赤川次郎のレビュー一覧
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大財閥・火枝家の血縁者・山川広治が、水没した車から心中死体で発見された。偽装殺人とみて、捜査を始めた警視庁捜査一課・片山義太郎と妹・晴美、そして三毛猫ホームズたち。広治の告別式に張込み、女詐欺師・ユリカを捕えるが、その直後、火枝家を脅迫していたユリカの共犯者・杉山が殺された。火枝家には隠された“謎”がある。一方、片山を慕う広治の姉・みゆきは、“火枝家の謎”を解くために、自分と婚約するよう片山に持ちかけた。婚約披露宴が行なわれ、片山も本気でみゆきを愛しているようだったが、その夜、火枝家では奇怪な事件が…。あの女性恐怖症・片山義太郎の恋愛と結婚。
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次郎さんの作品は、中学生の頃から読み続けています。
いつの間にか主人公と目線が同化し、ストーリーの中にいるかのように思わせるのが得意な次郎さん。
今までたくさんの作品を読んできましたが、「目ざめれば、真夜中」はその中でもミステリーとしてのおもしろさが凝縮された作品であると思います。
心地のいいテンポでストーリーが展開し、そこに魅力ある登場人物が花を添えます。
誰しもが共感しうるような人物や、“自分もこうだったら”と思うほど力強く生きる人物など、様々です。
そんなキャラクターが織りなす物語だからこそ、ページをめくる手が止まらない、一気読みも辞さない作品です。 -
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ネタバレ赤川作品で一番好きなシリーズです。
一年に一度のお楽しみ。
爽香35歳。
すっかり大人です。でも、時に可愛く、時にお姉さんに。
今回はまたまた爽香の実兄がやらかして、またまた心配事を増やします。
レビューとか見てても、「こいつさえいなかったら」NO1(笑)
そんなに妹に勝ちたいのかね?
なら一千万円返してから云え!!と、爽香に変わって云いたいくらいです。
明男もいい奴になったね、あんなにのらりくらりした奴だったのに(笑)
でも私は麻生くんの方が好きです(笑)
今回は爽香の自称ライバルが登場。
でも、良いライバルでは無かった残念。 -
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ネタバレ面白い!!オリジナル作品です。
テーマは何と云うか「因果応報」
奪ったモノは奪い返される。
そんな感じがします。
良くも悪くも主人公のひとり「美香」は逞しい。
「肩ごしの恋人」のるり子を彷彿させる強さがある。
なので、おいおいこの女(怒)と思いながらも、どこかで「頑張れ」と思ってしまうから不思議。
「自分の幸せ」を何より一番に考え、これを守る為なら見つからなければ殺人だってする!と云う思考は凄い。
そしてそれを後悔せずに「にっこり笑って」
「ありがとう、あなたのおかげで私は今幸せよ」
と、云える美香。
最後にはまたさらなる試練が美香を待ちますが、怯むことなく挑む美香。
そんな女性を嫌 -
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ネタバレ赤川作品の中でホラーのジャンルでは一番好きです。
「白い雨」
乳白色のような、牛乳のような・・・。
今の壊れかけている世界では、こんな事が起こっても何もおかしくない、そう思えるくらい設定がリアル。
マザコン夫に口煩い姑に同居の嫁、ワンゲル部のもやしっ子、家庭内暴力に育児放棄の父親に出稼ぎの母親を持つ兄弟、嫁と嫁両親に好き放題にされるマスオさん夫の不満・・・。
白い雨に打たれた人は、ごくごく普通に少しの不満を持っている人々。
不満はあるけど・・・と生きて来た中で覚醒する「本能」
赤川先生のキャラクターはリアル過ぎて親近感沸きすぎで怖い。
そしてあの姑と夫は本気でムカつきます。
嫁じゃな