赤川次郎のレビュー一覧

  • 危険な相続人 (下)

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    ネタバレ

    大金持ちのお嬢さんが、社長をしている。
    優秀な秘書がいるからだが、男女関係はややこしい。

    自分で男性を振っておいて、殺そうとする。
    これは、さぞ暗い、怪奇小説になるだろうと予測できた。

    幸い、「上」の範囲では、社長の手による殺人は発覚しなかったが、
    「下」になると、誘拐まで起きる。

    いったい、誰が、いつ、どこで死ぬのかが焦点。
    ちょっと恐いお話です。

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    2011年08月12日
  • 危険な相続人 (上)

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    大金持ちのお嬢さんが、社長をしている。
    優秀な秘書がいるからだが、男女関係はややこしい。

    自分で男性を振っておいて、殺そうとする。
    これは、さぞ暗い、怪奇小説になるだろうと予測できた。

    幸い、「上」の範囲では、社長の手による殺人は発覚しないのだろう。

    ちょっと恐いお話です。

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    2011年08月12日
  • 三毛猫ホームズと愛の花束

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    推理小説というとに、何か暗い印象がありました。
    「名探偵コナン」というアニメが、その既成概念を打ち破ってくれました。
    海外の小説では、「ココとヤムヤム」が登場する「猫が***」シリーズも、
    暗さがないことに気がつきました。

    その後、三毛猫ホームズシリーズを本格的に読み始めたので、軽妙なところが気に入っています。
    人が何人亡くなっても、重苦しく感じさせない描写方法にいところがない。

    三毛猫ホームズの超能力ともいえる行動、
    晴美さんの力強さ、明るさ、前向きなところ、
    片山刑事の何も考えないように見えるところ、
    石津刑事の食べるものしか考えないところ。
    絵画、音楽の話題ととも

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    2011年08月12日
  • ベビーベッドはずる休み(南条姉妹シリーズ)

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    登場人物に宮部という男性がいる。
    それだからではないだろうが、解説が宮部みゆき。

    赤川次郎の小説の鍵が「孤独」とのこと。
    なるほど、透明感のある登場人物は、孤独な人間には受け入れやすい。
    さすが作家の視点はするどいと思いました。

    本編は、どたばた喜劇(殺人などがあるとしても)として楽しめる。
    あかちゃんのおしっこで爆弾が爆発しないというのは、いかにもわざとらしいが、それも喜劇だから愛嬌なのだろう。

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    2011年08月12日
  • 標的は花嫁衣裳

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    標的は花嫁衣装
    仰げば尊し花嫁の恩
    の2作品。

    塚川亜由美とダックスフントのドンファンの活躍。
    脇役の面々もそれぞれ特色がある。
    友人の聡子
    母親の清美
    警察官の殿永
    恋人の谷山

    毎回登場する話題の人物たちも,変わった人が多い。
    犯罪者ばかりでなく、被害者も変わっている。
    変わった人の標本のようなお話。

    主人公の透明感ある姿勢と、
    会話で展開していく調子が特筆できる。

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    2011年08月12日
  • ぼくが恋した吸血鬼

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    どこからかやってきた吸血鬼。
    吸血鬼の妻に似た娘。その幼なじみ。その彼女。

    殺された人々と、どこからかやってきた吸血鬼が同一人物かどうかが分かりにくかった。
    なぜ殺されたのか、なぜ吸血されたのか。

    謎が多く、最後まで解決しなかったところが不満かも。

    吸血されても吸血鬼にならないというのはどうしてかも分からなかった。

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    2011年08月12日
  • 秘書室に空席なし

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    「棚から落ちて来た天使」が逆玉で,ハッピイエンドでなかったので,
    本書もハッピイエンドではないと思って読み進めました。

    歩道で年寄りを助けた小夜子。
    結婚しようとしう無茶を言い出す年寄り。

    父親が写真が趣味だからと無理矢理に賞を作って授賞式をやるあたりが,いかにもという感じ。

    半分くらいを過ぎたところで,事態が発散しそうになったのを,
    なんとなく,あわてて収束させたようなところがありました。

    いろいろ犯罪に手を染めた人たちがどうなったかは,読者の想像にまかせるということでしょうか。

    玉の輿の代表作と言えるでしょうか。

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    2011年08月12日
  • 殺意はさりげなく

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    法子と小百合の友人関係と家族をめぐる、殺意と殺人の嵐。
    法子の祖父の秘書とお手伝いの女性をめぐる確執。
    小百合の男友達をめぐる法子と小百合のつばぜりあい。

    どこに殺意があり、どこに殺意がないか。
    殺意と殺人の関係はいかに。

    いろいろな人の殺意が錯綜する。
    4年ごとに殺人を犯していたのは誰か。
    最後まで分かりにくい。

    登場人物のうち,2人が2月29日の誕生日。
    4年ごとの殺人はその日の周辺。

    老人問題と女子高生問題を問いかけるという視点もあるかもしれない。

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    2011年08月12日
  • 三姉妹探偵団(6) 危機一髪篇

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    警告しても従わずに拳銃に手を伸ばした少年を射殺した刑事。
    少年の父親は、刑事の恋人である夕里子の姉妹に刺客を送る。

    綾子は天然で、刺客を味方にしてしまう。
    珠美は毒殺されかかるが奇跡的に助かる。

    最後は直接対決だが、あえなく終わる。
    途中までは、はらはらどきどきした。

    著者も、三姉妹の誰かが死ぬことも考えたとのこと。

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    2011年08月12日
  • 七番目の花嫁

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    6回離婚または死別して7人目の花嫁かと思いきや、5人目の花嫁でした。
    7人目は、ウェディングドレスのショーの7人目とのこと。
    話がややこしい。

    もう1話は、帰らざる花嫁。
    こちらも、妹が実在するのかどうかが分かりにくくややこしい。

    いろいろ手を換え、品を変えるのが大変のようです。

    あいかわらずの亜由美とドンファンのどたばた喜劇が続く。

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    2011年08月12日
  • 結婚記念殺人事件

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    大貫警部の味方が直子とその恋人井上刑事なのか、
    直子とその恋人井上刑事の見方が大貫警部なのか、
    半々な感じの物語が詰まっています。

    四文字熟語殺人事件の後の方だと、大貫警部が邪魔者扱いされることもあります。
    それでも事件解決の重要な糸口を掴んでいることに違いはありません。

    大貫警部が結婚しているらしいことがちらついています。

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    2011年08月12日
  • 人形たちの椅子

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    ネタバレ

    企業の受付の仕事をしている女性の物語。

    工場を閉鎖して,仕事を紹介しないという事態から,一転して違う方向へ話が展開する。

    行方不明になった父を探す娘。

    事件はどこへ発展するのだろうか。

    赤川次郎らしく,社会性が薄められ,人間性が表に出た読み易い本だ。

    唯川恵が解説を書いていて、受賞したときの審査委員は親も同然との事。
    間接的な弟子から見た師匠像が浮き出て来ているよい解説だ。

    誰が赤川次郎を乗り越えられるか心配だったが,候補者がいることが分かった。

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    2011年08月12日
  • 微熱

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    「峡谷」と「ハンガー」を読んで、短編恐怖小説集かと思いました。

    「夜」で2つの話がなんかつながっていくんだろうなと思われました。

    微熱が続き、医者を代わる度に、病名が代わるという経験はないでしょうか。
    最初は、病名がわかりにくい病気の話かと思いました。

    幽霊か死神かどちらかかもしれないという謎の少女が登場します。

    次々に亡くなって行く人。

    いろいろ未解決の問題もあり、
    ちょっとご都合主義のところもあるが、
    主人公が亡くならなず、それなりに話は結末を迎える。

    赤川次郎さんに期待したいのは、過去の著作を手入れしながら、著作全集をまとめることです。
    赤川次郎著作全集を

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    2011年08月12日
  • 忘れな草

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    昔の3人を結びつける話。
    恐いと思うとよけいに恐くなる。

    赤川次郎の恐怖小説は,うすら恐いという感じだろう。
    幸せいっぱいでないだけに不憫なのかもしれない。

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    2011年08月12日
  • 紙細工の花嫁

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    ネタバレ

    紙細工の花嫁」は、やや恐ろしい話にも読める。
    それが面白い話として楽しめるのは、主人公の性格によるものだろう。

    「めざめた花嫁」は15年前の花嫁の白骨死体から始まる。
    結末はあっけないが、やや不満が残る。
    家庭教師は続いたのだろうか。

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    2011年08月11日
  • 哀しい殺し屋の歌

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    ネタバレ

    哀しい殺し屋の歌
     殺し屋だった飲んだくれている杉山に、娘が何年ぶりかに迎えに来た。
     殺し屋同士の戦いに、かたずを飲む。

    パパは放火魔
     デパートで火事があった。放火だということにしようと工作する。
     いろいろややこしい話があり、放火魔の疑いが晴れるか。

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    2011年08月11日
  • 幽霊園遊会

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    ネタバレ

    女子学生の永井夕子とその中年の恋人である宇野警部が繰り広げるドタバタ喜劇的殺人事件群。
    他人の空似にご用心
    英雄の誇り
    夢の追加料金
    幽霊園遊会
    の4つの短編。

    いずれもオール読物に掲載されていた短編から,
    幽霊園遊会だけは「冷たいパートナー」という名称だったが,
    シリーズものの幽霊をつけるために改題されているらしい。

    夢の追加料金は,純粋に人情話。

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    2011年08月11日
  • 誇り高き週末

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    ネタバレ

    赤川次郎にこれほど,素敵なおとぎ話があろうとは思ってもみませんでした。

    よく考えてみれば,やさしい性格の赤川次郎が,
    誇り高き週末
    雨の週末
    疑惑の週末
    という3本立てのおとぎばなしを書いても可笑しくはない。

    雨の週末は殺人事件が起きるが,主人公はがんばる。
    疑惑の週末も殺人事件が起き、主人公が恐れている。
    誇り高き週末は,幽霊も誘惑者も誇り高いところがすごい。

    若竹七海が解説を書いている。
    解説を読んで、赤川次郎のすごさを再認識した。

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    2011年08月11日
  • 花嫁の時間割

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    3人と同時に婚約し、同じ日に結婚式を上げる。
    常識では考えられない状況を、
    登場人物の性格描写で押し通してしまう。

    主人公の透明感のある性格が、異常事態の現実味を色づけする。

    どんな結末になるか、伏線がすこしある。

    花嫁シリーズでも異色の作品。

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    2011年08月11日
  • 幽霊散歩道(プロムナード)

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    幽霊散歩道(プロムナード)
    殺人犯,お呼出し申し上げます
    危ない参観日
    小雨に濡れた殺人
    の4つの短編集。
     
    女子大生の永井夕子と警部宇野喬一の凸凹共演。

    危ない参観日では,結末がやや分かりにくい展開なのは,
    短編だからしょうがないのかもしれない。

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    2011年08月11日