赤川次郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
相変わらず、赤川次郎さんの本は読みやすいから好きだ。
だが、この本の解説を読んでいて、少し嫌な事を思い出してしまった。
作中に「会話が多い」事を、とある推理文壇の長老から批判をされた事がある〜云々・・・のくだり。
会話の多用の何が悪い。謎解き辻褄合わせの何が悪い。
嗚呼、胸糞悪。
本格路線で読もうとするからいかんのだ。
回りくどい描写や、無理のある謎解きをする作家は新本格にも本格にもゴロゴロいるじゃないか。
もちろん、私はそれらの作家の作品も読むし、ミステリとして捉えているから好きだ。長老さんの本も、もちろん読んで来たぞ。
次郎さんの作品における軽さは・・・すべて会話が生み出していると言えるのではないだろうか。
何故、次郎さんの本はこんなに売れている?
コンスタントに売れ続ける?
さらに、新しい年齢層の購読者を掴める?
これもこの作家の持ち味とセンスである・・・と、どうして素直に認められないのだろう? 推理文壇の長老さんや・・・。
本に対する感想と言うより、解説に対する感想になってしまった。(苦笑)
解説者の意見には共感出来るので、熱が入ってしまったかもしれないな。
文庫としては少々分厚いが、一気に読めてしまうくらいの勢いがある。
やっぱり私はハッピーエンドが好きだ。
そして、多くを語らない次郎さんの心理描写が好きだ。
自由に想像出来るのだもの・・・。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ修一はフランス語の家庭教師をやっている屋敷で、囚われていた娘を解放してあげる。しかしその娘は連続殺人を起こしてしまう。麻薬捜査官の上西と交わる事で現れる真実とは!?
題名のマリオネットの罠、がしっくりこねぇなぁ〜と思っていたところで、終幕でファッ!?と驚かされたのが第一の感想。
雅子が亡くなって一件落着かと思ったら、修一、、、お前だったのか!
確かに雅子の動機がイマイチ強引だよなーと思ってたので、題名、動機ともにこのモヤモヤに合点がいった!
クローズドサークルものではなく、犯人がわかっているが、どう繋がるのか?を追いかける物語調。道中も退屈せずに読めた感じ。
フランス、という初めから置いてあった伏線を綺麗に回収して、終わった後に疑問を残さない作りが、スッキリした読後感を与えてくれる。