赤川次郎のレビュー一覧

  • 三毛猫ホームズの歌劇場
    ピアノ・コンクールで一等賞をとった女の子が、演奏会を前にして行方不明!しかし彼女には失踪する前にも謎の行動が存在した。音楽の都ウィーンにやってきた観光気分なホームズたち一行は、またもやトラブルに巻き込まれる。しかし嫌なことばかりではない?片山に嬉しい熱烈プレゼントを携え、あの子が待望の再登場!さらに...続きを読む
  • 冒険配達ノート ふまじめな天使
    挿絵がキレイ。
    赤川次郎の冒険配達ノートシリーズに魅せられた一冊。

    すごく話は短いけれど、読書のきっかけにはもってこい。
    主人公ピコタンの続きはないのかと思っている。

    がっつりの小説というよりは絵本に近い。
    人によっては千差万別だろうなぁ。。
  • 三毛猫ホームズの世紀末
    高校時代の友達である沙織が勤めているTV局を訪ねた晴美。モニター画面に映る生番組のGuestは若き天才詩人・白鳥聖人。現在若者に絶大な人気を誇る人物である。そんな聖人に声をかけられた番組参加の女子大生・石津雪子は恋に落ちてしまう。しかしその直後、謎の脅迫や同じ女子大生の殺人事件が発生する!雪子は石津...続きを読む
  • オレンジ色のステッキ~杉原爽香三十九歳の秋~
    杉原爽香のために新品で購入しました。

    旦那は元殺人犯なのに、若い女性に追いかけられている。
    妻は、仕事のつきあいで裸婦のモデルになる。
    兄夫婦をはじめ、登場人物はしっちゃかめっちゃか。

    最初から読んでいても訳分かんない。

    ひとえに爽香のやる気だけが支え。
    オレンジ色のステッキは、大御所の画家の...続きを読む
  • 若草色のポシェット 杉原爽香十五歳の秋
    15歳の爽香の身に降り注いだ悪夢は、周囲の人たちと爽香自身の持ち前の明るさで晴れたようだ。それでも、爽香は一生事件のことを忘れられないであろう。
  • 指定席~赤川次郎ショートショート王国~
    すごいすき。短編やのに深みがある。そしてどれもすっきり爽快感がある。もっと赤川さんの本を読みたい、と思わせてくれた作品。
    それにしても赤川さんは衣子さんというお名前がすきなんでしょうか。
  • 三毛猫ホームズの歌劇場
    ピアノ・コンクールで一等賞をとった女の子が、演奏会を前にして行方不明!観光気分で、音楽の都ウィーンにやってきたホームズたち一行は、またもやトラブルに巻き込まれた。その女の子、不思議なことに覆面をしてコンクールに出場したという。やがて、柄にもなく片山刑事らがオペラを観ている最中、劇場内でついに殺人事件...続きを読む
  • 振り向いた悪魔
    殺人事件の報道での行き過ぎ。
    報道でのやらせの実態。

    報道をいかに悪く書いても,批判が来ないのは赤川次郎の力だろうか。
    主人公たちの純粋さだろうか。
    お金持ちには逆らえないという世俗の悪弊だろうか。
    人を騙す悪人は悪人に騙されるという教訓かもしれない。

    由利子,旭子,香子の三人組の行動が鮮やか。
  • 指定席~赤川次郎ショートショート王国~
    ショートショート。
    ファンクラブに掲載される作品集の第3弾。
    赤川さんらしくハラハラドキドキものや、ほっこりするもの、ハッとするもののオンパレード。これら全てが、ファンクラブから募った題目にそって
    赤川さんが物語を紡ぎ出しているものというから驚き。
    この小説家は、どれだけ物語の引き出しを持っているの...続きを読む
  • 顔のない十字架 新装版~赤川次郎サスペンス劇場~
    赤川次郎の作品はいやっというほどいろいろ読み漁ったんですが、
    普段用・保存用と2冊買ったのはこの本が初めてです。

    何を書いてもネタバレになるのであえて書きませんが、
    最後の最後までドキドキします。
    そして、読んだ後に「かっこよすぎるよ。。。」と呟いてしまうと思います。
    赤川次郎を好きでも嫌いでも、...続きを読む
  • 冒険配達ノート 夢から醒めた夢
    赤川次郎を好きになったきっかけの本。
    北見隆の絵が素晴らしいし、引き込まれる。赤川次郎のドリーミーな世界は計り知れないと小学生ながら思った。
  • 萌黄色のハンカチーフ~杉原爽香三十五歳の春~
    今までのシリーズの中で最高におもしろかった。
    話の展開の仕方とかテンポの良さとか。

    謎を残したまま、次回がとっても気になります。
    明男と爽香の赤ちゃんが生まれてくるのもとっても楽しみ☆

    ホント、爽香ってスーパーウーマンだわ~!
  • 振り向いた悪魔
    第10巻を読破。

    気づけばこのシリーズももう10冊ですか…。

    このシリーズとの出会いはいつだったのか。

    高校生のころでしょうか?

    たぶんそれくらいだったんじゃないかなー、と。

    さて、駅で行き倒れていた母娘を助けたことが縁で、ある冤罪事件と関わることとなった由利子、香子、旭子の三人娘。

    ...続きを読む
  • 少年探偵と4つの謎
    私は、最初の章の真夜中のにらめっこで、中学2年生の女の子がライオンのおりの中に・・・。
    それに2章目の名探偵ハットトリックと闇真珠では、男の子が、謎をとくすごい作品です。
    さらに、3章目の砂人形おどる校庭で・・では、男の子2人が大活躍・・これは、みのがせない。
    そして、最後の章、謎小鉄研 中央線の巻...続きを読む
  • おやすみ、夢なき子
    赤川次郎のミステリー小説。
    以前、読んだ記憶があるのですが、内容を思い出す事が出来ず再読してしまいました。にも関わらず、冒頭からエンディングまでぐいぐいと引き込まれました。

    物語はと言うと、子供の頃、夢を見た事がないという二人の女性、朋余と愛子。朋余の友達で行、方不明だった亜紀子がなくなっていたい...続きを読む
  • 真夜中のための組曲
    全部で八編の短編が読めます。どれも毛色の違った面白いものばかり! 特にお気に入りなのは、「人生相談」という話です。ほんの些細なことが、大きな善意に見せかけた悪意に発展してしまう……。恐ろしくもあり、面白い話でもあります。どの話もタイプの違った話なので、ミステリーというカテゴリでひとくくりにしてしまい...続きを読む
  • 三姉妹探偵団(1)
    すごく良かった!ミステリの基本中の基本で読みやすかったしこれがお手本的な感じでしたね。ぶっちゃけ表紙につられて買った感も否めないですが・・・。
  • 菫色のハンドバッグ~杉原爽香三十八歳の冬~
    赤川さんの最も待ち遠しく思うシリーズ。今回も大騒ぎだし、次回への伏線もたくさん。どう展開し収まっていくかが楽しみ。
  • シンデレラの悪魔
    赤川ワールドでおなじみのスターなりあがり
    本当のシンデレラストーリーを楽しめます
    ほんとに
    ・・・こんなにすべてが上手く収まって
    ・・・いいのでしょうか(笑)
  • 冒険配達ノート 夢から醒めた夢
    個性的な女の子、ピコタンはいつも冒険したいとの夢を持つ快活な子。全く正反対の世界から一点を見つめると,普段は当たり前だったことが違って見えてくる。家族、友情、愛する、愛されるってことがこんなに素敵な事なんだってことを経験するのです。
     闇の中の小さな光に安心するように、極寒のなかの小さな灯火がこの上...続きを読む