赤川次郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ犯罪者が4人でてきて、どうなっているのか興味深く読み進みました。
誰が、いったい殺人をし、誰が殺されるのか、最後の最後までわかりませんでした。
父親と娘の間の隙間は、なかなか埋まりません。
娘の結婚相手も、どうも素性がわからないままです。
お手伝いさんの素性もわかりません。
わからないづくしで、人が死んでいくようです。
徳間文庫には,著者の後書きがありました。
「犯人,トリックが分かっていて,なおかつ一気に読まされてしまうような作品こそ本当の傑作だといえるだろう」
トの事。
「かく言う僕も「あとがき」先読み主義者(?)なので,先に種明かしをされて頭に来る気持ちは大変 -
Posted by ブクログ
ネタバレ子どものある専業主婦の並子と,子供がいない専業主婦の政子が,団地で久しぶりに合う。
2人は学生時代の友人で,並子は小規模な何でも屋のような探偵を副業にしているという。
ホームズの並子に対して,ワトソン役を政子が始める。
次々に持ち込まれる難題を,並子があざやかに方向性を示し,
政子を子守りやら,調査やらにこきつかう。
ここまでがPart1での話。本書はPart2である。その他の事件を集めたもの。
痛快探偵物語。
できれば,もっと続編を出して欲しい。
ところで,赤川次郎の情報源はどこにあるのだろう。
よく女流作家の場合には,結婚や出産が経歴に記載がある。
男性作家