赤川次郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ実際には犯罪行為となるようなことが、小説で書かれていることにやや違和感があります。
いくつかの殺人事件をめぐる犯人隠匿。
男の甘えは、ちゃんとした女性が指示をしないと何ともならないのか。
女性の指示が、男の甘えを助長しているのか。
とても考えさせられる作品です。
いいかげんな人間が、ちゃんとしたことができるためのきっかけと、
ちゃんとした人間が,いいかげんなことをしてしまうきっかけが、
1つのことかもしれないと感じました。
杉原爽香の英断で、結末を迎えます。
どこから、ここまでの構想が涌いてきたのか不思議な話です。
杉原莢香の物語で,一番深刻な巻なので、色は「暗黒」 -
Posted by ブクログ
ネタバレ春、夏、秋、冬という文字が付いた4姉妹の物語。
関係者がつぎつぎに亡くなっていく。
結末は、必ずしもハッピーエンドではないし、
なぜ、片山刑事がヨーロッパへ行かなかったかも理解できない。
過去の殺人事件の清算もどうするのかも分からない。
未解決の事項がやや多すぎるような感じもする。
一般に、推理小説というと、何か重苦しい感じがする。
三毛猫ホームズシリーズは、軽妙なところがよい。
人が何人亡くなっても、かならずしも重苦しいところがない。
三毛猫ホームズの超能力、活躍。
晴美さんの明るさ、前向きなところ、行動力。
片山刑事の何も考えないところ、人の良いところ。
石津 -
Posted by ブクログ
ネタバレ暴走族の抗争が主題かと思えば,結末がやや肩すかしを食わされたような気がしました。
それでも杉原爽香の活躍はすばらしい。
本書は,解説は鶴見俊輔で,短いが内容のある解説だ。
ファンクラブの事務局の方の解説も良かったが,鶴見俊輔の解説も「風土記」という大げささが嘘くさくないところがよい。
ps.
本シリーズで、ちょっと気になるのは解説が文芸評論家が多いこと。
文芸評論家の人の解説は、重複が多く,赤川次郎の経歴を書いているが、一度読めば十分で、何度も読みたくない。10冊に1冊くらいで十分ではないだろうか。100冊に1冊でもいいかもしれない。
できれば、解説は文芸評論家以外の人でお願い -
Posted by ブクログ
ネタバレ古い方から,順に新しい方に読み進んできました。
本人のさわやかさとは裏腹に、なんでも首をつっこみたがる性格は、危険を顧みないとても親だったら心配です。
高校生なのにビールを飲んでという、法律違反なところは、どう評価すればいいのでしょう。
殺人や放火という犯罪の影にかくれてしまっています。
警察官や学校教師という登場人物の狭さもやや気になりますが,学園ものとしては、こんなところなのでしょうか。
自分と似ているという、莢香の中学校の先生も、さわやかさでは、どうなんだろうと疑問に思いました。
20年以上続いていたので読む事になりました。
20年続けてみると,価値がでてくるこ