【感想・ネタバレ】作者消失のレビュー

あらすじ

榎本悦子は23歳の新米編集者。入社してすぐの初仕事が作家・赤川次郎の連載小説担当だった。いよいよ最終回の締め切り日、一体誰が犯人なのか見当もつかない作品が、ついに完結する。「真犯人」を最初に知ることができるのは担当編集者の特権というもの。心躍らせて赤川邸に向かった悦子だが、なんと赤川先生が行方不明に――!? 三毛猫ホームズや『天使と悪魔』のマリとポチなど、赤川作品の人気キャラクターたちが総出演。さらに作者「赤川次郎」自身も登場する、超豪華な一冊!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

栗本薫の作品には,「栗本薫」という登場人物がいる。
赤川次郎の作品に,「赤川次郎」という登場人物がいることを初めて知りました。

三毛猫ホームズはじめ,他の作品の登場人物をふんだんにとりいれて,黄金の作品と言えるかもしれません。
どたばた喜劇感もただよい,満点だと思いました。

話が散漫になっているのに,主人公のいいかげんさが一貫しているところが面白い。
締切がたいへんな編集者の実態をよくあらわしているので,他をいいかげんにしているのだろう。

文学とまでは言わなくても,あと11種類くらいだしてもらえれば,黄金の赤川次郎作品シリーズにできるような気がします。

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2011年08月09日

Posted by ブクログ

面白い。作者自身が出てきて尚、自身の著書のキャラクターが勢揃い。彼の本を読みつくしていないと素直に楽しめない一冊ですが、好きなキャラが出てくるだけで、何故か得した気分になります。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

面白かった。
ファンのための作品。
思いついてもやれる作家さんなかなかいないと思う。だって恥ずかしいじゃない!笑
三毛猫ホームズシリーズ読み返したくなった

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2021年08月03日

Posted by ブクログ

本タメで紹介されてたので購入
なんのテーマだったかは忘れた

ホームズシリーズとノンシリーズをいくつか読んだはずだが久しぶりの赤川次郎
文体は相変わらずで懐かしい

ストーリー展開は流し読みでOKなレベル
いちおう犯人当てミステリということになるが、ゆるーい解決

シリーズキャラが出てきて本書の趣向を察したが、いわゆるオールスター

これだけ読んでもなんの問題もない、赤川次郎ファンには激アツの一冊なのかもしれない
が、他のシリーズを追ってみようとは思えなかった

個人的にはオールスターに傑作無し

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2024年01月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

なんとも異色な作品。
主人公の新米編集者が担当する作家はなんと赤川次郎本人!

その赤川次郎は失踪、お手伝いさんは殺害、主人公は犯人の汚名を着せられるという、初っ端からドタバタな展開。

そして主人公の悦子を助けてくれるのが、赤川オールスターズ!
赤川作品のファンならニヤニヤが止まらないだろう。

三毛猫ホームズより片山義太郎と晴美、そして猫のホームズ。
天使と悪魔シリーズから天使のマリと悪魔のポチ。

角川文庫の作品のキャラだけかと思いきや、出版社の枠を超えて
集英社の南条姉妹シリーズから南条美智と手下の大岡、
講談社の大貫警部シリーズから大貫警部と部下の井上刑事も登場!

可能なら幽霊シリーズの宇野警部と恋人の夕子や、夫は泥棒・妻は刑事の今野淳一・真弓夫妻も見たかったけど、あんまりたくさん出すとキャラ被るからなw

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2013年11月17日

Posted by ブクログ

赤川作品の登場人物がたくさんでてくるお話。本人も!
新米編集者が主人公。
赤川次郎からの原稿をもらいにいったところ、赤川は消えていて、その代わりに殺人事件に巻き込まれる。
ドタバタでさらっと読める。

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2010年05月18日

Posted by ブクログ

赤川次郎シリーズの探偵達が大集合!
消えた作者。
アイディアの争奪。
殺人。

ハチャメチャさ!
スピード感!
笑!

赤川次郎作品好きなら、是非一度は読んでおきたい作品。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

榎本悦子は23歳の新米編集者。入社してすぐにまかされた初仕事が作家・赤川次郎の連載小説担当だった。今日はいよいよ最終回の締切日。一体誰が犯人なのか見当もつかない『少女漫画家殺人事件』がついに完結するのだ。「真犯人」を一番最初に知ることができるのは担当編集者の特権というもの。心躍らせて赤川邸に向かった悦子だが、なんと赤川先生が行方をくらましていて―!?
 三毛猫ホームズや『天使と悪魔』のマリとポチなど、赤川作品の人気キャラクターたちが総出演。さらに作者赤川次郎自身も登場する、超豪華な一冊!


2004年7月

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2009年10月04日

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