赤川次郎のレビュー一覧
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ネタバレ何年か前に一度読んだのだが、本棚の整理で再会し、改めて読み返してみることにした。
赤川次郎の代表作「三毛猫ホームズ」シリーズの第一作であり、主人公・片山刑事と名猫ホームズの出会いの物語である。松本清張や西村京太郎といった本格ミステリーとは一線を画す、コメディ要素を含んだ馴染みやすい作風が特徴だ。
しかし、その入り口の広さに反して、中盤からの展開は凄惨だ。片山は事件の舞台である羽衣女子大学の捜査過程で、吉塚という女子学生と恋に落ちる。だが、その裏で先輩の林刑事が殺害されるという悲劇が起こる。
連続殺人の犯人は、片山の父の親友・三田村。脳腫瘍による神経の圧迫が異常行動を引き起こしたという動機はあま -
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ネタバレおなじみの一行目一緒ショートショートのシリーズ。今回は初読みの作家さんが多かった気がする。特に最初の方、ロボットとかAIとかが続いて、大丈夫かいな、と思ったけど、真梨幸子さんや東川篤哉さんはちゃんと違うテイストで来ててさすがと思った。殺人が罪ではないという世界から、死刑等の罪になるという法律ができた、という大沼紀子「もう、ディストピアじゃん」は皮肉が効いてて特に印象的。面白かった。五十嵐律人「革命夜話」も違う切り口でとても良かった。敗戦後の混乱の中、食うにも困っている頃に、理想を夢見て日本国憲法を作った人がいたんだ、ということに改めて気付かされたわ。ありがたいことだ。
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ネタバレ面白かった。登場人物がたくさん出てくるので相関図をメモに書きながら読んだ。読みやすいのでサクサク進む。視点が頻繁に変わるのは好みがわかれそう。
妻の病気の治療費で金に困っている泥棒家業の久米明日香は、喫茶店で近くに座っていた裕福な高齢女性の野々山あすか達の会話がきっかけで彼女と不思議な関係になっていく。明日香の娘あかねは風俗の客、八木の人を殺してしまったという独白を耳にしてしまう。複数の人間の関係が微妙に絡み合っていく。
一番気になったのは、なぜ八木はあんなに簡単に女性と関係を持ちそして殺すのだろうという事。まるで電車のように次々と女性を乗り換えていく。
最初はさえない裏社会の人間だ -
Posted by ブクログ
某読解の問題集、小説読解の問題文として、『復讐はワイングラスに浮かぶ』内、短編小説「静かなる会議」が使用されていた。続きが気になり、久しぶりに赤川次郎の文庫本を買ってみた。(何十年ぶり?かな~)
読解問題と思って読むと構えてしまうが、ミステリー小説として読むと、ワクワクドキドキ感が止まらない。問題集では冒頭部分が使われていたが、その”入り”もいい感じ。
ついでに、「復讐はワイングラスに浮かぶ」も読んでみたが、個人的には圧倒的に「静かなる会議」の方が好きかな。おそらく文庫本のタイトルとしては『復讐はワイングラス・・・』の方がインパクトあるからだろう。イラストもカワイイので。