赤川次郎のレビュー一覧

  • 逃げこんだ花嫁

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    女子大生探偵,亜由美とその飼い犬ドンファンと友人聡子が活躍する。

    2つの作品とも,中学生が登場する。

    逃げ込んだ花嫁では,13歳の結婚させられそうな女の子。

    花嫁学校の始業式では,14歳で校長にさっせられてしまう女の子。

    どちらの話も突飛な設定が,女子大生探偵という突飛さと合わさって,よい味を出している。

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    2011年08月09日
  • こちら、団地探偵局

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    子どものある専業主婦の並子と,子供がいない専業主婦の政子が,団地で久しぶりに合う。
    2人は学生時代の友人で,並子は小規模な何でも屋のような探偵を副業にしているという。

    ホームズの並子に対して,ワトソン役を政子が始める。

    次々に持ち込まれる難題を,並子があざやかに方向性を示し,
    政子を子守りやら,調査やらにこきつかう。

    痛快探偵物語。

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    2011年08月09日
  • おとなりも名探偵

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    5組の名探偵が登場する。
    「三毛猫ホームズの殺人協奏曲」
    「天使の寄り道」
    「晴れ姿三姉妹」
    「幽霊親睦会」
    「マザコン刑事の大晦日」
    赤川次郎愛好者ならやみつきになりそうな組み合わせ。

    できれば、10分冊くらいにしてもらえると嬉しい。

    赤川次郎作品には、団地探偵団、四文字熟語殺人事件など、ほかにも刑事、探偵は大勢いる。

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    2011年08月09日
  • 涙のような雨が降る

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    大金持ちの孫になりすました少女。
    罪を犯した少女だが,
    おばあちゃん,ともだちとのやりとりの中で,才能と感性が磨かれて行く。
    人として成長していく様を,きもちよく見守ることができれば良いが,
    友達の父親の自殺など,さまざまな事件に巻き込まれて行く。

    お金持ちの家系の争いの中,本物の川中歩美が最後に登場するかどうかが筋道の絶好調。

    映画にしたら面白そうな題材だと思いました。

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    2011年08月09日
  • 手首の問題

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    4つの短篇集。
    かつての恩師が下着泥棒だった「手首の問題」
    だまった時間があるのを、天使が通ったという話がでてくる「天使の通り道」
    自殺するために来たホテルでのできごと「断崖」
    入水心中をしたつもりが違う事件になっていく「みれん」

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    2011年08月09日
  • 屋根裏の少女

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    父,母,姉,弟の4人家族。
    中古の家を改装して住む事に。

    家についている幽霊。
    ピアノをひくという。

    物語の展開は,4人ともに違うが,弟以外はやや悲惨。

    弟の彼女だけ,いい人で,インチキくさい。
    幽霊がピアノを弾く理由もはっきりしない。

    この2点が明確であれば,よい作品に分類できる。

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    2011年08月09日
  • 崩れる

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    自然を壊して作った5軒の家にまつわる話。
    似た話で赤川次郎の作品がある。
    後から越して来た人を虐めるという話がある。

    次々に殺人が起こり,だんだん人が減って行く。
    ニナと名前がつけられた,身元不明の女性。

    結末はやや白けるが,結局何がしたかったのかが分からない。
    小説CLUBの連載だったとのことだ。
    単行本にするときに,もうすこし手をいれて欲しかった。
    著者の責任ばかりでなく,編集者の助言も必要だと思う。

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    2011年08月09日
  • 幽霊暗殺者

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    女子大生の永井夕子と警部宇野喬一の凸凹共演の社会派。

    星をつかまえろ
    爽やかな追跡
    幽霊暗殺者
    裸で始まる物語
    の4つの短編集。

    幽霊関連のものがたりも大臣の暗殺の話まででてくる。

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    2011年08月09日
  • 三姉妹探偵団(15) ふるえて眠れ、三姉妹

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    三姉妹探偵団は、三姉妹は無事だという前提で読んでいました。
    今回だけは、三姉妹の中で、殺人へと進みそうで、ちょっと怖かったです。

    催眠術で、お母さんを殺したのは長女だと思わせられる三女。
    長女を殺そうとする三女。

    読み進むべきか、やめるべきか悩みながら読みました。

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    2011年08月09日
  • 二階の沈黙

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    恐怖小説のようであり、推理小説のようであり、焦点が絞れていない。
    子供を助けてくれた勤め人。
    なぜ仕事を辞めたのか。

    再就職して次々事件を仕掛けるのはなぜか。
    結局失敗して亡くなるのであれば、どうなのか。

    雑誌への連載だったのか、
    話が飛んで行く。

    最後は赤川次郎らしいまとめに落ち着く。
    どこでどう切り替わったのかよくわからない。

    読み込みが甘いのか、
    読者層が違うのか。

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    2011年08月09日
  • くちづけ(下)

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    地方新聞20社に連載した長編小説。上下とも300ページ以上ある。

    17歳の少女を主人公に,父親,母親,祖父との4人暮らし。
    それぞれの男女関係を中心に展開していく。

    物語は,ややありえない話が多いものの,
    いろいろあると,そういうものかとも思える。

    主人公の幼なじみ,友達の兄,近所の大学生,やくざの兄さん。
    4人の男性が主人公を好いていて,取り巻いている。

    最後は大円団。

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    2011年08月09日
  • くちづけ(上)

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    地方新聞20社に連載した長編小説。上下とも300ページ以上ある。

    17歳の少女を主人公に,父親,母親,祖父との4人暮らし。
    それぞれの男女関係を中心に展開していく。

    物語は,ややありえない話が多いものの,
    いろいろあると,そういうものかとも思える。

    殺人事件がなぜか発覚しない。

    後編の下へと続く。

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    2011年08月09日
  • 利休鼠のララバイ~杉原爽香 二十八歳の冬~

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    年に1回出る。
    主人公が杉原莢香である。
    雑誌などに連載している。
    表題が色に関するものである。
    いくつもの決まり事が成立しているが,
    最終回にはきっとどんでんがえしがあるのだろうと思う。

    ひょっとしたら,著者は、もう最終回を書いているのかもしれないという気もした。

    事件が多く,ひとつひとつが丁寧に書けていないのはしかたがないとしても、
    感情の機微が大雑把になるのは多少気にかかる。

    また、主な登場人物のプロファイルにでていない人で大事な人がいる。

    三宅舞との出会いである。
    この後,断続的に登場する重要人物である。

    それに対して,今回だけの重要人物が、弁護士の小

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    2011年08月09日
  • ホームタウンの事件簿

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    ミステリーというのは不思議という意味に取れば、
    この短編集は不思議です。

    殺人なども起きるのですが、原因や結果の因果関係に納得感がややありません。
    背景の描写が十分ではないためでしょうか。

    主人公が誰かが分かりません。
    解説には笑ってしまいました。児童文学の方が、登場人物の一人の子供の視点で、
    自分の描写が少ないことを怒っています。すごい。この人は、この作品の本質を突いている。
    決して、貶しているわけではない。不満を述べているのだが、作家を傷つけないように、
    登場人物の言葉として表現している。この解説をよむためだけでも、本書は手に取るべきだと思う。
    川島誠。一度読んでみよう

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    2011年08月09日
  • ゴールド・マイク

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    2人組の一人のあすかだけが芸能界で暗躍する事務所に採用される。
    なんども佳美との友情の危機が訪れるが、そこを助けるのが男友達の高林。

    あすかの物語でもあるし、佳美と高林の物語でもある。
    主人公たちの透明感ある性格描写は、赤川次郎らしい。

    大人の暗い社会に、若者の息吹が流れる。

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    2011年08月09日
  • 十字路

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    菅浩江の解説がよい。
    地方から東京へ出て来た人の思いが、よく表現されているとのこと。

    事件の発端の地方での話は、すこし現実味がなく、残念な感じ。

    東京での展開は、奇想天外で、天涯孤独になった人がいないのに、
    やや不思議感がある。

    全体としては、小説の質が高い方だし、未解決の問題もそれほど多くはない。

    解説がよい本は、内容もよい。
    よい解説を書く人の本は面白い。

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    2011年08月09日
  • 三毛猫ホームズの大改装(リニューアル)

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    雑誌と集合住宅の大改装を題材に、複雑な殺人事件を扱っている。
    現代社会の課題と、人間性を主題にしている。

    深刻な問題を、三毛猫ホームズという飼い猫と、晴美さんという片山刑事の妹の存在が、軽い雰囲気で題材を洗い流している。

    課題を真剣に考えることもできる。
    軽い読み物として読み流すこともできるかもしれない。

    ps.
    作者の意図は、読みきれていない。

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    2011年08月09日
  • 怪談人恋坂

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    赤川次郎作品にしては恐い部類に入ります。
    幸せ終わり(happy end)がよい人にはお勧めできません。

    9歳の少女が、16歳の姉とのかかわりが最初。
    少女が16歳になったときの、家族とのかかわりが最後。

    いつも坂にまつわる話がでてきます。
    何人の人がこの坂で亡くなるのでしょう。

    親子、姉妹兄弟、夫婦の間の軋轢を、これでもかというくらい追求します。
    最後まで生き残る人がいることだけを頼りに結末まで読み進みました。

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    2011年08月09日
  • ABCD殺人事件

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    井上刑事とその恋人の直子,井上刑事の上司の大貫警部のどたばた喜劇。
    人が亡くなっても,それほど深刻に取り扱わないところが赤川次郎流なのだろう。

    ABCD殺人事件
    真実一路殺人事件
    天地無用殺人事件
    無理難題殺人事件

    天地無用の落ちが,やや無理なこと。
    無理難題のつかみが,やや唐突で,うまくつながっていなこと,
    ABCD殺人事件の,レコードのAB面とCD(Compact Disc)との関係が本質的ではないこと,
    真実一路の千枚通しが,真実からはかけ離れていること。

    不満はいろいろあるが,大貫警部のおおざっぱな性格にくらべれば小さいことだろう。

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    2011年08月09日
  • 〈縁切り荘〉の花嫁

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    「花嫁と女神の微笑」では,大学の先生と若い女性の2つの組合わせの話が展開し,若い女性の元彼との宝くじにまつわる話がからみつく。

    「縁切り荘の花嫁」は,未婚の女性が住む縁切り荘から結婚する女性が出る話で,関係者が複雑にからんでいて,よくわからない。

    それでも,赤川次郎作品は進んで行く。

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    2011年08月09日