赤川次郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ栗本薫の作品には,「栗本薫」という登場人物がいる。
赤川次郎の作品に,「赤川次郎」という登場人物がいることを初めて知りました。
三毛猫ホームズはじめ,他の作品の登場人物をふんだんにとりいれて,黄金の作品と言えるかもしれません。
どたばた喜劇感もただよい,満点だと思いました。
話が散漫になっているのに,主人公のいいかげんさが一貫しているところが面白い。
締切がたいへんな編集者の実態をよくあらわしているので,他をいいかげんにしているのだろう。
文学とまでは言わなくても,あと11種類くらいだしてもらえれば,黄金の赤川次郎作品シリーズにできるような気がします。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ本作品では、結果として多くの殺人事件があったことになります、
三姉妹探偵団の第4巻を読んで、疑問に思ったことがあります。
なくなった人の一人一人の描写が、生い立ちや背景などが駄々草になっていないだろうか。
一人一人、親があり、赤ん坊の頃がある。
もう少し、丁寧にひとりづつの人生を描写してはどうだろう。
死が偶然やってくることはあるかもしれない。
しかし、一人一人の人生には、意味があったことを記録すると、本質に近づけるのではないだろうか。
三姉妹探偵団を読んでいて、少しづつ、違和感が積み重なって来たが、
本作品を読み終えて、それが、人生の描写の不完全さではないかという思いに -
Posted by ブクログ
ネタバレ「アメリカという国は己れを守るためなら他の国を滅ぼすことも辞さない国」
というずばり本質を突いたところが優れている。
どれだけの国が、アメリカの横暴に泣いたことだろう。
それを、真正面から直球で投げたところがすごい。
それでいて、最後はさらりと批判めいたことを書かないのが赤川次郎流なのだろう。
あくまで題材として取り上げただけで、社会派として書いたのではないというような言い訳。
そこが赤川次郎の可愛さなのだということが分かった。
正面から取り上げているにの、正面から受け止めてもらえないように書き終える。
これも処世術なのだと理解しました。