赤川次郎のレビュー一覧

  • 夢みる妹たち

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    親を社長に持つぼっちゃんが夫の貞夫。
    娘の舞と一緒に別居することになる妻の涼子。
    門井家の大騒動。

    単身の家に,妻の幼い妹2人が引っ越して来る。

    同僚や,会社の女子の誤解の渦の中,
    物語はニュージーランド旅行へと展開していく。

    大騒動の笑いと涙の物語。

    映画好きの赤川次郎らしい作品だが,映画というよりはテレビドラマの台本が似合うと思われる珍しい物語。

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    2011年08月11日
  • 迷子の花嫁

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    死にそこなった花嫁
    との2編。

    亜由美と愛犬ドン・ファンの活躍が続く。

    解説を作詞家の吉元由美が書いており,赤川次郎を神と崇めるか,師匠と慕うか,強敵として敵視するか,いろいろだということを感じた。

    ひとまず神として崇めておいて,近づけたら師匠として慕い,追い抜けそうになったら強敵として敵視するのがよいかもしれない。

    西村京太郎と2大看板で,売り上冊数の記録を更新しているらしい。
    冊数が億を超えているのはこの2人との記事をみかけた。

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    2011年08月11日
  • 乙女の祈り

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    一人っ子の主人公。音楽を志す。
    父は報道関係者で命を狙われる。

    父と娘のきずなも深い。

    誰が父親かでは,なんとなく説明不足な点も感じた。
    半分くらいのことろで,結末が見えて来た。

    誰が,命を狙ったかでは,深みがある設定だ。
    想定外の依頼者だった。

    最後までわからないところがあったのは,複雑な構造の成果なのだろう。

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    2011年08月11日
  • 妖怪変化殺人事件

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    最初は本物の妖怪かと思いました.
    本物の妖怪よりも恐いのが人間だという赤川次郎一流のパロディなのだと分かりました.

    主人公の娘が、赤川次郎らしい性格なのかもしれません.
    もし、よかったら、本物の妖怪で続編を書いていただけるとうれしいかもしれません.

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    2013年05月05日
  • 幽霊劇場

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    短編4つ集めたものです。

    同情買います
    夢路はるかに
    幽霊劇場
    間の抜けた告白

    女子大生 永井夕子と、宇野喬一警部の 凸凹コンビが活躍します。
    短編なので,永井夕子の性格が1冊読んだだけではつかみきれないので,
    全巻読むのがよさそうです。

    あとがき,解説がないのが残念。

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    2011年08月11日
  • 告別

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    恐怖感が涌くものは、それほどありません。
    恐怖小説が嫌いな方でも読めそうです。

    軽恐怖小説(ライトホラー)とてもいえばいいでしょうか。
    短編7話で、すぐに次を読めば,怖くない。

    人間味あふれる、ほのぼのとした作品もあります。

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    2011年08月11日
  • 三姉妹探偵団(11) 死が小径をやってくる

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    2つの御見合いで話がはじまる。
    三姉妹のはちゃめちゃな生活描写が続く。

    赤川次郎には姉妹があったのだろうか。
    配偶者からいろいろ聞いているのだろうか。
    飲み屋でネタを仕入れるのだろうか。

    どこからどうしたら心理描写,掛け合いが生まれてくるのだろう。
    連作に疲れを知らない著者の力に脱帽。

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    2011年08月11日
  • ホーム・スイートホーム

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    標題には「スイート(甘い)」という単語が入っているのに、
    話題は全く甘くない。

    家族の危機に面しているが、次女は冷静で透明感がある。
    赤川次郎が書いたのでなければ、とても怖くて最後まで読めそうにない。

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    2011年08月11日
  • 怪奇博物館

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    赤川次郎の少年時代の経験に、よほど暗い事があるのか、
    しばしば赤川次郎の怪奇ものは読むのが怖くなることがあります。

    最初の「狼男 町を行く」は、
    ほかの殺人事件ものとさほど変わりがないような、
    一部推理も入って,標準的な赤川次郎作品だと感じました。

    怪奇ものを描けるから,根明なものも描けるのだということが分かりました。

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    2011年08月11日
  • 僕らの課外授業

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    半分以上までが「僕らの課外授業」です。残りの3分の1で、短編が3つあります。

    短編の方は、Vコース,高三コース,中一コースに掲載した軽小説(ライトノベル)風の作品です。

    幽霊話かと思われるやや恐怖小説のにおいがしますが、
    怖いのは社会か、それとも思い込んだ個人かという感じでしょうか。

    赤川次郎らしい透明感のある登場人物が救いになります。

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    2011年08月11日
  • 天使に似た人

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    天使のマリと悪魔のポチの物語。
    双子が死んだ。ひとりは天国へ,ひとりは地獄へ行く予定が,
    二人とも生き返った。

    一人は殺人鬼,一人はその殺人を止めさせようとした。

    お金持ちのおぼっちゃんのコンビニ通い。
    孤児院の存続問題。
    いろいろな人間模様が行き交う

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    2011年08月11日
  • 幽霊指揮者(コンダクター)

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    夕子と恋人の宇野警部の物語、短編集5作。

    幽霊指揮者
    私の秘密はあなたの秘密
    幽霊放浪記
    仮面の心中
    影のある男

    時には、夕子が主人公のように活躍し、
    時には、宇野刑事が活躍する。

    こんな恋人だと幸せだろうなと想う。
    女性上位が平和の根源だろう。

    指揮者の話はやや物悲しい。

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    2011年08月11日
  • 三毛猫ホームズの〈卒業〉

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    三毛猫ホームズシリーズは一度読破しましたが、しばらく読んでいないので、再度読むと新鮮な点と、なるほどと思う点がありました。
    卒業
    衣装戸棚
    招待状
    幽霊船
    噂話
    の5作品を収集しています。

    女男,親子などの関係の機微を、
    会話を通じて表しているということが、
    西上心太さんの解説を読んで再認識しました。

    卒業は映画の卒業を真似ようとした登場人物の意図と、
    著者の意図とが重なって見えてきます。

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    2011年08月11日
  • 駈け落ちは死体とともに

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    不思議なものがたりを集めた短編集。
    交換日記
    善の研究
    霊魂との約束
    二つの顔
    命のダイヤル
    遠い日の草原
    壁際の花
    駈け落ちは死体とともに
    物悲しいものが多いのは、標題作の印象によるのかもしれない。

    作品の類型はいったい何種類あるのだろう。
    定型的でないところが赤川次郎流なのだろうか。

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    2011年08月11日
  • プリンセスはご・入・学(南条姉妹シリーズ)

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    お嬢さんはついに小学校へ入学。
    母親は父母会の会長に。

    入学記念の宴会から、とてもすごい展開が始まる。

    どたばた喜劇の本領発揮。
    赤川次郎の傑作。
    南条姉妹の活躍は続く。

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    2011年08月10日
  • こちら、団地探偵局 PART2

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    子どものある専業主婦の並子と,子供がいない専業主婦の政子が,団地で久しぶりに合う。
    2人は学生時代の友人で,並子は小規模な何でも屋のような探偵を副業にしているという。

    ホームズの並子に対して,ワトソン役を政子が始める。

    次々に持ち込まれる難題を,並子があざやかに方向性を示し,
    政子を子守りやら,調査やらにこきつかう。

    ここまでがPart1での話。本書はPart2である。その他の事件を集めたもの。

    痛快探偵物語。
    できれば,もっと続編を出して欲しい。

    ところで,赤川次郎の情報源はどこにあるのだろう。

    よく女流作家の場合には,結婚や出産が経歴に記載がある。
    男性作家

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    2011年08月10日
  • ふしぎな名画座

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    赤川次郎の作品は,映画の脚本のようだと思っていました。
    赤川次郎の映画好きが,親の仕事との関係であることを,赤川次郎の手記で知りました。
    なるほどと思いました。

    本短編集は,映画を題材にした,赤川次郎の本領発揮というものです。

    引用している映画を見ながらよむのも一興でしょう。
    逢い引き
    天使の詩
    非常の町
    コレクター
    どらきゅら
    もしも
    13日の金曜日
    間違えられた男
    ローマの休日

    そして,大林さんの解説の中に出て来る
    「ふたり」

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    2011年08月10日
  • 幽霊社員

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    宇野警部と永井夕子の凸凹連結。

    週休四日の男
    幽霊社員
    行きずりの人
    我輩は忠実なり
    の4作品。

    週休四日の男は,不思議な男の物語。
    休みが4日ではなく,月水金の内縁の妻と火木土の内縁の妻にそれぞれ2日づつのお勤めの週4回のお勤め。

    短編だけに話が急展開なのが残念。

    長編に書き直して欲しい。

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    2011年08月10日
  • 我が愛しのファウスト

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    ネタバレ

    架空の人物に生まれ変わる。
    秘書は黒猫のような切れる女性。
    元妻と,契約相手の社長の娘との3人の女性に囲まれて仕事をこなしていく。

    事件を担当した刑事の物語だけで1冊の本になりそうです。

    登場人物ごとの話にして5種類だしてもいいかもしれません。

    解説もいれると629ページあります。
    分厚くて,ほかの文庫の3倍くらい会っても,
    それでも値段は2倍しない。

    長時間の旅行のときにお勧め。

    赤川次郎さんの許可さええられれば,視点を変えた作品を5つ書き上げる自信はあるのですが,

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    2011年08月10日
  • 過熟の実

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    読んでいて、赤川次郎作品に、いくつかの分類が可能かもしれないと感じました。

    1 透明感ある登場人物を中心に、あまり人を傷つけることない、面白い話。
    2 人、社会の裏を書く事により、人を傷つけるかもしれないが、登場人物の描写によって、乗り越える話。
    3 どたばたといろいろな事が起こり、結果としてどこかへ落ち着く話。
    4 数人の主人公とその取り巻きの人間関係が中心の話。

    これ以外にもいろいろな分類が可能かもしれません。

    本書を読みながら、分類しながら読むと、面白いことが分かりました。

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    2011年08月10日