赤川次郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ片山晴美、飼い猫の三毛猫ホームズ、兄の片山義太郎刑事、兄の同僚の石津刑事の3人と1匹が主人公。
三毛猫ホームズのお節介
三毛猫ホームズの永遠の恋人
三毛猫ホームズの瓜二つ
三毛猫ホームズの遺失物
三毛猫ホームズの戦争と平和
三毛猫ホームズの引っ越し
の6作品。
「三毛猫ホームズの○○○」は、三毛猫ホームズ物語の中の「○○○」に関するお話という意味で、「の」は所有を表していない。
一番気に入ったのは「遺失物」。
刑事なのに親娘の人情にほだされて犯罪者からの依頼を聞いてしまう片山刑事。
嫌いだと言っているのに、逮捕されるのを妨害してしまう娘。
最後に「お弁当はいかが? -
Posted by ブクログ
ネタバレ2人の受験生が東京に知人をたよって、それぞれ上京する。
温水さゆり
水田智子
同じ列車で東京駅につくはずだったのに、水田智子の姿がみえない。
温水さゆりは、晴美の家に。
水田智子は、誰かが入れ替わっているようだ。
晴美の兄の刑事が、大学の不正入試と関連する殺人事件の捜査にまきこまれていく。
壮大な不正入試の物語だが、社会派小説にならないところが赤川次郎らしい。
あくまでも人間の思いと人間関係と、会話から編み出されて行く。
結末はやや物悲しいが、前向きに生きようとする若者の姿を描くところが人間不信に陥らないような予防策なのかもしれない。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ殺人か自殺か、女性が殺されている。
本当かどうか分からないが、かってに動いて筆談する。
騒霊騒動でポルターガイストという意味だとは知りませんでした。
ずっと幽霊騒動だと思い込んでいました。
晴美が、兄が警察官だという立場をわきまえずに危ない話に足をつっこみすぎるのは、晴美の超前向きの姿勢からしょうがないのだろう。
犯人が誰で,本当の被害者が誰かがよくわからないまま終局を迎える。
よく、これだけの種類の物語を書くなという赤川次郎の超人ぶりに驚かされる。
結末の説明の不十分さや、筋の角ばったところは、読者の想像で補えばよいのだと納得しておきたい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ売れない女優が、真夜中にオーディションという名目で呼び出され、
実際に存在する女性または架空の女性の振りを実生活でする。
本人に依頼されることもあるので、詐欺で訴えられることがないような配慮があるのが憎い。
危険な目にあうので、緊急避難、スタントだという言い訳も効く。
実際に、演じている人間が、他の女優のスタントにもなるという、入れ子構造もある。
赤川次郎の作品を書くときの技がいろいろ盗める作品だ。
報酬の額は、インフレがあることを想定して書いていないところが赤川次郎らしくてうまい。
具体的なことを書くと、想像力が働かないし、流行らなくなってからだと陳腐になるから。
10