赤川次郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
相変わらず、赤川次郎さんの本は読みやすいから好きだ。
だが、この本の解説を読んでいて、少し嫌な事を思い出してしまった。
作中に「会話が多い」事を、とある推理文壇の長老から批判をされた事がある〜云々・・・のくだり。
会話の多用の何が悪い。謎解き辻褄合わせの何が悪い。
嗚呼、胸糞悪。
本格路線で読もうとするからいかんのだ。
回りくどい描写や、無理のある謎解きをする作家は新本格にも本格にもゴロゴロいるじゃないか。
もちろん、私はそれらの作家の作品も読むし、ミステリとして捉えているから好きだ。長老さんの本も、もちろん読んで来たぞ。
次郎さんの作品における軽さは・・・すべて会話が生 -
Posted by ブクログ
ネタバレ面白かった。登場人物がたくさん出てくるので相関図をメモに書きながら読んだ。読みやすいのでサクサク進む。視点が頻繁に変わるのは好みがわかれそう。
妻の病気の治療費で金に困っている泥棒家業の久米明日香は、喫茶店で近くに座っていた裕福な高齢女性の野々山あすか達の会話がきっかけで彼女と不思議な関係になっていく。明日香の娘あかねは風俗の客、八木の人を殺してしまったという独白を耳にしてしまう。複数の人間の関係が微妙に絡み合っていく。
一番気になったのは、なぜ八木はあんなに簡単に女性と関係を持ちそして殺すのだろうという事。まるで電車のように次々と女性を乗り換えていく。
最初はさえない裏社会の人間だ