全身全霊で心を揺さぶられる。危険に飛び込んでいく主人公の必死さに自分を重ね、胸を焦がしながら活字を追ったあの没入感は、まさに「物語を読む喜び」そのものの原風景だった。本を開けば教室の外にある未知の冒険へと連れ出してくれる読書の魔法を、これほどストレートに教えてくれた作品はない。

    また、「こんなわけがない」と思わせる突飛な大事件を、劇団員の芝居という仕掛けで見事に回収してみせる軽妙なプロットも、赤川作品ならではの真骨頂だと感じる。重苦しい悲劇に沈み込ませず、あっと驚く種明かしで日常の温もりへと着地させる洒脱な筆致は、若い読者の好奇心を鷲掴みにし、読書の扉を大きく開いてくれた。大人になり、どれほど複雑で重厚な文学や実用書に触れるようになっても、十代の多感な時期に初めて活字の世界に引き込まれたあの感動の原点だけは、色褪せることなく心に残り続けるのだと改めて実感した。

    日常の退屈を吹き飛ばす冒険心、人を純粋に想う心の熱さ、そして読書の原点にある純粋なときめき。

    思春期の甘酸っぱい記憶や読書の楽しさに再び立ち返りたい人はもちろん、かつて夢中になってページをめくった初心を思い出し、日々の歩みに瑞々しい感性を取り戻したいすべての読者にとって、温かな原風景として心に灯り続ける不朽の青春ミステリーだ。

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    2026年09月03日
  • 新しい法律ができた

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    ネタバレ

    推し活制限法
    日本国民に英語の勉強を義務付けへ
    つるべを取られて
    コロシヤとユキオンナ
    魔法罪
    もう、ディストピア
    自転車武装条例
    ありがとう、虎太郎
    ショートケーキの夜

    が好き

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    2026年08月23日
  • いもうと(新潮文庫)

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    ネタバレ

    【ふたり】に続き、ほぼ立て続けに読んだ。
    10年後の いもうと実加 は逞しくなっていて
    最終的には義理の【いもうと】を含めた実父やそのお相手とも打ち解けて行くという展開だった。
    これまた自分と重ね、そんな風に実父とその相手の家族を受け入れられるものなのか??と大きく疑問が起こったが
    小説の中身としてはホッとして最後にはまた お姉ちゃんの声が聞こえて終わったのでほっこりした。
    もう一人の新しいきょうだいとの続きが知りたい気もするが(笑)

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    2026年08月18日
  • ふたり(新潮文庫)

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    ネタバレ

    昔読みまくっていた赤川次郎作品だったが、
    ふと目にした【いもうと】の文字に手が伸び、
    その前にこの【ふたり】があることを知り読み始めた。
    衝撃的な始まり取ったが、
    身内が死んでしまうという自分と同じ境遇に引き込まれてしまった。
    この小説のように、
    頭の中でもいいから、死んでしまった大事な人にそばに居て欲しいと思いながら読み進めた。
    やはり赤川次郎作品は読みやすい。
    その場にいるような描写やセリフが
    まるでドラマを観ているようだった。
    さて続き(いもうと)を読むぞ。

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    2026年08月15日
  • 毒 POISON

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    実は初めて赤川次郎さんの作品読みました。
    すごく読みやすくて、面白い!
    検出不可能な毒薬があらゆる人の手に渡っていって、その結末がそれぞれ描かれています。
    個人的には刑事の手に渡った時の話が好きです。
    そんな魅力的な薬で憎む相手を殺せるなら…人の内なる欲が描かれていて抗えない感じがしました!
    これを機に赤川次郎さん作品他にも読みたくなりました!!

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    2026年08月10日
  • ふたり(新潮文庫)

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    最初の亡くなるシーンは悲しい。
    非の打ち所が無い(千鶴子)ような人でも、人には明かせない内面部分があるものだ。特に思春期には。
    むしろそういう人こそ二面性があるのかもしれない。
    誠実で家族想いのお父さんが単身赴任先で女性関係ができる その女が訪ねて来た。その女を誠実でいいお父さん(だったはず)が追いかけて行くシーンはMAX腹が立った。「なんだ オマエもかいっ!!」このお父さんもそうなのかい
    そうなった感情に自分自身で気づく。
    誠実でありたいという私の本質がそう思わせる。
    ラスト お母さんが何事も無かったような言動をするのが凄いなぁと思う。
    きっと 作者の意図と違う感情や感想を持った事で、
    本は自分を知るツールだと思った。

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    2026年08月09日
  • 三毛猫ホームズの推理

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    ネタバレ

    途中からおもしろくて一気読みしてしまった。
    読んでいてどんどん展開が進んでいくし、どこかコミカルで、ホームズと一緒に謎が解けていく瞬間がとても爽快でした。でも、ちょっと人が死にすぎたなー、笑
    ホームズはたぶんキリッとした美人な猫なんだろうな

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    2026年08月07日
  • 三毛猫ホームズの用心棒

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    ネタバレ

    短編
    「三毛猫ホームズの水泳教室」
    「三毛猫ホームズの英雄伝説」
    「三毛猫ホームズの殺人協奏曲」
    「三毛猫ホームズのいたずら書き」
    「三毛猫ホームズの用心棒」収録。
    「三毛猫ホームズの水泳教室」に幽霊シリーズの永井夕子が出ていて楽しいです。

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    2026年07月13日
  • 幽霊健診日

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    あいかわらず、デートというと事件に遭遇する2人w
    表題作、デート中に倒れてしまった宇野警部、運ばれた先の病院でも事件に遭遇したものの、倒れたのは本当に(当人の主張するとおり)貧血だったようで、何より。
    展覧会の話はちょっと人間関係が複雑だった。
    原田の大食漢ぶりは健在でほっとする。
    このシリーズも30作とのこと。まだまだ続いてくれますように。

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    2026年07月05日
  • セーラー服と機関銃

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    テンポよく起こるイベントと主人公たちの謎を解いていく様が映画映えしそうで引き込まれた。かなり色んな人たちが派手に暴れ回ってるにも関わらず作品全体としてはミステリーになってるのが面白かった。時代は完全に80年代で、現代の高校生だと思って読むと違和感を感じるくらいに登場人物全員のバイタリティが高くて驚かされた。
    最後の佐久間の言葉に背中を押された。
    「本当に確かなものは、一見平凡でつまらないものですよ」

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    2026年07月04日
  • 毒 POISON

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    赤川次郎さんの作品は初めて読んだ。ミステリーは得意ではないけれど、ユーモアがあって面白くて一気読みした。他の作品も読んでみたい。

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    2026年06月09日
  • 一億円もらったら

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    書店でタイトルだけ見て、面白そうだと思って読んでみた。
    私がもし1億円もらったら?と考えながら本を読み進めてみた。
    この本の読者は、人生においてあまり良くない時に1億円をもらうことが多い。
    だから、使い道をどうするか。1億円となると資産に回したり、土地を買ったりしそうだけど、この本に登場する人たちは、そんな単純ではない。
    だから面白かった。

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    2026年05月27日
  • ふたり(新潮文庫)

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    赤川次郎の中で初めて読んだ作品。
    10年以上前に小学生の頃読んだ作品なのに、未だに節々覚えてるくらい大好きな作品。

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    2026年02月26日
  • 三毛猫ホームズの推理

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    何十年ぶりに読んだ三毛猫ホームズの一作め。改めて読むと、全然シリーズ化を意識していないのがハッキリとわかる。密室トリックや、女子大での人間関係から二重三重に張り巡らされた伏線による意外な犯人。そして、一匹の猫が主人公の刑事をさりげなく手助けをしまうことになるストーリーは今読んでも思いがけないもので、本格的なミステリーにちゃんとなっているのがとてもいい。片山刑事のちょっと頼りなくお人好しなところにホームズが助けに入る余地があって、そこが良いコンビとして生きている。シリーズ化になるのも頷ける。ユーモア・ミステリーという新境地を切り開いた赤川次郎作品の中でも絶対に外せない一冊だと思う。これを機会に最新作と交互に古いものも読み直していきたい。それと、本シリーズは光文社と角川から文庫が出版されているが、やはり光文社が本家のはず。カバーも永田力さんの初期のイラスト、新装版では岩合光昭さんの猫の写真、こちらで揃えたいと感じるのは私だけてはないと思いたい。

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    2026年02月19日
  • 十字路

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    ネタバレ

    やっぱり赤川次郎の文章は読みやすい。
    スラスラ読める。
    現実味があるようなないような、不思議な読後感。


    久仁子はなぜ田中のことを知っていたのか。
    父親の大江から聞いていたのではあろうが、そうであるなら最初は敵対していたはず。
    いつから、田中に思いを寄せ、こちら側に寝返ったのか。

    折原の子はきっと無事だったのであろう。
    明確に語らずとも、読者に察せられるのが赤川次郎の文才たる所以。

    小難しい単語や言葉を好み、読者には分かりにくい文章を書く作家も嫌いではないのだが、やはり読みやすい文章なのに予測のつかない展開を起こす彼こそが、正真正銘の作家であると感じる。


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    2026年01月29日
  • マリオネットの罠

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    40年以上前に書かれたとは思えないほど色褪せない作品。最後の最後まで飽きさせない展開に読みやすい文体で、長年称賛される理由が詰まっている。

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    2026年01月24日