あらすじ
ファンクラブ会誌「三毛猫ホームズの事件簿」に、毎号書き下ろされているショートショート。会員から募集したタイトルを基に書き上げられた名品たちは、サスペンス、ミステリー、恋愛ものなど多彩なジャンルに及ぶ。そのなかから本書に収録された27編は、どれも意外な結末であなたを待ち受ける。面白さ抜群! 小説の旨みを凝縮した、贅沢かつ極上の一冊。
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Posted by ブクログ
失礼を覚悟して言うと、これが赤川次郎の作品かと思うくらい文学的な香りがします。
赤川次郎が嫌いな人に,赤川次郎の作品だと言わずに勧めるのなら、「間奏曲」を推薦します。
解説を読んだら、理解できました。
ファンクラブの会報に掲載した短文。
ファンクラブの会員が出した標題を,作品にするという恐ろしい企画。
すごい。ファンを大事にする作者の努力が伺える。
一番最後の作品は,赤川次郎の優しさと,照れと,正直さ が分かり,「とてもよくできました」という太鼓判を押したいと思いました。
「間奏曲」に出会えてよかったと思いました。
Posted by ブクログ
安定の赤川次郎だった ·͜·♡
本当に多彩なジャンルでファンタジーから
ほっこりから驚きからイヤミスまで色々
本当おもしろかった✧⁺⸜(●′▾‵●)⸝⁺✧
Posted by ブクログ
読み終わりました!
今回も色々なお話が詰め込まれていました(〃^^〃)
なかでも『一万人目のプレゼント』。。
最初はどうなることかと思ったけど、ラスト良かった。:゚(。ノω\。)゚・。
きゅんきゅんするお話もあったり
背筋がぞっとするのもありました。。ですが楽しめました♪
次の巻はどんなストーリーが待っているのだろう・・・
Posted by ブクログ
赤川次郎氏のショートショート集。ラストがちょっと怖いもの、「やられた!」と思わず唸りたくなるもの、ほのぼのとするものなど色々な話に色々なパターンの結末があり、中々楽しみながら読むことができた。機会があればこれからも色々とこの人の著作を読んでいきたいなと思う。
Posted by ブクログ
短編集もりだくさん。
よくもこれだけ話を考えられるものだ、と。
やはり作家はすごいです。
泥棒のバイト、もすごい落ちというか…彼女何者!? というか。
一番駄目なのは、高額につられて、安心して引っかかった彼?
日替わりメニューは何と言うか…屁理屈?
そんなもんです、と言われれば納得する状態ですが。
しかしそれでも通い詰めたのは称賛すべきかと。
最後にはちょっとしたミステリーが。
このページできっちり理解できる推理。
時間のない時にも読めて、よい短さです。
Posted by ブクログ
久しぶりの読書ということで軽めに読める短篇集をチョイス。
そのなかでもこれはショートショートなので、一篇が5ページくらいのお話が多く、飽きずにテンポよく読み切りました。
以前同じく赤川次郎のショートショート(確か『踊る男』)を読んだことがあって、それにはけっこうぞっとするような怖いお話も収録されていた記憶があり、印象にも残っていたのだけど、そういう意味でこの短篇集は少し印象が薄い。少なくとも、本当にぞっとするようなお話はなかったです。(かるーく怖いお話はいくつかありました)
でもとにかく飽きずに読めるので、あまり読書が得意じゃないけど何か読んでみたい人にはおすすめ。難しい表現もないので読みやすいです。