赤川次郎のレビュー一覧

  • 三毛猫ホームズの推理

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    三毛猫ホームズシリーズの第1弾

    片山刑事と三毛猫ホームズの出会いが描かれた話。
    とある女子大生が通り魔に殺された。
    女子大生が通っていた女子大では売春組織による売春が行われている噂があり、
    片山刑事は女子大で調査を行う。

    三毛猫ホームズと出会い、ホームズの仕草や動作で事件のヒントに気づいていく・・。
    ホームズがほんとに猫で、でも賢さを感じる。
    ホームズが片山に協力するのは、前の主が殺されたときに片山のやさしさがあったあらだと思うが、人間と猫との信頼が見えてくるのがいい。
    若干片山が馬鹿にされているのも読んでいて楽しい。

    結構人間関係が入り組んでいる話だった。

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    2025年02月11日
  • 三毛猫ホームズの騎士道

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    三毛猫ホームズシリーズ。
    この作品で初めて読みました。

    こちらの作品の音楽朗読劇があり、見に行くために予習もかねて読んでみました。
    初めて赤川次郎さんの小説を読んだが、すごく読みやすくサクサク読める。
    三毛猫ホームズの騎士道は1983年に発表された小説。

    ドイツの古城で若い女性が事故で亡くなった。
    数年後、古城の主の家族から主人公の片山刑事、妹の晴美、三毛猫ホームズがその古城に招かれて・・事件が起こる。

    片山のやさしさが良い。

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    2025年02月11日
  • 三毛猫ホームズの犯罪学講座

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    ネタバレ

    ちょっと登場人物の動きや言葉の表現が昭和っぽいところはあるけど、数十年前の本とは思えないくらい楽しくサクサク読めた。ホームズの猫ならではの動きが話をリードしていて面白いし(人間にできない動きで、ちょっとずるいかも)、片山は本人の意に反して意外とモテるし、シリーズたくさんあるけれどどこから読んでも大丈夫な安心感もある。他のシリーズも読み進めてみようかな

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    2024年12月27日
  • 珈琲色のテーブルクロス~杉原爽香五十一歳の冬~

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    年に1回発売される。赤川次郎の杉原さやかシリーズ。今年は51歳の冬だった。毎年毎年読んでいるけど、今回は登場人物が多すぎてごっちゃになった。この杉原さやかシリーズを読み続けて20年になる。現実の時間軸と同じように、杉原が毎年歳を重ねていくのが面白い。そしてその子供たちも大きくなっていくのが面白い。

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    2024年12月19日
  • 珈琲色のテーブルクロス~杉原爽香五十一歳の冬~

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    気が付いたら、このシリーズを毎年、楽しみにしている自分がいます。
    駅で落とし物を渡した女性が後で殺されてしまうという序盤のストーリー。
    登場人物たちも毎年歳をとっていきますが、自分も年を取ることで、等身大の爽香に出会えることはやはり嬉しい。
    子供の珠実も母顔負けの推理に目覚めて行く。1作目を読んでいませんが、いつか時間ができたら、最初から読み返すのも楽しそうですね。

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    2024年12月06日
  • 忙しい花嫁

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    ネタバレ

    『花嫁シリーズ』の1作目。
    昔に読んだはずだったが見事に全て忘れており、初見の様に楽しめた。
    色々な事件を鏤め、最終的に真犯人と事件の真相を明らかにする手法は見事であったがメインの事件に関係していると思わせた事件が実は偶然に起こったものでしたはちょっと反則かとは思うが、それを差し引いてもまずまず楽しめた作品であった。
    真犯人はそれとなく想像はしていたが、赤川作品らしい展開であった。今後、亜由美がどのように立ち直っていくのか楽しみである。頑張れ、亜由美‼

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    2024年12月04日
  • 三姉妹探偵団(1)

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     突然家が何者かに放火され、焼けた家から女性の死体が出てきて、その犯人が父親であるという濡れ衣を晴らすために三姉妹が奮闘する話で、犯人の予想はついたけど読みやすい文体や生き生きとした登場人物が魅力的で、ミステリー初心者へのお勧めにピッタリだと思った。

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    2024年12月01日
  • 三毛猫ホームズの駈落ち

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    ネタバレ

    片山兄妹と名前が一緒で12年前に田舎から駆落ちしてきた片岡義太郎と山波晴美の周りで起こる事件の数々。
    凶器の類似性や財産目的などといった伏線から犯人が1人かと示唆しつつ最初の事件の意外な真相、
    父親たちが12年経ってから義太郎と晴美を探し出した理由など様々な要因が絡んだストーリーであった。
    最終的な黒幕の動機はスタンダードであったが、それまであまり大きな役割を果たしてなかった秀二郎の恋人が絡んでくるのは良い展開だった。

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    2024年11月17日
  • 三毛猫ホームズの狂死曲

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    本編の中で死亡事故が複数起こるが全てが繋がっているようで、結果として別々の展開であった。
    その顛末を後半数ページで一気に回収していく所は見事であったと思う。
    やや展開的に強引な面も無かったではないが、読者にとっては概ね自然に受け入れられたと思う。自分は最後まで犯人と動機が分からず、後半の謎解きは楽しめた一人である。

    片山は相変わら主要な女性登場人物に惚れられ、最後には振られる?展開はお約束ではありながら、同性としては羨ましい限りである。

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    2024年11月13日
  • 三毛猫ホームズの推理

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    三毛猫ホームズシリーズ第一作目。
    血と女性が苦手な片山刑事。
    父のように慕っている上司の三田村からの命を受け、女子大で発生した管理売春に関する殺人事件の張り込みをすることになった。
    そこで出会ったホームズという名の三毛猫と、その飼主の森崎学部長。美しい大学生雪子。
    売春と殺人事件を追う中で、森崎が殺されてしまう。しかも密室殺人。

    前回読んだシリーズ終盤の作品よりも、しっかりミステリしていたな。
    ちゃんとホームズが片山にヒントを出したり、推理に参加している。
    ホームズが片山の相棒猫になったのは、元飼い主が殺されて・・・という経緯だったのか。
    前作を読んだとき、「いつか三毛猫を飼うことがあったら、猫の名前がホームズだったら可愛いだろうな~」なんて思ったりしたけど、飼い主が殺されるという、結構不吉な名前だったんだ・・・と思ってしまった(ちなみに私は警察官ではないので、事件で三毛猫に出会うことはない・・・)。私が警察官なら、猫の名前がホームズでも良いのかもしれないね。

    最後、怒涛の畳み掛けでしたね。
    近年の小説は解決編が丁寧なので、勢いで押し切る!みたいな、昭和のパワーを感じた。
    携帯電話もない、インターネットもない時代の話だから古さは感じるけど、概ね楽しく読めました。
    密室トリックは全く予想外だったけど、犯人は「こいつあやしいの~」と思いながら、でも決めてに欠けるなと読み進め、あぁやっぱりね。という感じ。
    しかし、登場人物ほぼすべてが犯罪関係者だから、犯人あてはあってないようなもの、かもしれない。オオトリの犯人は、もうその人しか残っていないんだもん。

    ところで、片山の妹・晴美は、本作では事件の本筋にあまりかかわらないんだけど、最後かわいそうだったな。
    私は、おせっかい叔母さんの「友達が見た話」というのを全く信用していなかったんだけど、叔母さんの友達が見たのはあながち間違っていなかったのか。
    私(読者)と片山とホームズ事件を追っかけているアナザーサイドでは、晴美の身にそんなことが起こっていたのか・・・と、事件の結末がぶっ飛ぶくらい、私は悲しみを感じたのです。
    両親を早くになくし、仕事をしながら兄を支えているこの健気な妹に、こんな不幸があって良いのかよ。
    晴美、第一作からこんな不幸で、この先大丈夫なんだろうかって気がかり。
    長期シリーズでは、登場人物たちへの「この登場人物たちの、この先が気になる」と読者に思われることは大事だよね。今後、このシリーズ読むときは、晴美を見る目が変わるんだろうな。
    晴美がこれ以上不幸になりませんようにって思いながら、私は読むわ。

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    2024年11月12日
  • 珈琲色のテーブルクロス~杉原爽香五十一歳の冬~

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    3年前に「狐色のマフラー」を見掛けて34作も出てるんだ、じゃあ1作目から読もうと思って読み始めたが、読んでるうちにさらに3冊出て、今年で37作目。ついに最新刊まで辿り着いた。これからは昔からのファンの方と同じように毎年秋の新作を待ち続けるようになるんだな~ もうすっかり中毒と云うか、本物の探偵以上に大きな事件に毎年巻き込まれますこと。娘に感心されるのも当然ね!

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    2024年11月11日
  • 二重奏

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    未来が見える、幽霊が見えるといった不思議な能力を持った18歳の香子のお話。
    不思議とリアリティがあり、あまり気持ちの良い終わり方でないものの、読んでいてどんどん先が気になる面白さがあった。
    君枝と幽霊のキャラクターが良かった。
    解説がハープ奏者の吉野直子さんでびっくりした。

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    2024年11月04日
  • 吸血鬼は炎を超えて(吸血鬼はお年ごろシリーズ)

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    恐妻家クロロックと娘のエリカ。エリカの友達2人。
    彼らの変わらなさを安心して楽しむことができる。
    それにしても、クロロックってば、あんなにすごい能力を持っていたのね。あそこまでできるのに驚いた。とびとびにしか読んでないから覚えてないのかもしれないけどw
    しかし、最後まで作品かと思ったら長ーい挿画家さんのインタビューと過去のイラスト集でページを割かれていて、本の厚さの割に作品が短くてがっかりだった、なんだかなー。

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    2024年11月01日
  • 眠れない町

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    ネタバレ

    赤川作品を初めて読みました。
    淡々と進む話が読みやすく、二時間程度で読み終わりました。
    睡眠がキーワードの作品で、まさかの陰謀で面白かったです。

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    2024年10月23日
  • 珈琲色のテーブルクロス~杉原爽香五十一歳の冬~

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     珈琲色の51歳も慌ただしい展開でした。突然の見知らぬ人からの呼びかけ、すぐそばをダッシュで走り抜ける人、初見の物語であれば伏線?と勘繰る。爽香さんの周辺では問題に関わること間違いなしと確証が得られる。
     登場人物はこれまでの中で知ってはいるのですが、エピソードまでは直ぐに思い出せず、少しの解説を所々に添えて頂いているのでかろうじて思い出せる。初期の主なメンバーの二世は女子が多い気がしました。今回の要所でキーになるのも女性の役割が変化をら起因させていたと思う。
     爽香さんが犯罪を引き寄せて関わりを持つのは見捨てない強い意志があるが故でしょうか。不意に降りかかる突発の事態にも向かっていって解決に至る。そろそろ、組織のリーダーに抜擢されるのでは?乱世を抑えるにはそんなリーダーが居ないと未来は危ういかもしれません。

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    2024年10月06日
  • 向日葵(ひまわり)色のフリーウェイ~杉原爽香五十歳の夏~

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    前作と違って本当に50歳になった爽香だが、今回も派手な活躍。不良刑事、知らんのか、杉原一家の超人ぶりを。今回も爽香だけでなく明男も危うい。そして、娘、珠美が爽香の血を見事に受け継いでいること。しかし、いきなりあの方がああなったのは淋しい・・・

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    2024年10月03日
  • 暗殺

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    大学受験に向かう工藤麻紀の目前で殺人事件が起こったことからスタートする物語だが、次々に新しい事実が判明する中で、捜査に当たる西原ことみ刑事が冷静に全体を把握し、黒幕の代議士・山倉を炙り出す過程が楽しめた.殺された竹内貞夫、犯人と目される前畑郁郎、山倉の秘書の鈴掛悟、山倉の地元の後援会長・鈴掛広士、バー ミツコの林田充子・氷川杏らが登場し、話を複雑にしていた.麻紀の友人・高倉ルミと前畑の色っぽい関係が全体のストーリーを少し温めていた感じがした.ことみの友人 M新聞の森田の存在もきらりと光っていた.

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    2024年10月03日
  • キネマの天使 メロドラマの日

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    さすが赤川作品。
    ヒロイン、亜矢子のバイタリティがかっこいい。
    お人よしにすぎる感があるのも好もしい。
    正木監督の映画への思いもいい。まさに職人。
    ま、亜矢子に甘えすぎとは思うけどw
    才能ある俳優の登場が続いたりなど、できすぎなところも赤川作品なら問題なし♪
    亜矢子と正木のコンビ、また読みたい。

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    2024年08月29日
  • 別れ、のち晴れ

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    子供たちが良い子すぎですが、ストーリーもわかり易くスラスラと読めました。ちょっと出来すぎた話しかな。

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    2024年08月22日
  • 焦茶色のナイトガウン~杉原爽香 四十七歳の冬~

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    33作目でようやくコロナ直前までやって来た。最後の中川の話、気になるなあ~ あと、コロナがやって来てどう変わるか・・・

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    2024年08月17日